ジョン・ゾーン[FILMWORKS 11-20]

ゾーンは各国の映画音楽をはじめ様々な映像の音楽を手がけた。
それらを集めた"FILMWORKS"シリーズ。昨今はドキュメンタリーなど硬派な作品が多い。

John Zorn FILM WORKS XI 2002 Volume One
Secret lives

(2002, TZADIK) TZ7339
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1-21 "Secret Lives hidden children and their rescuers during WWU" directed by Aviva Slesin

1.YESOMA(vocal) 2.SHABBOS NOIR(pizz/arco) 3.TENSION 4.HATZALAH
5.B'RACHOS 6.CHAZAL 7.BA'ADINOT(pizz) 8.DRAMA 9.YESOMA(vibe)
10.DARKLEY 11.KAVANA 12.THE TRAP 13.BA'ADINOT(arco)
14.ARMISTICE SWING 15.SHABBOS NOIR 16.MOTZEE 17.INTERLUDE
18.YESOMA(pizz) 19.BA'ADINOT(solo) 20.SHABBOS NOIR(fast) 21.YESOMA(cello)


(全21曲)

ジャケット特徴:
今回から光沢の有るジャケットにかわった。中身はユダヤ人の子供や家族の写真。


第2次大戦の逃亡者としてのユダヤ人(特に子供たち)を主眼に置いたドキュメンタリー作品のサウンドトラック。コーエン、フェルドマン、フリードランダーのトリオにジェイミー、ヴァネッサ・サフトの2人を加えた室内楽作品に仕上っている。
1曲目のヴォーカルでぐっと引き寄せられる。全体的には哀調を帯びているが、お涙頂戴一辺倒にならず力強い音が聞こえてくる。前衛的な音とは一線を隔している。演奏者の息もぴったり。同じタイトルの曲が何度か出てくるが、アレンジが異なり「またか」という感じにさせない。構成の妙か。
ゾーンも円熟に円熟を重ねている。最近は(室内楽系の)ユダヤものが多い気がする。やはり民族回帰なんだろうか。激しい音を聴いてみたい気もするが。
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John Zorn FILM WORKS XU 2002 Volume Two
Three Documentaries

(2002, TZADIK) TZ7340
filmworksXU
1-6 "Homecoming celebrating twenty years of dance at PS 122"
directed by Charles Dennis
7-23 "Shaolin Ulysses"
directed by Mei-Juin Chen and Martha Burr
24-27 "Family Found"
directed by Emily Harris


1.VOCAL PHASE 2.THE LIPS AT SWAY 3.THE WELL TUNED HARMONICA
4.DANCE PIECE 5.MIDNIGHT FLIGHT 6.CHIPPY CHARM


7.SHAOLIN SPIRIT 8.BAMBOO FOREST 9.SHAOLIN ULYSSES 10.SHAOLIN BOSSA
11.TRAVELLING WEST 12.TEMPLE SONG 13.SHAOLIN FAMILY 14.NOSTALGIA
15.SHAOLIN MAMBO 16.TRANSITION 17.SHAOLIN BOSSA(FAST) 18.VEGAS
19.KUNG FU PERCUSSION 20.SHAOLIN SPIRIT(DUO) 21.SHAOLIN BOSSA VIBE
22.SHAOLIN DREAM 23.SHAOLIN ULYSSES(END TITLES)


24.FAMILY FOUND(VOCAL) 25.FAMILY FOUND(SOLO ARCO)
26.FAMILY FOUND(SOLO PIZZ) 27.FAMILY FOUND(CELLO)


(全27曲)

ジャケット特徴:
前作と同じようなモノクロ写真。女の子?それとも人形?
リアルな金髪の女の子の人形の写真があり、婦女子には見せられない…



3つのドキュメンタリー作品のための音楽集。どれもテーマは異なり、踊りだったり中国だったり人形だったりする。最近のユダヤ系とは異なる音楽で、今風に言えば"癒し系"な曲ばかりである。
1-6は登場する楽器も編成も様々。1曲目は女声の重なり。これだけでも美しい。この1-6の作品群はほとんどがミニマル・ミュージックの模倣作品である。1曲目はSteve Reichの"Piano Phase"、3曲目はLa Monte Young の"Well Tuned Piano"、5曲目はTerry Riley の"All Night Flight"から取られた。曲想も似ている。
(麻野さんからご指摘を頂きました。感謝!)
7-23はリボーのギターとミンのピパ(Filmworks[にも登場する弦楽器。"琵琶"のこと)が中心となる。通常のピパの曲とは明らかに異なる旋律・リズムの曲も聞こえるが、違和感無く聞けてしまうあたり、さすがアジア通のゾーンだなと感心する。ギターとピパを支えるバスとパーカッションの息もピッタリ。19曲目は京劇風。全体的に明るい曲が多く、じっと目を閉じているだけでも心が癒される。これは当り。
24-27はフリードランダーのチェロの独壇場。基本的には短く(3分もない)同じ曲だがヴォーカルが加わったり、演奏形態やアレンジが異なり、飽きさせない。この人のチェロはいいねぇ…

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John Zorn FILM WORKS XV 2002 Volume Three
Invitation to a Suicide

(2002, TZADIK) TZ7341
filmworksXV
1-18 "Invitation to a Suicide"
directed by Loren Marsh


1.INVITATION TO A SUICIDE 2.SUICIDE WALTZ 3.SHIFTING SANDS
4.EAST GREENPOINT RUNDOWN 5.TIME TWIST 6.THE SUICIDE KID
7.BILLET DOUX 8.SUICIDE BLUES PT.1 9.TRANCE DANCE
10.LONELY ARE THE DUMB 11.MOON MOODS 12.BUGSY'S JAZZTET
13.SUICIDE BLUES PT.2 14.ROARY'S WALTZ 15.GETTING SUICIDAL
16.FINAL RETRIBUTION 17.AFTERMATH 18.UNJUST REWARD


(全18曲)

ジャケット特徴:
前作と同じようなモノクロ写真。首をくくる男。



"自殺への招待"という恐ろしいタイトルの映像作品のサントラ集。タイトルに反し優雅で心躍らせる音楽ばかり。前作をはるかに上回る素晴らしい出来。室内楽的な曲が多く、最後の曲だけがロックが入っている。同じメロディーの曲が何回か出るが、気にならない。
今回は全編で聞こえるロブ・バーガーのアコーディオンが素晴らしい。ゾーンがアコーディオンを使うのは、1986年作の"ROAD RUNNER"以来か。6曲目のチェロはお馴染みフリードランダー。アコーディオンと共に相変わらず美しいメロディーを奏でる。
個人的には12曲目と14曲目がお奨め。日本通のゾーンにお願いしたいのは、これだけ素晴らしい曲を書けるのだから是非一般人にも見られる映像作品に書いて欲しい、と思う。映画館で聴いてみたい。
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John Zorn FILM WORKS XW
Hiding and Seeking
(2003, TZADIK) TZ7343
Filmworks]W
1-12 "Hiding and Seeking"
directed by Oren Rudavsky


1.MERKABAH(vocal) 2.SEKHEL 3.ZHAKOR(vocal) 4.MUFLAH 5.ABULAFIA 6.ABULAFIA(vocal) 7.CHIRIK
8.MOADIM 9.ZHAKOR 10.SEKHEL(vocal) 11.ADAMAH 12.MERKABAH
(全12曲)


ジャケット特徴:
廃墟。他にはユダヤ人らしき人々の写真が。



ドキュメンタリー作品への音楽。前作のメンバーが3人も登場している。また、チボ・マットのガンダがヴォーカルとして参加しているのも特徴。マサダなどに見られるユダヤ的傾向を色濃く残しながらも美しい音楽にまとめているのはさすが。マーク・リボーのギターもいつもながら唸らされる。ただ、同時に発売された"THE UNKNOWN MASADA"の方がインパクトがありすぎてこちらはあまり残らなかったな…。

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John Zorn FILM WORKS XX
Protocols of Zion
(2005, TZADIK) TZ7345
filmworks]X
1-15 "Protocols of Zion"
directed by Marc Levin


1.PROTOCOLS OF ZION 2.SEARCHING FOR A PAST 3.JEW WATCHER 4.MYSTERY OF JEW
5.HISTORY REPEATS ITSELF 6.ARAB AND JEW 7.FIGHTING TIME 8.HOLLYWOOD/RIKERS
9.ELDERS OF ZION 10.A DARK FUTURE 11.TRANSITION 1 12.TRANSITION 2 13.TRANSITION 3
14.TRANSITION 4 15.CODA-the metaphysics of anti-semitism


(全15曲)

ジャケット特徴:
久々に昔のこのシリーズらしいジャケット。光沢が無い。



"ZION"というからてっきりヒットした映画"マトリックス"の関連かと思ったら全く関係なく、タイトルは日本で言うところの"シオンの議定書"。24の議定書から成り、"我々の合言葉は権力と偽善である"だとか"計画遂行に役立ちさえすれば暗殺、買収、詐欺、裏切りなどに決して尻込みしてはならない"などといった文面が連なる。偽書であることは疑いの無いものだが、ヒットラーはこれをユダヤ人迫害に大いに利用したという歴史も持つ(洋泉社刊「トンデモ本の世界」p124-125・著:久保田裕)。この映像作品はその暗部を取り扱った作品なのだと思う(この作品は、映像作家のマーク・レヴィン(Marc Levin)が、ニューヨークのイエロー・キャブのエジプト人運転手から、憤慨した口調で、あの9.11事件でユダヤ人犠牲者は一人もいなかった、それは事件の前日に、全ユダヤ人に対し、貿易センタービルに近づくなという警告が発せられたためであるという話を聞いたときに、作品の製作を思い立ち、ニューヨーク在住の多くの人にインタビューして、シオンの議定書、つまりユダヤ人組織の陰謀に関することを聞き取り(インタビューでは、ユダヤ人組織がアメリカを牛耳っており、9.11事件は、アメリカのアラブ排撃の口実とするため、ユダヤ人組織が仕組んだ事件とする意見が少なくなかったようです)、その模様を映像化したもののようである、とのfujiiさんからの御助言を頂きました。感謝!)。音楽の方はこのシリーズでは外せなくなったシロ・バプティスタが今回も登場。人数がいないので音色は少ない方だと思う。3曲目で手拍子に合わせ低音の口琴が鳴る。これはノリのいい曲。後は暗い印象の曲(特に5曲目)が続く。8曲目で再びノリノリになるが、9曲目では弦楽器のソロのやや民族系が入った寂しい(けれど美しい)音楽になる。11-14はメロディの断片。今回のCDはユダヤ色・悲劇性はかなり抑えていると思う。

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John Zorn FILM WORKS XY
Workingman's Death

(2005, TZADIK) TZ7347
filmworksXY
1-12 "Workingman's Death"
directed by Micheal Glawogger


1.Gadani Slipway 2.Juju 3.Sulphur Mining 4.Horn Carrier 5.Atmosphere 6.The Miners 7.Steel Foundry 8.Work Trance 9.Ghost Ship 10.Dark Caves 11.Slaughter House 12. Guitar Juju

(全12曲)
※TZADIKのサイトでは14曲になっていた。しかも曲の順番が違う。何かあったんだろうか。


ジャケット特徴:
遠巻きとは言え、血まみれの写真はグロい。



アフリカのニジェールの屠殺労働者を扱った作品、らしい(このドキュメンタリー映画の副題には、‘5 Portraits of Work in the 21st Century’とあって、(1)ウクライナのドネツ盆地の遺棄された炭坑の違法採掘労働者、(2)インドネシアの火山カワ・イジェンの硫黄採掘労働者、(3)ナイジェリアの屋外屠殺労働者、(4)パキスタンのパシュトン人の船舶解体労働者、(5)中国の製鉄所労働者が取上げられているようで、科学技術の進歩、通信の発達によるグローバル化した21世紀初頭の世界において、なお、重労働、危険労働、不快労働などに呻吟つつも、勇気をもって逞しく働く労働者の姿を描いたということらしい、とのfujiiさんからの御助言を頂きました。感謝!)。前作のメンバーが3人も残った。冒頭から重い雰囲気になる。口琴も鳴る。シロ・バプティスタのパーカッションに単調なメロディーといくつかのヴァリエーションが乗っかった印象だが、イクエ・モリの電子音が加わることによって音に深みと凄みが出てくる。テーマが重いせいか、音楽も死を見つめたような感じである。暗いというより重い。パーカッションが多用されるのは、死と舞踊(麿赤兒みたいだな)というテーマに通ずるところがあるのかもしれない。7曲目は私が心惹かれた曲。どこか遠いところへ引っ張られるような印象。ジョン・ゾーンのガムラン(8曲目)はこの世とあの世の境のような響きがする。

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John Zorn FILMWORKS ANTHOLOGY
20 YEARS OF SOUNDTRACK MUSIC 1986 to 2005

(2005, TZADIK) TZ7350
filmworks-anthology
1.Main Title(1) 2.End Titles(1) 3.Yakisoba(7) 4.Punk Rock Hero(7) 5.Through the Night(7)
6.Surfing Samba(7) 7.Fanfare/Theme(1) 8.France(3) 9.Sweden(3) 10.Arsenal Dance Mix(2)
11.Main Title(3) 12.Wheelchair Racers(3) 13.Pueblo(4) 14.Lituus(5) 15.Fireworks(6) 16.End Titles(6)
17.Deseo(8) 18.Shanghai(8) 19.Trembling Before G-d(9) 20.Filiming(10) 21.Shabbos Noir(11)
22.Chippy Charm(12) 23.Vocal Phase(12) 24.Shaolin Spirit(12) 25.Main Title(13)
26.Sekhel(Vocal Version)(14) 27.Protocols of Zion(15) 28.Indonesia(16、未収録)

(全28曲)(曲名後ろの括弧数字はCDの何枚目かを表す)

ジャケット特徴:
全16作品のジャケットがずらり。



サントラの仕事を始めて20年を記念して製作されたベスト盤。テーマにまとまりの無かった前半のCDよりも後半の方がよく選ばれている。そういった意味では"W"に収められていた"A LOT OF FUN FOR THE EVIL ONE"が収録されなかったのが残念(まぁあの曲は長いもんね)。刺激の強い曲は避けられ、BGMにぴったりの曲が並んだ。また、短いとは言え"Z"から4曲も選ばれたというのは余程気に入っていたと言うことなんだろう。最後の曲は"]Y"から洩れたものらしい。不気味な低音と共にガムランが鳴る。シロ・バプティスタが民族楽器もこなす。生と死の間だな。

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John Zorn FILM WORKS XZ
Notes on Marie Menken/Ray Bandar:A Life with Skulls

(2006, TZADIK) TZ7353
filmworks]Z
CYRO BAPTISTA Percussion "Ray Bandar:A Life with Skulls"
JON MADOF
Guitar "Notes on Marie Menken"
KENNY WOLLENSEN
Drums, Percussion
SHAZNIR EZRA BLUMENKRANZ Bass 
"Notes on Marie Menken"
JOHN ZORN Wurlitzer Piano 4,Alto Saxophone 6,11,Bolex 10,14,African Thumb Pianos

1,3,4,6,7,9,10,12,14 "Notes on Marie Menken"
directed by Martina Kudlacek


2,5,8,11,13 "Ray Bandar:A Life with Skulls"
directed by Beth Cataldo


1. Menken 2. Skull I 3. Glimpses 4. Mood Mondrian 5. Skull II 6. Gogogo 7. Moonplay 8. Skull III
9. Tango Exotique 10. Zenscapes 11. Skull IV 12. Arabesque 13. Skull V 14. Bolex Dancing


(全14曲)

ジャケット特徴:
裏表紙は人によっては正視に堪えられないんじゃなかろうか。



このCDは2つの作品のサントラから構成されているが、両方が混ざり合って収録されている。そうしないと両方の音楽の方向性の違いがはっきりし過ぎて単調になりかねないとでも思ったのだろう(勝手なことを言ってますが)。"Ray Bandar…"の方はアフリカ色の強い、細かく刻むリズムが特徴の音楽。最後の曲は口琴も聴こえる。アフリカの楽器というのは、木の板に金属の棒が張り付いたやつで、親指で鳴らすものだと思う。"…Menken"の方は2曲だけだがゾーンのアルトサックスが聴ける。映画「裸のランチ」のサントラのオーネット・コールマンをほうふつとさせる、自由に流れるような演奏が素晴らしい。その他はギターとベースが中心。最後の曲はポップコーンがはじけたような音が延々と流れる。

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John Zorn FILM WORKS X[
The Treatment(2006)

(2006, TZADIK) TZ7355
filmworks][
SHANIR EZRA BLUMENKRANZ Bass
ROB BURGER Accordion
MARK FELDMAN Violin
KENNY WOLLENSEN
Vibraphone

MARC RIBOT Guitar 4,10
directed by Oren Rudavsky

1. The Treatment 2. Romance 3. Why Me? 4. Family 5. Marking Time 6. Anxieties 7. Freud's Rondo
8. Totem and Taboo 9. Rush Hour 10. Bad Dreams 11. Uncertainty 12. Happy Ending

(全12曲)

ジャケット特徴:
随分ときれいな人が出てるね。あ、このおじいさんは…



オーレン・ルダフスキー監督の作品に音楽をつけるのはこれで2回目。今回の映画にはファムケ・ヤンセンや「エイリアン」「裸のランチ」でもお馴染みのイアン・ホルムなどが出ている。商業映画であること、アコーディオンのロブ・バーガーが招かれていることから察して、十分に一般聴衆に受け入れやすい音楽であることが分かる。重いテーマもなく、かと言っておちゃらけてなく、ゾーンの音楽は洗練されていて一切の手抜きがない。BGMとして十分に聴くに堪えうるものを作っている。

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John Zorn FILM WORKS ]\
The Rain Horse

(2008, TZADIK) TZ7365
filmworks]\
ERIK FRIEDLANDER Bass
ROB BURGER Piano
GREG COHEN Violin
directed by Dimitri Geller

1. Tears of Morning 2. The Stallion 3. Tree of Life 4. Wedding of Wild Horses 5. Forests in the Mist 6. Dance Exotique 7. Bird in the Mist
8. Parable of Job 9. Encounter 10. The Rain Horse 11. End Credits


(全11曲)

ジャケット特徴:
ジャケットを一瞬見ると花か何かに見える。



ロシアのアニメーション作品に音楽をつけたもの。全40分くらい。ゾーンの手の内を知り尽くした巧者3人が織り成す深遠な世界が美しい。フリードランダーのベース、バーガーのピアノ、コーエンのヴァイオリンとどれをとっても非の打ち所なし。どちらかというとメロディーはしっとりと、テンポは軽やかな曲が多い。マサダほど民族的ではないが、ああいうノリで聴くとよい。

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John Zorn FILM WORKS ]]
Sholem Aleichem

(2008, TZADIK) TZ7369
filmworks]]
CAROL EMANUEL Harp
ROB BURGER Accordion
MARK FELDMAN Violin
ERIK FRIEDLANDER Cello

GREG COHEN Bass
directed by Joseph Dorman

1. Shalom, Sholem! 2. Luminous Visions 3. Mamme Loshen 4. Beyond The Pale 5. Mekubolim 6. Portable Homeland 7. Wandering Star
8. Jewish Revolutionaries 9. Shtetls 10. Lucky Me, I’m an Orphan! 11. Nicht Gefaehrlich 12. Talking Through Oblivion

(全12曲)


ウクライナ出身の作家ショーレム・アレイヘムを題材にした映像作品の音楽。この人の書いた作品で日本でも有名なのは「屋根の上のヴァイオリン弾き」(正確には原作「牛乳屋テヴィエ」を書いた)だろう。音楽のほうはユダヤ系な音楽家ばかり集め、この偉大な作家に敬意を表した出来、と言ってもいい。ユダヤ系な音色が随所に現れる。ロブ・バーガーは相変わらず華麗なアコーディオンの音色を響かせてくれる。


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