ジョン・ゾーン[DVD]

ついに出たジョン・ゾーンのDVD。リージョン・フリーなので日本でも見ることが出来るのだ。

CLAUDIA HEUERMANN:A BOOKSHELF ON TOP OF THE SKY
(2004, TZADIK) TZ3001


A BOOKSHELF ON TOP OF THE SKY


製作者のクラウディア・ホイアーマンはドイツ生まれの映像作家。ゾーンへのインタビュー、スタジオでの演奏風景、ライヴの模様など貴重な映像が目白押し。チラッと出てくるミュージシャンがまた凄い。ネイキッド・シティ(山塚アイも拝めます)、マサダ、エリック・フリードランダー、イクエ・モリ…ゾーンが日本語で説明している箇所もある。挿入曲はマイク・パットンの声が渋い"THE BIG GUNDOWN"や、"MUSIC FOR CHILDREN"、フリードランダーのソロ・"untitled"、ネイキッド・シティの"TORTURE GARDEN"と"RADIO"…多分一般には出回ってない音源もあるだろう。そういった意味でも大変貴重。字幕なしでしかも英語オンリーなので私みたいな英語オンチにはきついかもしれないが、ゾーンに関心のある方にはマスト・アイテムになるだろう。ゾーンっていい男だね。トータル82分。

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1.HATH-AROB 2.SIPPUR 3.JAIR 4.NE'EMAN 5.KEDUSHAH 6.BEEROTH 7.KOCHOT 8.SHECHEM 9.PARAN
10.ASHNAH 11.KATZATZ


MASADAのTONICでのライヴ演奏を録画したもの。冒頭ゾーンは自分のサックスに輪ゴムをぐるぐる巻いているのが確認できる。彼の楽器はかなり使い込まれているようで、メッキはほとんど剥げ落ちている。演奏そのものは即興性を重視した自由なもので、ひたすら個人芸のパワーで押すものもあれば、4人が一体となっているものもある。途中ドラムのバロンは手で楽器を叩いている。多芸だね。前作の"A BOOKSHELF…"が少々不満だったと言う方も、これを見ればそのもやもやが晴れるだろう。MASADAの一挙手一投足が隙なく追われており、彼らの演奏技術の高さを耳だけでなく眼でも確認できることと思う。ナレーションもないので演奏に集中できる。トータル68分。
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ケン・ジェイコブスという人の映像にゾーンの音楽をイクエ・モリが変形させたものが被さるという作品。被験者は分かるが、これ非常に目が疲れる。パッケージ写真の円形の写真に出ている水滴のような模様が延々と瞬くように映し出されるだけと言う、非常につらい作品である。一応チャプターが分かれているのだが、どれも同じようなものである。ただ見続けていると画面が動いているのがわかる。だからと言ってそれが見る価値を飛躍させるものではないが。ゾーンの音楽は主に"NAKED CITY"の"absinthe"と"FILMWORKS Y"からとられたようだ。ほとんどモノクロ作品だが、最後に映写が終わったあとの拍手の様子とかが収められている。映っているのはゾーンとモリだろうか。ゾーンの名前だけ見て無闇に買わないように。一回見ただけで十分である。トータル68分。

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TZADIK第1作の監督が手がけた作品。トータル85分。プラスボーナスが50分。サバスというのは安息日と言ってユダヤ教徒にとっては重要な日のひとつ。字幕は無く英語の語りとインタビューと流れてくるジューイッシュな音楽で何度と無く眠くなった。ゾーンも出演しているが、ニッティング・ファクトリーでのマサダのライブ映像が本編初めにちょこっと出てきて、終わりごろにまたマサダのライブが出てきて、何かドラムの演奏者に指示しているのが見える。ゾーンについてはこれだけ。本編終了時に出演者が紹介されるが、それを見なくても分かったのはマーク・リボーくらいだな。後半彼のギターテクが見られる。ビートルズのナンバーとかやりだすから、てっきりビートルズもジューイッシュなのかと思ったくらい。リボーのファンなら見て損は無いかな。全体的にはアンソニー・コールマンの登場回数が多い気がする。彼の息子らしき子供も登場。それにしても、管楽器を吹きながらピアノを叩くって…。

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2006年作"ASTRONOME"を舞台化したもの。演出はアンダーグラウンド演劇界の大物リチャード・フォアマン。トータルで63分。見た率直な印象…意味が分からん。様々な舞台装置に囲まれ、小道具がいくつもあり、演者はその中で時にはパットン将軍の声に合わせた動きを見せたり(特に緑色の顔の男)、男(多分)なのにブラジャーをつけたりする。こんな風に書くとさぞ面白い、笑えるもののように感じるかもしれないが、画面がころころ変わったりして大変疲れた。音楽で言えば、"ASTRONOME"の原曲に加えパットン将軍ではないしゃがれた声で"ステージ ライト"とか何とかしゃべっている。また、演者の中には音楽の切れ目に台詞を話す者がいる(女性)。ボーナストラックはフォアマンが演劇について語っているらしい、20分の映像"リチャード王"。この映像を作った人はかなりの変態だね。

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