T. 録 音 篇

録音とは、パソコンにデジタルの音声情報を取り込むことです。 これには、2通りの方法があります。
   ● マイクを使って直接録音
   ● カセットテープの音声取込み録音

● マイクを使って直接録音
    パソコンのマイク入力端子に直接マイクを接続した録音は、雑音が入る場合がありますので、オーディオインターフェイスが必要になります。種類は多々ありますが、ここでは簡単な SONY の USBオーディオボックスで説明します。

  1. USB オーディオボックスを、専用 USB ケーブルでパソコンに接続。
  2. マイクロフォンを、オーディオボックスのマイク入力端子に接続。
  3. 録音ボリュームコントロールで「マイク」を選択。
       @ PRS Pro メニューバーの[コントロール]をクリック。
       A [録音ボリュームコントロールの選択]を 選択。
       B [マイク]をクリック。
  4. マイク録音中にハウリングを防ぐため、再生ミュート設定を「オン」にする。
       @ PRS Pro メニューバーの[コントロール]をクリック。
       A [選択中録音コントロールの再生ミュート]を 選択。
       B [オン]をクリック。
以下、実行中のプロジェクトを[tais]として説明。

右図で、[開く]クリック。








1. 録音開始

フレーズリスト上、録音開始フレーズ位置をクリック。
以下の手順で録音。
  1. 録音をクリック 又は F8 キーを押す。

  2.  録音テストをする。レベルモニタのピーク値が-10 dB 前後になるように声を出しながら
       @マイク入力のツマミ
       Aマイクの位置  等で調節する。
    録音テスト終了後、を再度クリック 又は F8 キー。
  3.  録音待機状態。声を出すと自動的に録音。 
    (録音ボタンを続けて二回クリックすると 録音テスト省略 直接録音待機状態。F8 キーでも同じ。)
  4.  録音開始。
    音声はフレーズとして、順次取り込まれる。

  5.  停止 クリック又はSpaceキーで録音停止。

 2.上書き録音とパンチイン録音

PRS Proでは、「上書き録音」と「パンチイン録音」の2つの録音モードが利用可能。
上書き録音とは、現在選択しているフレーズから、文字どおり上書き録音。
パンチイン録音は、上書きではなく任意の場所に音声を挿入録音することが可能。 また連続したフレーズ範囲を指定して、その部分との差し替え録音をすることも可能。

【上書き録音とパンチイン録音との対照表】   各ボタンのクリック or F7 キーで切り替わる。─→

上書き

パンチイン

      続きを読む

  • 続きのフレーズをクリックし録音
  • [上書き]と同じ

     挿入録音


  • 最終フレーズ以降に録音しコピー。
    挿入位置の例:フレーズNo.2とNo.3の間に挿入したい時、No.3をクリックして貼りつける。
  • 図表など沢山のフレーズを挿入する時は、新セクションを作って録音し、上記の方法で貼りつける。

  • 録音(F8)→「削除範囲選択」画面(下図)
    なし→OK。TEST→録音(F8)→PAUSE→声を出すと自動で REC。(F8→Enter→F8でも可)
  • 挿入位置の例:フレーズNo.2とNo.3の間に挿入したい時、No.3をクリックして録音。

     差し替え録音


  • 挿入録音と同じ
  • 最終フレーズに録音し、コピー*、貼り付け後不要箇所を削除。または不要箇所を削除後最終フレーズ、コピー、貼り付けする。 *「切り取り」にすると、不要箇所の削除は不要。



  • 不要フレーズの先頭をクリックし、録音(F8)→「削除範囲選択」 で不要の最終フレーズNo.をクリック。TEST→録音(F8)→PAUSE→声を出すと自動で REC。
  • 不要箇所を削除してから録音、又は録音してから不要箇所を削除しても良い。

    注 意


  • パンチインのつもりで上書きのまま挿入録音を開始すると、以降のフレーズが全て削除されてしまう。

  • 録音操作の途中で「削除範囲選択」画面が出るので、ひと手間多くなる。

【参考】
マイク使用の直接録音では、音訳者が最小限の編集をしながら録音を進め、録音終了後編集者が編集する事になると思います。この場合、音訳者が編集のどの部分まで関わるかを、初めに決めておく必要があります。


● カセットテープの音声取込み録音

  1. カセットデッキの音声ライン出力とパソコンのライン入力を接続。
    (通常はカセットデッキ側二股、パソコン側一本の接続線を使用)
    注) パソコンを購入する時、ライン入力があるものを選びます。
       カセットデッキの方は、ボランティア向け日本点字図書館推薦がSONYの TC-RX2000T/1000T のようです。
  2. 録音ボリュームコントロールで「ライン」を選択(前「T. マイクを使って直接録音」の項参照)

カセットテープ音声取込み録音の場合は校正作業は終了していますので、全テープの音声を取り込んだ後編集作業に入ります。

PRS Pro 初期動作で録音プロジェクトを開いておくことは、マイクを使った直接録音の場合と同じです。
  1. パソコン画面右下端の[音量]アイコンをダブルクリック。
    [ボリュームコントロール]画面。(右図)

  2. 画面左上部の[オプション]クリックで、下位メニューのブロパティをクリック(上図)。

  3. 表示されるブロパティ画面で、[音量の調整]欄の録音をクリックし[OK]。下の録音コントロール画面で ライン入力を選択。

  4. PRS Pro の録音をクリックし録音テストを行う操作などは、マイクを使った直接録音と同様。
    録音量の調節は右の録音コントロール画面で行うことが可能。
    なお、この音量調節法は、マイクを使った直接録音時もそのまま適用可能(ただし、マイクを選択)

  5. 録音テストは、実際に録音した音声を後で再生し聞いてみることも大切。
    録音テストが終わったら、テープを巻き戻してから、録音を2回クリックし録音待機状態にして、カセットデッキの再生ボタンを押して録音。