第18話の崖から落ちかけてぶら下がる順が変わっていく話では、ミントの毒舌に
磨きがかかりブラックさが冴える。突然全員が空を飛べるようになったりする
不条理スラップスティックテイストも面白い。
第20話の降霊術でミントの飼い猫の霊が降りてくる話では、ミルフィーユの猫
動作が可愛いので何とか付いていけるのだが、第17話のマッドサイエンティスト
兄弟のロボ対決と第19話の子育て奮闘記はグダグダ過ぎ。ロボはやはり主題歌が
ないと(笑)
第13話ではミルフィーユの凶運でトランスバール銀河外の惑星に墜落。何とか
元の銀河に戻ろうと画策する蘭花とフォルテだが…って、投げっぱなしかよ(笑)
サバイバルな生活振りが愉快。第14話では全員がお子ちゃまに。各人の喋り方が
可愛らしく、特にミントが何かを被ろうとする仕草には萌える。
第16話、フォルテが男性になってしまうまではまだありがちな設定だが、それに
蘭花がときめいてしまい、猛烈アタックを始めてしまう辺りがいかにもGA。その
執念がホラーじみてくるのもお約束。第15話のミルフィーユの笑い上戸な演技の
テンションも高く、比較的高得点な一本。
初めての出撃・増長・失敗とシリーズ前半の見所で、特に地上からの迎撃機の
発進シーンは手描きにこだわったのが功を奏し、演出も工夫されていて見事な
出来。各コスチュームの萌えどころも抜かりはなく、パンチラの描写も状況に
比較的無理がない。(コマ送りが必須のカットも)
メインの4人の喋りが相変わらずフワフワしているのは気にならないでもないが
役には合っているし周りが堅いので大きな問題ではない。日常生活の場面では
南国特有の暢気な雰囲気が良く出ている。次巻ではミステリアスなSF方面に突入
する模様。
紹介記事などでの静止画像では濃いめのアニメ絵風のポリゴンキャラにしか
思えずネタとして購入したのだが、実際に動いているのを見ると非常に可愛い。
さすが「動き萌え」を標榜するだけのことはある。目パチ・口パクも2Dよりも
自然で、選択待ちでフワフワと動いているキャラを見ているだけで幸せな気分に
なってくる(笑) ギャルゲーの歴史の新たな一歩を踏み出したと言えよう。
各キャラを見てみると、特にみづき役の浅野真澄の好演が光る。シュガーのサガ
ファン、幼なじみスキーは這ってでも買い。絵的にも私服のニット姿と水着姿の
胸の差、家庭教師時の眼鏡っ娘、バイト時のバニー姿と楽しみが多い。有島モユ
演ずるモネは「もね」としか喋らず、イントネーションだけで感情を表現して
いる。(そのテイク数600以上だとか) 七瀬ルートの脚本も井上お姉ちゃんの天然
ぶりを良く活かしている。
一方でSF設定絡みの脚本は用語の選択が安易だったり展開に無理があったりと
今一つ。独自の用語を振り回されても困るのだが、終盤の感動の度合いに直結
するのでもう少し練って欲しかった。また、バトルパートの出現頻度が高すぎる
のも残念。綿密にパラメータを上げていく育成SLGではないので、物語の進行に
必要な回だけで十分である。
好感度上昇と必須イベント通過が一致する必要があるので、難易度はやや高め。
スキップモードやRAM上のクイックロード/セーブなど、ADVシステムは概ね良好。
起動時の「ナムコ」の読み上げが各キャラ(クリア直後はそのキャラ、モネの
場合は「もねも」or「もねね」(笑))だったり、メモリカードをブラウズした
ときのアイコンが可愛らしかったりと、芸が細かい。初回出荷が少なかったり
攻略本が発売未定だったりなのは、このジャンルでの自信の無さの現れか。