地上波の視聴者にとっては初となる新シリーズ第1話で、いきなりミルフィーユ
以外が透明人間で落書き顔というのは、いかにもGAである(爆) 第2話に出てくる
蘭花(幼)は一部の層へのアピール度高し。
どちらかというと今回のメインはスペシャルDVDの方。特にシークレットライブ
映像の振り付き「ギャラクシーBang!Bang!」は一見の価値あり。(音楽的には
苦しいのだが、逆にそれだけレコーディング版の間の手などがいかに計算されて
いたかということでもある) ビジュアル的には新谷・田村の両氏もまずまずだが
やはり一番は沢城みゆき嬢。まだ業界ズレしていなさそうなのが好印象。しかし
高校生の彼女が最も地味な格好なのは問題か。
スタッフインタビュー中、他の作品ならばリテイクとなるカットが「GAだから」
という一言で通しになるのは怖い(笑)(他の現場では「GAじゃないんだから」と
いう言葉も) ゲーム版はキャラデザがかなん氏寄りになる模様。缶のグッズの
中ではパンチングノーマッドがヒット。
第24話は久しぶりに登場の楽羅も可愛く描かれていて良いのだが、ラスト2話の
透に対する仕打ちの描写はホノボノ少女漫画アニメだと思って観ていた視聴者
にはショッキングだったかもしれない。メインの3人にとっては物語はきれいに
収まったと言えなくもないのだが、その分のしわ寄せが周囲のキャラに及んだ
ように思える。特に紫呉が妙に情けない人物にされてしまい哀れ。初回特典の
マスコットはどう考えても不要。
全体に、原作がアニメ化しやすいデザインだったこともあり、デジタル彩色なら
ではの効果もうまく使われていて映像的には満足な出来。キャスティングも一部
(紅葉・慊人・女将)に賛否はあるが概ねハマっていたし、岡崎律子さんの音楽も
良かった。脚本・演出も人情話とギャグとのバランスをうまくとり、「説教臭く
ならない」「透を完璧超人にしない」という点ではまずまずの成果を挙げられた
と思う。原作付き大地監督の成功例。
第1期最終巻。戦闘シーンの描画はTVシリーズとしては満足できる範囲だが、
欲を言えばもう少しディテールを描き込んで欲しかった。まほろの日常の空想
シーンの入れ方や優のカッコ良さの表現は見事で、まずまず感動的。戦闘後の
エピローグはやや短いか。第2期では脇キャラの更なる活躍を期待したい。特典
映像は川澄×瀧本対談。
杞紗ちゃん、キター!(爆) 今まで喋るシーンが少なかったので第21話は嬉しい。
燈路の喋りもまずまずで、作画も良好。第22話は清水香里ちゃんが出ずっぱり。
ギャグの演技よりはテンションを落としてボソボソと喋っていた方が味が出て
良い。(「ここにきてプリユキに1話使うか?」という疑問が脳裏をよぎらなくも
なかったが) それにしても第23話の(特に前半)冨永さんのブチ切れ方には鬼気
迫るものが(笑) この巻は尺の長さをキャラの心情をより分かりやすく表現する
のに使っており、好印象。
第1期キャラクターソング全10曲のミュージッククリップ。映像はTVシリーズを
適当につなげてあるだけで特に工夫はされていない。歌唱の点では新谷・沢城の
両氏も思ったよりは健闘しているが、何とかソロで聴けるのは田村さんのみ。
(さすがにかないさんはヴァニラの声で歌うのは無理)
TV未放映の「硝煙と紫煙のカスレ」を併録。こちらはフォルテがメインの渋い
話でなかなかの味わい。新OPのノリも悪くはないが前OPには届いていないか。
金田さんの音程の取り方・発声法の子供っぷりは素晴らしく、リアルを超えた
と言っても過言ではない。カップリング曲「サラバイ!」の楽曲の難度も高め。
一方の浅川さんは……違う、こんなハイセンスな歌い方は榊さんではない(笑)
ちよちゃんとのデュエットももう一工夫欲しいところ。