最終巻。七虹香×廉博士(佐久間レイ)のお色気対決も良いが、肝はやはりリラの
「おっけー」。結局チョイ役に終わったスワンニー(ゆかな)のブカブカ白衣も
無闇に可愛い。展開の密度やアクションシーンもまずまず。αの登場がやや唐突
だが全12話だとこんなところか。映像特典はノンクレジット・リラED。
全体にキャラデザ・作画がベタッとした感じだったのは惜しいが、銃撃戦や格闘
戦はそれなりに描かれていた。(少なくともNOIRよりは(爆)) ゲスト声優も豪華
だったし、武器類の描写もしっかりしていたと思う。何より冬馬さんのカッコ
イイ台詞を数多く聴けたのが嬉しかった。
第14話はペッパーがハンナ先生の飼い亀(何故亀?)の空を飛びたいという願いを
何とかかなえようとする話。水橋ファンは必見。出場は一瞬だが、ペッパーの
居候先の動物病院の獣医先生も要チェック。第15話のゲストキャラは3歳児の
カノンちゃん(川田妙子)。今回のグレタは爆発頭(笑)
第2・3話も(第1話よりは少々落ちるが)釘宮さんの喋りでテンションキープ。
りぜるの各種コス(笑)は普通に考えれば狙いすぎだが、この作品のコンセプト
からすると正しい(のか?)。パジャマ姿や半脱ぎラガーシャツ姿もしっかりと
描かれている。ディスクを入れた直後にくるみpureのCMが流れるのはある意味
イヤガラセか。
おおっ、Kanonキャラが動いている! 生きていて良かった(←そんなに?) OPの
一瞬の回り込みで既にお腹一杯である。國府田さんは絶好調、堀江さんの口癖
「うぐぅ」も上達しているような気が(笑) 祐一役の私市さんもCDドラマで聞き
慣れたせいか、それほど悪くは感じない。ただゲームからの台詞のセレクトは
今一つ。間も微妙に短いようだ。顔のパーツの配置や大きさは禁句である(爆)
1話収録、\2,800は高いような安いような。パッケージ表記にドイツ語を使用
しても格調が高くなるわけでもない(笑) 次巻、栞の登場が待ち遠しい。
第7話の海水浴場にまつわるしみじみ系怪談も話としてはまずまずだが、第8話の
いきなりファンタジー、キンカ魔導団の法士サブレの話は演出のテンポや脚本が
かなり良い。できれば作画ももう一頑張り、ジブリレベルでお願いしたかった。
(←無茶言うな) こちらの望月さんの喋りもたると役としてはジャストフィット。
この味わいを失わないように、あまり巧くはなって欲しくないものだ(笑)
最終巻。第25話冒頭のクロエ×霧香の全裸で沐浴でキスで抱擁は通しなのか、
テレビ東京。桑島・三石・久川各氏は熱演。ミレイユと霧香の交戦が感慨深い
のはこれまでのエピソードの積み重ねが功を奏しているということか。母親の
オデットも三石さんなのはやや安易。第26話は脚本・作画共もう一頑張りして
欲しかった。直接的な描写はないものの、殺戮方法が残虐化しているのもどう
考えるべきか。
全体として、メインキャストの演技と背景美術は水準以上。音楽も悪くはないが
もう少し演奏にお金をかけて欲しかった。最大の難点はシリーズ構成だと思う。
伏線張りとその解消・ストーリーの起伏のタイミングが悪く、中弛み感のある
回が少なくなかった。おフランスなアンニュイさが出ていればまだ良かったの
だが。殺陣の演出ももっと格好良ければ…というのは美少女殺し屋ものだから
まぁ、目をつぶろう(弱)
決戦前の一息。第9話のデート編はまほろさんの妙なテンションや弱音のはき方
が味わい深い。優の妄想も良いものだ(爆) 第10話はネルフ^H^H^Hまほろ誕生。
作戦・戦闘シーンと日常シーンとのメリハリはいいとして、慰安旅行の温泉は…
何を考えているんだ、ガイナックス(笑) 映像特典はまほろさんの鼻歌場面集。
声に張りのある声優さんにはこの味は出せまい(←開き直り)
前巻の第9話に続いて巡業劇団の話。4話構成は少し話数をかけすぎのような気も
するが、内容的にはサガの母のピアノへの思いが良く現れており、密度としては
まずまず。父親のコネで劇団に入団し、季節使い達のせいもあって舞台上で大
失敗をしてしまうグレタ。いくら自爆キャラとはいえ、そこまでしなくても(笑)
あとはやはりお風呂シーンのサガの膝!(爆) 髪を上げたペッパーも捨てがたいが
サイズが小さいのが難点。
声のクセの強さと高調波加減からか、なかなかメインヒロイン役の来なかった
釘宮さんだが、「りぜる」には合っていそうである。投げられっぷりの見事さが
見所。OPも「平成のうる星」風で好印象。
一方の「くるみpure」は…いっそのことひたすらコスプレ少女を映し続けた方が
良いのではなかろうか。ひねった演出で笑いをとる必要はないと思うのだが。
EDもあの曲がこうなってしまうのかと悲しくさえなってくる。
第9話冒頭で反政府組織に電気ショックの拷問を受ける七虹香。「電撃作戦」の
所以である。(←違います) 白鳥さんは難役エリスを好演。アテナ役に根谷さん。
物売りの美少女の水橋さんも分かりやすい。揺れる車内で「どこでもいいから
つかまれ」と言われて七虹香の腕につかまるリラは劇萌え。
第10話もテーマ的には興味深いのだが、作画がかなり苦しい。結局「人妻型」
という設定は本編には現れなかったか(笑) 両話とも強引な展開の入浴シーンが
サービス。それにしても珠里ちゃんの喋りとリラのヒューマリットの特性との
マッチングはますます高まっている。計算され尽くした演技なのか、たまたま
なのか…
第18話の花ちゃんのお宅訪問の回はつい奇抜な映像効果に目を奪われがちだが、
演出のタイミングや脚本の出来も良い。清水香里ちゃんの活躍はファンとしては
喜ばしい限りだし、以前よりは格段に活舌が良くなっているが、それでもあの
ハイテンションなお嬢様の台詞はまだ喋れていない^_^;
第20話のメイド服眼鏡っ娘、美音のビジュアルのアニメ化は難しいと思っていた
が、スタッフは良く頑張った。高橋美紀さんの声はイメージよりも高めだったが
これはこれで。TVオリジナルの脚本の部分もかなり笑えたが、尺を合わせるため
とはいえ、あの女将さんは違うだろう(笑) 第19話は作画の谷間だったのか、
実に平面的な顔だった夾が哀れ。杞沙・はとりの登場は良い。
山南総長の最期編。膨大な史料に基づきながらも、少女漫画にするために見て
きたかのようなフィクションを織り交ぜるバランスは引き続き良好。明里まで
一緒に退場してしまうのは少々残念だが。巻末の「風光る日誌」は遊里・島原に
ついて。さすがに少女読者に配慮してサービス内容までは描けなかったか(爆)
相変わらずH駄洒落の連続だが、ここまでやられると癖になりそうな気も。中学
三人娘 and 加藤先生も良い味を出している。
こいずみ作品としてはやや薄味だが、受験のために絵を描くことと恋愛・友情
との絡ませ方はまずまず。絵描きは集中してくると気持ち良くなる脳汁が出て
きて笑い声が漏れるそうな。コワっ。