デジタルならではの発色が冴えている。効果と演出が噛み合っており、静と動の
バランスやタイミングも良い。アンチ大地派からは「やり過ぎ」との声もあるが
暴走しているわけではなく、原作のギャグ面の面白さを良く引き出している。
キャラデザは比較的シンプルながら、表情の変化は描けている。
声優陣も(好みから言えば小西・冬馬ペアには及ばないものの)概ね好演。本編
2話+特番+BOXで\3,800は安い方だろう。特番を観るとスタッフが作品を大切に
していることが分かる。久川さんが由希の台詞を喋っているところは不思議な
感じがする(笑) 岡崎律子さんのOPも心地好いが、歌の寸法がやや中途半端か。
第7話の"言葉にとらわれる"ことを思念の文字の可視化によって表現した演出は
非常に派手だが、脚本の技法的には第6話の冴えない数学教師とのやりとりの
方が面白い。解説で大野木寛氏が述べている通り、アルジュナの脚本はアニメ・
実写・舞台の枠からは外れているようだ。台詞は少なめだが久川さんの関西弁が
心地好い。
北海道へ引っ越してきた内気な小学生の日常が非常に良く描かれている。美術は
古めかしいが暖かみがある。矢島さんの演技には全くそつがないが、キャラと
しての魅力がやや乏しい。モンスターとのバトルシーンは可もなく不可もなく。
特にフィギュア17のデザインには難があるような気がする。戦闘が終わり全裸の
ヒカルと分離したところで次巻へというのはお約束(笑) 47分 \5,800×全13巻
だと全巻購入は厳しい。16:9収録。
現実感の伴わない漠然とした怖さ・グロさは健在。音楽・効果音も良好。くみ
(清水香里)は怒り慣れてきたのか(笑)、神経を逆なでするところは無くなって
きたが、ゆり(井端珠里)の怖がり方は変化に乏しい。演技的には難しい部類に
入るのだろうが。
久川先生の鬼畜な面がかなり前面に出てきた。パジャマ姿や飲んでいるシーンも
良い。ドリルの本数と動きは他に類を見ない(笑) この巻の時点で原作の第1巻を
終えていないので、最後まで行く気はないようだ。
第3話でようやくシャフトに搭乗しSFらしくなってきた。デバッグもテーマの
一つ(?)なので仕方があるまい。デザイン的には恵まれず、どうかすると脇役の
オペレータの方が可愛かったりするが、お嬢様ミール(かかず)×おべっか使い
レミィ(柚木)の演技は興味深い。ベアトリーチェの「ビンゴ」萌え。全体的に
ボディラインの作画が崩れないのは良い(爆)
「ニワトリの着ぐるみを着る」という私利私欲のために作戦内容をでっち上げ
喋りまくるミント激萌え。実は財閥の一人娘という設定も活きているし、耳も
ピコピコと良く動いている(笑) 銃で撃ちぬかれるノーマッドや蘭花の秘密を
5秒と黙っていられないミルフィーユもイイ。
全体にギャグのテンポは向上してきている。欲を言えば動画やゲストキャラの
ノリも良くして欲しい。ミルフィーユの紋章機も完成し、その発進カットだけは
SFしている(笑) 新谷さんの演技は少しこなれてきたが、かわりに山口さんの
大味さが気になる。
第6話の老人と猫と霧香の雰囲気は良い。病気で余命いくばくもない彼をあえて
撃ち殺すところに霧香というキャラの美学がある。こういった台詞の間と演出で
あまりドンパチをせずにシリーズをまとめ上げた方が評価が上がったと思う。
動いたときに少し絵が崩れるのは惜しい。第5話は敵組織の正体の一端が見えて
くるという、ストーリー上は重要な回のはずなのだが、ミレイユの顔の絵が…
あっさりしている…(笑)
第13話に当たるグレース誕生・遊園地編。原作屈指の回を素直にアニメ化して
おり、なかなか感動的。回想シーンでの字幕の使い方が効果的。(一部で期待
されたようなカットは無し(爆)) 頬を赤らめるグレースも良い。絵のテンポや
作画はTVシリーズと比較してそれほど向上しているわけではない。(問題になる
ほどでもないが)
新ED「懺悔のじかん」はマリエルの歌に続いて本編の内容を懺悔するもので、
今回はグレースの担当。あの3人でなければ声優さんのコスプレ実写でも構わな
かったのだが(笑) TVシリーズ同様、音声はリニアPCM。
冒頭でマリア×メグのレズ疑惑が…って、何だ、その脚本は(笑) ラス前の引き
方はなかなか巧かったが、ラストはあまりにもあっさりとしていた。マリアの
異世界からの来訪者ボケは面白かったが、映像技法的には上巻で力を使い果した
ようだ。山本麻里安フリーク専用。
援助交際を扱ったBSiドラマ「女学生の友」のメイキングがメイン。作る側も
撮影の合間の疲れて壊れかけた彼女の方が面白いと思っているのだろうか(笑)
髪型はこれくらいの長さはあった方が可愛い。って言うかスカート短っ!(自爆)
ホテルでのシーンもあり。
DVDによるクイズは反応が遅すぎてプレイする気にならない。トレカの静止画
映像もあまり嬉しくないし。ラストは母親の誕生日にケーキを作ってあげると
いう自主制作無声映画風の短編。
平時の色彩はややまともになったかもしれないが、アクションシーンはまだまだ
過剰演出。映像的にバタバタしているので、却って迫力に欠ける。ミュータント
の台詞にももう少しケレン味が欲しい。設定が明らかになるのが第5話なのも
少し遅い。
小麦ちゃんの台詞・演技はまずまずで、言われているほどあざといとは感じない
(衣装以外(笑)) 見所は桐原夕映(平松晶子)の悪役お姉さん振りくらいか。TV CM
の小麦篇はJAROものである(笑)
段々ちよちゃんの扱いが酷くなるような(笑) ぬりかべとか、ペンギンとか、
雪合戦とか。挙げ句、誘拐されたり殺されたり(違) 痛い話にも弱いらしい。
ともちゃんにまねされてムカつき、髪を下ろして「そんなんじゃありません
のだ」と言う姿はラブリー(笑)
よみも北海道に行って来たくらいでボコられては可哀想だが、ラストの柔軟は
良かった。もっとも災難だったのはかおりん。榊さんと二人三脚ができて至福の
ときを過ごしたのもつかの間、3年生になって一人だけ木村先生のクラスに…
大阪の発想の突飛さは相変わらずだが、アグレッシブになってきたのはキャラの
変化か。榊さんのウェイトレス姿はVGを彷彿させて良い。
天然若夫婦とパン職人の小僧による大正浪漫ドタバタ人情コメディ。相変わらず
絵が可愛らしく、泣かせどころもきちんと押さえている。併載のファンタジー
「てがみをかくよ」も往年のわかつきめぐみさんを思い起こさせるほのぼのさが
良い。
推理少女漫画を描き続けるだけでもすごいことだが、野間さんの場合は宝石・
インテリア・気象など、テーマを狭く絞ったシリーズを描くのが特徴。しかも
本作のテーマはタイトル通り「万華鏡」である。さすがにトリックは浅めだが、
ドラマとしては比較的良くできている。作風の異なる坂口みく作画の「絹の宿」
を巻末に併載したのは、せっかくの読了感が損なわれ残念。
方向性としてはシリーズの正統進化型。グラフィックの解像度が上がったので
敵の視認性はかなり良くなった。但しHUD表示が細いこともあり、地上の敵は
まだ見づらい。デュアルショック2でほとんどのボタンが感圧式になり、特に
スロットル操作(L1/R1)をアナログでできるようになったのは嬉しい。(マップ
の縮尺が□ボタンの感圧なのはやや苦しい) ロックオン対象がなかなか思った
通りに切り替わらないのは今一つ。
ゲームバランスとしては、弾数・制限時間・ダメージ共にかなり厳しめの設定に
なっているため、ミッション内容を良く把握して的確な行動をとる必要がある。
(途中でのミッションのUPDATEが多いのは厳しい) 私の腕では終盤の敵の背後を
とるのは難しく、「正面から打ち合ってミサイルが当たった方の負け」といった
感がある(笑) ラストは例によってトンネルくぐり。
戦闘中の敵・味方の無線音声は臨場感を盛り上げる。(敵が多いとアラートが
鳴りっぱなしになるが) サイドストーリーは静止画での敵の占領下にある少年の
モノローグ。前作のアニメっぽい近未来設定はやはり不評だったか。DVDからの
読み込みはかなり速く、快適である。HDDにも対応しているようだが、それほど
必要性は感じない。