2001年8月のレビュー

[DVD] [コミックス] [ゲーム・その他]

DVD

・「新白雪姫伝説プリーティア preat.1」(パイオニアLDC)

私の好みよりもギャグ色が強め。姫乃の育ちの違いを出そうとしているのだが、
やや嫌味になってしまっている。吉田小百合さんの演技自体は悪くない。キャラ
デザ・作画も健闘している方か。設定上仕方がないのだが、ナイツが7人もいる
のはうっとうしい(笑) プリートシーンは楽しみではあるが(自爆) メイドの美景
萌え。こちらの堀江さんは良さそう。

 

・「地球少女アルジュナ Director's Edition(2)」(バンダイビジュアル)

第4話の草や虫の描画が極めて美しい。キャラを中心に1周したり大きくズーム
したりと、CG技術に基づく大胆なカメラワークもさすがである。第5話前半の
電波演出も見ごたえがある。脚本の内容は深く考えないように(笑) 眼鏡っ娘
白河さゆりが久川さんだとスタッフロールまで気がつかなかったのは不覚。

 

・「ギャラクシーエンジェル(2)」(バンダイビジュアル)

新キャラ(メカ?)ノーマッドの語りが面白すぎる。かないみかさんがヴァニラ
との2役を演じているのだが、エフェクトが強すぎて元の声は想像できない(笑)
爆発物を前に真っ先に自分の身の安全を確保するミント萌え。確かに(人間の)
耳もある。第5話では蘭花の髪飾りも活躍。よく見たらOPでもネットを使って
いるではないか。

で、コクピットの天使の輪みたいなのが"エンジェルハロー"と。ミルフィーユは
新人で自分の船がないので、他の人のに同乗しているわけですな。…といった
ことが本編では説明されていないのが惜しい(笑) 1話15分なのでそんな暇はない
のだろう。「なるほどGA講座」を真面目に聴いていれば面白い設定が出てくるの
かも知れないが、喋りが新谷良子さんなのが辛い(笑)

 

・「BRIGADOON まりんとメラン(9)」(バンダイビジュアル)

最終巻。今までも多くの危機に直面し続けてきたまりんだが、メランに撃たれ
たり刺されたりは痛い^_^; 多量に出血しているし。変数値の正体のストーリー
への絡ませ方がポイントか。ラストはハッピーエンドと言って良かろう。最後の
シーンでメランが初めて感情を見せたのは効果的だった。

全体を振り返ってみると、作画・演技・音楽は高いレベルを維持しており、特に
脇役ながら柚木涼香・荒木香恵両氏の活躍は良かった。難点はシリーズ構成。
キャラの移動や状況変化が繁雑で、なかなか感情移入しにくかった。異世界の
住人のデザインがコミカルで、せっかくのドラマが活かされにくかったのも一因
であろう。

 

・「ジーンシャフト.01」(バンダイビジュアル)

空間感のある映像が美しく、キャラも良く動いている。3D CGのメカ描写はやや
質量感に欠けるか。ミカのデザインがパイロット版ほど可愛くないのは問題(笑)
アバンタイトルのテロップの入れ方はダサダサ。不評だった音楽は、台詞が聞き
取りづらいというほどではない。

まだ各キャラとも顔出しの段階なので演技については語れないが、ジュリア・
セイドウ役の平松晶子さんが妙に巧いのはバランス的にどうか。私は小説版を
読んでいたので大丈夫だったが、多くのキャラが一度に出てきて視聴者が把握
できるかも疑問。(第1話のみ\3,800のリリース形態にも関係するが)

 

・「NOIR(2)」(ビクターエンタテインメント)

第4話冒頭の村娘風の姿(でフォークが武器)の霧香萌え〜。ボディチェックの
シチュエーションもなかなか。ゲストキャラの娘さんもイイ。それに比べると
第3話は作画の乱れが大きく、顔の陰影の付き方がおかしいカットがある。特に
見せ場のアクションシーンでの崩れは痛い。設定にも無理があり、脚本も甘い。
淡い色調は美しく、雰囲気が出ているのだが。

 

・邦画:「はとにまめでっぽ!(上)」(日本コロムビア)

スカパーMONDO21で放映された山本麻里安・釘宮理恵・那須めぐみの3氏による
C級ドラマ。絵本作家志望のメグ、オカルト少女リエのもとに牛人間と人間の
ハーフのお姫様マリアが宇宙人の侵略から逃れるために居候するという内容。

アニメ声の声優による実写ドラマは想像以上にキツかった(特にリエ) マリアの
牛パジャマや妙な制服以外に見所はないと思う(爆) ドラマ全体はネタとして
笑い飛ばすとして、合間の段取りの悪い「あっち向いてホイ」やパントマイムは
一体何…? 特典映像の舞台裏トークは3人全員と各人のアップの4アングル(笑)

 

・「エスカフローネ dts limited edition」(バンダイビジュアル)

さすがにキャラの作画の乱れは少ない。美術も美しく、メカも味わいがある。
大画面を意識した絵作り、空気感・浮遊感、陰影の付け方が特に良い。キャラ
デザの濃さがやや私の好みからは外れるが。

ひとみ役の坂本真綾さんは渋い中にも微妙に甘さのある声。キャストは全体的に
持ち味が活かせている。クールな喋りのソラ=飯塚さん萌え。ディランドゥ=高山
さんは少し飛ばしすぎか(笑)

序盤の展開が遅めなのと、ひとみの台詞の中にやや安易な部分があるのが難点。
特典ディスクのキャスト座談会は(関+坂本+三木)×3本なのだが、できれば他の
かたの話も聴いてみたかった。

 

・洋画:「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」(ユニバーサルミュージック)

内容的には「空飛ぶ〜」第1・第2シリーズからのリメイクなので、ネタとしての
新鮮味はないが、広川・山田・古川各氏らの吹き替え音声を楽しめるのは重要。
ライナーノーツによると、東京12チャンネル放映時のマスターは契約期間終了後
に破棄されてしまい現存しないということなので、新たなソフト化は難しいかも
しれない。

 

・「Spirit of Wonder(2)」(バンダイビジュアル)

所帯じみた天才物理学者のウィンディ萌え〜(笑) 柚木涼香さんも好演。美術は
相変わらず美しく、キャラのデザインや挙動も洋物の要素が取り入れられていて
英国の雰囲気をにじませている。この作品にまで「無意味なパンモロ・生乳」と
いう悪しき風潮が及んでいるのは嘆かわしい(爆) CGにもう少しお金をかけても
良かった。

「チャイナさんの惑星」の方は幻想的と言えなくもないが、アクションシーンは
少々遊びすぎかも。

 

・「ONE 〜輝く季節へ〜(1)」(ケイエスエス)

詩子役の矢島晶子さんが目当てで購入したのだが、残念ながら普通の元気少女
だったので、役不足の感は否めない。作画はKSSにしてはまともな方か。さすが
に生足の描画には気合いが入っている(笑)

ストーリーはゲームを未プレイだとほとんど理解できない。BGMのピアノ曲は
面白みがあるのだが、その他の音源がチープなのが残念。第1巻は\2,800なので
あきらめもつく。第2巻からは\5,000だそうだ。


コミックス

・「フルーツバスケット(7)」(高屋奈月/白泉社)

透に対して罵詈雑言を浴びせる毒舌少年の燈路登場。杞紗への好意が根底に…
というのは定番的設定。プールの話で透だけスクール水着というのは反則(爆)
(中学の時のを着続けているというのは筋は通っているのだが) うおちゃんの
想い出話もほのぼのしていて良い。

高屋さんは利き腕の左手の手術のために入院していたそうだ。リスクもあった
らしいが、回復されて何より。9月の花ゆめで連載再開。

 

・「ZERO・V」(やまざき貴子/白泉社)

ドラッグ、タイムトリップ、核、コンピュータを題材にしたハードSFも早5巻。
謎解きが進んできて、話に引き込まれる。少年達の友情ギャグも楽しく、ラブ
コメ少女も可愛い。ただ、リリースが年1巻だと複雑な設定が思い出せない…

 

・「CUT×OUT」(こいずみまり/祥伝社)

女性誌「フィール・ヤング」掲載の短編作品集。なので退廃的で現実感があり
えっち。微妙にシュールな話やバカップルの話も入っており、コントラスト的
にも良好。目元がキツめのデザインが好みに合わないと厳しいかもしれないが。


ゲーム・その他

・SCD:「幸せ倍増計画 Kolla pa!」(山本麻里安/パイオニアLDC)

2ndシングル。悪いというほどではないが、ジャカジャカした伴奏が彼女の声に
合っていないような気がする。曲想の変化も乏しく、残念ながら前作「お散歩
ハウス」の完成度には及んでいない。これは作編曲者のせいなのか、大地監督の
せいなのか… 初回限定版はTシャツ付きBOX仕様だが、私は通常版を購入。

 

・BOOK:「マンガ構成術 ストーリーメイキングガイド」(川原由美子他/美術出版社)

コマ割りやページ運び・構成の仕方などについて、著者へのインタビューにより
1コマずつ綿密に解説したもの。掲載作品は川原由美子「ピ・ア・ス」、松苗
あけみ「カトレアな女達」、高口里純「ロンタイBABY」、酒井美羽「プワゾン
-毒-」、坂田靖子「シリンダーの森」の5編。

B5判 108Pで\1,500は少々高めだが、他に類を見ない内容なので是非とも入手
して欲しい。自分で漫画を描く場合はもちろん、読む際の視点が豊かになると
いう面でも意義のある1冊である。川原さんの本音トークも滅多に読めるもの
ではないし。

 

・BOOK:「ワイルド・エンジェルス」(冬馬由美/ソニー・マガジンズ)

声優、冬馬由美さんの小説家デビュー作は米国秘密組織の美女エージェント・
アクション。ヒロイン3人の口調や行動・日常生活の描写が細やかで、展開の
テンポも良い。銃器に関する記述が名称の羅列に終わっているのはやや残念。
科学的な考証が甘かったり、相手側の人物配置が未整理だったりするなのは
気にする必要はない。ハリウッド映画も似たようなものだ(笑)


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