大地監督の業界物OVA。職業としての制作デスクや原画マンがテーマだが、それ
ほどヲタク色は強くないので安心して観て良い(笑) ギャグ表現はやや古風だが
テンポと動きが良く、絵もOVA本来のクオリティにはある。動画部分を「海外
発注」の設定でカットしたのも正解であろう。終盤のアニメの試写シーンでは
ホロリとさせられる。まれに激しくジャギるカットがあるのは残念。
第9話は…銭湯ですな。紛う方なき銭湯ですな(笑) アクションシーンがずっと
全裸のままのなのは、さすがWOWOWスクランブル枠(違) ポイクンの操縦桿は何
だか妙。まりんや萌はともかく純ちゃんの姿が…と思っていたらかけおち退場?
これから何を支えに観続ければ良いのだろうか。後押ししてどうする>まりん
第10話は大阪万博。他のパビリオンはいいとして「太陽の塔」が暴れだすのは
岡本太郎氏的にどうなのか。まりんがアンプルを見つけてモノマキアの仲間は
増えたのだが、旅先でモトばあちゃんがポックリと… 萌やメランとも気持ちが
すれ違い、まりんを取り巻く状況としてはズンドコ。これ以上悪くなることは
ないと思いたい。頼む、倉田さん。
最終巻。十夜ふっか〜つ。なんか背中に羽が生えてるし(爆) 呪力のパワーが
上がってきて何でもアリ状態に近い。集められた天女たちの最期や客船上での
ジェノサイドは壮絶を極めるが、ラストは妖的にはハッピーエンド…なのか?
エピローグの演出はもう一工夫欲しかった。キャラのアップの作画に気合いが
入っているカットがあるのは良い。ミカギ役の三木眞一郎さんのキレ方は岩男
さんの演技と共に好演。
シリーズ全体としては、元々展開の速い原作コミックス14巻を24話に入れよう
としたのには、やはりかなり無理がある。枝葉の部分を大胆にカットしたりして
工夫はしているが、説明不足の部分が出てしまうし、サブキャラの魅力を活かす
こともできず、ただ「痛い」という印象のみが残ってしまった。渡瀬さんの絵の
アニメ化という意欲は買う。
ワタナベシンイチ監督のドタバタOVA。とにかくぽえみ役の小林由美子が痛い。
彼女に関する内輪ネタが痛みを倍増している。絵はOVAとしては並。個々の演出
は全てがハズしているわけではないのだが。脚本黒田、CV三石/南/川上/久川を
使ってやる内容とはとても思えない。「無駄遣い」の言葉の意味を体感したい
かたは是非。
最終巻。早めにサヨコ伝説の真相を明らかにしてしまい、テーマを友情に持って
いった構成は成功している。全体のテンションが上がってきたときの、杏ちゃん
の元気の空回りがやはり残念。挙動がおかしいカットもあり。(リテイクしろ)
特典映像のNG集はNHKのTVドラマにしては珍しいかも。
メランとかつての仲間との戦闘は良く動いており、ストーリーの上でも重要。
警察の取り調べのシーンなどでのまりんの扱いのえげつなさが気になる。そこ
まで執拗に描く必要もなさそうだが。
内容的には正統派の現代メルヒェン。テイストとしては山口美由紀作品に近く
それなりに読み応えがある…のだが、キャラデザが。髪の尖ったキャラは何故か
生理的に恐怖感を感じてしまう^_^;
「現代の女子高生がタイムスリップして天草四郎に」という設定を聞くといか
にもキワモノっポイが…その通りである(笑) 赤石さんの絵と考証ではかなり
苦しいのだが、デビュー当初から描きたかったテーマということで、ドラマ的
には面白くなるかも。
おチビちゃん養護教員の千鶴が大活躍(笑) 橘デザインとテンションは依然良好
で、従妹の泉のキャラも良い。ラストで千鶴のさらなる側面が明らかになって
きているので、次巻はダークサイドか^_^;
栞、栞っと… ガガ〜ン、声が小西さんじゃない! 佐藤朱って誰じゃ、コルァ〜
声の味わい・気持ちの入れ方・健気さが足りない。例えどんな名優が演じても
「栞の物マネをしている」という感じは払拭できまい。ドラマの中では奇跡が
起こるが、現実の世界ではもう二度とあの栞の声を聴くことはできないのだろう
か。
川澄さんはDC版よりも役にハマっている。堀江さんは…あゆに戻れてないような
気がしないでもない。最終巻のあゆ編は大丈夫なのか?
地球少女アルジュナサウンドトラック。いつもの菅野節だと言ってしまえばそれ
までだが、リズムの面白さや異国情緒はさすがで、演奏のノリも良く山本千夏の
声も愛らしい。(ただし少年合唱は不合格) 坂本真綾の3rdアルバム「Lucy」と
かなりメンバーが重なっている。