2001年2月のレビュー

[DVD] [コミックス] [ゲーム・その他]

DVD

・「人造人間キカイダー THE ANIMATION(3)」(SMEビジュアルワークス)

ミユキさん、私も拾ってください(違) 周囲が絵以上にかっこよく熱演している
のに比べると、堀江さんの演技がやや不安定でブレ気味なのが気になる。(特に
モノローグと叫ぶシーン…って、ほとんどか) あまりにいい場面で終わっている
ので、次巻のリリースを待つのが辛い。

 

・「妖しのセレス(5)」(バンダイビジュアル)

第18話「つかの間の幸せ」の"幸せ"があまりにはかないのが哀れ。第19話で準
ヒロイン千鳥(川澄)退場。アニメでは印象が薄いままだったので可哀想。殺した
のが組織の少年からおじさんに変えられていたのは何かの規制か。などと思って
いたら第20話「十夜死す」…ぉぃぉぃ。妖が十夜の子供を宿していることが判明
するのだが、「過程を描かないのは如何なものか」という意見も多かろう(笑)

 

・「サイファイハリー(2)」(メディアファクトリー)

ジノリちゃんが一瞬しか出てこないんですけど。謎の組織に捕まるのは超お約束
だが、思ったよりサクサクと展開するのは好印象。ホラー色が薄まってしまった
のは作品としてどうか。ナンシー(さいとう滝子)の棒読みは激痛。

 

・「HAND MAID メイ memory:5/5」(パイオニアLDC)

最終巻。終盤の怒濤の急展開は定番的ではあるが感動。こういうラストならば
登場ドールの多さも悪くない。二人の南原(上田祐司×神奈延年)のノリも良い。
OVAとなる第11話もにぎやかで後日談としては満足できる。6人分の山本麻里安は
さすがに耳につくが(笑)

 

・邦画:「六番目の小夜子(2)」(ポニーキャニオン)

杏ちゃんの喋りがヒロインにしては拙いのが気になるが、仕種がカワイイので
許す(爆) 脇役では松本まりかの声も特徴的だが、やや明るすぎるか。どちらか
というと平田裕香の方が好みである。

文化祭のシーンではロケ地の学校の素人中学生400人を使い、リハも説明もなし
に撮影したとか。TVドラマにしては冒険心があって良い。緊張感のある演出も
冴えており、次巻が楽しみ。

 

・「Spirit of Wonder(1)」(バンダイビジュアル)

メインはもちろん「チャイナさんの縮小」(笑) しかし20cmを切ってしまうのは
いただけない。語尾がアルアルしているということは似非中国人か。「少年科學
倶楽部・前編」の方は、確かに背景は雰囲気が出ていて良いのだが、その分、
キャラの作画のバラツキが気になってしまう。ウィンディ(柚木涼香)は渋めだが
好演。

 

・「人造人間キカイダー THE ANIMATION(2)」(SMEビジュアルワークス)

猫連れの端役の女の子に矢島さんを使うとは、何と贅沢な。今からでも遅くない
のでミツコさん役を交代しませんか?(遅) キートン山田さんは味があるのだが、
芝居としてはやはり少し違うのではと感じてしまう。音響・色彩は良好。

 

・「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(1)」(バンダイビジュアル)

えっと、モエモエ…萌ぇ…(他にどうしろと) 不条理ギャグの連続を見事に映像
化している。この演出は大地監督でなければ不可能。上田祐司氏のさわやかさの
歪み具合も良い。OP「ロマンス」(PENICILLIN)も目が離せない。集中して観ると
精神にくるので要注意(笑)

 

・「BRIGADOON まりんとメラン(1), (2)」(バンダイビジュアル)

純ちゃん萌えぇ〜 ギャグも戦闘シーンもテンポが良い。脚本・演出もお約束を
キッチリと押さえているが、人によっては度が過ぎていてクドいと感じるかも
しれない。まりん役のKAORIさんはそのギャグの型をきちんと演じているが、
こなれてくればなお良いと思う。脇役も固められているが…如月萌(齋藤彩夏)が
一人でぶち壊している^_^; そんなに強いクセの必要な役だとは思えないのだが。
次回予告のロロ(新谷真弓)は好演。

絵は水玉キャラの魅力を良く活かしていて美しい。(まりんのパンツのツギは
やりすぎか(笑)) 吉野裕司氏のフォルクローレ風の音楽も思ったよりも世界観
にマッチしている。脚本がこのままの面白さで最後まで行けると良いのだが。


コミックス

・「ジンクホワイト(1)」(小泉真理/少年画報社)

漢字表記なので見逃しそうになったが、"こいずみまり"さんと同一人物。美大
受験ラブコメ4コマは本邦初か。「健全〜」と同じキャラが何人か登場する。
ヒロインが転入した高校の美術部が画塾生に対して閉鎖的なところの描写が興味
深い。これを読んでも油絵が描けるようになるわけではないので要注意(笑)

 

・「健全恋愛ライフ(2)」(こいずみまり/ぶんか社)

「コイズミ学習ブック」でお馴染み、こいずみまりさんのHギャグ4コマ最終巻。
途中から急にダークサイドが前面に出てくるのは意外だったが、構成はなかなか
見事。ヒロインの粗野な性格描写も良い。

 

・「Papa told me(24)」(榛野なな恵/集英社)

今回はさほど深刻な状況に陥る話は入っていないのだが、これくらいの方が気軽
に読めて良いかも。知世ちゃんの賢さやファンタジーの度合のさじ加減は依然
良好。

 

・「ブギーポップは笑わない(1)」(緒方剛志/上遠野浩平/メディアワークス)

緒方さんによるコミック化。各キャラの性格や関係性がちゃんと描かれている
のはさすが。アングルやトーンによる虚無感の表現も良い。ただ、動きのある
シーンの描写は今一歩。特に擬音の使い方が古典的すぎるのは気になる。カラー
ページ入りとはいえ、このサイズで\950はやや高い。

それにしても「Phantom」の方を実写で適当にやってもらって、「笑わない」を
このキャラデザ・脚本でアニメ化して欲しかったものである。

 

・「さんさんさん」(柳原望/白泉社)

天然カップル遙大・弥生子が成りゆきでパン屋を始めたところ関東大震災が…
というラブコメ他。ほのぼのさとドタバタの加減が良い。柳原さんの時代物は
正直、好みではないのだが、この大正浪漫はいける(笑)


ゲーム・その他

・DC:「ecco THE DOLPHIN 〜DEFENDER OF THE FUTURE〜」(セガ)

イルカのeccoを操作して海中の謎を解き明かしていくアクションADV。映像は
非常に美しく、移動の自由度も高い。しかし次に何をすべきかを理解しにくく、
地形の複雑さ・酸素や体力の少なさと相まって、難易度がかなり高い。正直、
私程度のヌルゲーマーではお手上げに近い^_^;

 

・CD:「妖しのセレス ドラマアルバム 天女の歌声」(ポニーキャニオン)

TVシリーズで割愛された沖縄編のドラマCD。レギュラー陣の熱演は聞き応えが
ある。男性として育てられた天女の珠呂役、佐々木静香さんもまずまずの演技
だが、周りとのカラーの違いが気になる。ここは緒方さんに演じて欲しかった。

状況を説明する台詞が追加されているとはいえ、登場人物が20人を超える話の
CDドラマ化は少々無理がある。原作コミックの第6巻を読みながら聴くと良い。


Back