杏ちゃんのキスシーンが… 少年め、そこに直れ(←錯乱) 第2次世界大戦直後の
米国で、殺人容疑で逮捕された日系人とその妻、そして幼少期に恋人だった白人
新聞記者を描いた作品。情景描写がとても美しく、台詞のオン/オフもうまい。
フラッシュバックの使い方も見事だが、やや時系列を理解しにくい面も。音楽は
大仰なところもあるが、まずまず感動的。
工藤夕貴は表情の固いシーンが多いが、これは頑にならざるを得ない状況の役
なので仕方がない。杏ちゃんの存在感は演出に負うところが大きいのではない
だろうか。いずれも日本語音声では早口気味なのが惜しい。監督の音声解説も
入っているのだが、英語なので良くわからない^_^; エキストラに実際に収容所
に入れられた日系人を採用したりもしているそうだ。
妖を仇とする少女、美緒里役で矢島晶子さんが出演。憎たらしくて萌え萌え〜
岩男さんとの戦闘シーンも美味しいのだが、最期は悲惨なことに。「これでもか
な不幸」は少女漫画の定跡の一つだが、ここまで血生臭く陰惨なのは珍しい。
原作よりも話をはしょっている分、痛さも倍増だったりする^_^;
怪しげな日本のことわざを操るマミ(=井上)の登場は必要性を懸念していたの
だが、全体のテンションを上げるのには大いに貢献している。(「あらあら」は
くどすぎるが(笑)) 等身大メイも動きが良ければこれはこれで。かすみ→和也や
南原→メイのトリガーとなっている。特に南原のアクションのテンポの良さには
爆笑。ロングショットで絵が極端に簡素化されるカットがあるのは…演出だと
解釈しておこう^_^; セーラーかすみは反則(爆) 大家さんの名前が"千草"なのは
狙っているのか?
最終巻。シャル・レビアンを始め、メインのちびっ子の言動はカッコイイ。意外
な人物の登場で物語が動くのだが、タイミング的に少し遅かったか。(ラストが
ダレてもまずいので難しいところ) ユコ・エリのキレた顔の表情や魚眼的な描写
はちょっと怖い^_^;
両大国の中央の動向やユコ・エリの現実世界は一切描かず、最後まで戦局に決着
を着けずというのは徹底しているが、評価は分かれそう。私にはラストの雰囲気
は成功していると思える。
仲良し小学生4人組がキャンプ場で見つけた小さな球状のロボット「テトラ」
と共に異星人の侵略を防ぐことに…と、ジュブナイルSFとしては至極真っ当な
造りになっている。メカやSFXに嫌味がなく、ようやく邦画もここまで来れたか
という感じがする。
鈴木杏ちゃんはともかく、他の3人のガキの喋りが拙すぎるのが痛い。脚本の
練り込みも今一つ。林原さんがテトラの声とチョイ役の女性研究員で出演(笑)
ラストで川平慈英さんも。(役者なんだから出ていても不思議ではないのだが
サッカー以外で見かけると違和感が)
DVDには英語字幕や描き文字効果音字幕、監督・杏・林原3氏のコメンタリー
音声トラックなどが入っている。(テトラの声には強いエフェクトがかけてある
と思っていたのだが、実はかなり生音。スゲェ) メイキングはもちろん、劇中の
TVにちらっと映る劇中劇まで入っていて、お買い得感がある。
プレビュービデオが無料レンタルされているので、何かの機会に観てみると良い
と思う。イタリアのジフォーニ映画祭で子供映画部門のグランプリを受賞。
NHK教育の連続ドラマ。とある中学校に伝わる「3年に一度、誰かがサヨコに指名
され、3つの約束を実行する」という都市伝説の話。女子中学生のナチュラルな
魅力が炸裂(爆)
演出やカメラワークはTVドラマとしてはまずまずだが、台詞の間やつなぎがバラ
バラなのが痛い。個々のキャスティングは成功していると思えるが、作品全体と
してのカラーがやや不統一。今時、メガネ君や女言葉の男子生徒の存在も疑問。
劇中で使用しているiBookの背面のアップルマークは隠してあったが、そこまで
するなら他のノートPCでも良かったのでは? Jobsが見たら怒るぞ>NHK
「少年ドラマシリーズ」の趣きがあるので、その筋にはお薦め。DVDとビデオと
ではカットや音声に変更があるらしいので、できればDVDで。原作恩田陸、脚本
宮村優子(!=みやむー)、ヒロインは鈴木杏と栗山千明。全12話で各巻4話収録。
戦後の東京の架空の治安部隊「首都警」を描いた作品。さすがに美術はとても
美しい。脚本も「赤ずきん」をうまく絡めていて、テンションを維持している。
キャラデザ・色彩設定はいかにも押井作品。(暗いシーンが多いので古いテレビ
では辛い^_^;) 溝口肇の音楽も良好。
銃器の扱いは良いのだが、動きが不自然に固いカットがあるのは残念。(レトロ
さを表現していると言えなくもないが) ヒロイン雨宮圭=武藤寿美を始め、端役
数名の喋りがやや一本調子なのも気になる。全体的に悪い作品ではないのだが、
いくら特典ディスク付きとはいえ、洋画4本分の価格設定は大いに疑問。
キャラデザがあまりにも石森作品の雰囲気を忠実に再現しているため、良くも
悪くも「懐かしい」以外の感慨が出てこない。さすがにこのミツコに萌えるのは
不可能(笑) 美術やメカの描画はTVシリーズとしては問題なし。
いきなりポエムを詠んでしまうフェチっぷりはさすが。常人には「マンホールに
潜んで少女を拉致し眼鏡を取っ換え引っ換えしてリリース」というのは思いつき
もしない(爆) 先に「昇天コマンド」を読んでしまったせいか、唐臼の方に思い
入れがあるのだが、邪道だろうか。(とりあえず遠視用のコンタクトと近視用の
眼鏡を併用するというのはどうだ?)
藤堂平助の恋物語と沖田総司の幼少期の話。堅実さとコミカルさを合わせ持った
作風は相変わらずだが、ヒロイン神谷の出場が非常に少ないのは少女漫画として
どうか?(笑)
最終巻。つぐみちゃんの活躍をもっと見たかったのだが、長編本格ギャグを期待
するのはコンセプト的に無理か(笑) ヲタクアイドル怜士のコスプレは止どまる
ところを知らず、科学忍者隊、メーテル、トト○、赤い彗星、BJと絶好調。併録
の「黄金の棲処」はオーソドックスな展開のファンタジーだが、彼女が描くと
さすがに綺麗。
名雪編。ストーリーはゲーム本編に沿ったもの。祐一役の私市淳(カレカノの
浅葉)も含めて台詞のつなぎはまずまず。効果音もそれなりに入っているが、
台詞のパンの振り方が安易でひねりがないのが残念。(←ひねってどうする)
Win版はプレイ済みで音声も聴いてみたいが、DC版をやるのは面倒という向き
にはお薦めか。次巻は3/30リリース予定。