2000年5月のレビュー

[DVD] [コミックス] [ゲーム・その他]

DVD

・U18:「メゾフォルテ(1)」(ビームエンタテインメント)

梅津泰臣作品。U18だがバイオレンスがメイン。デザインは全般的に非常に個性
的だし、アクションシーンも良く動いているのだが、女の子のプロポーションや
挙動がおかしいシーンがあるのはまずい。脚本や演技もおざなりな感じが否め
ないし、世界観も「カイト」程の濃密さはなさそうである。

 

・邦画:「地球防衛少女イコちゃん コンプリートDVD」(ポニーキャニオン)

「80年代の美少女アイドルってこんなだったよなぁ」という感慨にふけることが
できる。当時小川範子とともに基本中の基本だった増田未亜の映像という点での
価値はある。役者の半分は素人だし、アフレコが絵と合ってないしと全編痛さの
連続だが、それを楽しむ作品であろう。副音声の河崎×磯崎トークのアイデアは
良い。

 

・洋画:「ベスト・オブ・モンティ・パイソン」(ユニバーサルミュージック)

演技も映像も非常に作り込まれており、しかも実に馬鹿馬鹿しい(笑) 日本では
(ブラックさも含めて)制作不可能な作品であろう。解説を読まないと笑えない
エピソードがあるのは仕方がないとして、音声が英語のみなのは残念。来月の
BOXが楽しみ。

 

・「臣士魔法劇場リスキー☆セフティ(3)」(ポニーキャニオン)

やはり無声アニメ「胸を張りまっしょい」が良い。絵の動きと音楽がピッタリと
合っているのが素晴らしく、セピア基調の色彩設計も美しい。作画もきれい。
TVシリーズでこれをやる勇気と能力に脱帽。

「くじの数だけ抱きしめて」のアバンタイトルは小技が効いているが、放映が
1/18だったのは不運。チョイ役だったが恋氏春ノ姫もユニーク。「桃太郎伝説」
のリアル(?)リスキーには違和感が(笑) この話で初めてリスキーが女性だと気が
ついた人もいるようだ。

 

・「フリクリ(1)」(キングレコード)

個々の演出技術は高いようだが、意図が見えない。(カレカノが面白かったのは
原作のパワーのおかげか) 他のキャラの演技は"個性的"で済ませるにしても、
マミ美の「〜ッス」の口調は痛い。エッチも中途半端だし相手が小学生では萌え
ようがない(笑) 次巻からどうするか…


コミックス

・「ももいろシスターズ(7)」(ももせたまみ/白泉社)

さすがに7巻ともなると新しいネタは少ない。(萌子出産くらいか) キャラの顔
を見ると何となくホッとするということは、4コマとしては成功しているのかも
しれない。

 

・「ピエタ II」(榛野なな恵/集英社)

理央・佐保子の二人の内面に切り込んでいっており、特に佐保子の決意の描写は
読み応えがある。カウンセラー夫妻のキャラも良い。終盤でドラマ性よりも世界
観の確立を追求しているのが評価の分かれ目か。さほど長くはないが、主人公の
幸福を願わずにはいられなくなるような秀作。

 

・「聖・はいぱあ警備隊(10)」(森生まさみ/白泉社)

極甘ラブコメ。ヒロインの天の邪鬼ぶりが森生さんらしい。さすがに10巻は引っ
張り過ぎだと思うが、次巻が最終巻のようでそれなりに盛り上がっている。


ゲーム・その他

・PS:「infinity(修正版)」(キッド/E.A.スクウェア)

いづみシナリオは「タイムスリップは起きていない」というややメタな展開だが、
各キャラの行動の動機づけが弱いのが残念。全員のエンディングを見た後でいづみ
エンドを終えるとコンプリートとなり、作中の全ての台詞(7,336個)を聴くことが
できる(笑)

 

・BOOK:「清水香里写真集 Pure」(ソフトガレージ)

lainやブギーポップでお馴染み、清水香里ちゃんの1st写真集。私とカメラマン
の好みが異なるせいかもしれないが、表情・メーク・アングルに冴えがなく、
特にコスプレは塩酸モルヒネも効かない程の激痛^_^; 「アイドル声優の写真
なんかこの程度でいいや」という声が聞こえてきそうである(幻聴) 「自分と
一心同体のキャラを汚した」と火炎瓶を投げ込むファンが出ないことを祈る。


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