洛二神









Wスープ系のトップランナー




今、流行の魚ダシを使った透明系Wスープに大阪では早くから取り組んでいたお店。 当初は豚骨なのか魚ダシなのかイマイチどっちつかずのアッサリ味であったが、最近は 調合がキマり、味も濃厚な分かりやすいものになって行列する有名店となった。
ラーメンは変形型の深い鉢に入って出てくるので一見少なそうに見えるが結構量はある。 鉢のデザインが凝っていて、藍色の模様の中に、黄色っぽい魚ダシ豚骨Wスープが入って いる様子は一種独特の不思議な色感覚があり、暑苦しさを取り除いて、旨そうに感じさせて くれる。

スープは表面に浮いた鶏油?が濃厚感を、振りかけられた煮干粉らしきものが息詰まる ような旨味の充実感とわかりやすい味付けを、演出してくれる。濃厚な口当たりの満足感なのに すっきりした後味、そして、複雑な深みのあるダシの味わいなのにわかりやすい旨さ、という 相反する要素を、非常に高度なところで見事に両立させている。実際に無化学調味料なのに 旨い!と一気に食べてしまってしかし、深い後味、無化調でこれほどの味は稀であると言えよう 。
魚ダシ、豚骨味あるいは鶏がら味、と いうのがあまり区別されず、一つの味となっている。音で言うと魚ダシが高音、豚骨鶏がら が低音、そして上に振りかけた煮干粉が超高音(倍音)の和音、バランスよくハモってます、 という感じ?(訳わかんない ですね、スンマセン笑)

麺は細い縮れ麺。結構ナチュラルな味わいで弾力もそこそこはあり、何より前出のスープと 非常に良く合っていて絡むので旨い。麺単体で出しゃばるのでなく、スープと見事に融合、 一体化された味わいが特徴的。

具はぽつぽつ変更される事があるみたいだが、最近はシイタケ、チャーシュー、海苔、白髪ネギ 、青ネギなどと和風に統一されて、この辺りも一つ一つが隙なく麺スープと一体で楽しめる。

現在、大阪でもWスープは大流行中だが、その元祖にして、他の追随を許さぬ個性と 旨さを発揮中の名店。

2004年6月21日追記
相変わらず濃厚だが、どうもあれもこれもと各種旨味を詰め込みすぎて、鍋の残り汁 みたいなゴッタ煮調の濃厚さに感じる。和風だしの魅力というのはキレ、スッキリ感 等も要素の内なので残念だ。


和風中華そば700円
中華そば煮玉子入り




Wスープが独特旨さ――中華そば煮玉子入り 700円(撮影当時の値段)




場所:天神橋筋、天5交差点から中崎商店街を西に入ってすぐ
住所:大阪市北区浪花町4−22藤ビル1F西
TEL:06−6371−1088
営業時間:11:30−14:30、18:00−0:00(21、22時頃売り切れの事有り)
土曜日は12:00から
定休日:日曜日

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