独特の鯛のスープに自家製麺に一徹トーク!
但馬の山奥に中華料理職人一筋50年のオヤジがいる。近くの海で取れた鯛などの魚、 裏の畑で採れた各種野菜などの季節季節の材料を用いて、麺もスープも具も全て手作り、 魚から採る出汁はその日ごとに材料が違うという..一体どんなラーメンなんだ? と、いうわけで行ってまいりました「壱学」、その遠い事にびっくり。さらに大将の 長く、幅広く、深遠なる講釈にまたびっくり。しかしよくあるラーメン屋の親父の自慢 話などと違い、内容に含蓄が合って聞く価値があって面白い。 さて、お味の方はまずは中華そば。 本日は鯛100%のスープ、透き通った薄い醤油味。ダシが淡いとかはなく、かなりしっかり した旨味ある味わいで、なおかつ魚臭さ、魚の頼りなさが無い。これが本当に鯛100%? 化学調味料はちょっと入っているらしいが気にはならない程度。出汁を覗かせてもらったら、 全く色の無い、鍋の底が美しく銀色に見える、つまりただの水に見えた。これはすごいのかも しれないとこの辺りで考え始めた。 麺は自家製だという、白い中細ストレート麺。かん水くささがほとんど無いが、腰や弾力も イマイチない感じ。今日のはそういう粉らしい。しかしプリッとした感じの最小限の食感は あり、さらに食べているうちにじわっと味わいの来るやさしい旨さ。 チャーシューは本物の薩摩の黒豚、分厚く、表面もパリッとあぶってあり、ステーキみたいな 感じで旨い。天然鯛のスープ旨味と、この黒豚ステーキというのがどういうわけかとてもよく合う のが不思議。モヤシが豆の旨味のするきっちりしたモヤシでこれも旨い。あとワカメ、ネギなど。 ネギはすごい細く切ってあるのに手きりで、角が立っているけど柔らかい食感、旨い。 圭蘭中華の方は上のスープをベースに、海老、豆腐、チャーシュー、キクラゲ、タコ、えんどう豆、 ニンジン、ふうわり玉子など、もろもろの 中華の具にとろみを付けたものがどっさり乗ったスープ、わさび、あるいは辛子を少し溶かし ながら食べる。こちらはこってりとかなり豪華な食べ応えあり、旨い。中華というが 基本は醤油わさび味で和風、日本人の舌に合うよう完全にアレンジされてる。 カレー中華は粉からこだわったカレー粉でとろみをつけ、ホタテ、イカ、厚揚げ、キクラゲ、 豚肉、豆腐、ニンジン、モヤシなどが絡んでいる豪華版、黄色っぽい色で味わいはライスカレー っぽい薄味。カレーなのに、意外にも麺の旨さが引き立つ味付けで、スープがコッテリしている せいか、麺の食感がムチムチと一番際立っている感じだった。 そして850円!!もする餃子、これが値段を高いとは思わせないくらい旨い。文字通り挽く、 ミキサーを使わずに包丁での手作業でみじん切りした具、これが普通の店のミキサーで挽いた 具よりもはるかに細かく、潰れず、相当高い技術を思わせた。2人3脚でがんばってらっしゃる 元気な奥さんも、これを切るのに手がおかしくなる ぐらいらしい。焼き飯も旨い。放し飼い鶏の玉子の旨味が際立っている。 店は全くお客の来る様子が無く、コーヒーにもこだわりの有るご主人、ラーメン屋中華の うんちくだけでなく、管理人の大好きな自然薯掘りに関する様々な話も聞かせていただいて 大満足。よい人柄がだんだんに感じられてきて、結局暗くなるまでいてしまった(笑)。 <麺7スープ7.5具7.5総8> 中華そば800円 圭蘭中華800円 カレー中華800円 餃子850円、焼き飯750円
わさびを溶きつつ頂く圭蘭中華800円はこちら かなり量が多くコッテリ満足のカレー中華800円はこちら |
| 場所: | 出石、但東町、R426号線沿い出合市場、南から県道56号合流地点すぐ西の道沿い |
|---|---|
| 住所: | 兵庫県出石郡但東町出合市場27−1 |
| TEL: | 0796−54−1951 |
| 営業時間: | 10:30−14:00、18:00−21:00(土日は通しで営業) |
| 定休日: | 水曜日(ただし電話で予約の場合はお昼のみ営業可) |
| 駐車場: | たっぷり(大型車歓迎) |
| 注: | 少量しか作らないので絶対予約していった方がいい |