[1517] 特技監督はバーホーベンの夢を見るか? 投稿者:こあとる 投稿日:2004/07/02(金)
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"地球連邦放送"
ちゃーちゃちゃちゃーちゃーちゃーちゃーちゃちゃちゃー♪(※例のテーマ)
と言うワケで、今日は東京まで行って観てきた『スターシップ・トルーパーズ2』の感想などひとくさり。
いやそりゃ書きますヨ。もーメインネタで書いちゃいますとも。何といってもこのクソ忙しい中東京くんだりまで足を運んで観に行ったってんですカラ書かないワケには行かないと言うか、何はさておいてもコレだけは言っておかなければならないと言うか、――。
安。(※魂の最大フォント)
――コレは何。涙? ワタクシ泣いてるの?
まず冒頭の初っ端から喰らったのがコレ。滲み出てたのがコレ。抱いた感想がコレ。開始二分で流した涙の理由がコレ。
いきなり前作映像を使い廻しです。前作のあらすじを黒バックに赤字スクロールでだだ流しです。それが終わるといきなりある惑星上でのバグズとの戦闘シーンから始まるのですがコレがまた、アップになるとバグズが一度に一体しか出なかったりそもそもシーン全体が光源落として役者のアップばっかりだったり、挙げ句の果てにごっつい突撃銃のマズルファイアなんて青電飾がピカピカしてるだけで、――えーとアレだ。科特隊? ビートル機のミサイル発射シーンでも参考になさったのですか? ちなみに効果音はドカドカ言ってるってコトでもちろん実弾系ですが、その効果音の勇ましさに反比例して着弾エフェクトは西部警察レベルのショボさを誇っており、もう初手からチープさ加減が全開です。ワタクシの涙も止まりません。
バーホーベンが好き放題やらかした前作が制作費一億ドル近くを投じた挙げ句に全然回収できなかったとは視聴後一緒に観に行った哀れな犠牲者のあやまくんから聞いたハナシですケド、今作に関しては何処をどう観ても全編セット撮影でロケ無し、俳優はほぼ全員ギャラが安そうな見たことのない顔ぶればかり、一億ドルどころか一億円は絶対かかってないと思わせるツクリで、まあワタクシも映画制作の内情に詳しいわけではないのですが、たったひとつ間違いないコトがあるとすれば、単館上映だろうがDVDオンリーだろうが制作費の回収だけは成功しただろうと断言できるってトコでありましょーか。
実際のトコロはともかく、お題目としてはこの映画を観に東京までやってきたこあとる、新幹線の指定席まで取って二泊した結果がジョン・カーペンターも土下座しかねない低予算バリバリのB級となれば、もうこの時点でちょっと帰っちゃっていいかな的なノリがちらりとドタマをかすめたのは否定イタシマセンが、じゃあオハナシはどうだったのかというと、意外と言うのは失礼ながら、非常に巧くまとまったB級スプラッターホラーに仕上がっており、
……………………………………アレ?
いやいや待ってワタクシ。このオハナシって『スターシップ・トルーパーズ』の続編なんデスヨね? バグズと戦争で海兵隊で市民権で「衛生兵ーッ!」なオハナシだったんデスヨね?
それがどういうワケか閉鎖空間。虫が寄生。誰か裏切り者が。腕がぼたりと。脳味噌から虫。
どうでしょうかこの変わり様。ノストロモ号はいつ出てくるんでしょうか。
つーか実際初作と併せて考えると丁度『エイリアン』『エイリアン2』の真逆とでも申しますか、大作志向で戦闘シーンが売りのひとつである一作目に対し、閉鎖空間内でのクリーチャー・ホラーになっているのでアリマスねー。コレは低予算映画のやり方としては常套手段と言ってもいいもので、『遊星からの物体X』ライクな寄生体によるサスペンス色なんかも盛り込んでいる辺り、さすがは様々な映画に特殊技術で関わってきたフィル・ティペット御大だけのことはある、と感じましたデスヨ。
また全編通じてチープなツクリであるかと思えば、人間に寄生するバグズやスプラッターシーンなんかはやたらとチカラの入った骨太のグチャゲチャで、コレにはB級スプラッターファンも大満足。他のシーンの安さを比較して鑑みるに、おそらくは他のあらゆるすべてを犠牲にして監督自身の得意分野――特殊効果です――にすべてを注ぎ込んだ、一点加重攻撃だったのでは、と。
言うなれば――「その安っぽさも含めて傑作B級」でありました。
ストーリーで愉しむ。グチャゲチャで愉しむ。そして安っぽさに思う様ツッコんで愉しむ。
これぞ真のB級映画ではありますまいか。
もちろんエンディングクレジットにスペシャルサンクスとしてバーホーベン監督の名前を出したのも伊達ではなく、各所にちらちらとシニシズム溢れる体制批判のパロディも垣間見え、『スターシップ・トルーパーズ』の続編としての位置もしっかりキープしているので、前作のファンも愉しめるのではないかと思われます。
映画館に観に行くほどではないかもしれマセン。――しかし一見の価値はゴザイマス。
今までこういう言い方をしたことも何度かありましたが、結論として、今回はポジティブ的な見地から以上の評価をさせていただきたく。
いやーいいB級でした。ホントホント。
東京まで観に行くシロモノかどうかはともかく。
[1516] ココロを癒す佇まい。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/06/30(水)
――公務員の sudoくん てくてく
FF ちまちま やってたら
あ〜かい け〜さ さいた (※鎖鎌による一撃)
むーざん むーざん
――東京の あやまくん ぽちぽち
FF ずーっと やってたら
あ〜かい まえだれ さ〜いた (※鎖鎌による一撃)
むーざん むーざん
むーこからくるは こあとる
鷹杉の かこいもの
(C)山口貴由『シグルイ』第二巻より
というワケでこんにちは。六月三十日まで待ってみましたがご覧の通りになりました。こあとるです。
いや別に他意は。もう諦めてますし。
でもまーいちおう部員さん方には申し訳ないのですが、たとえ今この瞬間創作意欲がイエローストーン国立公園のオールド・フェイスフル・ゲイザーよろしく吹き上げてきたとしても、出来ることならあと三日くらいは書かないでイタダケマスでしょうかとお願いしておくことに――。
ホラ。怒られてからおっとり刀でのろのろ作業するってのも。
なんか首をコキャッとやりたくなるというか。コキャッと。
まーそれにしても、まったくもって癒されまくった東京往きでありましたヨ。
チープなB級映画。ビジネスホテルの何もない部屋でまったりテレビ鑑賞。肘がくっつく狭い電車内でスティーブン・キングの文庫をちまちま。ヒトでごった返す都内のとりとめない徘徊と喫茶店の無駄話――。
――癒しですよネ。(※反論不可)
温泉とか森林浴の七千倍は癒されますよネ(※反論不可)。タウンセラピーとでも言うのか、オゾンとか新鮮な空気とかの替わりに濁った二酸化炭素と都会の混雑を吸収するという。
冷房でたっぷり冷やされた上、がさがさに乾燥した空気の中で飲む、業務用紙パックアイスコーヒーのあのまずさとタバコのいがらっぽさが優しくワタクシを包んでくれるのデス。(※反論不可)――嗚呼、ワタクシ今街に包まれてる! 今この瞬間文明に首まで浸かってる! いつか絶対成人病か肺ガンでおっ死ぬ!! 未来世紀ブラジル!!!(※関係アリマセン)などととりとめもなく感じることの至福というか。ええ。
ナニ言ってるんデスか。全部本気デスヨ。
八月までの地獄の床磨きもコレで乗り切れそうな、そんな嬉しい予感。
ちなみに昨日今日とちと私用に忙殺されてオリマスので、東京で観てきたアレの感想などは明日にさせてイタダイテ。
とりあえずいくつかネタ追記でも。
追記:
新海誠氏製作、『はるのあしおと』OPムービー公開。
遅くなりましたがまあ一応ご紹介。
相も変わらぬ、見事な背景と光のハッタリズムが輝くツクリになってオリマス。描き込みはもちろんのこと、音楽に合わせて展開される光と遠景の見せ方が頭抜けたクオリティを誇っており、コレにかけては現在の若手クリエイターじゃ間違いなくトップクラスではないかと。実際ワタクシにしてからが実は全然ゲームには興味を持てなかったのに買ってもいいですかなあ、などと思わせる辺りが見事でして、
まったくもってminoriはいいコネ持ってマスデスヨ。
手放すなよminori。それはあなた方にとってのミダス王の手だからな。
追記2:
「仮面ライダーになりたかった戦闘員」のオハナシ。
くそう、泣きそうだ。
常日頃から「悪役は憎まれてナンボ、ハンパな『内情』はいらない」と思っているワタクシですが、まあこのオハナシの場合ヒロインさんが給仕やってたりとか、組織でお祭りやって焼きそばの模擬店出したりとか、悪役側を「ホントの悪役」としては描いていないので無問題デス。
きっと≪大佐≫辺りは、厳しいケド部下思いのいい上司さんに違いない。……いやまー秘密結社なんですケドも。
……皆様、『俺の足には鰓がある』って御存知?(←知りません)
言うなれば「ちょっと特殊な」組織の中の日常風景と、その「ちょっと特殊」ゆえに問答無用でひっついてくるカタルシスとでもいうのか。
ギャップによる笑いと日常のほのぼのした雰囲気、それぞれの事情、ちょっとした幸せ、んでもって不意にやってくる不可避の別れ。――ああ、カタチこそ違いますが、ちょっとメリケンの刑事ドラマとかに近いのやもしれませぬネー。
6/12の酔っぱらったドクターの独白なんてコミカルなのに笑えない、いや笑えますけどビミョーに泣き笑いしそうな、この絶妙のバランスが素晴らしい。
実はこの物語はまだ終わっておらず、今まさにクライマックスです。
襲い来る正義のライダー軍団、迎え撃つは五人の「仮面ライダー」。スゲエ楽しみ。
刮目して見届けますデスヨ。うむ。
どーでもいいのですが、ライダー繋がりつーコトでこんなトコもリンクしたりして。
敢えて言おう。馬鹿であると。(※賛辞)
つーか藤岡弘、何してるんですかアナタ。
追記3:
「Q:何で試合をしてくれないの?」。
――はいお答えシマショウ。死んじまうからデスネ。
いったいなんでしょうかこのヒトは。ピストン堀口のお孫さんでしょうか。
「一回四万だから毎日やったら120万になるじゃなーい」って、コレはまた「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」に勝るとも劣らないナイス妄言です。
ひょっとしてこの方、彼氏を牛馬か何かと勘違いしていらっしゃいませぬか。そんだけやればホセ・メンドーサだって白髪になります。
しかもこんな愉快な相談を書き込んだ上にレスで散々突っ込まれて逆ギレ、「私だって毎日働いて土曜日には休日出勤してる」とアピールまでする無知っぷりはいっそ清々しいくらい。
いやー足りないのでは。アピールのソースとしてはちょーっとばかり足りないのでは。
職種は書いてありませんが、フツーのパートかOLだったとしたら10人に聞いたら12人が駄目を出すくらい説得力不足というか。「私だって毎日ベトコンと戦って土曜日にはケサンの攻防戦に参加してる」くらい言ってれば充分なんですケドも。
とりあえずこの方にとっては相当ボクシングがチョロく見えてるようですから、この際一度彼氏さんがカノジョをリングに上げ、三分間四ラウンドの間叩き続けて差し上げるということで如何でしょう。きっと翌日からこんなコト言わなくなること請け合いデス。
つーかボディ・バッグに入るでしょうから他のことも一切言わなくなるんですケドね。永久に。
ラブ・ザ・フォー・エヴァー(※巻き舌)。
[1515] 「Fateのヒロインを選ぶとしたら キミならどれが好き?」。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/06/23(水)
――美綴好きは自分に素直 思ったことを隠せない でも
理想と現実だいぶ違うから 夢から覚めなさい
キャスター好きは少しお利口さん 美綴好きより少しはお利口
それでもまだまだ夢見がちだから 大人になりなさい
ライダー好きはだいぶお利口 美綴好きよりいくらかメジャー
そこまで現実わかっているなら もうひと頑張りでーす
イリヤ好きは正解に近い もっとも限りなく正解に近い
でもロリじゃ萌えないヲタも多いので 油断は禁物でーす
ヒロインチョイスでその後の人生は大きく左右されます
まるで聖杯戦争の結末のように
ふじねえ好きは中途半端 好みとしては中途半端
「エロいらないけどちょっと色気が…」そんなの微妙過ぎー
アーチャー好きは問題過ぎます わざと選んでない証拠です
女キャラは決して怖くなーい 勇気を持ってください
セラ好きとリーズリット好きは メイドならいいってもんじゃないことを
肝に命じてください 企画の敵ですよー!
色んなヒロイン見てきたけれど 最後に私が言いたいことは
言峰好きはどうしたらよろしいので。
――と言うわけでよくわかんない上にモノスゲエ今更なネタをツカミにこんにちは。日々増していく暑さと仕事量にすっかりアタマをやられてしまい、このクソ忙しい中とうとう休みをこじ開けた挙げ句本当に東京行きの新幹線きっぷを取ってきてしまいましたワタクシですが、その理由つーのが低予算のB級映画を一本観に行くためって辺り、我ながら追いつめられてるなと思わないでもない今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。こあとるです。
えー、まあつまりこのまま盆休みまで床を磨き続けたら気が狂う、という戦略的判断で。
26日から二日ばかりアッチにいる予定でありますれば、関係者各位の皆様、お暇でしたらひとつよしなに。
それはそーと、本日は宣伝などひとつメインに行きましょうか。
八ツ橋勝さん作のウェブコミック、『飛び出せ! ヒーローマン』ついに第二話完成デスヨー。
八ツ殿はヤリマシタ。ついにやり遂げマシタ。
思い起こせば第一話も完成までに九ヶ月かかっているワケですが、2003年四月初頭、「一ページ目の下書きを始めた」と自分のトコロの掲示板に八ツ殿が書いたのがこの第二話のすべての始まりでありまして、そこからちまちまと開いた時間や週末を利用し、一ページ一ページ原稿を丹念に仕上げ、その恐るべき根気と信念積もりも積もったり一年と二ヶ月、ついに第二話終了の運びと相成りました。
やったゼ八ツ殿。オメデトウゴザイマース。
そしてオハナシはナチュラルに第三話へと続きマース。
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(※新宿アルタ前の電光掲示板から生中継でお届けしております)
もう執念に近いと思った。
いやもう何というか、白鳥由栄デスかアナタはってくらいの執念と持続力に脱帽。
こうなるとイチ読者としてはひたすらに見守るしかなく、ワタクシなどは渡り鳥の越冬ドキュメント制作プロデューサーよろしく永い目で見続けていこうと決意を新たにしてしまいましたが、物語の方は一話に引き続き熱いバトルとヒューマンドラマが古臭いギミックで特撮なタペストリーの……えーと非常に説明しずらいんですケドとにかくシュミに走りまくった面白いオハナシでありますので、まあ皆様も此処はひとつご覧になってイタダイテ。
ともあれ八ツ殿、まずはオツカレサマでありました。いやホントマジで。
追記:
川崎市市民ミュージアムにて「日本の幻獣」展開催。
命に替えても往かせてイタダキマス。
もう初手から「印旛沼出現怪獣」のスサマジイまでの妖しさと胡散臭さでノックアウト。
一見ユーモラスにさえ見える坊主頭の墨画から奇妙に漏れ出る得体の知れなさがワタクシを捕らえて離してくれず、どうにも気になるので少しばかり検索して調べてみますと、この幻獣がまた十三人もぶっ殺してけつかる大凶獣だったりしまして、あーなるほど、ワタクシが今感じている得体の知れなさはコレが原因でアリマスかーアッハッハッ、
勃起。
今年の夏コミは一日滞在を延ばすことに大決定。
つーかコレに行かなかったらソイツはもうこあとるのフリをした何かなのでどなたか退治してイタダイテ結構です。多分唾液を塗った矢なんかが有効。
追記2:
お元気そうで何よりです。
山根青鬼氏といえば、70年世代の皆様には『名たんてい カゲマン』の作者として馴染み深い――まあ聞き覚えくらいはある――漫画家さんだと思いマス。
実際ワタクシ的にもあの漫画は大好きだったりしましたので、まだご健在という報せに加え、秋に小学館から復刻版が出るというニュースはなかなかに嬉しかったりも。
ついでにちょっと思ったヨタですが、カゲマンのストーリー展開って何となくアメコミに似てますねー。
「冴えない主人公」と「特殊な能力を持った相棒」、てな組み合わせはもとより、「悪役がたくさん登場する」ところや「悪役たちにも生活があり何処か憎めない」ところ、「ときどき主人公と悪役が別の悪役に対するために協力したりする」辺りは古き良き時代のDCコミックス的で、ワタクシが知る限りこういうツクリの漫画はつい最近になるまで日本には存在しなかったのではないか、とすら思ってしまいます。
おそらくは偶然の一致なのでしょうが、そういう意味でもエポックな作品だったなあと。
あ、それとインタビューにて、どうやら作者御本人もコレは気に入らなかったらしいというコトが判りましてなんなとく納得。
――うん。ワタクシ的にもコレはダメだと思いマス。
追記3:
「民間初の有人宇宙飛行に成功」……はともかくとして。
うお、シャトルのデザインが激しくカッコよろしい。やはり民間デザインは飛び抜けてオリマスねー。
ちなみに離陸時の写真を見て「あ、ドップみたい」とか思ったのはナイショだ。
俗物。
追記4:
「祥が来る」。
禿頭ボウズメンさんの落書きコンテンツから一発ネタで。
なお正式な作者さんによるタイトルは「と、いうわけで、学園祭の出し物は『○動戦士ガンダ○』に決定(嘘) 薔薇が紅いんだか彗星が赤いんだか、もう、何が何だか・・・・・ 一つだけ言える事は、祥子様ノリノリじゃん。 体育祭の学ランといい、結構お調子者なのかもしれんと思っているのは僕だけスか? とにもかくにも、描いてから、ネットで同ネタを山ほど見つけてガックリ。 それでもアップする俺の面の皮の厚さはもはや装甲。」になっております。てーか笑い死ぬ。
余談ながらワタクシはコチラ様のオリジナル創作絵がスゴイ好きだったり致しまして、なかんづく『真しっぽ大作戦』コンテンツなんかは見ているだけで楽しいというか、こういうオレ設定のカタマリのようなイメージ企画は見るのも考えるのも大好きなのでアリマスヨー。
……ああ、だから奈須きのこ氏とか愛してるワケねワタクシ(※独りで激しく納得)。
[1514] 此処で番組を中断して臨時ニュースをお届けします。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/06/16(水)
――いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
違うデショ。うん違う。それは違う。違う違うチガウ。
ソレは絶対 ウィザードリィと違う。
(※狂水病に感染したセント・バーナード犬のごとくギラついた双眸で)
いやあ版権問題デスか。「スパーク」とキマシタよ。マハリトなんて「メガファイア」ですヨ。
考えたヒトはもうヤケクソだったんじゃないでしょうか。もー何か姫川勉にコテンパンにのされた挙げ句に脱糞しちゃった丹波文七よろしく、何もかもなくした心持ちで夜の街を虚ろに彷徨しちゃったりなんかして。啼きながら。
と言うか、異世界系(※ファンタジー)RPGの呪文名称って世界観構築に一役も二役も買ってるんだとつくづく再認識する次第でありまして、もしドラクエ新作の火炎呪文がいきなり「メラ」から「ファイヤー」になってたりしたらスクウェアエニックスのビルが原因不明の出火でファイヤーしちゃうでしょうし、『ファンタシースター・ユニバース』のテクニック名が何の前触れもなくファイナルファンタジーの呪文名に替わってたりしたらセガは倒れたままなんだと確信するコト間違いなし。版権問題だろうがオトナの事情だろうが、コレは言うなればシリーズを通してのファンに対する明確なだまし討ちというかゴングが鳴る前のKOパンチっつーか、いやもうね。スパロボの登場メカがある日突然超銀河伝説バイソンとか踏切戦士シャダーンとかに総替わりしてるくらいのショッキングな出来事だと思うんですケドもワタクシとしては。
オーケー。携帯版ウィズはワタクシ内にてすっかり無かったことにします。
小さなコトにこだわる粘着ファンと嗤わば嗤え。たとえ上っ面しか見ないブランド嗜好と後ろ指をさされるとしても、ワタクシはその世界観をひっくるめてゲームを愛しているのデス。
つまりデスね。いくら見た目が似てるからってシャダーンに乗りたいワケじゃ無え。
ついでに怖ろしいのは、この変更、携帯アプリにのみ適応されるコトなのでありましょうかね?
ンなコトはあり得ないと信じておりますが、もし今後日本で発売される『ウィザードリィ』の新作全てに、この詳細もよくわからない「版権問題」とやらが、スティーブン・キングのホラーに出てくる正体不明の怪物みたく襲いかかってくる危険性があるとしたら――。
――おおおフランシーヌ様、このドットーレは怒りでどうにかなってしまいそうです……!(C)藤田和日朗
いや。自分でもこんなにショックを受けるとは思いませなんだ。
[1513] ネットは一日一時間。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/06/15(火)
――と、言っても仕事が忙しくてどうこう、というコトではありませんで……。
最近困ったことに、またぞろ目がイカレ始めて来た様子。
テレビはそれほどでもないのですが、解像度の高いパソコンのモニタを長時間観ていると、アタマの奥――ちょうど目の裏側あたりに強い圧迫感のようなモノを感じ出すようになっちまいまして、コレがミョーな嘔吐感も伴ったりしておっそろしく不快なのでアリマスヨ。
コレではsudoくんではないか(※ウチのsudoくんは重度の電磁波アレルギーで、ゲームセンターに三十分以上居ると死亡します)と暗澹たる気分にもなろうってモノですが、また情けないコトにコレが冗談にもならず、耐えられる時間はせいぜいが一時間程度でして、ネット巡回なんてもうほとんどお知り合いさんの日記とニュースサイトをひとつふたつ覗かせてもらう程度。オンラインゲームはおろかチャットさえままならず、入ったその脚でいそいそと退出してしまうヒット&アウェイスタイル。すっかりネット依存になり果てているアタマはパソコンのモニタを求めているのにカラダが全面拒否という、まるでレイプされたPTSDに悩まされる新婚主婦ってカンジで我がカラダながらほとほと愛想が尽きて参ります。
眼精疲労……というヤツなのでありましょうか? 眼圧を下げる目薬でもあればよいのですが。
かなり深刻な事態っぽい気もしないでもありませぬので、どなたかその手の症状によく効くクスリなど御存知の方は教えていただきたい。いやもうホント切実に。
ちなみに医者に行く、という選択は開業時間的に絶望的。
てな具合なのでありまして、ここ一週間でぽちぽち(※恥ずべきコトに!)貯めてしまった追記ネタのみでひとつご容赦を……。
くう。「ネタの鮮度を保つため、思いついたネタはその日のウチに」とかほざいてたワタクシがこのザマとは。
マジ切のうゴザイマスヨ。とほほほほ。
追記:
『トレマーズ4』とか観てみました。
――いかにしてガンマー家はネバダの片田舎に住み、≪グラボイズ≫に戦いを挑んだか。
(※『マイドク』っぽく)
もう何というか、シリーズ通して観たヒト限定ってカンジの作品でアリマシタ。
最低でも第一作は観ておかないと、作品の半分も愉しめるかどうか。そのくらいシリーズ形式に特化したツクリになっており、もうすっかりシリーズを通して主演俳優の座を勝ち取ったマイケル・グロス演じるところのガンマーさんにフィルムが感光しちゃうくらいスポットを当てまくった、誤解を恐れず言っちゃうならば二次創作のようなパーフェクト・ファンムービーになっていると。
まーかくの如くに観るヒトを選んじゃう作品ですが、そのかわり初作を観たコトがあり、加えて初作をB級ムービー史上屈指の傑作だと認識しているヒトにとっては「ちょっと安っぽいケドなかなか見所のある良作」に仕上がっていてホッと一安心。楽しませていただきましたよー。
(※以下ネタバレにつき反転)
そもそもこのシリーズ、初作からそういう作風だと言えばそうなのですが、90年代辺りからよくある「個性的すぎるワガママ連中が閉鎖空間に押し込められて最後は全滅」なんてB級クリーチャー・ムービーのスタイルとは正反対というか、「閉鎖空間に閉じ込められた人々が力を合わせて難題を解決する」という古き時代のB級スタイルを取っているようで、今回はとりわけその辺りがよく出ていたように感じましたデスヨ。
主役のガンマーさんからして、最初は都会者を気取った、東部のイヤな金持ちっぽい役回りですが、コレが実のところ浮世離れした小金持ちがチョイとハンパに世ズレしちゃった程度の可愛らしい悪っぷりでして、中盤くらいから徐々にメッキが剥げて善人の地金が覗いてくる――少年にあげた自転車がほったらかされている理由を知って、急に怒り出すとか――トコはなかなかに好感が持てるキャラ付け。はじめに観ている時は「何だこのヤなオッサンは」程度だった評価が、後半ラスト近くで村に戻ってくるシーンの頃には「やっぱり戻ってくるよなあこの人なら」と自然に思えるようにいつの間にかすり替わっている脚本と併せて非常に巧いと感じました。
てーか全体的に見て、イヤな性格のキャラが(※ワタクシの感じたところでは)皆無に近いのデスね。
リジェクションの住人たちはちょっと気難しいながらも気のいい連中ばかりですし、途中で出てくる重要なキー・キャラクターである凄腕のガンマン、≪黒手≫のケリーなんかもアクは強いにせよ何処か憎めないヒトの良さ(※グラボイズに襲われてる最中、ガンマーにイチイチ丁寧に銃の撃ち方を教えちゃったりして)みたいなモノが見え隠れしており、途中で死んでしまうのが惜しまれるくらいいいキャラでアリマシタ。
……実際、彼は最後まで生き残った方がおいしかった気もするんですケドねー。
だってメインキャラはほとんど死なないんですもの。
逆に目新しく感じて高得点というか、スカッと爽やかエンドのB級映画。コレも最近あんまり観なかった気がします。
そしてラストはシリーズファンにはニヤリとさせられる、――と言うか爆笑させられるコト間違いなしの極まったオチで見事。
そーかガンマーさん。そういうことかと。
でもひとつだけイチャモン……ってワケではないのですが、知識不足なため不思議に思ったこととしては。
金時計ってそんなに高いのか。
村人全員ぶんのライフルに二頭立ての荷馬車に? よくよく見るとコートも新調してるっぽい上フアン君のための換えの帽子まで買って? そんでもって口径2インチのATライフル(※マチガイ)と火薬の予備まで買えたってんデスか?
まあこの時代、西部では銃はかなり安かったみたいですし、逆に高級品の金時計なんかはべらぼうな値が付いた……と取れなくもないのですケド。
あと劇中で登場する「パントガン」てヤツ、実在したのデスかねー。
50ミリですよ。日本の大筒なんてメじゃねえ。つーか人間が持てる大きさじゃねえ。
総評としては――sudoくんは嫁さんと別れてでも観ておくのが吉。
興味が湧いた方はまず初作から事始めですヨ。
追記2:
三十秒で解る『タイタニック』。(※現在トップに展示)
観たコトあるヒト大笑い、そうでないヒト置いてけぼりな「三十秒」シリーズ新作。ひそかに待っておりマシタ。
『エクソシスト』に『シャイニング』と有名なホラーで立て続けに二本来て、つーことはこのシリーズはホラー専門? ――かと思いきや、フィクション部分だけ激しく邪魔なノンフィクション映画であるトコロのタイタニックが三本目という、この180度の回頭っぷりもレイテ海戦の栗田中将ばりに観る側の意表を突いてくれるワケですが、ストーリーの見事なまでのはしょりっぷりは相も変わらず健在でありまして、
いやつーかデスね。氷山激突シーンで爆笑。
あのシーンが作者様の脳内で強烈に印象づけられているらしいコトが手に取るようにワカリマス。
あとやっぱりエンディング。らららららー。わァオ。
追記3:
『アメリカ横断ウルトラクイズ』サウンドミュージアム。
しかも耳コピーによるMIDI化とかではなく、どうやら番組内で使われているサウンドをビデオからWAVEファイルに落としてアップしていらっしゃるようで、98年に放映された第十七回が最後ですから実に六年――よもやもう一度あのオープニングテーマが聴けるとは、いやーいい時代になったモノです。
ちなみにワタクシは「○×泥んこクイズ」の勝ち抜け音楽が懐かしすぎて感涙デス。
なんか体感的に、十年ぶりくらいに聴いた気が致しますネー。ハラショーインターネット。
追記4:
コレで正式に「屍刑四郎」もOKデスヨ、菊池先生!!
しまった――名字だった!(←そういう問題じゃねえ)
つーか今まで「撫子(ナデシコ)」とかダメだったのでアリマスか。ちょっとビックリ。
ちなみに「呪」やら「癌」やら「糞」やらの、いわゆるロクデモナイ系漢字も新たに加えられているせいで問題視しているヒトも一部おられるようですが、もともと「獣」とか「鶏」とか「虚」とか「臓」とかも認められてるようなので、今更眉をひそめるコトじゃないのではありますまいか、とか思ったりも。
テメエの子供に「癌之介」とか「糞吉」やら付ける親がいたとしたら、その方はきっと口ではどう言おうと成長した子供にバットで頭カチ割られたい願望でもお持ちなのでしょうカラ、まあお子さんの方も此処はひとつ、親孝行だと思って二十歳の誕生日を迎える一日前辺りにカマして差し上げるのがヨロシイかと存じます。小指のグリップらへんに愛を込めて。
追記5:
日本で日夜戦うレッカー車、各種。
折り畳まれたアームと油圧ダンパーはオトコの浪漫。(※)
てコトでその機能美を堪能でありますヨ。
それにしてもずーっと見ていくと、おおよその予想は付くにゃ付くんですが、ソレは一体何をレッカーするつもりなんですか、っつーか何と戦うつもりなんですかと素で仕様を尋ねたくなるようなゴツいレッカー車もあってほんのり興奮気味のこあとる。稼働してるトコ見てみたいデスねー。
ああいえ。ウチのクルマをレッカーしてくれっていうんじゃ無くて。
※ちなみにワタクシ考えるトコロの「オトコの七大浪漫」としては、他に「むき出しのボルト」「ずるずる伸びてるコードやパイプ」「ブシューッと蒸気」「ブチ穴」「ドリル」などがゴザイマスが、まーその辺はぶっちゃけまったく関係がないので割愛。
後半のは特殊すぎる。
追記6:
『ガチャフォース』プレイ者限定ネタ。
「一周目のおまいら」。
「二周目のおまいら」。
面白すぎデス。
ちなみにワタクシはと言えば、二周目もいい加減後半だというのにバリアガールすら出てない始末。
いやもういいから。アーミーロボはもういいから。(※五台目)
※微妙な関連リンク:「あんず屋」はまるかた氏のガチャフォースらくがき置き場。
いやホント、ガールボーグやエンジェルボーグはこのゲームの勘所デスヨ。
不利だと解っていてもついついフォースに加えてしまうという。
あの猛烈な撃たれ弱さがまた燃えっつーのか萌えと言うのか。
追記7(※つーか私信):
死ぬほどウラヤマシイことに、beakerさんのトコロにてTRPG『エンゼルギア』オンラインプレイセッション第二回が公開されておるのですが――。
――アンタもあのスレ見てらっしゃるのか、マスターさん。(※リプレイ冒頭参照)
一瞬、ココロが通じ合いマシタ(※幻想です)。
にしてもオンラインセッションつーのもいいですねー。時間がかかるのは仕方ないにしても、練りこんだシナリオを、テキストによって照れなく細密に演出できるというのが絶対の利点かと。
ラストで聖句が詠われるシーンはちょっと鳥肌立ちました。凝りに凝ったマスターさんの意気込みや良し、脱線も含めてプレイヤーさんたちのノリも良し、こういうセッションが出来るメンツというのは貴重だと思いますヨー。
かー、サイコロ振りたい。焦がれ死ぬほどに。
[1509] 「子供が崩したブロックは、明日には積み上げてみせる」。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/06/08(火)
――というわけで前回の日記で月半ばになればナントカだの言っておりましたが、何やらあれよあれよという間に入ってくる仕事に追われているウチに六月の休日が全部無くなってしまい、現在月も星も太陽さえもフェイクに過ぎなくなってしまっている燃えさかる炎のエンジェルな今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。こあとるです。
いや、バーニングレンジャーつーよりむしろ火ィ付ける方って気も致しますケド。
てか、まあそんなヨタはどうでもよくてデスね。
『ウィザードリィ』なんデスヨ。
ウィザードリィ第一作、≪狂王の試練場≫二次創作。『和風Wizardry純情派』。
現代社会、突如京都比叡山に出現した「迷宮」を舞台にして繰り広げられる戦いと出会い、「迷宮」を取り巻く社会の思惑、隣り合わせの灰と青春、んでもって恋愛。
正直に申し上げます。やられたと思いました。
いえいえ、ワタクシもWizの活字を書こうとしてたとかネタを暖めていたのだとか、そういう負け犬の遠吠えみたいな意味としてではなく――もう純粋にそのモノスゴイ着眼点と発想と、そしてそれをここまで見事に活字化してしまったこの作者さんに、一介のウィザードリィ信者として「やってくれましたナ」と惜しみない賛辞を送るという意味で――。
まず『ウィザードリィ』なのに現代日本が舞台という、この時点でなかなか考えつきません。確かに火浦功氏なんかもすこし前にこんなん書いてらっしゃいましたが、どっこいコッチは「和製ファンタジー」というある意味カリカチュアも極まったシロモノの、「ダンジョン」をネタにしたスラップスティック・コメディでしかなく、この作品とは根本的なところで異なっております。
次に「はてなダイアリー」で書いてるトコロがスゴイ。毎日書いておられるのもスゴイのですが、主人公さんの書く日記を柱に、周囲のキャラクターの三人称を要所で織り交ぜるというスタイルが、はてなダイアリーのスタイルをそのまんま使えるためハナから整理されていて読みやすいという、――いやはや、こんな使い方があったとは。
そして主人公さんが弱い。いきなり40レベルとかじゃない。これが素晴らしい。
ワタクシが目にしたこーゆーオハナシのほとんどは、ハナから主役たちはある程度強いんデスヨね。さもなくばいきなり最強で無敵。少なくとも登場人物たちの中に最強クラスが必ず存在し、ストーリーのメインはやがて最難関の部分(※此処で言うならダンジョン最下層)をメインに進むようになる、つーモノが圧倒的に多いのです。
かくいうワタクシもきっとそうします。と言うか実際過去に書いたモノはすべからくそうでした。
なんでかっつーと簡単なんですヨネ。キャラの成長にハナシを割かなくてもいいつーのか、スカーンと戦闘してドカーンと勝てる。そういう戦闘シーンを楽しく書くことができるし、そっちの方が書いていて心地がいい場合が多い(※ワタクシの場合は――ですが)。「成長」をストーリーから外せる分、別のテーマを集中して書けるという言い方もゴザイマスナ。
ところがこのオハナシ、冒頭の時点で四階までしか辿り着いてません。
≪狂王の試練場≫がバックボーンなのですから、全10階層のはず。半分も行ってない。四階にはエレベータールームがあるって言っても、リアリティのあるこの世界ではいきなり9階になんて降りていったら最初の部屋でねじり殺されるのがオチで、本編でもその辺りをきっちり踏まえ、きっちり段階を追ってオハナシを展開させて行っているのです。この手間がスゴイ。
てかそもそもこのオハナシ、戦闘の比率は非常に低いのデスヨね。
何故って、このオハナシの軸は恋愛小説であり、一人の青年の成長物語であり、群像劇デスから。
でも、『ウィザードリィ』してるのです。
――ソコにシビレます。アコガレます。
ちなみにこのオハナシ、2003年末から書かれていたらしく、当然物語はきっちり完結しております。ネタバレは一切書きませぬが、何とも唸らせる結末。
久しぶりにメチャメチャ好みの二次創作を読ませてもらいました、ということで、今回は思いっっ切りメインネタ扱いでご紹介してしまった次第。
興味を持たれた方は是非とも。『ウィザードリィ』を知らなくても十二分に愉しめると思いマスので。
追記:
『アドバンスド・ガーディアンヒーローズ』公式サイト。
「ギャラリー」コンテンツにキャラ紹介とスクリーンショットが載ってます。ヒャッホウ。カタチになって参りましたナ!
とりあえずコチラ様のスクリーンショットと併せてひとつふたつ気付いたコトとしては、主人公キャラが容量の関係なのか三人とも全員同じツラ(※声まで同じだし)だとか、ライン移動が無いかわりに上下前後に移動可能なのだろうとか、どーやら前作の皆さんも何人かは再登場するらしい(※飛行機っぽいメカで主人公を出迎えてるのはルシア姫なのですかなー)とか、股ぐらからビーム撃つヒトも健在っぽいとかそんなトコロでありましょうか。
発売予定日も9/22に決定。スゲエ楽しみ。
そんでもって八年越しでガーヒーの新作が出るってんなら、十一年越しでガンスターの新作が出てもオカシクナイと考えほくそ笑む自分に愕然。しかる後に乾杯。
我ながらいい加減しつこいと思った。
追記2:
『The Quest For The Rest』。
えーと……FLASHアドベンチャーゲーム……なんですかな、コレは。怪しいところをクリックして、パズルを解く感覚で三人の小人を導いていくスタイル。
ステージはみっつしかなく、謎解きもすごく簡単なのですが、不思議な世界観と動きが何処となく『MYST(※セガサターン用ソフト。こあとるが信奉するタイトルのひとつ)』っぽくてワタクシ的にツボ。くわえて音楽も見事で、エンディングの歌なんて洋楽ダメなこのワタクシが真剣にCDで聞きたいとか思いましたヨ。
ちょっと神秘でちょっと理解しにくい、こういう西洋的な世界観は大好きであります。
や。理解できないのがまたいいと申しますか。
追記3:
色々な画風で描かれたミルコとサップ。
・アメリカの片田舎に住む妖怪。側によるとやたら口うるさいが害はない。
・サップつーより卍と斬り合いそう。
・「サップ見参」「うわあ」「奴だ」。
・試合後に死んでそうデスね。
・モテモテ。
・端的に似合いすぎる。
・「捧げ」た。
面白すぎる。
つーか皆さん巧すぎデス。最後のなんて本人かと。
追記4:
あのースミマセン。原田宇陀児氏はいつから小説家にジョブチェンジしたんですか。
いやそりゃ……読みたくないかと言われればスゴイ読んでみたいですケドも?
にしても奈須きのこ氏に原田宇陀児氏に西尾維新氏で表紙イラストは西村キヌ氏って、……なんかさり気なく軌道修正してマセンかこの雑誌。
とりあえず探してみることに。
[1508] 労働慰安と実況板。(※≒海と毒薬) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/06/02(水)
先週からにわかに始まった肉体労働強化月間でカレンダーの数字が全部黒字になりました。
七日に一度あるはずの赤色の数字は何処にいったのでしょうか。メーデーにでも出かけちまったんでしょうか。(※赤違い)
このまま一ヶ月丸々今の状態が続いた日には、きっとワタクシ上司様のドタマを吹っ飛ばしてカレンダーすべてを真っ赤に染め上げるコトだろうと思いマスが、幸いにして我らが七日に一度の赤い数字殿は月半ばくらいを持ちましてエリア88から戻ってくる予定ですので、いいか、今は耐えるんだこあとる――ピカード艦長が伝説のヌーディスト・ビーチに連れて行ってくれるその日まで!
……というワケでこんにちは。ヤクもやらずに月始めからガンギマリなこあとるです。
そんなワタクシのココロを慰めてくれる愉しみというと、どっちゃりと買い込んできたキングの小説(※先日の月曜日さらに増量された)に『ガチャフォース』なのは以前お話した通りですケドも、何か最近2ちゃんねる系列の、いわゆる「実況板」をROMするのがミョーに面白かったり致しまして。
いえいえ、特撮とかアニメのそれではなく――野球。
それも巨人軍の実況板。先月くらいからずーっと見続けております。
面白いのですよコレが。スレッドの内容がもうデーゲームの野次そのまんまで。
二軍デーゲームなんかによくいるじゃないですか。真っ昼間からコップ酒あおってライトスタンドの芝生に寝ころび、脊椎反射で野次ってらっしゃる白髪頭のおっちゃん。正にアレです。
匿名性の高いインターネット掲示板の実況ともなりますと、その辺の脊椎反射っぷりがモロに出るらしく、もースレッドはG党な皆様のケモノの本能に従い一喜一憂どころか一怒一狂ってカンジに展開されます。打ったら神、三振したら「だめぽ」、ゲッツーなんてやらかしゃもう人間以下ってなイキオイです。
まあ言うなれば暴動スレスレのカーニバルをビルの屋上から見下ろして愉しんでいるような、つまるトコヒトとして終わってるっぽい下衆な楽しみ方なのですが、さて、そんな実況板をワタクシが覗き始めた当初、どうもよくわからないカキコミがありまして――。
427 :名無し
ゲッツーかよ・・・
428 :名無し
もっとしっかりはしらんかい
430 :名無し
狼主(※ローズ)ウェーヘッヘッヘ
833 :名無し
におたのむよ
835 :名無し
アアン
837 :名無し
Pゴロ
838 :名無し
あー…
839 :名無し
二岡ウェーヘッヘッヘ
796 :名無し
無死1・3塁から無得点かよ
797 :名無し
1回1点にわざと調整しようとしてるな
798 :名無し
こんだけ盛り上がって しみタン(※清水)の1発だけとは・・・
799 :名無し
堀内ウェーヘッヘッヘ
………………………………………………………………。
何でしょうかこのウェーヘッヘッヘは。
2ちゃんねる系の匿名掲示板には、まま見られがちな特性として「無理矢理な当て字を用いる(※例:死ね→氏ね/お前→藻前)」、「その掲示板で一般的な愛称もしくは蔑称を用いる(※例:清水→しみたん/川原→泡様/江藤→豚)」などがあり、コレらの合わせ技によって一見さんにはサッパリ理解できない人造言語が構築されているのは皆様も御存知のことかと思いマスが、ワタクシもコレに関しては最初さっぱり理解できませんで困りましたデスヨ。
前述の流れを例に取ると、カキコミ主が堀内監督を「ウェーヘッヘッヘ」と笑っているのでしょうか。いやいや確かにこの「ウェーヘッヘッヘ」が出てくるのは目も当てられない凡打やゲッツーといった失策のときだけですが、他のパターンを見てみるとなんかそういう風にも見えないような? そもそもコテコテの野球ファンな方からすれば、ここ一番の重要な場面での失策なんて嗤って済ませるより八つに裂きたいくらいの心境にあらせられますでしょうし?
コレはきっとアレです。もっと手の込んだ揶揄に違いアリマセン。
そう、例えばばつが悪すぎる照れ笑い。ああやっちまったよオレうえっへっへっへっ。本人焦って猛烈に誤魔化してるつもりだけどジリジリしてらっしゃるファンの皆様のココロには、嗚呼今まさに増燃剤がガロン単位で注入されるがごときやらかしスマイル。
それを逆手に取った、カキコミ主のほの暗く燃える怒りの顕れとでも申しましょうか。
手近な例をとり実証してみましょう。
1105 :名無し
鷹と杉、もう一週間近く更新されてないね。
1106 :名無し
>>1105
何いってんだ。小説コンテンツなんて半年以上だぞ。
1107 :名無し
こあとるウェーヘッヘッヘ
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。 ゚ .
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○∫ 明日…晴れるかな。
ノ(しa へ
‐''"´'''"""゛''"`''"″"`"""'゛''"´'''"″"''"`''"`'"`"""''''``'‐
(※こあとるの心象風景です)
――何て破壊力でしょうか。一瞬ココロが大平原に飛びました。(←逃避)
何やら真綿で首を絞められるような、とゆーか真綿を頸動脈にぎっしり詰め込まれるかのような指摘と申しますか、いやまあ実際ウチの更新状況はチャーリー・シーンが入団する前のクリーブランド・インディアンズみたいなモノなんでまったくもってぐうの音も出ませんが、まーともかくもそんな歯に衣着せずにチタン合金製の牙をかぶせて咬み破る、野次と咆哮渦巻く実況板にどういう訳かメチャメチャ癒されてしまうワタクシ、ひょっとしてどっかオカシイのでありましょうかとふと空を見上げる週半ばの夜明け。――アンチ巨人24年目の初夏。
なんだ。其処か。(※すっかり得心した模様)
追記:
いや、何というか、ここ十年ばかりの巨人軍って日本野球界にとって悪役ってカンジしません?
つーかスミマセン。ホントは知ってます、ウェーヘッヘッヘの真意。
――ただ単純に氏ねってコトさ。
_| ̄|○
とりとめないヨタはともかく、気を取り直して追記逝ってミマショウ。
追記2:
――ストッキングを取って すっぽんぽんにしちゃえば 同じもんがついてんだ
面倒くさくなって 送るのもよして
独りきり情熱を振り回す バッティングセンター
(C)Mr.Children 『光の射す方へ』
……リンク先は18禁デス。
えー、どういうコトかと申しますと、リンク先のゲーム中出てくるヒロインの一人が同じもんがついてんだということで、現在メーカーオフィシャルBBSにて核の炎が炸裂中と……。
「――え。それの何処が問題? むしろウレシイ誤算?」なーんておっしゃられる方も中にはいらっしゃる(※只今リンク事故がありました。他意はないことを明記いたします)でしょうし、事実ワタクシなどは昨日早速買って参りましたが、逆のパターン――悪友が実は女性で裏ヒロインとか――ならまだしも、フツーこういう手合いの「ヒロイン」つーのはユーザーの皆様の反物質反応を危惧してゲーム紹介においても事前にそれとなく知らされるというのが当たり前だっただけに、今回の事件はフツーの嗜好の方々に取ってはまさに青天の霹靂であったとゆーか、――うん、まあそりゃ怒るか。
とは言え……まあワタクシの立場からぶっちゃけて言わせていただくと、該当ヒロインが「ココロも見た目も女性として描かれている」って時点で何も問題は無いでしょうにと言うか、食い足りませんネなんてコトすら思ってしまったりもするワケでして。
ホラ。尻尾とかネコミミとかと同じアクセントだと思えば?
無理か。
とりあえず偏りまくったワタクシの意見ではどーにもならないと判明。
はて、となると……お知り合いさん内で該当ソフトにいくらかでも興味を示している方というと、日記なんかを拝見させていただいている限り現状では久々野さんくらいのモノですが――。
――駄目だ。まったく動じそうに無い。(←あ)
フツーな皆様の御意見大募集。
同志の方々には……えーと、まあ朗報ってことでひとつ?
(※只今リンク事故がありました。他意はないことを明記いたします)
追記2:
夏那瀬秋穂さんの『クドリャフカ、地上に眠る。』
同人シューティングゲーム、『レイ=クドリャフカX』(※まだ完成していらっしゃらない様子で残念ですが)の二次創作漫画でアリマスナ。
去年の夏に出した個人誌をウェブ掲載ということで。
実は夏那瀬さんは学生時代からのお知り合いなのですが、この方昔からこーゆーマンガ描かせたら問答無用にスゴイの描くヒトなのでありまして。
その独特の可愛い系キャラとペンタッチも何処吹く風、つーかむしろソレこそがオハナシの中の虚無感や残酷性なんかを否が応にも際立たせマス。救いがあるはずなのに何故か全然それを感じさせない、まるで夢のような結末が「どすり」と音を立てて読後のみぞおちに刺さる、なんかもー全力で投擲された挙げ句時速200キロでカッ飛んでくるナイフのような漫画っつーのか物語つーのか。
何よりまだ未完成なシューティングゲームからここまで妄想を感染拡大、26ページもの漫画に仕上げてしまうという荒行が素敵デス。――たくましすぎる。(※妄想が)
追記3:
石川賢版『デスノート』。
何はさておいてもその白眉としては、
「ぐわ!」 シュバドバ(※効果音)
笑い死ぬトコロでした。
浮かんだ。――石川賢の描くそのコマが浮かんだ。
コミックス初登場時の神隼人ライクな(※参考資料)夜神月がモノスゴイ顔してノートに書き込むそのコマが、不詳ワタクシめの目にはハッキリと見えマシタ。マズイ、今夜夢に出そう。
そして結末も骨の髄まで石川賢。全然終わってないトコロが石川賢。つーか魔界転生。
いや、まあ多分何を題材にしても同じモンになるとは思うのですが。
[1505] 新型VAIO-Uが店頭に並びまして、 投稿者:sudo 投稿日:2004/05/30(日) さっそく見て参りました。
こんなヤツなんですけども。
私の持ってるVAIO-U1とはずいぶん違う形になりましたが、ふつーのWindowsXPが動くマシンとしては相変わらず最小を誇るわけでして、興味津々でありました。
レビューとか見てるとすごい欲しくなってて、U1売って買い換えようかな、とも思ってました。買うならソニースタイルでしか売っていないPentium-Mモデルだなあとか。
で、昨日実機を見て、触ってきました。
その感想ですが、すでに2ちゃんねるでは言われているのですが、
デカいゲームウォッチだな。
つー感じでした。
あるいは巨大ワンダースワン。(縦でも横でも使えるから)
でも、なぜか現物を見たら購入意欲がなくなってしまいました。
いいなあとは思ったんですが、ソニースタイルモデルは20万円もしますしね……
まあ一番の問題は、グラフィックチップがIntel統合型でFF11ができないことなんですけどね。
青空FF11……したいなあ……
[1505へのレス] Re: 新型VAIO-Uが店頭に並びまして、 投稿者:こあとる(影) 投稿日:2004/05/31(月) 出来るらしいですなUでFF11。
確かカトユーさんとこで実際に確認した人がいたような。
ベンチ1360ぐらいとかあったような。
おっと失礼余計な出番でした。削除指令が出たら実行しますゆえ。
では影は再度闇に。
[1504] Because it is there.(※訳:「そこに『それ』があるからさ」) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/27(木)
久しぶりにあやまくんの日記なんてレアなシロモノを読ませていただき、コレがまた前回からどれだけ経ってるか遡ろうなんてしてみた日には、実際のハナシログが残っているかどうかさえ危ぶまれる状況だったりしまして、これで万が一ホントに残ってなかったらホンモノのポイズンブレスだって吐けるような気がするので見ないでおくことにしますケドも、ナニはさておき皆様のお陰でカウンターもいい加減ウチの内容に釣り合わないくらい廻っていることですし、OKあやまくんならびにこの際だからsudoくん、ワタクシからちょっとささやかなお願いをしても、キミたちは微笑んで頷いてくれるかな――。
多くは望みません。月に一回 書いてくださればもうそれで。
てな具合にこんにちは。いい加減そろそろ諦念が深まって参りましたこあとるです。
まーかくいうワタクシも今週に入ってからエディターすら開かない日がしばらく続いていたのですが、それというのもここしばらく某古本屋さんの閉店セール(※記事[1501]参照)にかこつけて大量に買い込んだ小説やら単行本やらオカルト専門書やらに埋もれ、当社比にして約五割り増しのただれた日々に耽溺しております次第。
具体的にご説明いたしますと、昨夜などは『スケバン刑事』全22巻を以て完徹。
いや仕方なかったんですヨ! 全巻セットで1600円だったんデス! 安かったんデス!!
「今を逃せば、――あるいは永遠に!」とか思っちゃったんデス!
かくしてドタマのチャクラが全然廻らずにハンドルを切り損ねるなか、朦朧とした思考の片隅にて一体ワタクシは何してるのかと自分に問いかけつつもしっかり対向車線にはみ出しちゃってたりするタイトロープっぷりも毎度いい具合に煮詰まってきておりますが、フラフラになって帰ってきたワタクシを待っているのは『It(※全四巻)』やら『ミザリー』やら『ニードフル・シングス(※上下巻)』やら『死のロングウォーク』辺りのスティーブン・キングの文庫本だったり致しまして、いやーひょっとしなくてもまた徹夜デスかワタクシ? にしても後年のキング作品って何でこんなにページ数多いんでしょうねーハッハッ、
今ならジョージ・マロニーの気持ちも理解できます。そりゃもう希有な深さで。
あと遅ればせながら『ガチャフォース』にちょいハマリ中でして、さすがカプコンだけあってウワサに違わぬ上質のアクションゲームです。ワタクシの熱い視線はテレビ画面と文庫本の間を不眠不休でいったり来たりと大忙し。そして嗚呼今日も朝焼けが。ワタクシの脳髄を灼き切らんと。
いやホラ。そこに「それ」がありますもので。
……そーいやジョージ・マロニーってエベレストで消息を絶ってるんでしたっけネ。
くう。ナニやら暗示的。(←何が)
追記:
何が切ないと申しまして――、
そもそも家庭用ゲームハードの成長期とも言うべき時代に作られたPCエンジンやメガドライブと、ゲイツが自身満々に送り出したペケ箱が熾烈なデッドヒートというこの事実でありましょうか。つーか負けてるしゲイツ。
メガドラは1988年、PCエンジンに至っては1987年発売デスヨ。17年前の骨董品とどっこいって旦那様。
まー稼働率ランキングでは何とか勝ってますケドなんの慰めにもなってないのがまたスゴイ。
とりあえずアレです。新たなギャルゲーハードとして延命の道を模索していただきたく。
ホラ。パソゲー開発とあんまり変わらないっぽいし。
本音をぶっちゃけさせてもらうにもうちょっと使わせろ。(←持ってるヒト)
追記2:
SF書評サイト、「CLEAR AETHER -クリア エーテル-」様。
えー、実はすこし前に、ワタクシのヨタ活字を有り難くもご紹介なされているとDEEPBLUEさん(※リニューアルおめでとう御座います)から教えていただいたトコなのですが、しばらくコンテンツを読み進ませていただくうち、その日記テイストと申しますか波長とでも言いますか、
何やらものすご――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――(※息継ぎ)――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――く通じ合う部分が多いようでしたのでご紹介をば。
と言いますか、何でしょうかこの奇妙なほどの敗北感は。
ワタクシもこういう形式の書評サイトや徒然日記サイトは色々拝見させていただきましたが、谷川流氏の『学校を出よう!』を『超能力学園Z』と評したり(※挙げ句おおよそ間違ってません)、『ペイ・チェック』の紹介から繋がって、喩えにおいて思いっきり素で『は〜りぃ・ふぉっくす』を持ち出すなんてドテライ真似、ワタクシでもそーそーやりません。
他にも管理人さんのプロフィールにおいて、「好きな映画」の項目にさり気なく『キラー・コンドーム』が入っていたりして山道さんも大満足っぽいそのマイノリティに乾杯。
いやむしろ完敗。
追記3:
『GODZILLA FINAL WARS』公式サイト。
えーとデスネ。ナニはともあれ「ストーリー」のコンテンツを御一読イタダイテ。
色々言いたいことはゴザイマスが、とりあえずは流石北村龍平とでも言うべきなのか、ワタクシどもネジレたヲタの予想の遥かに斜め上、馬頭星雲の辺りまでキマっちゃってる大胆すぎなあらすじにはひっくり返るかと思いマシタ。
いや≪轟天号≫て。怪獣シルエットには露骨にマンダ様がいらっしゃいますし。
つーか怪獣たちのセレクションが無茶苦茶です。ニッチ系にもほどがあると言うのか、ガイガンやミニラを出すのはまあ納得するとしても、キングシーサーとかカマキラスとか、うん、まあいいんデスけどそれも。エビラとヘドラが大問題ってだけで。
どんな絵面になるのか想像も付きません。
あ、でも強化人間兵士は何となく予想できたと負け惜しみを。
スミマセン嘘です。怪獣と戦うってトコが馬頭星雲デシタ。(※斜め上)
birdsくんとかはコレ見てどう思うのやら――とか思った途端に彼の唾棄せんばかりに歪められた表情とかが浮かんじゃったりしましたケドも。
忘れておくことに。
追記4:
映画繋がりで『スターシップ・トルーパーズ2』公式サイトもご紹介。
えーと、残念ながら銀座とお台場で単館上映? の模様でして――。
F E D E R A L
i―┐
/ ̄ |
/ ̄―_  ̄| | _― ̄\
 ̄|  ̄  ̄ | ̄
|_[ ̄} i┐ ┌i { ̄]_|
└' | | `┘
| |
-┘└-
.└┐┌┘
 ̄
N E T W O R K
ちゃーちゃちゃちゃーちゃーちゃーちゃーちゃちゃちゃー♪(※例のテーマ)
首都圏B級映画ヲタ「I’m doing my PART.(※私は、観に行きます)」
関東圏B級映画ヲタ「I’m doing my PART.(※私だって観に行きます)」
地方B級映画ヲタ「I’m doing my PART.(※行ったろうじゃねえかドチクショウ)」
こあとる「I’m doing my PART,TOO(※ワタクシだってー)」
全員「「「「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA.」」」」(←やたら空々しい)
てコトで往きます。往ってけつかりマス。
道連れ募集中。
[1503] 漢和及第 投稿者:あやま 投稿日:2004/05/23(日) 初めまして、あやまです。
・・・、ええ、初めまして。
まぁ、なんといいますか。
もう前回の登場から幾月経たことか本人だって解りたくないのだから、他人が知っているハズもなく。
すんません、長い間FFXIばかりをやっておりました。
そんな訳で、実際たいしたネタのも無いわけでして、FFXIの身の上話でもちょろちょろと。
当方、エルヴァーン女、ウインダス連邦に生を受け、戦士として冒険の旅にでる。
(注:ウインダスは魔法系の特色の街であり、肉弾系には出身地としてはあまり向かない)
知り合いのLSに拾われ、同時期にPSOから流れた猫3匹と冒険の旅を始める。
そしてこの猫3匹も肉弾系で始めてしまう念の入れようである。
初めての戦闘、小さいウサギを銅製の剣で撲殺。とても切れていると思えない。
そして鳥人間と遭遇! あまりのカッコヨサに被撲殺。
そんなこんなで途中でキリンに殺されたり、芋虫の毒で死んだり、ゴブリンの自爆で死んだり、マンドラのあっおーに悶絶したりしながらLvを上げたり、カブト相手に扇風機を演じたり、カニを相手に0ダメージを連発したり、フレンドを作ったり、ミッションクリアしたり、しながらLv63まで来たりしたわけです。
あー、ちなみにLv63までの間に殺してた敵はおおよそ上記の種類で足りるあたりに、このゲームの神髄がカンジられます。
そないなわけで、今後不定期に私の冒険記を載せていければと。
行く先々で死んでばっかいるのですけどね。
追記:
このへんでグリーンドラゴン(こあとる氏)のブレス(毒、範囲型)を緩和できれば、・・・・・いいなぁ。(詠嘆)
[1502] 80000ヒットになりましたー。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/21(金)
テキトーにダラダラとやってたら、ウチもついに80000ヒットでアリマスヨ。コレもすべてお越しいただいている皆様のお陰でありまして、ワタクシも感謝の念に耐えません。
ところで先日、ネットゲームをプレイしている最中偶然にもホームページのハナシになりましてデスネ。
それぞれ皆さんが持ってるサイトのオハナシになったワケですが、その際ありがたくもウチをご覧になられているらしいプレイヤーさんから言われた台詞が、
――『鷹と杉』、楽しいよ。一人で頑張ってるトコロが。
○
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ヘルメットが無かったら即死デシタ。(C)サンライズ
まーその辺のキビシイ現実はともかくとして、今日のネタはコチラから。
豪州の税関にてやたら派手なエモノが差し押さえられたっつーニュースなのですが、いかにもサンスポさんらしく「近未来の凶器?」なんて記事タイトルが付けられてまして、記事の中身も「近未来映画に出てきそうな『一撃必殺』の凶器」だとか「肉体を武器にするクロコダイル・ダンディーのようなマッチョガイはもはや天然記念物?」だとか、まあ何と申しますか煽りも煽ったりってカンジに吹いていらっしゃるのでちょっとばかり思っちゃったことが、――。
怖くも何ともないでしょうこんなん?
いや……なんか現実感無いとかそういう問題以前に実用性が無いって言うのか……。
ちなみにこの武器のおおまかなスペックつーとこの辺り見てもらうと判るのですケド、右側のちょっと勘違いしているとしか思えない携帯時の写真でもご理解いただけるように、全長56センチ、全幅36センチとまあデカい。やたらデカい。無駄にデカい。
デカけりゃ迫力つーか見た目のインパクトだけは上がるんでしょうが、そもそもこんなんどうやって携帯するかって考えただけで三日間くらい苦笑できる気がします(※爆笑で無い分タチが悪い)。
んでもって見た目通りに重い。軽金属使ってるのに2.6キロもありまして、2.6キロってどんなモンかと申しますにちょーどこの辺りがぴったり2.6キロって辺りでコイツがいかに無駄に重いかご想像いただけるのではないかと。
長い武器じゃないんデスヨ。言うなればジャマダハル的な武器なんですよ。
モノホンの日本刀とかだってせいぜい一キロちょい、それにしたって刀ですから遠心力を使って振り回せるワケで、持ち手の周囲にモロ2.6キロの荷重がかかるモノなんて、大型の盾くらいしかありません。こんなんフツーの人間が振り回してたらあっとゆーまに息が上がります。
「マッチョガイはもはや天然記念物?」ってサンスポ様は言ってますが、その重量からするとコイツを振り回せるのはマッチョガイくらいでフツーのヒトが使うには全然適しておりません。
『一撃必殺』ってのはまあ言葉通りかもしれませんが、それにしたって成人男性が渾身のチカラを込めて振りまわした2.6キロの金属塊(※尖った部分アリ)が当たれば誰だって倒れるんじゃないかと思いますし。
で、結論。使えねえ。怖くねえ。
刃物がいっぱい付いててデカいので威嚇用としてはそれなりかと存じますが、ワタクシとしてはこんなん出されたらかえって笑っちゃうかもしれませんねー。てーか携帯するコト自体が難しい上に、携帯してるコト自体がクリティカルに恥ずかしいつーのか。
まー私見でありますが、ワタクシとしては東急ハンズあたりで売ってそーなこの手のシロモノ持ち出される方がよっぽどオッソロシイです。
泣いて土下座する。命だけはと。
[1501] 相も変わらず突然ですが。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/20(木)
駄活字のコーナーがやって参りマシタ。
今日はコレでいっぱいいっぱいなんでネタ系は明日に。
ちなみに80000ヒットの記念とかそーゆーのとは全然関係もクソもないコトを此処に明記してテメエの首を思いっっ切り絞めておくコトにします。もうキューッッと。
……我ら部員一同の青春の在処だった、某古書店に捧げます。
[1501へのレス] 〜幻獣辞典・外典〜 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/20(木)
十五年ほどだろうか、と思う。
最後にその店を訪れたのはいつ頃だっただろうと、おぼろげな記憶を探ってみた。たしか今みたいにおだやかな陽気の初夏、梅雨に入る前だったはずで――。
そうだ、あの時は確か、この国の年号が変わった年だった。
オサム・テヅカやヒバリ・ミソラも死んで、「昭和」という年そのものが急激に死んでいくかのような印象があった。中国では民主化運動をしていた学生が武力制圧されたりもした。……そうそう、サルバドール・ダリが逝ってしまったのもあの年だった。
世の中急激に変わりつつあるね、いやいや変わるときなんてのはそんなものさ、なんて店主と話をした。私は運良く『七色いんこ』のコミックスを全巻買えて、その日の夜にたっぷりと楽しんだものだった。
1989年のことだ。きっかり十五年前だった。
目指す店に向かって閑散としたアーケード街を歩きながら、ちょっとしたモノだと他人事のように感じた。なかなかどうして長い時間だ、ちょっとした懐旧に浸るには充分な時間だぞ、と。
しかしながら、喜ぶべきことか――店は変わっていなかった。
自動ドアなんていう、たいそうなモノは無い。『あらい堂古書店』と大きくプリンティングされた、ガラス張りになっている引き戸が二枚、あとはスタンド式の案内看板がひとつ、歩道のすみにちょこんと置かれて「営業中」であることを示している。
もちろん、まったく変わっていないということはあり得なかった。少し力を入れただけでカラカラと小気味いい音を立てて横に滑っていく引き戸には「お知らせ」と書かれた張り紙が(私はつとめてそれを見ないようにした)してあったし、引き戸の向こう、入り口のすぐ横手にあるカウンターに座っていたのは初老の店主ではなく、眼鏡をかけた中年の女性だった。
「――あ、」
「いらっしゃいませ」の代わりに私に向けられたのは、半秒ほど記憶を探った顔、そしてそのわずかな時間で見事に検索に成功したことを証明するかのような、懐かしそうな笑顔だ。
最後に来たときは、二十歳頃だっただろうか? ぎこちない手つきでレジを打ち、新しく仕入れた本を拭き、一生懸命に在庫目録へタイトルを書き込んでいた当時の姿が一瞬浮かび、それなりに歳を取った、だが充分に昔の面影を残す顔に無理なく重なった。
ほんの少し前、おぼろげだった記憶がどっとあふれかけた。それはほろ苦くも心地よい、一瞬の決壊だった。
「……お久しぶり、お嬢さん」
何はさておき、私はそう言って笑う。何年も会わなかった知人にこういう笑顔を向けられること、そのあとでこんな風に挨拶を交わすことは、何度経験しても慣れることがないほどにこそばゆく、そして心地良かった。
「お久しぶりです。こっちに戻っていらっしゃったんですか」
「報せを聞いて飛んできたんだよ。間にあってよかった」
一瞬、女性の笑顔がほんのわずかに曇る。苦笑いに近くなったとでもいうのか、笑顔のままではあるにせよ、少しだけ眉が困ったように寄せられた。
私はその顔を見て、少しばかり視線をはずした。
幸い午前中ともあって客は私ひとりだったし、まだもう少し、本題に入るのは先にしたかったということもある。カウンターの後ろにある、未整理の在庫棚を見るともなく見て、それから店内をざっと見渡した。
十五年前と変わらない眺めが私の前に広がった。
店内は入り口以外の三方の壁沿いと、それからふたつの大きな本棚で占められており、そのふたつの大棚が店内を仕切っている。ちょうど漢字の「四」の字のようなもので、上を出口と仮定して、みっつの通路と七つのコーナーを形成する格好だ。
棚のラインナップは一番右端が少年漫画、その隣が少女漫画、その裏側が青年漫画、その隣は文庫本小説で、その裏がハードカバー小説、その隣が史書や資料書になっており、一番奥まった棚は雑多なサイズの雑多な趣味本、映画のパンフレット、果ては家庭用ゲームの攻略本なんかがぎっしりと並ぶ。通路は手狭で、人がふたり入れ違おうとすれば身体を横にしなければならないほどだが、綺麗に磨かれた床と、きっちり分類されて並べられている棚の品揃えが、不思議と古書店にありがちな狭苦しさやほこりっぽさと言ったイメージをほとんど払拭することに成功していた。
そうなれば――あとに残るのは、私にとって心地よいものばかりだ。
本の匂い。古い顔馴染みの笑顔。そして十五年。我が麗しの、ちょっとした懐旧の思い。
「……変わらないね、ここは」
私は本棚に視線を向けたまま、カウンターの彼女にそう告げた。
顔は向けなかったが、彼女の笑みが深くなるのが判る。ほんの少しだけ眉の寄った、ちょっとだけ困ったような笑みが。
――もう少し。
私は棚をひとつひとつ、ゆっくりと見て回った。そうしながら一冊、もう一冊と、気になるタイトルの本を棚から取りだしていく。
普段ならこの手の店に入っても冷やかし半分で、そんなにたくさん買うことはない。
何度も通って掘り出し物を一冊二冊、そんな程度のものだろうが、――今日ばかりは特別だ、と自分に言い聞かせる。いいか、今日ばっかりは欲しいモノに戸を立てるんじゃない、少しでも興味のあるモノは遠慮なんかするんじゃないぞ。
少年漫画。――フジオ・F・フジコの短編集があった。すかさず棚から引き抜く。
少女漫画。――ミネオ・マヤの初期作品を読みたくなった。棚にあったのは『横須賀ロビン』と『ラシャーヌ!』だ。(遠慮なんかするんじゃないぞ)両方とも買うことにする。
青年漫画。――フジヒコ・ホソノの『ジャッジ』は文句無く買いだ。テツオ・ハラの『中坊林太郎』ももう一度読んでみたい……と、ヨヲコ・ニホンバシは最近気に入っている漫画家のひとりだ。ヤングマガジンでも描いていたとは驚いた。これも買わなければなるまい。
文庫小説。――マイクル・クライトンの初期SFとディーン・クーンツのホラーを見つけることが出来たが、なんと言ってもタツヒコ・シブサワの『ペロー童話集』は掛け値無しの掘り出し物だろう。
ハードカバー。――キミエ・イワムラの『ケルト妖精学』は常々読んでみたかった。
パンフレット、趣味の冊子、諸々。――99年度版の『このホラーが怖い!』を見つける。今読むとなかなかに懐かしかろう。
史書、歴史書。
――やっぱり、残っていたようだ――。
カウンターに戻ってきた頃には、私の両手は本を持つためだけに存在しているような状態だった。溢れかえっていたと表現しても言い過ぎではあるまい。
それらをすべてカウンターに並べると、私はとどめとばかりに、カウンターの横に平積みされていたブイチ・テラサワの『コブラ』全巻セットを持ち上げ、彼女の前に押しやった。
彼女は驚いたように目を見開き、それからにこりと笑って「ありがとうございます」と言った。
「出血大サービスですね?」
「いやいや、それはそちらのことだろうに。何せ全品半額だ――」
「――なんか、ここ数日お客さんがどっと増えたんです。わざわざ隣町からも来ていただいたりして。
別に広告も載せてないのに、へんな話ですよね」
「そうでもないさ、いわゆる口コミってヤツだ。この店を知ってる人間はさぞや多いと思うよ。
まして、――」
口に出すのがわずかにためらわれ、そのことに苦笑する。
「……まして、閉店セールともなれば、みんな顔を出さずにはいられないだろう。
中にはヨーロッパの山奥からわざわざ来る者だっているかもしれないな」
彼女は、もう苦笑を浮かべなかった。替わりに私が置いた本の一冊を取り上げ、それから裏表紙をめくってタグ状の値札を外し、レジに打ち込み始めた。
視線を外したのではあるまい。彼女はいつだって真面目に仕事をしていた。それがたとえ最後であっても、真面目にやり遂げることだろう。
「お客さんみたいに、ですか?」それでも、彼女は話に付き合ってくれるようだった。
「残念だが、私はヨーロッパから飛んできたわけじゃない。東京だよ」
「それでも、たぶん一番遠い距離だと思います。記録更新です」
「……ご主人は?」
「腰をやっちゃいまして、隠居しちゃいました。……もともと父とわたしの二人でやっていた店でしたから、もう全っ然休めなくて」
「ふむ……アルバイトとかはどうかね」
「そもそも」一瞬だけ目線を上げて、笑う。「お客さんの数も減ってたんです。売り上げも落ちてたし、――ほら、来るまでのアーケード街。ご覧になったでしょう?」
「ああ……」
曖昧な返事をしながらも、私は思いだしていた。
平日の午前中だというのに、ずらりと閉まったシャッター。かつて色々な店が軒を並べていた、駅前の商店街。
ファストフードが、眼鏡屋が、本屋が、宝石屋が、定食屋が、花屋が、ゲームセンターが、旅行代理店が、――。
十五年前に、並んでいた通り。
此処に来るまでに、開いていた店はひとつもなかった。
「ちょっと前に大型デパートが閉店しちゃったのとか、クルマで来るお客さんの駐車スペースが無いとか、まあいろいろ理由はあるんですけど、何より街の反対側……バイパス添いに、新しくニュータウンなんかが出来ちゃいまして、それが決定打になってここの皆さんも次々お店を畳んじゃって……。
あ、でもお隣の喫茶店さんなんかは、そこに支店を出したりしてますけどね」
「『トゥモロウ』かね。私もよく入った。ここで本を買った後にね」
その「本店」も、シャッターを下ろしていた。
「で、本当、色々ありまして。ウチももう閉めようかって」
「ふむ――」
そうして彼女はレジを打ちおわり、4390円になります、と私に告げた。私はサイフから五千円札を出して手渡し、それからお釣りを返される。
客と店員の用事は済んだ。しかし私は去り難かった。
グレーのビニール袋にたっぷり詰め込まれた古書の山を私に差し出して、私はそれを受け取る。ほんのわずか目が合う。
我ながらいいタイミングで、小さな嘆息が漏れた。
彼女は付き合ってくれた。
「――最初、けっこう驚きました。外人のお客様は初めてだったから」
「覚えているよ」笑いがこぼれて、今さっき廻った本棚に目を戻す。「君はあの棚に、脚立を使って本を並べていたね。私にいらっしゃいませと挨拶して、両手の本をぶちまけそうになったんだっけ」
「もう」くすくすと、少女のような笑み。「でも、その外人さんがものすごく流暢な日本語を話したのにはもっと驚きました。ましてその後、何年も常連さんになってくれるなんて」
「三年間かな。ずっとこの街に逗留していたんだ」
そう、私はこの街に住んでいた。この街の雰囲気が気に入ったからだった。
長年生きていると、ふと人生そのものに愛想が尽きることがある。そうそう何度もあるものじゃないが、その時の私がまさにそれで、ちょっとした下降期とでも呼ぶべき状態だった。
そんな時、ちょうどこの街に流れ着いたのだ。
当時のこの街は、活気に満ちていた。県庁所在地にはやや遠かったものの、すぐ近くに出来たばかりの工業地帯のベッドタウンとして、また全部で十近い公立、私立高校を擁する学生街として、朝から晩まで活気ある人通りが耐えることはなかった。
そんな人々の中に、自分をぽつりと置いておく。――するとどうだ、一年が経ち、二年が経ち、三年が過ぎる頃になると、私の中で膿んでいた澱みのようなものが軽くなっていくのを感じるのだ。はじめのうちは強く感じる疎外感が、やがて親近感へと、ゆっくり、ゆっくり変わっていくのだ。
いつだってそうだった。ずっと昔から。
「最後に、今まで買った本を全部売りに来てくれたお客さんも初めてでした。ウチの丸儲けです」
「経済流通の、もっとも端的な一例だね。なに、値段分は十二分に楽しませてもらったとも」
この街を去りがたかった過去も、この店を去りがたい今も。
欧州の深い森を去った過去も、この国に留まり続ける今も。
「でも、……結局売れませんでしたね」
声が少し沈んだように聞こえて、私は彼女をまじまじと見つめる。
彼女は悪戯っぽく――声とは裏腹だった――目を細め、ほら、と呟いてビニール袋の中に詰め込まれた一冊の本を指さした。
……どうやら、気付かれていたようだ。
「覚えていたのかね。こりゃ参った」
ばつが悪くなって、私はぴしゃりと額を叩く。彼女はとうとう笑い出して、忘れませんよ? と「それ」を取りだした。
とても古くて、分厚い本だった。史書のコーナーの一番上に、ひっそりと置いてあったものだ。
私はそれを受け取って、表紙を開く。革の装丁がほどこされた頑丈そうな表紙の奥には、すでに変色しかけた、この国の人々にはそうそう縁のないだろう文字が並んでいた。
「お客さんが、一番最初に『買い取ってくれ』ってもってきた本ですね。
洋書の値段がわからないって言ったら、10ドルくらいのものかな、とか言って」
「いや、まあそんなもんじゃないかね。私もそいつがいくらだったか、もうはっきり覚えていなかったことだし……」
まあ嘘なのだが。
実際には、ダカット金貨で三枚も支払い手に入れた――いや、どうでもいいことか。
「結局20ドルってことにしましたけど、どう見たってそれ以上しますよね、その本。相当昔のものみたいだし、そもそも英語じゃないですし?」
「ラテン語だよ。売れないだろうなと思ってはいたんだ。申し訳なかった」
「謝られることなんて」彼女は笑う。「こっちの損失はたったの400円ぽっちでした。それに、たった今約二・五倍になって戻ってきましたから」
「そうだね」
その相づちも嘘なのだが。
私が謝ったのは、「売れない本を持ってきた」ことに対してではなかった。「商売以外の目的で、知己に迷惑をかける危険性のあるものを置いていった」ことに対して詫びたのだ。
ぱらぱらと本のページをめくる。真ん中の辺りで、ふとその手が止まった。
其処に「それ」はあった。私が挟み込んだまま、意図的に抜き取らず、この店に置き去りにした。
「――あ、そんなものが挟んであったんですか」
彼女が目ざとく「それ」に気付いた。私は「洒落てるだろう?」と微笑み返し、それから「それ」をそっとコートのポケットにしまい込んだ。
上からぽんぽんと二度叩き、彼女にウィンクをひとつ。彼女は笑ってくれた。
――そう、
まったく、どうでもいいことだ――。
外で、自転車のブレーキ音がした。
そちらに目を向けると、小学生か、もしくは中学生一年ほどの少女がふたり、歩道の端に自転車を止めて店に入ってこようとしているのが見えた。
私はビニール袋を携えた。存外にずしりと重くて苦笑する。彼女もおかしそうに微笑む。
「……じゃあ、また何処かで」
彼女は小さく目礼して、私は引き戸に手をかける。カラカラと小気味よい音を立てて開く扉から、私と入れ違いに少女たちが店内に入っていく。
外に出て、私は空を見上げた。片手でビニール袋を携え、もう片方の手はコートのポケットに。
ポケットに入れたその指先が、「それ」にそろりと触れた。
十五年たっても、その感触は変わっていなかった。
「――誰かの手に渡るなら、それでもよかったんだ」
私はひとり、ぽつんと呟く。言葉に出したその瞬間さえも、それは偽り無い響きを持っていた。
「それ」は、私にとってのすべてだった。
私という存在がこの世に居続けるために不可欠なものであると同時に、私の力の根源でもあった。しかしまた同時に、私の中に膿み続ける澱みの根源を成すものでもあった。
十五年前、私は「それ」を置き去りにしたままこの街を離れた。もちろんそんな気分になったのは初めてのことだったが、そのことにまったく後悔はなかった。
「それ」は、私の存在に不可欠なものだ。
しかし、私が存在し続けるには「それ」だけでは足りないと、あの日解ってしまった。私という存在をこの世につなぎ止めることには、実のところ「それ」は何の役にも立たなかったのである。
彼女と、話してよかった。私は心からそう思う。
人と触れあうことの、何という嬉しさ。
ときに其処から生まれる、ちょっとした繋がり。十五年経っても色褪せることのない、その柔らかさと暖かさ。
別れにおいてすら、自然と笑みが浮かぶような――そんな繋がり。
それらが、私をこの世につなぎ止める真の力なのだと……そう思う。
だから、もう少し生きていよう。あの思い出深い古書店に別れを告げて、けれどもう少し、
この街を、
この国を、
この世界を――。
私は、誓いを込めてポケットから「それ」を取りだした。
古びた赤いハートのエースが、赫々と熱く鼓動していた。
了
――西洋の魔女は、己が心臓をトランプに「移す(=映す)」ことによって不滅不死を得るとされた。
【幻獣辞典】より
[1500] 夜が来る!(※暗喩) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/14(金)
「――わたしはまた、一匹の獣が海の中から上って来るのを見た。これには十本の角と七つの頭があった。(※注1)それらの角には十の王冠があり、頭には神を冒涜するさまざまの名が記されていた。
わたしが見たこの獣は、豹ににており、足は熊のようで、口は獅子の口のようであった。竜(この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わすもの)はこの獣に、自分の力と王座と大きな権威とを与えた。(※注2)
この獣の頭の一つが傷つけられて、死んだと思われたが、この致命的な傷も治ってしまった。(※注3)そこで、全地は驚いてこの獣に服従した。
竜が自分の権威をこの獣に与えたので、人々は竜を拝んだ。人々はまた、この獣をも拝んでこう言った。
『だれが、この獣と肩を並べることができようか。だれが、この獣と戦うことができようか』。
この獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ(※注4)、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。
そこで、獣は口を開いて神を冒涜し、神の名と神の幕屋、天に住む者たちを冒涜した。
獣は聖なる者たちと戦い、これに勝つことが許され、また、あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する権威が与えられた。
地上に住む者で、天地創造の時から、子羊の命の書にその名が記されていない者たちは皆、この獣を拝むであろう。
耳あるものは聞け。
捕らわれるべき者は、捕らわれていく。
剣で殺されるべき者は、剣で殺される。
ここに、聖なる者たちの忍耐と信仰が必要である」
(※黙示録十三章より)
こんにちは。こあとるです。
今日は一部の皆様に重大なお知らせがゴザイマス。
いえ、お知らせと言うよりは――警告と言うべきでありましょうか。
――それは、あるウェブ日記から発せられた警鐘。
五章十三節……じゃなかった5/13日の日記をご覧イタダキタイ。
冒頭寸劇以降に書かれたネタにいて何も御存知ない方、もしくは「へー」くらいで終わられた方につきましては、誠に申し訳御座いませんが、今回のメインネタはきっと理解できません。ご面倒ながら追記ネタにお進みクダサイ。
また、「おお、そりゃ吉報」と喜ばれた方につきましても同様に、つーか上記の皆様よりなるべく急いで追記に行くか、さもなければ今すぐこのページを閉じる、もしくはワタクシに決闘状を送るべくメーラーを開く、などといった行動に移ることをオススメします。
ヨロシイですか。どちら様もヨロシイですね。
それでは不詳ワタクシめ、あらん限りのチカラを込めて叫ぶから轟け。全地に満つがごとく。
十字騎士団出動。
今なら間に合います。あの悪魔の首を刎ねに往け。
つーコトでもりたさんの日記読んだ瞬間思わず無駄にメートル上がってしまいまして、いやだってパリから追放したはずの(※関連:[1470])アレがまたのこのこ戻ってきた挙げ句、インタビューで何やら好き勝手絶頂吹いてるってハナシじゃアリマセヌか。
そりゃあ上がりますってメートル。つーかキロメートル。成層圏気流。
このまま行けば衛星軌道くらいには確実に乗れそうでしたが、せっかく此処まで来たんですカラさらにもう一声、木星軌道くらいには乗ってやろうということで、仕事サボって買ってきましたくだんの雑誌、「東宝ヒーローMAX」。定価税抜き1300円。
高くない高くない。あの悪魔をおとしめるためならもーぜんぜん高くない。
とか何とかブツブツ虚ろな目で呟きつつ、読んでみました。
思考も虚ろにナリマシタ。
もりたさんもちょこっと書かれてましたが、まー出るわ出るわ、黙示録のケモノもかくやってくらいの大言と冒涜のメールシュトロームつるべ撃ち。一方読んでるコッチは怒りが殺意に変わって鬼骨のチャクラを廻した挙げ句脱力してその場で腐りだしそうなイキオイ。
以下抜粋。いちいちツッコんでやりたいと思いマス。
(※乾巧について)――巧は無愛想な人間だけど、無愛想で猫舌なんてカワイイじゃない?
だから巧の猫舌は大きい要素なんだよね。あれで猫舌じゃなければ、巧なんて最悪なキャラだよ。
んで、「鍋焼きうどんなんか出すな」とかカワイイこと言うじゃない?
ああいうので巧を好きになれる。
なれなかったんデスがワタクシ。
(※草加雅人役の村上幸平について)――村上はすごく悩んだんだよね(笑)。あいつは元々は、さわやかな好青年をやりたかったらしいのよ。
(※中略)
でもよく読んでみたら「なんだ、この性格」みたいな(笑)。それで悩んだらしいよ。
「どう演じたらいいのか」って昔はブーブー言ってたもん、「井上さん、俺あんな役イヤだ」「俺は爽やかな役がやりたい」って(笑)。
お前わかってないんだよ。おいしい役なんだよって(笑)。
え。あんなのが?
(※啓太郎と結花のメールのやり取りについて)――あの中でメールっていうのはすごく大事なことでね。
たとえば1〜2話でさ、敵側と悪側を並行して書いてるじゃない。九州と東京で。
何の接点もないのは辛いんだよね。
単に並行して書くと俺的にはダサイし、安易なわけ。で、メル友ってさ、ちょっと薄い糸で両側が繋がっているわけよ。
ダサいかどうかはともかく、安易だとは思いマシタ。ワタクシ的に。
(※二人のメールのやり取りが同じ場所で)――あれは俺の得意技。ああいうシチュエーションギャグみたいなのはね。
メールの設定は途中忘れているように見えるかもしれないけれど、シナリオには書いてあったの。尺の都合でカットになっちゃったんだよ。
実は書いてあろうが無かろうが知ったことか。
――役者が新人で、ヘタだからセリフを少なくするっていうのは、絶対しない。
(※中略)
でも遠慮はしねえ方だから、どっちかっていうとそいつが持っている力量よりもちょっと難しいホンを書いた方がそいつが伸びるんだよ。
人間みんなそうじゃん。現状よりもちょっと難しいのにチャレンジしていくじゃん。すると上手くなっていくんだよね。
あんなヨレヨレの脚本で「ちょっと難しいのにチャレンジしてた」んでしょうか。
て言うかアナタ、とっても無駄に偉そうですネ。
――俺は書く時、全部に感情移入してたからね。はっきり言って。だから俺は全部の登場人物に感情移入してほしいのよ。作品というか、その世界に。
スミマセン。はっきり言って無理です。
て言うかアナタ、やっぱり無駄に偉そうですネ。はっきり言って。
――ただね、視聴者の経験値って上がるのかどうかはあんまり意識してないんだけど、『555』はハイブロウな話だと思った。
(※中略)
俺はね、視聴者に高いレベルを求めているよ。けっこう信用しているタイプなんだよね。
それはそれは。ご期待に添えませんで。
――あんま仕事なんかしたくないんだよ(笑)。俺は嫌々なったんだよ。
シナリオライターなんてロクなもんじゃない、何度もやめようって思ったんだけれど、今はなってよかったと思っているけれどね。
うん、アナタ もう黙っててクダサイ。
……ま、東映から無断転載で訴えられるとマズイのでこの辺にしときますが、こんなカンジの受け答えが実に5ページにも渡って延々と繰り広げられておりまして、いやいや違います違います、ワザとムカつく答えだけ抜き出してるワケじゃなくホントに全編こんなのなんですってば本当デスって嘘だと言ってよバーニィ。
そして嘘だと思いたい、『仮面ライダー剣』への参加はもりたさんのお言葉通り17話から。
裏とれました。飛びてえ。(※成層圏気流)
それにしても、どうしてこんなに素で香ばしいお方なのでありましょうか井上敏樹。
昔から「作家は表に出てくるな」、「作品を語らず。作品で語れ」とか色々言われますケド、とりあえずワタクシ的意見と致しましては今その言葉がもっともホットな脚本家なのではないかと思わずにはいられません。
……………………………………おおいちょっと誰かー。デスノート持ってきてー。(C)集英社
嗚呼殺伐としたまま完。
追記:
いやまったくもって、今回は刺々しくてスミマセヌ。イノウエのことになると理性が効かなくて。
この際スミマセンついでに冒頭の黙示録解説。毒喰わば皿まで。
※注1:
七頭と十の王冠、即ち――『Dr.スランプアラレちゃん』、『うる星やつら』、『シティーハンター』、『YAWARA!』、『ギャラクシーエンジェル』、『獣兵衛忍風帖』、『仮面ライダー(※クウガ、アギト、龍騎、555)』の七タイトル十作である。
※注2:
竜、即ち60年代中期から70年代後半までに多くの特撮脚本を手がけた伊上勝である。
※注3:
傷付けられて死した頭、即ちシリーズ途中で降板させられた『ギャラクシーエンジェル』である。
畜生、懲りてやがらねえ。
※注4:
そのものだ。
滅びろ邪悪。
追記2:
いつの間に4が出来てたのか。
思えば初作が1989年でしたから今年で15年ってコトでミョーに息が長いこのシリーズ、まぁワタクシとしてましては二作目が公開されたのが1995年、三作目が2000年ってコト考えると西野流かインドの修行者かってくらい呼吸間隔が開きすぎなカンジもするワケですが、そーいやヨガの呼吸法って深くゆっくり間隔を広げていくので達人クラスになると傍目からは死んでいるようにしか見えないくらい静かな呼吸になるらしく、いやーありがとう山道さん、アナタの日記(※5/10参照)を読んでいなければ生涯気付かなかったかもしれません。まだ生きてるって。
で、今度は西部開拓時代にさかのぼると。オハナシとしては1〜3からの流れをリセットできてイイカンジですな。
もともと『トレマーズ』に限らず、低予算クリーチャーパニックものの舞台として「閉鎖された限定空間内でのみハナシが進む」スタイルがよく取られておりまして、「(電話線などが寸断された)陸の孤島」とか「山奥の一軒家」とか「客船の中」とかクリスタル・レイクとかノストロモ号とかが代表的な例ですケドも、19世紀の開拓時代ならこーゆー舞台を簡単に、無理なく配置できるという利便性も兼ねていると言えなくもなく、なかなかのナイス着眼点でアリマスナ。
発売は5/28ということで、どれどれワタクシも近所のレンタル屋さんを廻り、……。
……おや?
――監督は第2作で監督を務め、第1作・第3作で製作・原案を手掛けたS・S・ウィルソン。
生涯気付くべきでは無かったかもしれません。
(※注:こあとる的認識では、シリーズ作品中2は無かったことにされるほどの駄作扱いとなってオリマス)
とゆーか息の長さのヒミツが解った気が。――犯人はオマエだ。
追記3:
映画繋がりでもうひとつ。
脚本がこあとる注目の宮藤官九郎氏(※『ピンポン』『GO!』など)と聞いて、『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』など観てみまして。
えーと。テンション高すぎ。
なんかもー出てくる感想がコレしかありません。登場人物全員が常時ハイテンションとゆーか無駄に血圧高いと言うのか、ひとつのシーンで最低ひとりは大声ではっちゃけるよーな、およそ緩急というモノと無縁のアッパー展開がほぼ途切れることなく続くってのは、いや、うん、確かにスゴイんですケド、なんかスッゲエチカラワザで笑わされてる気がして観終わった後釈然としないっつーのか。
ただワタクシ自身が『木更津キャッツアイ』に関してはTVシリーズを観ていない――どころか存在すら知らなかった完全な一見さんデシタので、その作品のイキオイしか見るべきトコロが存在しなかったってのーも微妙さ加減の一因かもしれませぬ。
TVシリーズ観てた方ならもっと愉しめる可能性高し。
逆に観てなかった方、とりわけワタクシと同類の「もともとの大まかな流れすらよくわかってない」ヒトにはまったくもってオススメは……って当たり前ですか。当たり前デスネ。
そりゃそーと、劇中に出てきた瞬間どうしようかと戸惑ったネタがいっこありました。
「ひとつよろしく」「メカドックぅ!!」
なんでまた。
宮藤官九郎氏が好きだったなんて理由じゃ全然繋がんないと思いマス。
撮影中のアドリブだったらもっとタチ悪ィ。
追記4:
いきなりですがここで問題です。
・【フォボス】
・【ビアンカ】
・【ベータ】
・【イアペトス】
・【アドラステア】
・【イオ】
・【ミランダ】
・【コーデリア】
さて、コレら八つの名前は一体ナニに共通して使われているモノでしょうかー?
ちょっと見アレですよネ。アニメかゲームの登場人物みたいな。
女キャラ多めな格ゲーのメンツとか、そーでなければ≪○○八将軍≫とか。
……なーんて言うからには、ええ、まったく違うんデスヨネこれが。
正解は、――なんとビックリコレでしたー。
何て時代だ……。 (C)相原コージ
つーか何なんでしょうか【モダン仏壇】って。意味解って言ってるんでしょうか。
「都会的なデザインセンス」とやらを追求したこだわりの挙げ句に『フォボス』なんて名前のついた仏壇に叩き込まれてしまった御先祖様としては、もう字面からしてレッドカードっつーか、叩き込まれたトコの名前が名前だけに息子夫婦に≪ファイナルガーディアン≫のひとつも決めたいトコロではないかと思いマスが(※CAPCOM)、ひとつ見間違えれば仏壇つーより玄関の靴箱みたいなこんなシロモノ、何処のどいつが喜んで入りたがるのデショウと他のシリーズも見ていきますと、おや、「お客様から頂きましたメールから御紹介」なんてのも載せて、――。
「11月に新築した新居のリビングにと色々と仏具店を探し回って居ましたが中々イメージに合ったものが無くネットでも探した所 ”ありました!”
新居の明るいリビングにピッタリのイメージ!! v(^o^ )ー~) ニコッ!
”ミランダ!!”今まで使用していた黒い仏壇では、考えられない様なモダンで美しい家具の様な仏壇でした。
早速無理なお願いとは知りつつ家を新築した為、資金が乏しいけど、どうしても”ミランダ”が欲しいとお願いした所!
(泣き落とし・・・( ¨)( ‥)( ..)( _ _) やっぱりムリ?)
可愛そうに思ってくれたのでしょう?!店長さんのが身銭を切って?!(キットそう?!)
ビックリ!(@_@;)!価格で譲って頂きました!!
これに報いるために知り合いには、お仏壇は”ハセガワ”!と言い伝えて参ります!!
今月は父の27回忌で親戚が集りましたが、とても好評でした!!(*^。^*)
最後に、店長さん!本当に素敵な仏壇を手に入れる事ができました!ありがとう!!
アリガト\(^^\)(/^^)/アリガト〜!」
なんとなく納得しました。
入りたがる人間は居なくとも、置きたがる人間はいるようで。いやあワタクシトシタコトガウッカリサン。
この世はもうじきおしまいだ。(C)野坂昭如
……つーか前もやったんですケドねこんなネタ。
[1498] ドギーに首ったけ。(※≒『ボギーに首ったけ』) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/12(水)
つーコトでこんばんは。遅まきながら先週の13話を持ちまして『特捜戦隊デカレンジャー』を十年に一つのシリーズ傑作と認定させていただきましたこあとるです。
いやもうスゲエの何のって、放送開始時間から2ch該当スレッド及び実況スレッドもスレの伸びがもう異様。たった一回のエピソードで主役のドギー・クルーガーは2004年度「ヲタが抱かれたい犬」ランキング第一位に輝いてしまい、まったくもってワタクシも抱かれたい、そのエキスをお腹いっぱいにイタダキタイ、そんなイキオイ。
いやーもともとドギーさんについては渋い非人間の(※重要)司令官として主役の五人を差し置くくらいにトップ好きだったのですが、前回はモロに脚光が当たった主役エピソードってだけに留まらず、その出来が近年希にみる……どころかワタクシが今までに観てきた「ヒーロー物」の作品すべてにおいてすら屈指クラスだったということで、もー眼福の至りと申しますか特撮ヲタやっててヨカッタと神に感謝したいくらいの事件であったワケでして。
オハナシの内容については各地で語られているように(※身近な例。5/10参照)ボスのカッコヨサ全開のストーリーっつーか正直五人が邪魔なくらいで、敵陣の真っ只中にサングラスかけて一人で登場、んでもって単独の大見栄シーンから始まる「カウント付きの百人斬り」、果ては「敵の撃った銃弾を刀身ではじき返して導火線を切断」なんてあり得ない系超テクニックまで魅せてくれる名場面ぎっしりの贅沢なツクリ。コレにスピーディーなカメラワークと小気味いい演出、第一話より金がかかってそうな特撮シーンが加わり、もう神懸かりにカッコイイ完成度に仕上がっておりました。
なんかオマエ誉めすぎってハナシもありますケドも、実際観ていてそのあまりのカッコヨサに身を乗り出してしまったのは『ガメラ2』の対レギオン戦以来でありまして、個人的な評価としては『東映戦隊シリーズ』内では誇張でもなんでも無く「十年に一度」、アニメや特撮全体を見渡してみても、此処まで気合いの入ったエピソードにはそうそうお目にかかれるモノではないんじゃないか、とまで思いマス。
それにしても、こーなってくると『デカレンジャー』を何話か観た後我が友越後屋くんが言っていた、
「――ああ、ワカリマシタヨこあとるさん。同じ荒川稔久氏の脚本であるはずの前作が、後半何であんなに失速したのか。
あの当時からもう新シリーズのコトばっか考えてたんでしょうネ。
そりゃまーチカラ入らないわけデスヨ。あっはっは。
言うなれば『アバレンジャー』はアレですか。前座? 荒川氏による二ヶ年計画?」
なんてヨタが俄然真実味を帯びてくるワケですが、――オーケー荒川稔久。全て不問に付します。
刑事物とくれば古今東西元ネタの宝庫でありますし、常識破り、かつお約束のほどよいミックスでこのまま突っ走ってイタダキタイものです。ともあれ今後も『デカレンジャー』は本気でチェック入れていく次第。
え。かめんらいだー?
もうどうでもいい。(※すっかり霞んでしまった模様)
追記:
つーか何でまたこんなに遅れたかと申しまして、実のところ本編を観たのが昨夜だったから。
こんなスゲエの二日も見逃してたって死ぬほど後悔してました。
1クール過ぎてレビューとか言ってた自分、グッバイ。そんくらいのフィーバー状態。
次回もボス絡みの――つーか今回とほぼセット的な――エピソードらしくスッゲエ楽しみです。
追記2:
「カードの絵札は実在の人物だった」。
おお、ナイストリビア。
ちょっと活字のネタ的資料としても面白そうで、本来でしたら何喰わぬツラで黙って自分のモノにしちゃうんですが、大手サイトさんで取り上げられてましたしねー。ちっ。(←あ)
にしても、キングのカード絵がヨーロッパ文化圏における有名な四人の王様、クイーンも有名な女性や女神、という流れで、当然ジャックは有名な騎士や従者がモデルなんですケド、チャールズ一世がモデルであるキングのスート(※絵柄)がハートであるのに対し、そのチャールズ一世に仕えた騎士ホグラーとヘクターが全然違うスートっつーのはなんかテキトー感漂うと言うか、深い意味とか無さそうなカンジがして少し嫌っぽいよーな。
まーもともとトランプのスートはそれぞれ騎士(スペード)/僧侶(ハート)/農民(クラブ)/商人(ダイヤ)を示すと言われるのが一般的ですから、それに王様や騎士を当てはめるっつーのが難しいのかもしれませぬねー。
いや、ランスロットが農民てーのもヘンじゃないです?
[1497] 今其処にあるキキキキキ。(※錯乱) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/08(土)
実は現在、当サイトはそこはかとなくピンチだったりします。
当サイトの管理人であるsudoくんの証言によれば、このページを置いてあるニフティサーバーの維持が困難になりつつあるとのコト。まぁ代替サーバーを使えば済むことではあるのですが、何せニフティは広告バナーも鬱陶しいポップアップも出ない、トラブルやサーバーメンテナンスもそれほど多くない、とワタクシ個人としてはかなり理想の場所であるだけにちょっと困ってしまいます。
で、そもそも一体どうしたのですかsudoくん。何か金銭的に問題でも?
何か解決策が見つかるかもしれません。ワタクシに話してご覧なさいな。
なになに。
嫁さんが。
ニフティを。
高いと。
他のトコにしろと。
この辺りからかかってきた勧誘電話ですっかり乗り気だと。
………………………………………………………………。
ハハハハ。
首を刎ねろ。(※解決策)
……まーその時のワタクシの顔がよほど殺意にみなぎってたのか、ええまあみなぎって無かったのかと言われると嘘になりますが、とりあえずクルマの助手席に座っていたワタクシ、後部座席のsudoくんから思い切り首を絞められる羽目に。
オノレsudoくん邪魔をするか、オマエがやれぬコトならワタクシが代わりにンガグググ。(←断末魔の喘鳴)
つーかデスねsudoくん、個人的に優良認定してるニフティの替わりがよりにもよってつい最近個人情報ダダ漏れさせたあそこデスか。こあとる的にはスッゲエ信用アリマセンヨ。
なんかもう心象風景はエデンの園から叩き出されるアダムとイブってカンジでして、叩き出さんとする張本人が「神様=sudoくんの奥さん」って公式が成り立っちゃった時点で早くも納得&諦観ムードが漂っちゃったりもするワケですケドも、こんなハナシを聞いてつくづくこあとる再認識しちゃうコトとしてはシュミ人にとって結婚は墓場だなと言うか、三児の父となった今でも『FF11』に首までハマっていられるらいかくんの奥方こそ奇跡だなと言うか、――。
――えーとsudoくん、やっぱり殺らせてクダサンガグググ。(←断末魔の喘鳴)
独身にゃわからん苦労デス。
いやまったくアタマが下がりマス。マジで。
追記:
「30秒でわかる『シャイニング』」。
いや、えーとデスね。わかんねえよ。
とはいえこのフラッシュの製作者さんは良くやっておられまして、実際前作である「30秒でわかる『エクソシスト』」は要点だけを的確にかいつまんだ鮮やかなはしょり方。本編を観たことが無い方でも案外カンジは掴めるんじゃないかなーと思える出来でありましたので、原因はやはり原作者までが眉をひそめるキューブリック・レシピばりばりの本編にあるのではないかと……。
絵面だけで要点まとめようとしてもアレはなかなか。字面だと簡単なんですが。
ホテルの亡霊の呪いでパパがキマっちゃってアックス片手に大暴れ。(※30字)
……うん、間違ってないと思いマス。
たぶん。(※明後日の方角を見つめながら)
ちなみに関連あるよな無いよなハナシで、調べてたら偶然見つけた「『シャイニング』幻のエンディング」などもご紹介。
脚本の共同執筆者、シェリー・デュヴァルのインタビュー記事が興味深いのです。
この(カットされた)エンディングが加わっていたら、視聴後の印象もがらりと変わったかもしれませぬなー。『ミザリー』のラスト、レストランのワンシーンなんかを彷彿とさせる、コレまたじわりと怖くなるエンディングと言うべきか。
いやまーコッチのラストシーンはカットして正解だと思いマシタが。
パイ投げて。
追記2:
長老様はまだ元気。
えー、一応ご説明させてイタダキマスと、鈴木銀一郎氏とはカードゲーム『モンスターメーカー』シリーズのデザイナーにして日本アナログ(※非電源系)ゲーム界の大首領たるお方。
麻雀や囲碁に始まり、国内外を問わず、カード、シミュレーション、テーブルトークのほとんどすべてに精通、とりわけシミュレーションボードゲームの世界では首領どころか尸解仙級の扱いを受けており、某所での言を借りれば「お会いした途端属国になっちゃうくらい」の有名人だったりも致しまして。
氏に比べればグループSNEの安田均なんてゾル大佐以下ってくらいのヒトなのですが、そういや最近名前を聞かないな……なーんて思ってたら原点回帰なさっていたなんて、ハッハッ首領様もお人が悪い。
モノが囲碁って辺りでワタクシにはとんと縁がない世界なのですが、何やらこのお方が元気だとまだイケるな、アナログゲームなどと根拠のない確信がむくむく沸いてくるからフシギです。
ワタクシ的には、いずれまたカードゲームやテーブルトークのデザインにも携わっていただきたいモノで、――。
やってらっしゃいマシタ。
スミマセン。実はコッチがネタ本命です。
それにしても『モンスターメーカー』の翔企画繋がりだからって、よりにもよってこんなニッチタイトル復刻せんでも。
いや、まあ。絶対買うでしょうケドも。(※旧版プレイ済み)
追記3:
アニメイトTVにて『この醜くも美しい世界』第一話無料配信中。
ちょっと興味がありましたのでコレは渡りに船。6/3までやってくれるみたいです。
ただ現在やはりアクセス過多で繋がりにくいようですので、一応メモリンクとして。
[1496] 世はコトも無し、……。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/06(木)
何やら大層なこともせず、ぼおっとしているうちに連休が終わってました。
で、気付けばナチュラルに日常復帰し配達車を転がしてる自分がいたりしまして、国道沿いのドライブインで遅めの昼メシ喰ってる最中に「――あれ、いつの間に宇宙が一巡したんでしょうか?」なんて他人のせいにする気満々にスタンド使いの姿を探しちゃったりする、そんな失格アクションもすっかり板に付いた感のある今日この頃ですが、とりあえずコレだけは留意すべき点として、「いや、まーこんなモンですかネー」とかその手のコトを思った瞬間がたぶん負けだと思いますので関係者各位もそこんトコひとつヨロシク、――っておい聞いてやがりますかsudoくん?
……今回の連休は26点くらい。(※100点満点評価)
追記:
で、その連休中つい魔がさしてしまいまして『キル・ビル』vol.1のDVDなど購入致しました。
何やら各地で賛否両論乱れ飛んでいた作品のようで、まあ代表的なトコロつーのか、「否」意見のいわゆる極北が東スポに寄せた井筒和幸氏のコラムだと思うのですが。
ちなみに御存知ない方のために、氏がどんなコト言ってたのかと申しますと――。
――タランティーノ某のキル・ビルゆう殺戮映画、アレ面白いという奴とはおさらばや。
(※中略)
あの殺人だけの反映画、あの愚劣な紛いモノ、あの下品を通り越した救いのない無用モノ、あの三流以下のキャストらが全シーンあきれるくらい間抜けな顔をして殺人ごっこに明け暮れているだけの子供だまし、オレの人生に何の反応もないモノ、時と対価ノ無駄…。
そしてなによりも人を殺すことにちゅうちょのカケラもないような、あのゲーム脳に毒されながら見に行ってるクソガキたちの、むごたらしい地獄の共存そのもの。映画に刑法があれば極刑です。
(※後略)
――と、一部だけ抜き出させてもらいましたけれど、まあケチョンケチョンなワケですネ。
さて、以上を踏まえた上でワタクシの感想です。
井筒カントク、貴方は正しい。
ええ。コレっぽっちも間違っちゃいない。いちいち正論だと。まったく正しい意見だと。
アレは「殺し」に終始し、ヲタな情念がキマリにキマった「反映画」であり、チャンバラアクションと任侠映画の「愚劣な紛いモノ」であり、フツーの人が観たら眉をひそめずにはいられない「下品を通り越した救いのない無用のモノ」で、「キャストらが全シーンあきれるくらい間抜けな顔をして殺人ごっこに明け暮れているだけ」のシロモノですネ。――ええ、ええ、フツーの人から見たら「人生に何の関係もない」、「時と対価の無駄」なモノでありましょうとも。
……いや、ホントに正しい意見なんですが。
・「殺しに終始する反映画」。
・「紛いモノ」。
・「下品を通り越した救いのない無用のモノ」。
・「キャストらが全シーンあきれるくらい間抜けな顔をして殺人ごっこに明け暮れているだけ」。
・「人生に何の関係もない」。
・「時と対価の無駄」。
いかんせん。
大好きなんですから 仕方ない。
いや、もうコレは本当に仕方ない。そういうモノが大好きなナマモノなんだから仕方ない。
あの映画を観て愉しむというコトは即ち、「(※フィクションという世界の中でなら)人を殺すことに躊躇のカケラもないような、ゲーム脳に毒されながら見に行ってるヲタたちのむごたらしい地獄の共存」そのものであるのデスから仕方ない。フツーの一般市民な皆様とは嗜好が異なってしまっている異世界の住人、ハリウッドB級映画のお約束シーンに大笑いする一方、『男はつらいよ』や『釣りバカ日誌』などではもはやクスリとも出来ない社会不適合者、『白い巨塔』や『冬のソナタ』には何も感じないクセに、クリスチャン・ベールの意味不明なアクションに陶酔するあまりテメエでポーズを決めてしまう救いようのないヲタ――。
それが我々なのですから、どのような手のうちようも無い。諦めてクダサイとしか言いようがない。
おさらばデス、井筒カントク。ワタクシは彼らB級映画たちと極刑に処されます。
あっ、でもタランティーノ監督にも一言アリマスヨ。ほどほどにしておけって。
情熱が焦げ付きすぎてチャイナ・シンドローム起こしそうなほどでしたカラ。
[1495] シュミとジツエキ。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/05/02(日)
待ちに待ったゴールデン・ウィークもついに始まりまして、いよいよ怠惰に拍車がかかっているワタクシですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。こあとるです。
ワタクシも今回は一週間近く休みが取れまして、いつもならば東京にでも足を伸ばし、顔なじみの皆様と存分にヲタク浴のひとつも愉しんでいるトコロなのですが、まあ残念ながらと申しましょうか、金銭的にも日程的にも少しばかり都合が付きにくかったため恒例のダラダラツアーは断念。
折良く『リアライズ』も購入できましたコトですし、今回はのんびり地元の連中と戯れつつ、いっかな書こうとしない部員連中は万力で指を締め上げつつ、ゲームに本に、あとは映画やレンタルビデオにのめり込もうかと――。
ところで。――そう、そのレンタルビデオなのですが。
唐突ながら、もし、貴方がレンタルビデオ屋の店長さんになれたとしたら、どんなラインナップを充実させますでしょうか。
ちなみにその仮定に今一番近い男と言えなくもない山道さんはと申しますに、「トロマとアルバトロスのコーナーを充実させる(※日記4/24〜参照)」などという狂気の独創的すぎる理想を掲げておられ、ふとその光景など想像してみますと入り口近くの棚にびっしり十本ずつ置かれた『地獄の毒々モンスター』シリーズと『キラー・コンドーム』(※20本)なんてとんでもない絵面が思いうかんで参りまして、ワタクシとしては近隣の皆様の精神衛生上とか青少年に与える悪影響なんかから鑑みても今のウチに火を放っておくべきじゃないかと考えなくもないと申しますか、――うん、通報しますケドねワタクシだったら。ええもう大急ぎで。
とは言え、やはり、ずらりと並ぶレンタルビデオの棚を自分の思うがままにコーディネイトというのはなかなかに魅力的なモノであります。店内はもうワタクシカラーの総天然色。そこかしこに散りばめられたキッチュでマニアックでスノッブなワンポイント。これぞまさしく「将来は小さな本屋さんを経営して悠々自適の生活を――」なんて文系ヲタ様の夢に匹敵するほどのサブカルドリームでは無いか、と!(※力説)
つーワケでこあとる的「コレは外せない」作品一覧。
1)スタンリー・キューブリック監督作品全部。
最低でも『フルメタルジャケット』と『時計じかけのオレンジ』は五本ずつ欲しいところ。
『シャイニング』は――ええい、大ハッスルしてるジャック・ニコルソンに免じて四本です。
同様のスタイルとしてジョージ・A・ロメロとかジョン・カーペンターとか、ロジャー・コーマンとかルジェロ・デオダートとかのコーナーなんかも決め打ちで作りましょう。どーゆーワケか何処行っても見ることが出来ないロメロ監督の『ザ・クレイジーズ』も入れてけつかりますとも。
微妙にB級ホラーに偏ってるような気もしますケド気にしない。
2)古典SF映画を。
フリッツ・ラングの『メトロポリス』辺りは基本中の基本として、『禁断の惑星』やら『蝿男の恐怖』やら『原始怪獣現る』やら『地球の静止する日』なんかをどっちゃりと。さらに遡ってジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』とかパウル・ゲヴェナーの『巨人ゴーレム』とかもイイデスネ。
おっと忘れちゃイケナイトッド・ブラウニングの『フリークス 〜怪物團〜』も。
それSFか。いやまあ。
3)戦争映画を。
『遠すぎた橋』。(※作戦失敗)
『グローリー』。(※主人公側壊滅)
『ハンバーガー・ヒル』。(※敵も味方もヨレヨレ)
『二百三高地』。(※ドカドカ死ぬ)
『八甲田山』。(※バッタバッタ死ぬ)
『プライベート・ライアン』。(※「よくも殺しやがったなチクショウ!!」)
……いや別に。ヘンな共通点なんてアリマセンとも。やだなあ。
え? 『パールハーバー』? 『コンバット』?
ハッハッ。(※足元で硬質の何かをメキメキと踏みにじる音が)
4)喜劇を。
デフォルト・スタンダードとして『モンティ・パイソン』は全巻揃えましょうか。
『ポリス・アカデミー』も四作目まではきちんと並べておかなくては。他にシリーズとしては『キャノンボール』や『メジャーリーグ』……も一作目だけでいいか。メリケンの笑いに毒されすぎても何ですから、アジア方面で『Mr.BOO! 』シリーズとかもバランス良く。
単品作品ではスティーブ・グッテンバーグ繋がりで『スリーメン&ベイビー』、直後に観たお陰で『グッドモーニング・ベトナム』の感動がダイナシになってしまったロビン・ウィリアムズの『ミセス・ダウト』なんかもステキです。
あ。キャノンボールで思い出した。『デス・レース2000』も加えておかなくちゃ!!
いえ。誰が何といおうとアレは喜劇です。
……コレで『アーノルド坊やは人気者』がビデオ化されれば言うことナシなんですが。
5)アニメを。
この辺りは一般的な新作も揃えておきましょうか! 何せN潟県はアニメに優しくありませんし!!(※あ、袖口から鎖分銅)
まーレンタルビデオの店長になる前に新潟テレビの社長室は爆破しておく必要がありますが、それはさておきメジャーなラインナップに加えてコレだけは揃えておきたいモノも、
ええ絶対に。
レンタルは駄目? 硬いこと言うなって、ジョージ。(←誰だ)
もうハナから一週間レンタルで行きたい。つーかこのタイトルだけ一ヶ月レンタルとか設けたい。
ああそうか。高橋良輔コーナー作ればいいんだ。
6)結論。
――スミマセン山道さん。ワタクシが愚かでした。
連休しょっパナから夢見すぎ。
追記:
カプコンのプレステ2用新作アクションゲーム、『大神』。
プレステ2買って本当にヨカッタと、今初めてココロの底から思いマシタ。
日本神話を題材にしたアクション! しかも掲載画面のこの凝りようといったら、見た目でここまで惹きつけられたゲームもしばらくぶりというくらいのものでありまして。
ワタクシのような神話/幻獣ヲタにとって強烈無比に「やってみてェ」と思わせる絵面というか世界観というか、なにしろ設定からして「世界から生命の力(=色彩)を奪った神代の怪物たちに太陽神『天照』が戦いを挑み、世界に色を取り戻す」なんてばりばり神話ライクなシロモノで、この時点でもうこあとるティッシュ片手にトイレへとしけ込んでしまうレベルで興奮も極まっちゃってるのですが、個人的には主人公が見た目からして人間じゃない辺りや、そもそもプレイヤーにハナから媚びる姿勢が存在しないかのような、おとぎ話の挿絵的キャラクターデザインなんかもポイントが高く、発売日はまだ未定のようですケドも『ガーディアン・ヒーローズ』続編と併せてワタクシ的コンシューマー機のキラータイトルとなりそうな予感がひしひしと。
いや。なんせそもそもハード買った動機が「シンプル2000」シリーズですし。その後三本くらいしかソフト買ってませんし。
挙げ句その中で一番遊んだのが2000円のソフトってのが。その。何ですか。
期待してオリマス。
……それはそーとカプコン繋がりって以外はまったく関係のないハナシで恐縮なのですが、「カプコン初の恋愛アドベンチャー」って、
いやあったでしょうに。『虹色町の奇跡』が。(←色々と誤解してる模様)
追記2:
特殊素材使用のボディアーマー。
リンク先の記事でも管理人さんが触れておりますが、こりゃまたえらくSFチックな。
なんでも特殊な剛体粒子を保持した軟質素材をアラミド繊維と組み合わせることによって、普段は柔軟ですが強い衝撃がくわえられると硬化する、という特性を持たせることができるとか。この特性を活かしていざというとき硬化し、着用者を保護するのだそうです。
硬化時間は千分の一秒という速さ、なんでも実験では弓矢やアイスピックなどを――どのぐらいの力が加えられたかは書かれていないにせよ――完全に防御したとのこと。銃弾や爆発の破片などに関してはまだ実験していないようですけども、硬化までの時間を考えると充分に使用に耐えそうなカンジ。
充分な防御作用を得るには軟質素材がどのくらい必要なのか、ただでさえ熱を発散しないアラミド繊維と組み合わせた時の放熱効果はどうか、なんて疑問も湧きますが、ともあれこういう特殊なメカニズムを持った武器や防具がこあとる大好き。ちょっとワクワクさせられます。個人の携行防具としてだけではなく、ゆくゆくはクルマや飛行機の搭乗者を守る機構にも転用できるのではないかという期待もかけられているようですし?
――はっ。
つまりコレは、『ベルゼルガ物語』に一歩近付いたというコトでヨロシイのでありましょうか?
というコトで次は是非ともマッスル・シリンダーの開発をひとつ。(←黙れヲタ)
追記3:
「wwwwwwww 扇 風 機 必 死 だ な (藁)wwwwwwww」。
なんかひょっこり見つけた2ちゃんねるAAスレッドの編集ログです。ミョーにツボにはまっちゃったのでご紹介。
1〜10までは同一人物によるモノで、まぁ何というか「つづく」と銘打ってはありますケドも要は一発ネタなんですが、後に続いたAA職人の皆様方がポジティブ方面に妄想を膨らませた結果、なんとなく和み系な少年と扇風機のハートウォーミング・ストーリーへと進化を遂げております。
何やら絵面はフツーに扇風機なのにびっくりするわ赤面するわ青ざめるわ怯えるわ。
ある意味不条理系とも言えるのですが、中盤以降の少年との相思相愛っぷりがタマリマセン。
73〜のVS巨大扇風機なオハナシなんてもータマラン。
ちなみに後で色々検索してみると、此処のワンエピソードが「なにかがだめぽ」さんにてフラッシュ作品化されておりました。
かー、さらに和む。
追記4:
なんか気が付いたら「はてなアンテナ」のひとつにウチが載ってました。
なんかちょっとだけ嬉しいような申し訳ないような。
とりあえずは帰ってきた部員どもに石を抱かせるところから始めてみようと思いマス。
[1494] で、その諸々ですが(※関連[1493])。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/26(月)
なんか長すぎなので追加形式はやめましょうか……。
ネタ1:「脳汁」。
何をさておいてもまずはコレ。
つーか作者様本人も後書きで言ってますケド、格闘シーンが前代未聞です。
「夢枕獏の格闘シーン」と言えば、氏の著作を愛読なされている皆様にはもはやお馴染み、
殴った。殴った。さらに殴った。
などに代表される、骨太さとインパクトが『小さな恋のメロディ』よろしくトロッコに乗って旅立ってしまいかねない独特のモノだという認識が成されているかと存じます。
さらにコレが『餓狼伝』や『獅子の門』など、格闘を中心に据えたオハナシとなりますと、
――おれは、あれで、自分が堤に勝利したとは思わないだろう。少なくとも、試合の最中に、そんなことを思いはしない。思っても意味がないからだ。しかしおれはその思っても意味のないことを思っている思っている考えているそんなことを思うのはやめろとも思っている無駄なことを思っているもうやめろ今はこいつを痛倒すことを右考えねばなら蹴いいぞ隙が右左ロー前蹴りこのコンビネーションでほら入った……。
(C)『餓狼伝』より
と言ったカンジに、骨太さとかインパクトなんかを突き詰めた挙げ句文章がプロテウス症候群を併発してしまっているモノも近年見受けられ、もういい加減オンリーワン作家としての立場も不動なモノとなってきた感があったのですが――。
えーとスミマセン。まだ認識が甘かったコトを此処にお詫びいたします。
今回はトーナメントのオハナシとあって、体感的に全体のおよそ八割がもうずっと格闘シーン。
で。その全部が測定器のメーターを振り切るイキオイの夢枕バトル。なんかもう途中から読んでて笑ったらいいのか興奮したらいいのかよく判らない特殊な精神状態に没入させられまして、トドメとばかりに第八章に入ってからの格闘が、――いやちょっと待てよワタクシ。アレってホントに「格闘シーン」? なんか宇宙とか見ちゃってたり≪レンズ≫を通して語り合ってたり(※暗喩)するってのに?
……まあ今の説明で解るヒトにはもうおおよそ想像がついちゃったかもしれませんが、とにかく凄いのでまだ読んでいないというファンの皆様は今すぐ書店にゴー。特殊な精神状態にさせられること請け合いデス。
ちなみにストーリーに関しましては「ライトサイド終了」とだけ。あとは以下にネタバレ反転で。
いやー、まさか文平くんが負けるとは。
まあ相手が武志くんでしたので、ポジション的には負けるかもしれないなと危惧してはいたのですが、それにしてもちょっと意表を突かれました。最後の最後まで勝つ目が残っていたようなカンジでしたので。
で、次巻はダークサイド編というコトでこれまたスッゲエ楽しみ。
完くんを敗った礼二くん対前回礼二くんに負けてる菊千代くんデスヨ。どちらが勝つのでありましょうか。
フツーに考えると菊千代くんの勝利かもしれませんケド、決勝で礼二くん対武志くん、というのもまた想像のしようがない展開で超絶面白そうなのです。ううむ捨てがたい。
あとは運が良ければボーナストラックとして羽柴彦六対久我重明も実現しそうな予感ですナ。
実を言えばこれが一番楽しみか。
ああ、あともう一つ。
今回文平くん関連のゲストキャラとして『風果つる街』の文吉爺さんが登場。なかなかの子煩悩……つーかもうぶっちゃけ親バカっぷりを発揮してくださいます。
そのこと自体は大歓迎でして、実際本書230ページなんかはもうワタクシ大喜びだったんですが、ひとつだけ気に入らないことが――。
挿絵の板垣恵介様。ジジイの描き方がぞんざいすぎだ。
ホンっっっっっトに単なる小汚いジジイとしてしか描いてやがりません、彼奴。ワタクシの中にこつこつと築いてきた真剣師、加倉文吉のイメージがもう全然刷り合わなくてどうしてくれようかというカンジ。
板垣氏のマンガは大好きですし、ツラの描き分けもオトコ限定なら大したモノだと思いますケド、正直このオハナシの挿絵をやったのは個人的には失敗だったのではないかと?
女性陣なんて無惨の一言デスし。
ネタ2:「映画はしばらくぶりデスね」。
樋口真嗣監督の次回作は潜水艦だそうで。
えー、ワタクシにしてみれば樋口監督と言えば「平成ガメラ」なのですが、ガイナックスで培った必殺のハッタリズムがまたも炸裂かと思うとなかなかに面白そう。主演が『金融腐蝕列島 呪縛』や『突入せよ! あさま山荘事件』などでこあとるを熱狂させた個性派俳優、役所広司というのも高ポイントでありますな。
今回はフジテレビ&東宝という後ろ盾付きのスペクタクル系ということで、潤沢な予算も出るっぽく、存分に得意のけれん味を発揮してほしいものです。
ああ、でも「マナ」だけはカンベンな。
ネタ3:「立ち直れないかもしれない(※≒『愛しているかもしれない』)」。
「(ネット)ゲーム内で言われたショックな一言」まとめサイト。
と言うかむしろ「ゲーム内で言われたイタイ一言」とでも題すべきではないかと。
ああ、もちろん両方の意味で。パート1スレッドからちょっと抜粋してみましょう。
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| / ヽ/ ヽ | | /
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_ |.\ 人__ノ 6 | < クレリックいたらソロでも倒せるよ!
\ ̄ ○ / |
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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それはソロとは言いません。
, /⌒⌒γ⌒ 、
/ γ ヽ
l γ ヽ
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ヽ / ,へ ,へ ヽ./
!、/ 一 一 V
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ヽl /( 、, )\ ) /
| ヽ ヽ二フ ) / < ○○○さ、かなり性格悪くねぇ?今度一緒にPKしようぜ
丶 .ノ \
| \ ヽ、_,ノ
. | ー-イ
それ俺の2ndです
ロールプレイが仇になったのでしょうか。
, /⌒⌒γ⌒ 、
/ γ ヽ
l γ ヽ
l i"´  ̄`^´ ̄`゛i |
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ヽ / ,へ ,へ ヽ./
!、/ 一 一 V
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ヽl /( 、, )\ ) /
| ヽ ヽ二フ ) / < ども〜。はじめまして〜。○○と言います、ヨロシク〜。
丶 .ノ \
| \ ヽ、_,ノ
. | ー-イ
アンタと合うの4度目なんだが・・・
極めつけだ。
ワタクシだったら無理。――立ち直れません。
たぶんその日のウチにぶら下がる。手も足も使わずに。
ネタ4:「再発見」。
「シャケの捕り方」。
…………えーと、まあとりあえずステップワークからの回し蹴りが必見と。
実はコレ、以前ウチのあやまくんに見せてもらったことがある映像なのデスヨ。
ただあやまくんが何処からそれを拾ってきたかは聞かなかったため、出所がわからず紹介しようが無かったのでありますが……よもや自分のサイトでアップしてくださった方がいらっしゃったとは。
ということで保存してくださっていた【とよ】さんアリガトウゴザイマシタ。
何度見ても鋭いキックだと思いマス。世界を狙えそうなほどに。
ネタ5:「覚え書き程度に」。
「世界の伝統ゲーム紹介」。
あー、やっとスティーブン・キングの小説に出てくる『クリベッジ』ってゲームがどんなモンなのか解りました。胸のつっかえが取れた気分ですっきり。
他にも古いカンフー映画で良く出てくる『中国将棋(※シャンチ)』、『フー・ヘイ・ホゥ』なんかが紹介されててちょっと面白い。細かいルールも網羅されてますので資料的な価値もなかなか。
……使うのかそんな資料とか言っちゃダメです。
[1493] 未完の退錯(※意図的誤字)について。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/25(日)
ワタクシのねぐらのすぐ近くに建っている、ある洋食レストランの看板。
シェフのお薦め:
・チョコレートパフェ
・ストロベリーパフェ
・フルーツパフェ
――いや、うん、ちょっと待ってもらえマスか。
と言うわけでこんばんは。どうやらワタクシの知らない間に誰かが『もしもボックス』辺りを使ってパフェを洋食にしちまった模様ですが何処のどいつだ。こあとるです(※辛党)。
晩飯にパフェ。あり得ません。『シェンムー』が制作費70億ってくらいフツーにあり得ません。
レストランなんて経営しているクセにパフェを薦めるシェフと環境ソフト付きの『タイムギャル』作るのに70億かけるベガスで表彰されたエライ人。まあスケールのデカさはともかくとして、どっちもSAN値の減り具合で見れば似たようなモンだと思いますが、なんでまた今更『シェンムー』なのかと申しますに、最近我が友越後屋くんが何を思ったのか押入からドリームキャストを引っ張り出して参りまして、なんかワタクシに見せるんデスヨ『シェンムー』を。ほらほらどうだと。凄いだろうと。
あの。どう答えろと。
何というか、まだ「どうだ、熱いだろう?」と聞かれた方が答えようがある気がするんですケド、――凄い? ああ、ええ、いや確かにスゴイですとも70億。90式戦闘車両がおおよそ六台買えてお釣りが来ちゃう額だったりするんですけど70億。ハッハッ70億? コレが?(←あー、言った)
ワタクシ、ゲーム製作現場の実状などにはまったく詳しくなく、ソフト一本当たり幾らで作ってるのかなんてコトもまったく判らないのですが、それだけにフツーの視点でまじまじ見直しますと「コレの何処に70億も」と真顔で聞いてみたくなる不可思議さ。正直なハナシ七億使ったと言われても首をかしげてしまうなんてことの無いゲームに感じられてしまいまして、……えーとひょっとしてアレですか。このゲームに出てくる街をいったん全部原寸大のセットで完全再現しちゃったとか裏技で出せるアーノルド・シュワルツェネガーとジュリア・ロバーツの出演料に69億ほどかかっちゃった(※出ません)とか、そーゆー常人には理解しがたい黒澤イズムでも出ちゃいましたかプロデューサー? そりゃあセガだって倒れたままでしょうに。
ところが対する越後屋くんはクスリでもキメちゃってるのかこのゲームをして「傑作ではないか。何故解らない」なんて言い張る始末。
いや傑作って。何処が。
越後屋くん「見てクダサイヨこあとるさんこのマップ。ひとつの街を再現してあるのですヨ!」
こあとる「はいはい。なるほど手が込んでますが」
越後屋くん「ここを主人公は目的もなくひたすらうろつくことがデキマス! どうです凄いデショウ!」
こあとる「――うん、越後屋くん、キミはひとつ勘違いをしていますネ。
このゲームタイトルは『シェンムー』であって『アクアノートの休日』じゃねえっつーの。
そもそもほぼ一本道のアドベンチャーゲームでただうろついてるだけって、そりゃ開発側の意図でもインタラクティブ性でも何でもなくてフラグ立ってないだけなんじゃねーのか。それは自由なように見えて実は錯覚。もしくは意図的に『無目的』を演じてゲームマスターを困らせるタチの悪いプレイヤー。今すぐ改めないとキャラクターシート燃やしちまうぞこのスカ。
で、他に見るべきトコって何処ですか。いやだから繁華街を歩いてるポリゴンギャルのケツをストーカーよろしく追っかけてないでキリキリ答えんか。
ひょっとして『QTE』? てってってってれっ♪ってアレ?
――越後屋くん、『忍者ハヤテ』って知ってる?」
かくしてワタクシたちは今日もアリシアとエッドールの如く戦い続けているのですが。(C)E・E・スミス
ホントにこのゲーム、ワタクシにとっては「おそろしく無駄にカネを使った割に…」という感想しか浮かんでこない作品で、好きな方にはまことに失礼ながらもうこの際言っちゃいますにゲーム界の『パール・ハーバー』なんて喩えもそんなに間違ってない気さえしてくる、ソレもコレも初作が作られてから五年経った今だからこその、いわば「後出しジャンケン的感覚」なのでありましょうかネ?
……いや。なんか死ぬほどどーでもいいハナシだという自覚はありますが。
ちょっと白熱しすぎたモンで皆様にもお裾分けをと。(←分けるな)
追記:
バンダイから出る『ウルトラマン』やら『獅子の門』最新刊やら樋口真嗣監督の最新作やら、まーぼちぼち書きたいことはあるのですがちょっとコレから私用で外出せねばならないため、諸々のネタは日付変わってからに。
あ、でもコレだけは言っておかないと、――。
夢枕獏、脳汁出しすぎ。 (※注:賛辞)
[1492] 鬱オトコ。(※≒『ゆきおんな』) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/19(月)
漫画家の横山光輝氏、死去。
ちと早すぎる死であったと思わずにはいられない、唐突すぎる事故死でありました。氏のご冥福をお祈りいたします。
ところで、今回の訃報を聞いてこあとるが感じたのは「やっぱり来たか」でありました。
――いやいや申し訳ない。不謹慎極まりない発言であることは承知しておりますし、鬱々とした哀しい気持ちなコトに変わりはなく、当然喜び勇んでそんなコト言ってるんでもございませんで……。
と言うのもデスね。
先日ふと、お知り合いさんとメッセンジャーで話している際に、ここしばらくの間に亡くなられた方のオハナシになったワケですよ。
やりきれない気持ちで漠然と「多すぎますよねぇ」、なんて言ってて、思いついたままひとりひとり挙げていくウチに、――。
・いかりや長介氏、3月20日。(※コメディアン)
・岩田次夫氏、3月22日。(※サブカル評論家/通称「イワエモン」)
・又野誠治氏、3月23日。(※俳優/『太陽にほえろ』ブルース刑事など)
・下川辰平氏、3月25日。(※俳優/『太陽にほえろ』山さんなど)
・中谷一郎氏、4月1日。(※俳優/『水戸黄門』風車の弥七など)
・芦屋雁之助氏、4月7日。(※俳優/『裸の大将』山下清など)
……星が多いな。 (C)ウルトラセブン『円盤が来た』より
まあペロリンガ星人はどうでもいいんデスが、それこそ皆様揃って星の世界に連れていかれちゃったりシマシタか? と現実逃避にシャレのひとつもかまさにゃやってらんないほどのハイペース。二人して鬱度数に拍車。
「ここしばらくの間」ったって三月にいかりやさんが亡くなられてから一ヶ月経っておらず、その間に著名な――まぁ少なくともこあとるの中では存在が小さくなかった――六名様が一週間経たないウチに立て続けに後を追われたと言うのですから、コレはエライ厄年つーのか大凶星つーのか。ワタクシなどはカバラのラビに呪いでもかけられちゃったかと思わずにはいられません。
そのメッセンジャーの締めのセリフが「四月半ばまでにどなたか亡くなったりしないでしょうネ?」「いやまさか……」。
横山光輝氏、4月15日自宅ボヤで重態。
同日病院先で死亡。
あの時の脱力感たるや。
もー頼みますから最低今月中は誰も死なないで。
不吉な言霊放っちゃったコトを懺悔するとともに強く願う次第であります。
追記:
気を取り直して、GAMコミックス『足洗邸の住人たち。(※みなぎ得一著)』三巻を購読。
「ホツマノクニ」に住みたいと心底思いマス。
いやもう新刊読むたびに。ココロの底から。
今回の新規登場有名人(※人?)は水妖プロセルピネに≪蝿の王≫。うわーい超大物様で眼福。
まったく唐突に学園行ったかと思えば謎の≪鬼号怪異≫襲来――と相も変わらずビミョーにハナシの読めない読者置いてけぼり感も健在だったりイタシマスが、ぶっちゃけそんなコトどーでもいいとまで思わせる無節操にして混沌極まるステキ幻獣ワールドにこあとるもうメロメロ。
んでもって≪鬼号怪異≫の正体と来たらアイツか。
結構有名な日本妖怪をぶつけてくるとは意表を突かれました。つーか本誌も併せて読みましたけど、コレまたスゲエ無敵っぷりで『足洗邸』始まって以来の大ピンチ。
ハラハラドキドキで次巻に続く…………って、えーと。次巻は来年辺りデショウカ?
GAMの担当編集者さんにおかれましてはとにかく頑張れ。超頑張れ。
追記2:
『アドバンスド・ガーディアン・ヒーローズ』続報。
――ストーリーは前作のその後の話で、前作のメインキャラの四人が天上神に勝負を挑んで負けたという設定から始まり、姫様が新しい主人公と結託して、別の世界から「魂」を呼び寄せる儀式を行い、それがプレイヤーになります。
主人公キャラは「赤=炎」「青=氷」「黄=雷」の属性を持つ三人で、
「赤」。「青」。「黄」。
英語に直すと、「レッド」、「ブルー」、「イエロー」。(←重要)
「レッド」、「ブルー」、「イエロー」。(←重要)
えーと、トレジャー作品を語らせたら石川県で五本の指に入る後輩のKさん(※仮称)――コレは夢なのでありましょうか。
ひょっとしてコレは! もしかしたら! もしかしたらそうなのカシラ!!
と、そんなコト言ってたらさらに駆け込みで追加情報。
やはりあの二人が! 名前は違うッぽいデスがコレはやはり!
……って。
――ちいいいいいいいいいいッッッ!! イエローはどうしたァ!!!!
(※パイルバンカーで地割れを起こさんばかりの絶叫の騎士)
五ヶ月先の話なのに火ィ付きまくり。
色々妄想も沸きマスネ、つーオハナシ。
追記3:
そろそろ一クール経ったので、『仮面ライダー剣』について。
あー、役者さんの演技に関してはパーフェクト慣れましたケド、徐々に破綻しているのが感じられるこのストーリーのちぐはぐっぷりは一体。
前作『555』のいっかな進まないストーリー展開に終始イライラさせられっぱなしだっただけに、当初はこのどんな伏線も数話中に解消させてしまうスピーディーな展開が心地よかったのですが……いかんせん展開が急すぎてブレーキが効かなくなっているのか、キャラのスタンスがまったくもって落ち着きなく、正直なトコロ各人の個性らしいモノもあまり見えてこないまま、ストーリーだけが視聴者ほっといてもりもりと進行していくカンジで観ていて非常にツライと感じるようになってキマシタ。
まるで死に急いでいるかのようなチョッ早展開。
一度に三人のライダーすべてを見せようとするコトによるキャラ掘り下げの不足。
主張が弱いせいか、相変わらず動機がイマイチ見えにくい主人公さん。
宿無しっぷりに磨きがかかっただけならまだしも行動原理そのものが意味不明気味のカリスさん(※いや、そーゆーキャラだってのは解るんデスが…)。
一話でちらりと匂わせた「ベテラン先輩ライダー」という設定も何処へやら、どんどんご乱心の加減が極まる橘さん。
なんかヘタレ度がどっかのクリーニング屋に近くなってきた虎太郎さん。
悪役としての存在感がまるで薄っぺらいピーコック。
何処行った烏丸所長。
で、今回早くも四人目のライダー候補登場とキマシタ。いや公式ページ見るまでもなく、バスケ仲間がわざとらしく名前で呼んでたのでスッゲエ解りやすかったですし。つーか早すぎ。
前にも言った気がするのですが、つくづくスタートでしくじったかと思わずにはいられません。
たっぷり一クール、最低半クールは≪ボード≫って組織内でのオハナシを描き、主人公、橘、広瀬、烏丸の四人をじっくりと掘り下げるべきだったのではと。虎太郎さんはフリージャーナリストという側面で主人公さんの追っかけ、カリスさんは時々妙に事件に首を突っ込む謎の青年、というスタンスのままでも全然問題無かったように思えます――何せ一年、四クールあるのですから。
いくら何でも一話で壊滅ってのがもう。エックス海底基地より短いし。
それともこのシリーズ、番組改変周期がそもそも変わってて秋には改変とかいうオチ?
とにもかくにも、あと一クールくらいでこの暴走にいい具合にブレーキかかってくれんことには、どうにもワタクシ観ていられなくなりそうな予感。期待感が大幅に下方修正されています。
あ、あと今回からアナハイム社の横槍スポンサーの意向かどーか知りませんがカード使用時のエフェクト変わってますネ。
個人的にすっっっごくショボいデス。勘弁してクダサイ。
なお比べるのもアレですが、『デカレンジャー』の方は10話経過した現在でも楽しんでおります。
コチラも一クール経ったらちょと感想など。
追記4:
『ウィザードリィオンライン(※WO)』開発プロジェクトにご協力を。
ハッハッどなたですかこんな神企画をお立てになられた我らがイエス様は。
ようしこあとるアンケートに答えちゃいマスヨー。一刻も早くプロジェクトが進むよう微力ながら協力を、……って二年越しかよ。やはり遅々として進まないようで。
とはいえ、逆に考えれば息の長い人気タイトルであるだけに、じっくり作ってもらいたいところ。今ならソフトもハードも高スペックになってきておりますので、綺麗でカッコイイ『WO』がプレイできるカモ、なんて期待も膨らもうというモノです。
そう、少なくとも『ウィザードリィ』の名を冠するからには、『ウルティマオンライン』や『ラグナロックオンライン』のような「上方からの神視点」ゲームにしてもらっては困ります。つーか「ウルティマ視点」のゲームだなんてウィザードリィ狂の誇りにかけて許せないコトですし。
やはりタイプとしては『リネージュ2』や『FF』のようなタイプでありましょうか。当然スキル制よりはクラス制にしていただいて、呪文はMP制より回数制でひとつ。種族もお馴染み人間/ドワーフ/エルフ/ホビットの四種に「外伝」シリーズ辺りから加わったドラコン(※竜人)やリズマン(※トカゲ)、フェルパー(※ネコ)、ラウルフ(※犬)、ムーク(※チューバッカ)なんかもくわえてイタダキタク、
………………………………ドラコン侍………………………………。(※蕩尽)
でも最低コレだけ守ってもらえれば後は多少イメージがズレてても。
ダンジョンに潜るコト。
地上をうろつくウィザードリィなんて想像もつきません。
いやうろついてますケドもゲームボーイ版とかで。
[1491] 大都塊。(※意図的誤字) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/15(木)
お知り合いのKさん(※仮名)の強烈なご推薦を受けまして、『塊魂』などやってみました。
ちなみにKさん御本人がメールでくれた推薦文句を以下に抜粋。
「いやーこあとるさん。『塊魂』いいですよ!
何つったって YOUはSHOCK ですから!!」。
――うん、普通に解りマセンネ。
何でしょうかKさん、この理解不能にキマってる説明は。岩山両斬波でも喰らっちゃったんでしょうか。
そもそもこのタイトルに関するワタクシの知識と言えばCMでちらりと観た程度のモノでありまして、何やら巨大なカタマリが街をごろんごろんと転がりつつクルマやら電柱やらを取り込んで大きくなっていくという奇妙な映像のみ。ぶっちゃけどんなゲームか想像が――いやまあちょっとくらいは付くんですけど、それにしたって「え、≪外なる神々≫でも呼んじゃうゲームですカ?」と一般の方には思いっっ切りダウトな発想にしか結びつかない、およそ海のモノとも山のモノとも付かない怪しげなイメージのみ。
そこへ持ってきて「『YOUはSHOCK』だからやってみろ」とキマシタ。ぶっちゃけ意味不明。
確かに一週間ほど前、Kさん宛てに駄話ついでに「斬新で奇抜な発想のゲームなどないものでしょーかネー」とかメールしたのはワタクシですケド、まさかその返事としてかくも斬新で奇抜な推薦を受けるとは思いませんで、とりあえずこあとるゲームを買ってくる前にエニグマのひとつも買わなきゃイカンのかと不安になったりもしましたが、――おや、どうやらコチラでゲームのOPが見れる様子――。(※ファイル直リン。0.5Mちょいです)
≪外なる神々≫。 (※直喩)
YOUはSHOCKどころかSAN値が減るかと思いました。
涼しげなクールボイスが歌うキテレツソングをバックに空を飛ぶ謎の超次元存在。ギターをかき鳴らす超次元存在。クルマに乗ってレインボーロードを駆け抜ける窓に! 窓に!(※減っている模様)
……つーかデスね。コレ作ったのホントにNAMCOなんデスか? 実はエコールとかデータイーストとかじゃなくて?
実際こんだけ不条理な絵面見せられたのは、ワタクシの乏しいゲーム経験ごときでは『トリオ・ザ・パンチ』以来だと思いましたが(※参考リンク)、ゲームのバックボーン自体も企画屋さんが月の裏側から命令電波を受けたとしか思えない相当不条理極まったシロモノでして、
――アルコールにおぼれて星空を破壊し、暗闇に変えてしまった王様、そして親の尻拭いのために地球に飛ばされた王子。
王子は破壊しつくされた星空を取り戻すべく、モノだらけの地球で塊を転がし、大きくして「星」を作ります。そして大きくした塊(星)を暗闇の夜空に浮かべていきます。
王子は失われた星空の輝きを、再び取り戻すことができるのでしょうか‥‥?
(※公式サイト/ストーリーより)
「星空の輝きを取り戻せ」と言えば聞こえはイイデスがその星の材料は地球の文明。(※人類含む)
ハッキリ言ってコイツら侵略者では? ウルトラ警備隊は何をしてるんでしょうか。
ついでに推薦文の大まかな意図も冒頭右下にあらわれるクレジットなど観ておおいに納得と申しますか何だってまたクリスタルキングか。田中雅将氏の美声が不条理さに加速をかけ月まで行くイキオイで、このOP観ているだけでもう正気と狂気のラグランジュポイントだったりしますケドも、さらにトドメとばかりにずらりと並ぶ参加アーティストの異様な顔ぶれに不条理加減は第一宇宙速度を突破。星々の重力のくびきを振り払い宇宙の彼方へ。ついでにワタクシの正常な判断力も宇宙の彼方へ。(※BGM:ボイジャー/日付のない墓標)
――で、まあ買ってきたワケですが。(※SAN値:0)
肝心のゲーム内容は、アナログパッドを使ってぐりぐりと「王子様」を動かし、スカラベよろしく周囲にある物体をどんどん取り込み、制限時間内に指定された大きさの「塊」を作っていく……という単純なモノですケド、コレがまた実に面白いというか、単純さゆえに延々と続けてしまうハマリ度も高いというか、最初こそテーブルの上の10円やら消しゴムやらをくるくると巻き込んでいく程度の「塊」がステージが進むにつれどんどん大きくなっていき、電柱やら街路樹やらクルマやら悲鳴を上げて逃げまどう人間すらももろともにメキメキ巻き込んでいく様はクトゥルフ神話の神々か、そーでなければハリウッドの異生物パニック映画そのもの。シュールな絵柄で描かれた箱庭世界の裏側に、平和な星を恐怖のどん底におとしいれる侵略者の快感をもたらしてくれる怪作に仕上がっております。
そーいやNAMCO、昔からこういうヘンテコなシチュエーションをゲームにするのが巧かったなぁと納得するコトしきり。『リブルラブル』とか『モトス』とか。
してみるにやはりコレはNAMCOのゲームだと再認識できるワケですが、それにしたってやっぱりこの絵面の強烈なインパクトだけはNAMCOというよりデータイーストなんじゃないかと勘ぐってしまうこあとるなのでありました。
いや、うん。ぶっちゃけ絵面で損してそう。
結構オススメであります。昨今のRPGとかに飽きた方は是非。
追記:
それにしても水森亜土さんてジャズシンガーだったのですか。
いや当方70年世代なモノで、亜土さんと言えばNHK番組『たのしいきょうしつ』にてアクリル板に歌いながらぐりぐり絵を描いてた「亜土ちゃん」の印象が強烈すぎで、――。
……亜土ちゃんって呼んじゃうだろ。(※もりたさん辺りの肩をがっくんがっくん揺さぶりながら)
追記2:
ゲームネタでもうひとつ外せないニュースが。
八年越しで 『ガーディアン・ヒーローズ』再見!!!
――おああああああああああッッッ、買うゥッッ!!(※獣人化しつつ咆哮するこあとる)
当時ハマリにハマった「ガーヒー」リメイクですよ! ハードはGBAつーコトで、コレは絶対ケーブル接続による同時プレイも可能と見ましたヨ!
んでもって当時のキャラデザを担当したはん氏のHP、日記など覗かせてイタダキマスに実に解りやすい意味深な言葉も! アズ・ユー・コマンドゥ!!(※訳:御命令ノママニ)
もうソフト込みでハードをもう一台。そのくらいのフィーバーっぷり。
続報が待ち遠しいトコロですなー。
……ああ、それはそれとして、いくら懐かしいからって一本2000円は消費者ナメすぎだと思うのですが。
何キロバイトだと思ってんだそのソフト。
追記3:
『ポリス・アカデミー』続編……かもしれない。
むむむ。シリーズ途中で降板したスティーブ・グッテンバーグも出演ですか。コレは是非とも実現して欲しいモノ。
どうやら初作からのオリジナルキャスト全員が揃って出演とのことで、マホニー、タックルベリー、ハイタワー、ジョーンズ、フックス辺りは鉄板として、いじめられ役のバーバラや恐妻家のフォックラー、軟派にーちゃんのジョルジョ、ゴマすり屋のコープランドとかも出てほしいトコロ。もちろんラサール校長やハリス教官、キャラハン警部補にも出演願いたい。
ええ、この際ですからゼッドも是非。
[1490] 「二代目はクリスチャン・ベール」。(※ネタ元:あやまくん) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/10(土)
えーとデスね。無敵すぎだ。
相手側のヤクザに榊英雄とかいないと勝負にすらならないっぽい。坂口拓でも可。
あ、ちなみに組長はルーシー・リュー辺りでひとつ。
殺ッヂマイナー。(※主に井筒を)
――てなワケで昼間の仕事中から散々アタマひねった挙げ句タイトルが思いつかず、やむなく部員専用板に書かれたあやまくんのネタからちと拝借。
いやー駄目なんですよワタクシ。タイトルがないと。
小説も日記も、いやもう掲示板の書き込みすらも、こあとるったらまずはタイトルありき。ナニはさておきコレをズビシと決めまするに、こう、ドタマの中でもよもよと漂うネタの混沌が天地創造よろしくカタチを取っちゃったりするので御座いまして。
とりあえずコレだけは言えることとして、――『怪奇大作戦』のタイトル、ひねれマセン。
いやだってデスね! 「死神」とか「人食い」とか「通り魔」とか「死刑台」とか、タイトルに使われてる単語がそんまんますぎてヒネリようがないんデスって! マジで!
ワタクシだって努力シマシタさ! 努力シマシタとも!! もーどの日とは言いませんが丸二日くらいタイトルだけ考えたコトだってあったんデス! 仕事してても風呂入っててもメシ喰ってても便所行ってても、布団に入ってまで延々と眉間にしわ寄せて『怪奇大作戦』のタイトルをあーでもないこーでもないとぶつぶつぶつぶつ、そりゃ何処の円谷ヲタだって自分でツッコミ入れちゃうくらいに! この音ですか? ピー。違います違います。やめてください牧さんあんまりだ!! オマエがあんまりだ。(C)円谷プロ
まーこの際仕方ないのでタイトルは置いときまして、ついでに天地創造はどうしたってツッコミも一緒に置いときまして、もうひとつついでにメインネタも置いとかせていただいて、
…………この音ですか? ピー。違います違います。(C)円谷プロ
ヲチ呼ぶデンパ。(※≒『死を呼ぶ電波』)
追記:
今更ながら『座頭市』と『リーグ・オブ・レジェンド』の感想など少しだけ。
まず『座頭市』ですが、北野武監督作品という印象がやたら匂うツクリでありました。
要所での止め絵及びアップの多用、「動」より「静」を重んじる演出、ひとつの場面における時間軸の意図的なズレ、突然入ってくる心象風景、ふっと場を(良い意味で)壊すほんの小さなギャグ、等々。ワタクシが観た同氏の作品中では『BROTHER』に近い雰囲気を感じましたでしょうか。
つまり裏を返せば「今回はエンターテイメントを」という売り言葉とは裏腹に、まだかなり映像が「芸術」方面に寄りすぎている……とも感じられまして、実際邦画を見慣れていないとちょっと解りにくいんじゃないかなぁ、などと思ったりもシマシタが、結局いつもの北野ブランドに落ち着いている、と見ればむしろ面白い作品だったと。
なお、こあとるは「座頭市=勝新太郎」という構図がコレっぽっちも存在しないため「座頭市」というブランドに対しては何の抵抗感も無く観れましたコトを追記。
ワタクシの中で勝新つーと、ファンの方には申し訳アリマセンが座頭市よりも大麻パンツです。
一方『リーグ・オブ・レジェンド』ですが、コチラは純ハリウッド・ブランドとでも言うべき、ドタマのチャクラを一切廻す必要がない娯楽活劇に仕上がってましてコレはコレで。和食も好きですが洋食も大好き、的ノリでなかなかに愉しめました。
時代は19世紀最後の年、……にもかかわらず携帯式マシンガンやら火炎放射器やら誘導ミサイルやら、素であり得ない文明兵器が当たり前のように登場する辺りがまず確信犯的犯行で愉快です。「空想科学は荒唐無稽」とばかりに時代考証を蹴っ飛ばし、≪ノーチラス号≫なんてもー原子力潜水艦並にデカいわそのデカさでベニスの水路をフツーに渡るわ。「さあツッコんでクダサイ」なんて製作者側の嬉々とした顔が浮かんできそうデス。
片やオカルティック方面の方々も頑張っておられまして、ミナ・ハーカーとドリアン・グレイのバケモノっぷりはなかなかのもの。特にラスト近くの不死身対決(※ネタバレ反転)は幻獣フェチとしても満足行くモノでハァハァさせられました。
んで難点はというと、やはり各人の活躍の場があまり多くないこと。
「透明人間」ロドニー・スキナーはシニカルな洒落者として描かれており好きなキャラクターだったのですが、お気に入り度に反してかなり出番が少なくしょんぼり。ジキル博士とハイド氏にしても映像上のインパクトからマッチョ化するところまではまだいいとして、頭脳と善のココロを担当するはずのジキル博士が出番絶無ってどーですかソレは。怯えてるだけじゃねーかと激しくツッコミの嵐。ハイド氏の善への翻心も描写がなおざりだったため、ちと御都合主義的な観が強すぎるように感じダブルしょんぼり。
ええい、いくら一番金がかかってるからといってショーン・コネリーばっかり映してるんじゃアリマセン。トム・ソーヤーもいらんッ。
ネモ船長はそれでよし。(←あ)
なおラスボスさんの正体に関しては素直に感心シマシタヨ。
あーあー、ソイツね。なるほど超有名だし正体不明の悪のボスとしては相応しいカモ――。
って、じゃあライバルのアイツはどうした。モルヒネでラリってんのか。(※さり気なくヒント)
追記2:
「ニナ毒婦論。もしくはギャランドゥ」。
えーと、まずはコレだけ言わせていただきますに、ニナは毒婦という認識で。
そもそも『0083』つーと、全十三話のシリーズ途中で監督が交代、それに引きずられてオハナシそのものが「青年将校の成長物語」から「トレンディドラマもどき」へと誰もが予想し得なかった方向転換を遂げてしまい、結果キャラクターの後付け設定が立ちすぎてヒロインが毒婦へと華麗なるジョブチェンジを果たした異例の作品でありまして、実際に観られた方も後半六話分に関しては「バニングが死んでしまうんですよコンチクショウ」とか「デンドロビウムがカッコヨカッタ」とか「コウが賦活剤打つシーンが生々しい」とか「ラストのニナの笑顔に地獄突き百連発」とか、要所要所の名場面や抽象的な印象だけはハッキリ覚えているというのに、肝心の細かいストーリーはというとあんまり覚えていないという、――いやまーそれってワタクシのことなんですが。ハッハッ。
いつか観直そう観直そうと思いつつも未だ叶わぬのは主にヤツのせい。
今観たらきっと一話から憎くなる。そんなイキオイで。
とりあえずDEEPBLUEさん、復帰第一歩オメデトウゴザイマス。
ギャランドゥに何かイヤな思い出でも?
※関連(?):
リンク先の日記を読んで、『0083』について検索した結果見つけたサイト。
誰が書いてるのか存じませんが、各タイトルの解説コメントがアタマ悪くて面白すぎます。
分けても白眉は『0080 ポケットの中の戦争』でありましょうか?
――もう一つのガンダムのお話。これはOVAだったんですよ〜。
ガンダムファンなのにOVAまではチェックしてないよ〜なんてウッカリ君、さぁ見なさい!
……えー、ワタクシの辛抱が足りないのかなんかコレだけでもういっぱいいっぱいデスが。
で、タイトル別のコンテンツにおける紹介文。
――アムロではないガンダムですね。でも同じ時期っていうのかな、あの一年戦争と同じ時間でのお話。。。ですが、実はかよつぴ、見たことないのです(^_^;)
どういう話かってことだけは少し聞いたことがあるんだけどね(だからちょびっと紹介文を書いちゃってるナリ)めぐさんこと、林原めぐみさんも出演してるんですよねー。ああ、めぐさんファンとして、ちゃんと見てないなんて許されないことだ〜。
観てないんかい。
解説って案外チョロイんデスね。
追記3:
「ブライト艦長とともに苦難を乗り越えてゆくスレ」。
>>30から笑いの唯一神が降臨。狂気のアナザーガンダムへと怒濤の怪進撃。
|\
\ \ /(器)
\\〈//_ /(器)
()__  ̄ 口| //_
/:|__| / /  ̄――
〈//  ̄/ |__|
 ̄ 〈//
 ̄
/ダ \
/ イ !! \
タ ヒァ
ァ〜 ム
〜 カァ
〜ン
(ヒソヒソ…)
(ヒソヒソ………ビクッ!)
みんなで痙攣ドルバッキー。(※笑いすぎで)
追記4:
「Dragon Academy」Varitaさんの雑記、「ビアンカか。フローラか。」
――スミマセン。ちょっとこあとる泣かせてもらえマスか。
くそう、解るゼその懊悩。決意。別離――涙!!(※くわッ、と瞠目)
貴方は間違っちゃいない。だけど正しくも無いんだ! チクショウ無いんだよ!!
えー、今回のリメイク版ではフローラにもそれなりにスポット当たってる模様ですが。
前略、ワタクシが大学生でスーファミ版をプレイしてた頃「金髪だとオレの子供じゃ無いみたい」とかヌカしてフローラを選んだI川県K沢市のT先輩お元気デスか。貴方には是非とも、この想いを春風に乗せて伝えてさしあげたい――。
ウチの子供は金髪でガチだ。
追記5:
とらさん流、バキコラ風味『Fate』キャラ入場シーン。
(※関連[1488]追記2/Fateネタバレ強にて注意)
…………あ、危なかったッッ…………コラ画面があったら死んでいたッ…………。
てか想像しただけで逝くところでブッッ。(←コーヒー吹いた)
破壊力絶大。とらさんじゃないデスがもーコレは魔力に近いか。
で、とらさん。
士郎 → バキ
セイバー → 烈海王
凛 → 鎬紅葉
桜 → 鎬昂昇
いや、まあ何となくデスね。
コレだけ見てもかっちりキャラの共通点を掴んで当てはめてるのはお見事なんですが。
ランサーが千春て。
………………………………………………………………。
お見それいたしましブッッ。(←コーヒー吹いた)
[1489] お構いなし。(※≒『かまいたち』) 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/06(火)
つーワケでそういう空気じゃねえと知りつつ駄活字デス。
先に土下座させていただくに、内容、かなり無。本能活字。
[1489へのレス] 幻獣辞典・外典 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/06(火)
エビフライ定食は、その名に恥じなかった。三十センチ近いクルマエビを贅沢に三本使っていた。
チキングリル定食も負けていなかった。三百グラムの照り焼きチキンと大ぶりのウィンナー三本、おまけに大人の握り拳くらいはあるジャガイモひとつを丸々使ったバター蒸しが添えられ、それぞれがなかなかの存在感を主張していた。
メンチカツ定食ときたら、直径二十センチはあろうかというまん丸の巨大メンチがどんと皿の上に鎮座ましましている。デミグラス・ソースでいただくか、店自家製の濃厚なウスター・ソースにするかはお望み次第、付け合わせは小ぶりの杓子ですくい取ったかのようなマッシュポテト。こちらはウスター・ソースと相性がいいようだった。
ステーキ定食ともなればさすがにやや値は張るが、標準サイズ指定の三百グラムから始まって、上はその倍まで注文することが出来る。実に三センチの厚みを誇る六百グラムの牛肉は壮観で、これを「定食」というのはどうよ、などという周囲のツッコミもなんのその。その横にピラミッドよろしく隆々と盛りつけられたソテード・コーンも霞んでしまうほどだ。
この上、すべての定食にはライスが平皿にたっぷりと盛られて出されることになる。「たっぷり」とはもう言葉通りの意味で、うかつに一見の客が「ライスは並盛りで」などと頼もうものなら、まず給仕のバイトが普通の茶碗にこんもりとライスを盛っていく様子を見て満足げにうなずき――それをおもむろに逆さに振り、平皿の上にぶちまけるのを見て怪訝な顔になり、その行為が四回連続して起こるに至って呆然とする、という定型三面相をやらかす羽目になる。ちなみに小盛りは茶碗二杯、大盛りは六杯となっているが、事実上上限はないのと同義らしい。
しかし、それらの料理群も霞むほどの一品がある。
「特製カレー」というシンプルなそれは、油で薄汚れたメニューの隅にぽつんと並んでいる品書きのひとつなのだが、内容はと言えばその平凡さとはおよそ無縁のところにある。どのくらい無縁かということを抽象的に表現するなら、そのメニューを誰かが注文するや否や、その場に居合わせた常連客の連中がひそかに目配せを交わしあってしまうくらい、であり、婉曲的に表現するならば「一升=千五百グラム」という単位変換の中に潜む脅威、であり、当然のことであるが、その脅威と「直径四十センチの大皿の縁ぎりぎりに注がれたカレールー(※具が大きい)」、「スライスされたゆで卵五つ」、「カレーの海を雄々しく巡行するトンカツ二枚」、「唐揚げのアステロイドベルト」などといったいくつかの脅威は別だった。
直裁的に表現するなら、「非人間的」。
力士部屋やプロレスラーの事務所が近くにあるわけでもない、平凡な学生街の路地裏にひっそりと建っているその洋食店において、何のためにその品目がメニューの中に存在するのか理解できた者はいない(※ちなみにマスターは黙して語らない)。冗談というにはややエスプリが効きすぎた、取りようによってはタチの悪い嫌がらせとも思える品目であった。
なお、念のために記述しておくに、その洋食店には上記のものの他にも多くのメニューがある。どれも上記のものに――「特製カレー」は規格外として――勝るとも劣らぬボリュームと、お手頃感漂うリーズナブルな値段の料理ばかりだ。
では何故上記の品目を説明したかと言えば、その日、その洋食屋において、上記の定食四つ及び「特製カレー」には共通項が存在したからである。
それは何かと言えば、――。
[1489へのレス] 〜外典之拾〜 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/06(火)
「もりもり」という形容がある。
どんどん物事が進むさまを示すのに使われる言葉なのだが、一般にもっとも多く使われるのは、誰かが何かを勢いよくたくさん食べているさま、健啖を示す時であると思われる。――もりもりと食べる、という様に。
一方、「がつがつ」という形容がある。
こちらも同じように食べることに関した形容で、貪欲なまでに食べ物をむさぼるさまを指す。がつがつと喰う、がつがつと食べ物を詰め込む、そんな急いている印象とともに、健啖と言うよりは暴食というような雰囲気を与える言葉である。
その男には、どちらも当てはまらないように見えた。
その男の食べるさまは、どちらの形容にも当てはまらない。もりもり食べていると言うにも、がつがつ食べていると言うにも不適切だった。
まず、もりもりと言う形容ではとても追いつかなかった。それは健啖というレベルを越えていた。その胃袋の中にどれだけの量の有機物が詰め込まれているのか、については、四人がけのテーブルの上に並べられた皿の枚数を見ればおおまかに見当は付くのだが、男が店に入ってきて小一時間ほどが経過したその頃になると、おおよその客たちは正視し想像することも辛くなってきていた。
次にがつがつという形容も当てはまらなかった。男はがっつくでもなく、あくまで余裕の態度を崩さずに、ゆっくりゆっくりと食べ物を口に運び続けていたからである。
食べるペースがまったく変わらない。がっつきもしなければ止まりもしない。最初の料理が運ばれてきて、最初に箸を付けたその時から今に至るまで、遅くも早くもなっていない。
中肉中背、割合にがっちりとした体つきこそしているものの、見た目は極めて平凡な三十代ほどの男である。
この身体の一体何処に、これほどの量の食事が入っているというのだろうか。給仕のバイトも居合わせた客も、不思議とか興味とかいう可愛げのある部分を通り過ぎて不気味にすら思えてくる。
メンチカツが、マッシュポテトもろとも真っ先に消えた。グリルチキンがその後を追い、今や残るは一本のウィンナーのみ、それも時間の問題かと思われる。
六百グラムのステーキは確実に残り三分の一ポンドを割り込んでおり、ソテード・コーンの友軍もとうの昔に壊走してしまっていた。エビフライは……大丈夫、まだ二本が健在だ、と思った瞬間ぼりんともの凄い音がして一本と後ろ半分十五センチにまで落ち込んだ。ぼりぼりとエビの頭が噛み砕かれる音。――おおっと心配はいらねえ、定食四つ分、茶碗に換算して十六杯分のライスだったら、もうそろそろ胃の中ででんぷん質に変わっている頃だろうからな。安心して後を追いな、エビの。
そして男が今着目しているのは、特製カレーだ。
スプーンでひとすくいひとすくい、ゆっくりと、だが確実に。トンカツを、唐揚げを、スライスされたゆで卵を、ルーをたっぷりからめたライスを、無作為に、端から、手当たり次第、ことごとく。
しばらくするとコップの水を飲む。ごくりと一杯を一気に飲み干す。そしてテーブルの端に置く。右手と口は休まず動かしながら、ちらりと給仕のバイトに目をやる。給仕がぎくしゃくとポット片手にテーブルへと近寄り、いささか亀裂が入り始めた無表情――ちなみにとうの昔に崩れ去った第一層目の表情は「営業スマイル」だった――のままコップに水をつぎ足した。
二百五十ミリリットルが入る何の変哲もないガラスのコップに、何度そのポットから水をつぎ足したか。
給仕が覚えているのは二十二杯目までだ。そこからは理性が記憶を拒否した。何杯目になるのか、ということについて考えを巡らせてはいかんと自分に言い聞かせた。そう、自分はこのまま下がっていいのだ、またこの男が目配せしてくるまでは、――。
――と。
くい、とエプロンの裾が引かれた。弱々しくもはっきりとしたその感触に、給仕ははっとして顔を上げた。今まで自分が無意識に視線を伏せていたことにもようやく気が付いた。
気が付いたことがもう一つある。
今ようやく気が付いた、というより思い出した。男の座っているテーブルの対面に、もうひとり相席している客がいた。
見た目中学生か、ともすればもっと年下の少女だ。白いワンピースを身にまとい、何処か呆けたような――汚れのない無垢な、というよりは、痴呆症のようなあやうさが見え隠れする――表情で、給仕の方をじっと見上げている。男の注文した料理の皿に圧倒されてはいるものの、テーブルにはちゃんとラグビーボールくらいの大きさがあるオムライスが置かれ、難敵を相手に善戦したのが口の周りのケチャップからも見て取れた。
「――おみず」
少女の口が動いて、その言葉が滑り出てくる。
その唇の形の良さに、給仕は少し見とれてしまう。ついでに何で今までこの少女に気付かなかったのか(はて、このオムライスを運んだのも自分だったろうか?)不思議に思う。――やはり常軌を逸した連れ合いの印象が強すぎるのだろうか。
それも多少あったかもしれないが、実際にはまるで違った。
少女が給仕と視線を交わし合おうとした瞬間、テーブルの下でごきっ、という音がした。それは結構でかい音で、給仕が驚いてお冷やのポットを落としそうになったほどだった。
男はカレーを食い続けていた。スプーンを口に運ぶ速度は相変わらず一定で、メトロノームのごとき正確さだ。
少女はというと、こちらも変わらず給仕のエプロンを掴んでいた。ただ顔は少しばかりうつむいているようだった。
給仕はほんの少しの間混乱し、しかる後に自分の職務を思い出すことに成功する。少女のコップに水をつぎ、それから少女の顔をもう一度見ようと背を屈めようとし、果たせぬと判るとことさら背筋を伸ばしてカウンターの奥に引っ込んでいった。
給仕が行ってしまった後、テーブルには男と少女が残された。男は相変わらず食べており、少女は呆けた顔をややうつむけて注がれたコップの水を眺めていた。
ように見えた。――傍目からは。
(――貴様)
その声を、給仕や他の客が聞かなかった――聞くことができなかった――のは幸いだった。実際すぐ隣の席では、すぐ後ろの怪力乱食ぶりを強烈に意識しつつも、三人の学生が揃ってボリュームたっぷりのしょうが焼き定食を食べているところだったが、その声が三人の耳に届くことはなかった。
抑揚と、感情と、何処か現実味すら欠いたような声だった。代わりに別のものがしたたるほどに詰め込まれていた。
もしこの声を聞き、その「別のもの」を耳孔から脳内へと入れてしまっていたら、三人は揃ってその場で意識を失い、グリルプレートに積み重なるほどのしょうが焼きに揃って顔面ダイブを決めていただろうことは間違いなかった。万が一肉汁による窒息死を免れたとしても、生涯その声を忘れることは出来ず、それほど長い時間をかけずに自殺を図ることになる。もし遺書が残されていた場合は、必ずこんな一文があるはずだ――。
「声が、耳から離れない」。
そんな声を、その年端もいかない少女が放っていた。
(――邪魔を。するのか)
三人の命を救ったのは、結論から言えば男だ。
常人の心臓が止まってしまうような、怖ろしく異質な「何か」に満ちた声を封殺したのは、少女の対面に座ってカレーをもそもそと喰っている男だった。
(いやあのね。≪蠱惑≫を使うのはやめてください。
たまたま入っただけだけれど、このお店は大当たりでした。明日から常連になろうと思います。
そのお店の給仕をいきなり喰おうとするなんて、貴方どういう了見ですか。
メンチ切っても駄目です。大人しくしててください。――ああそれと、もう喰わないならそのオムライスも私にください)
カットされた長細いカツレツをスプーンで器用にすくい、カレーと一緒にくつくつと咀嚼しながら男が喋っている。どうやって喋っているかという時点で不思議なのだが、さらに不思議なことに、その声は少女以外の人間に聞こえない。
(……それは。指図か)
(指図なんてしてません。ご協力をお願いしているというか。
ちなみに力ずくはかなり無駄ですよ。貴方も相当強力な存在みたいですが、私こう見えてもかなり年季が入った存在ですのでそうそう滅ぼすことはできません。ついでに貴方のその強烈な≪蠱惑≫も私には無意味で――ええ、何せ私は「愛情」も「性欲」も一切抱くことがありませんので)
(……無意味か)
(だって私はこの世界で唯一の存在なのです。増えないしつがいもいない。子供を作ることもない。
それに私は他の欲望が無いんです。あるのはコレだけ。――「食べること」だけです)
男が唐揚げを口一杯に頬張りつつ、にこにこと笑ってそう言った。
少女は虚ろな目をしながらも、かすかに怪訝な表情を浮かべる。首をかしげて手元にあるオムライスを見つめ、それから再び男に目を戻して、
(貴様は、何だ)
初めてその声に、わずかながら感情が混じった。
(ええとですね、色々な名前で呼ばれましたが……そうですね、この国の言葉に直すと「大食らい」ですか。
我食べる、故に我有り。ただ食べ続ける存在とでも言うのか、食べることがすべてという存在ですね。
だから何でも食べられます。有機物、無機物を問わず、およそこの世にある有形の存在で喰えないものは何一つありません。
種明かしをするとですね。貴方の声が周りに届かないのは、私がこのテーブルの周りの空気の振動を「食べて」しまっているからなんですよ? ……正確に言えば、貴方と私の声だけを、他の人間たちの耳に伝わる前に「食べて」しまっているんですが。
声は空気が振動して伝播するんですよ。振動は有形の事象です。
だから喰えます。解りますか?)
(解らん)
(そりゃ困ったな。せっかく会えた御同類なのに)
くわえたスプーンごともぐもぐ動かされる男の口の端が、少しだけ吊り上がった。
スプーンを口から抜き出し、今や半分がなくなりかけているカレーのルーの中に遅滞なく突っ込む。同時に左手はフォークを掴んでおり、その切っ先が何の迷いも無く、グリルチキン定食の最後のウィンナーに突き刺さった。
ウィンナーと言うよりは腸詰めという方がふさわしい、十五センチの湾曲した肉が男の口へ。
ぼりっという小気味いい音が、三人の学生たちの耳に届いた。しかしそれと同時に出された声はやはり届かなかった。
(貴方を見つけたときにね。すぐにピンと来ましたよ。貴方人間じゃないでしょう。
私は味覚が鋭いんです。空気中に混じっているあらゆるものを、この舌で感じ取ることが出来るんですが――)
その瞬間、食べ物を含んだままの口の端から、男の舌が一瞬だけずるりと伸びた。
平べったく赤黒い、人間の手の平ほどもある、先の尖った舌だった。それはおそろしく長かった。
人間のものでは、無かった。
(貴方は人間を、あらゆる手段を使って≪蠱惑≫にかけてるご様子ですな。相手の好みの見た目でまず騙し、視線と声に魔性を乗せて惑わし、匂いで淫心を誘って常識外れの快楽で縛る……そんなところじゃないですか?
で、その匂いがマズかったワケですよ。吐息……いや体臭そのものかな。人間はこんな味のする空気は出さないんです)
言葉を一度区切り、同時にするすると舌が引っ込められていく。その途中、口元に運ばれてきたステーキ肉がくるりと包み込まれる。
百五十グラムの肉塊が丸ごと呑み込まれるさまは異様だった。男の喉がそれとわかるほどぼこりと脹らみ、一定のスピードでゆっくりと胃の附へ流れ落ちていくのがはっきりと見て取れた。
男は満足そうに微笑んで、それから再びカレースプーンを手に取りながら、言った。
(――貴方、人を食べますね?)
何と言うこともない口調だった。少女の表情も変わらなかった。
興味が無いというよりは、まるで反射行動のように、小さく頷いた。
(やっぱり。濃い血と臓物の匂い……あとは漿液と骨髄、精液ですか。昨日、まるまる一人を食べたばっかりでしょう?
それを踏まえた上で本題……相談なのですが。この辺りから出ていってはくれませんかねえ?)
カレーがひとすくいごとに、確実に消えていく。
周囲が戦慄するような偉業を達成しつつも、男は何ということもなしにコップの水をごくりと飲み干し、給仕にちらりと視線を送った。
コップに水が注がれていく。かちかちと震える水差しの先端を面白そうに見つめた男は、左手のフォークをエビフライに伸ばしながら少女に視線を戻し、相も変わらぬ無反応な様子に苦笑した。
(私も人を食べるには食べるのですが、そりゃあ気を使っているんですよ。半年に一度食べるかどうか、それにしたって浮浪者とか天涯孤独の老人とか、ある日ふっつり消えても誰も気に留めない人ばかりにしてるんです。
幸いにして私は人を食べなくても滅びませんし、人を格別美味だとも思いません。まあ嗜好というか、たまにあの味も恋しくなるというか……その程度のものですので、場合によっては何年かは我慢しても差し支えがなく、だからこそこの国に棲んでもいられる……)
でもねえ、と男は苦笑を深め、最後のエビフライを頭からぼりぼりとかじった。
(貴方はどうもその……そういう気遣いをしていただけないように見えます。何となく先程からの立ち居振る舞いを拝見させてもらうに、喰いたいときに喰う、なんて生き方をされてらっしゃるのでは?
困るんですよね。私がせっかく節度を守ってこっそり喰っているというのに。
人間に気付かれるのは本意じゃないんです。私は人間と共生しているだけでして、それを貴方に邪魔されるのは――)
(――たわけ)
そのとき、男の咀嚼が初めて――わずかながら――止まった。
(共生だと。……くだらない。貴様のそれは共生などではない)
男は少女の顔に浮かんだ、ひとつの表情を見ていた。
それは劇的なほどの、少女の顔に初めて浮かんだ、極めて明瞭な表情だった。
「嗤い」だ。
吐き気を催すほどの不快と、息が止まるほどの恐怖を見るものに与える、それはそういう嗤いだった。
あの呆けたような、あやうい表情とも呼べぬようなものを浮かべていた少女の面影は何処にもなかった。そこにはひどく生々しい、侮蔑と憤怒だけがあった。
(貴様など。人の街という生き物の腹中でせせこましく生きる虫のようなものだ。
貴様は人間に何も与えていない。ただ人間を、人間の作ったものを喰っているだけではないか。
それで共に生きているなどと。わらわと同じだなどと。どの口が抜かすのか)
(――貴方は違うとでも?)
男は再びカレーを食い始めた。巨大なカレー皿の中身が、もう残りわずかになっていた。
(人間を喰らう貴方と、私がどう違うというのですか?
まさか快楽を代わりに与えているなどとうそぶくのではありますまいね?)
カレーが、無くなっていく。
スプーンを持つ男の手は、もう休まない。ゆっくりと、にこやかな顔のまま、だが確実に、カレーは無くなっていく。
少女が、嗤っている。
毒々しい、腐り落ちて虫の湧く果実のような笑みに、さらに毒が満ちていく。うつむいたその顔に、奇跡のように誰も注意を払わないのをいいことに、濃いタールのような怒りが澱んでいく。
(貴様はいうたな。「有形のものは喰える」と。
では問おう。――有形のもの「しか」貴様は喰えぬのか。形を成さぬものを喰うことは出来ぬと言うのか? 貴様には「無形のもの」は喰えぬのか?)
かち、かちと規則的なリズムでスプーンが皿を叩く。もうカレーは数口を残すのみとなっている。
男と少女は、今や互いの視線を外そうともしない。少女は禍々しい嗤いを浮かべたまま、男はまったく変わることのない、にこやかな笑顔で。
――いや――。
(「無形」を?
喰える?
貴方が?)
ああ、その双眸。
さして大きくもない男の両の目に、問いかけとともに凄まじい勢いで満ちていくもの――。
(人の「想い」を――血肉にすることもかなわぬか?
わらわの胸の内で未だ熱く灼ける。彼の者との。――この蕩尽を。
愉悦を。
思慕を。
凶喜を。
悦びを。
狂念を。
合一を。
味わい。慈しむも。叶わぬと。
何とも粗末で。見苦しい喰いようだ)
(――へえ――)
男が、
(それはすごい)
変わらぬペースで、
(それはうらやましい)
カレーの最後の一口を、
(それは、――)
美 味 そ う だ な 。
男の顔が腐泥を被ったように、一瞬にして黒く染まった。
同時に顔が肥大した。
同時に鼻面が伸びた。
同時に双眸が赤光を放った。
同時に鋭い牙が五列に生えた。
巨大な顎そのものと化した男の顔が、弧を描いて少女の上半身を呑み込んだ。
給仕はふと、逸らしていた目をテーブルに戻した。
そこに少女がひとり座っている。オムライスのケチャップで口の周りを染めて、ぼんやりと虚空を眺めている。
特大のオムライスを半分食べたことに、給仕は感心する。頑張ったなぁ、と心の中で幼い健啖家を称えることにする。
給仕はふと、曖昧な記憶を探った。
確か、男がいたような気がする。少女の対面に座っていた気がする。何か少女と話していた気もする。
テーブルを見る。ぽつんと少女はひとりで座っている。その顔が給仕の方を向く。
「……にげちゃった」
少女が、かすかな笑みを浮かべる。釣られて自分も笑みを浮かべそうになる。
「…………おみず」
少女が、コップを両手で差し出す――。
給仕はふと、
見ない方が、いいような気がした。
了
[1489へのレス] まあ何と言うか。 投稿者:こあとる 投稿日:2004/04/06(火)
――中国の怪物/博物誌として有名な『山海経』に、≪饕餮(トウテツ)≫と言う獣がいる。
古代中国の神の一人として称えられる≪神農≫の血を引くこの獣は、その血筋とは正反対に「四凶」とまで呼ばれる半神の禍獣である。虎とも人とも竜ともつかぬ巨大な一頭に双つの胴、六肢という異様な外観にくわえ、狡猾にして歪んだ知性と不死の肉体を持ち、止むことなき欲深さと飢えを満たすため人に害をなすという。ただその姑息な本性ゆえか、相手が強者と解るや媚を売り、人を襲うときも相手が一人になったときだけとされ、ゆえに饕餮は≪凌弱≫、≪彊奪≫などという別名でも呼ばれることがある。
【幻獣辞典】より。
え。ワケワカリマセンか。やっぱり。
えーと、でしたら誠に相済みませんがこの辺り読んでいただけると。
ちょっと戦わせてみると面白いかなー、などとふと思ったワケで、……。
そんだけか。サー、そんだけデス、サー。
――正直、スマンカッタ。_| ̄|○(←土下座)