Clasical Music
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- Last Updated 29/Nov/2000 -
● 夜明け前 ●
就学前、オルガンを習ったことがある。結局、続かずにやめてしまった。
初めてクラシック音楽の演奏会に出かけたのは中学の時。友人に誘われてN響を聴きにいった。しっかり居眠りした(^^; 中学生の自分、当時よっぽど恥ずかしかったのであろう・・・これがトラウマとなって、音楽からはずっと距離を置いていた。
アニメのおかげで、次第にトラウマが癒されてゆく。新宿コマ劇場に入った経験は、ただ一度、交響組曲『宇宙戦艦ヤマト』コンサートの時だけだ。オーケストラ演奏の流れはその後も『機動戦士ガンダム』『伝説巨人イデオン』と続いた。余談だが、『イデオン』の延長線上に同じ作曲家の『ドラクエ』があるのだろう(ゲームは門外漢ゆえコメントできるほどの知識がない)。
映画音楽にも助けられた。ジョン・ウィリアムズはデフォルト。雑誌「ロードショー」で鑑賞券が当たった『風とライオン』。ジュリー・ゴールドスミスの壮大な音楽にハマった。初めて購入したサウンドトラックLPもこの作品。最近では『トータル・リコール』もカッコよかったが、『砲艦サンパブロ』の中国風音楽も好きだ。

● クラシック音楽への勧誘 ●
以上の助走期間のあとで、クラシック音楽への扉を再度開いてくれたのは、結局まんがだった。1981年頃から、クラシック音楽を取り込んだまんがに出会って、そこに流れる音楽に興味をいだいた。
『いつもポケットにショパン』(くらもちふさこ)から、バラード第一番(ショパン)へ。ポリーニのLPに出会えたのは幸運な偶然だった。近所の図書館がLPを貸し出していたので、ビートルズもここで借りた。ただし多数の人が借りているため、当たりはずれがあった。ピックアップに重しを乗せても、どうしても再生できないほど歪んでしまった盤もあった。音に出てしまう傷も、あって当たり前だった。
『僕たちのモーツァルト』(よしまさこ)から、弦楽四重奏曲『狩り』(モーツァルト)へ。アルバン・ベルグSQ(String Qualtett:弦楽四重奏団)の最初の録音に出会ったのも幸運だった(実は最も安価だったにすぎないのだが)。
1985年頃からようやくFMでクラシック音楽を聞き始め、録音も増えてゆく。器楽曲から交響曲へ。少しずつジャンルも拡大する。

● CDとの遭遇 ●
1986年夏、ボーナスで購入したCD/LDプレーヤ。確か第二世代の機種だったと思う。ついにCD購入。初めて買ったのは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(コンドラシン/アルゲリッチ)とホルストの惑星(カラヤンBPO)。この二枚、博識の同僚に教わって、「レコード芸術」ベスト盤選出結果などを参考にした。とかくクラシック音楽は、”誰の、どの演奏を聴けばいいのか”で悩むものだ。

● 再び演奏会へ ●
録音を聴いているうちに、やはり生演奏を聴いてみたくなる。録音の良い点は、繰り返し聴くのに適していること。録音の欠点は、失敗がなさすぎること。楽器を演奏しない自分のような人間は、「本番の演奏もきっとこんなに完璧なのだろう」と思いかねない。この心得違いを是正するまでにしばらく要した。

● オペラとの出会い ●
初めてのオペラは、1988年ミラノ・スカラ座『ラ・ボエーム』(指揮クライバー)。今、改めて考えると、なんと恵まれた出会いだったのかと思う。会場の神奈川県民ホールが、パリの下町に変わる。本格的オペラ劇場の設備を持たない日本のホール向けに簡略化されていたと思うが、豪華な舞台演出に目を瞠る。ミレッラ・フレーニを初めとする堂々たる歌手たち。魔術師のようにタクトから、繊細で華麗な調べを紡ぎ出す指揮者カルロス・クライバー。この出会いがなければ、その後もオペラを見続けることもなかったのではないか。誘ってくれた同僚に感謝している。

● 高額チケット雑感 ●
特に海外からの引っ越し公演のチケットはかなり高価だ。土地と同じでバブル期に高騰した。現地で鑑賞する場合の価格とは比べものにならないぐらい高い。子どもができて、時間と資金の両面で苦しくなった(^^;
それでは、主催者がぼろ儲けをしているか。残念ながら舞台裏までは鑑賞できない(^^; ただ、日本公演でしか実現しないようなトップスター集結に要するギャラ、裏方を含めて数百人の関係者の移動・滞在費など、非常にお金のかかるイベントなのは確かであろう。加えて、公的な資金援助の有無などの事情もからむ。
ただし、公演初日に来賓がぞろぞろと招待席に導かれる光景を前にすると、どうしても被害者意識のようなもの(お高いのは招待客のためなのかい?)が顔を出すのは抑えようがないのだが。

オペラ
作品 演奏者 指揮者/歌手/独奏者
1988 ラ・ボエーム ミラノ・スカラ座 クライバー/フレー二/
1989 ニュルンベルグの
マイスタージンガー
バイエルン
国立歌劇場
サバリッシュ/ヴァイクル、ポップ、プライ/
魔笛 ウィーン国立歌劇場 /ボニー、モル/
19?? 椿姫 藤原歌劇団 //
19?? タンホイザー バイロイト祝祭劇場 シノーポリ/スチューダー/
19?? アイーダ アレーナ・
ディ・ヴェローナ
//
1990 トリスタンとイゾルデ ベルリン国立歌劇場 //
19?? フィガロの結婚 バイエルン
国立歌劇場
サバリッシュ/ポップ/
19?? 愛の妙薬 メトロポリタン歌劇場 /パバロッティ、バトル/
19?? アドリアーナ・
ルクブルール
ボローニャ歌劇場 /フレーニ/
1994 ばらの騎士 ウィーン国立歌劇場 クライバー/オッター、ロット、ボニー、モル/
1997 マノン メトロポリタン歌劇場 /フレミング/
ナクソス島の
アリアドネ
レヴァイン/メンツァー、デッセー、ヴォイト/
1998 ヴォツェック ベルリン国立歌劇場 バレンボイム//
1999 フィデリオ パリ管弦楽団
(演奏会形式)
サバリッシュ/マッティラ、モル/
椿姫 バイエルン
国立歌劇場
メルクル/ドマス/
魔弾の射手 メータ//
2000 ナクソス島の
アリアドネ
ウィーン国立歌劇場 シノーポリ/バルツァ、グルベローヴァ、ステューダー/
トリスタンとイゾルデ ベルリン・フィル アバド/ポラスキー、ウェスト、/

<リスト作成予定>
●フェスティバル(国内)
1995年ピエール・ブーレーズ・フェスティバル
●フェスティバル(海外)
1990年タングルウッド音楽祭演奏会(ゲルギエフ:米デビューの年)
モーツアルトp協9、ワーグナー集
1990年モストリー・モーツァルト
シューベルト:ロザムンデ(全曲)
1990年NYフィル・セントラルパーク野外コンサート(ヨエル・レヴィ)
メンデルスゾーン交4、ベルリオーズ幻想交
1997年ルツェルン音楽祭(フィルハーモニア管弦楽団)
チャイコフスキVn協、ショスタコービッチ交10
●コンサート(国内鑑賞)
1992年ベルリン・フィル(アバド)
ブラームスp協2(p:ブレンデル)、同 交4
1994年ベルリン・フィル(アバド)
ベルク管弦楽のための三つの小品、モーツアルト協奏交響曲、ベートーベン交5
1996年ベルリン・フィル(アバド)
マーラー交2
1998年ベルリン・フィル(アバド)
シューマン「マンフレッド序曲」、同 p協(p:ピリス)、ドビッシー夜想曲、ラヴェル ラ・ヴァルス
マーラー交3
2000年北ドイツ放送交響楽団(ヴァント)
シューベルト交8「未完成」、ブルックナー交9
2000年アルゲリッチ(p)
バッハ、ショパン、プロコフィエフ、ベートーヴェン、ドビッシー他
2000年ベルリン・フィル(アバド)
エグモント序曲、p協1(p:カシオーリ)、交7(ベートーヴェン)
●コンサート(海外)
1988年フランス放送交響楽団(ヤノフスキ)
シマノフスキ スタバト・マーテル、ブラームス交1

Created by Shigeto Hojo