Kent Jordan Flute
 日本の井上信平、アメリカのKent Jordanというぼが僕の中での位置づけです。 三鷹の中古CD屋でCDを漁っていた時に偶然発見したのですが、 音色・奏法・テクニック・フレージングにおいて今まで聞いた中では群を抜いて素晴らしいです。 ハイスピードなアドリブであってもテンポコントロールが素晴らしく 他のジャズフルーティストから群を抜いてプレイヤーとしての 実力を聞くことができると思います。
 どジャズなアルバムは『Essence』が最初のようで、 今まではどちらかと言うとフュージョン系のサウンドが多かったようですが、 彼のアルバムを入手するのは困難なようなのですぐに聞ける 音源はなかなかないかもしれません。
 Hubert Lawsに師事していたようですが、本家よりもコチラの方が 勢いがあるし、フレージングについてもセンスを感じるしかなり良いです。 師匠のHubert Lawsも自分のアルバム『In The Beginning』の中で "Moment's Notice"をやっていて聞き比べると面白いのですが、 Kent Jordanはあたかも『俺は師匠を超えている』といわんばかりの 暑いソロを繰り広げています。

ALBUM
Essence  1998.Rec.
1.Curtain call/ 2.Essence/ 3.Rio/ 4.Well you needn't/ 5.Moments notice/ 6.Stella by starlight/ 7.Stablemates
スタンダード集ですが、どの曲もテンションが高く、完成度も高い作品です。 メンバーもすごいので聞きごたえバッチリです。 「Curtain call」ではその曲名と逆にアルバムの一曲目ですが、 アルバムの幕開けらしい素晴らしいアドリブをキメてます。 「Well you needn't」ではなんとピッコロでハイスピードなアドリブが 聞けます。 そしてなんと言ってもこのアルバムの中で最高のテンションなのが 「Moments notice」でしょう。コルトレーンばりの素晴らしいプレイを 堪能できます。 「Stella by starlight」ではフリーテンポな斬新なアレンジで これまた素晴らしい演奏です。