James Spaulding(1937.6.30-) Flute,Alto Sax,Tenor Sax
 1937年インディアナポリス生まれのフルート・サックス奏者。
 Jamesのミュージシャン人生は、1976年に初のリーダー作を出すまでは、Freddie Hubbard、Randy Weston、 Max Roach、Duke Pearson、Wayne Shorter、Bobby Hutchersonのサイドマンとしての仕事のみです。 「遅咲き」というコトバが合っているのかどうかは分かりませんが、 とても良いプレイヤーであったことは間違いなく、多くのプレイヤーから賞賛を得ていたようです。 ただ、リーダー作への着手まで時間がかかっただけのことなのかもしれません。
 メイン楽器はアルトサックスで、Escapadeをはじめ、かなりのテクニックとセンスの持ち主と言えます。 フルートもなかなかの腕前で、フルートでもバップの曲をバップフレーズとして引き出せるところが、 個人的にはツボです(笑)。
 リーダー作はキャリアの割にはかなり少ないですが、サイドマンとしての音源は非常に多いので、 クレジットをよく見てみると彼の名前を発見するかもしれませんね。

ALBUM
Blue spirits/Freddie Hubbard  1965.2.19&26,1966.3.5.Rec.
James Spaulding(fl,as) / Freddie Hubbard(tp) / Joe Henderson(ts) / Hank Mobley(ts) / Kiane Zawadi(Uephonium) / Harold Mabern Jr.(p) / McCoy Tyner(p) / Larry Ridley(bs) / Bob Cranshaw Dlifford Jarvis(ds) / Big Black(conga)
1.Soul surge/ 2.Blue spirits/ 3.Outer forces/ 4.Cunga Black/ 5.Judo
異なる年にレコーディングされた音源のミックスですが、当然メンバーも少しことなってます。 このアルバムを紹介するにはFreddieの紹介になってしまうので、この場では避けさせて頂きます。 Jamesはと言うと、とても良いプレイが聞けて良いと思います。
Tender moments/McCoy Tyner  1967.12.1.Rec.
James Spaulding(fl,as) / Lee Morgan(tp) / Julian Priester(tb) / Bennie Maupin(ts) / Bob Northern(french-horn) / Howard Johnson(tuba) / McCoy Tyner(p) / Herbie Lewis(bs) / Joe Chambers(ds)
1.Mode to john/ 2.Man from Tangantika/ 3.The high priest/ 4.Utopia/ 5.All my yesterdays/ 6.Lee plus three

Brilliant corners  1988.11.25.Rec.
James Spaulding(fl,as) / Wallace Roney(tp) / Mulgrew Miller(p) / Ron Carter(bs) / Kenny Washington(ds)
1.Brilliant corners/ 2.Let's cool one/ 3.Down with it/ 4.Reflections/ 5.I mean you/ 6.Ask me now/ 7.Little willie leaps/ 8.Little rootie tootie/

Escapade  1999.4.28.Rec.
James Spaulding(fl,as) / Don Sickler(tp,fh) / John Hicks(p) / Ray Drummond(bs) / Kenny Washington(ds)
1.Escapade/ 2.Cheesecake/ 3.Warm valley/ 4.Madeline/ 5.Just one of those things/ 6.Grant's tune/ 7.High modes/ 8.The break through/ 9.It could happen to you/ 10.La mesha
JamesSpauldingの中でもこれは一押し音源です。 KennyDorhamの1曲目、DexterGordonの2曲目、CharlieParkerの5曲目、HankMobleyの8曲目など、 バップ好きにはたまらないナンバーが並んでいます。 サイドマンの演奏のテンションもかなり高く聞いていて気持ち良いセッションです。 普段、ピアノはあまり意識して聞くことがないのですが、この音源でのJohnHicksは かなり名演だと思います。 あと、この音源を聞くまで知らなかった、TpのDonSicklerもかなり良いです。 当然、バックを支えるドラム・ベースも素晴らしいと思います。 1999年録音の作品でこんなにバップな音源にはなかなか出会えないかもです。オススメ!