James Moody(1925.3.26.) Flute,Alto Sax,Tenor Sax
 初めて聞いた時は、はっきり言ってあまり好印象ではありませんでした。 というのも、なぜがとても中途半端に聞えたからです。 でも、それは後に、彼の“引出しの多さ”がそう聞えさせていたんだと 考えるようになりました。 どジャズかと思いきや、アドリブパートではちょっとおどけたフレーズを 連発してみたり…。
 今では大好きなジャズマンの1人ですが、僕が彼を評価するのは、 ジャズマンとしては当然のこと、さらに“エンターテイナー”として 素晴らしい魅力があるからです。 ジャズだってエンターテイメントです。 真面目な顔して格好良いアドリブやってればそれで良いのか、それを 初めて考えさせてくれたのがJames Moodyでした。 エンターテイメントという側面を含めてジャズを捉えるようになった時、 彼の独特な雰囲気はとても可愛らしいく魅力的に感じるようになりました。 聞けば聞くほど好きになるタイプです。 今ではJazzfluteという枠を越えて好きなジャズマンの一人です。
 今年(2003年)、彼は78歳になりますが、彼のデビューはもう50年以上も昔、 1946年(21歳)。Dizzy Gillespieのビッグバンドに加入することから始まります。 初リーダー作は1948年。彼のプロとしての歴史は50年以上になります。 常にジャズという枠にいながらも、その可能性を広げるべく地道な努力を してきたジャズの世界の貢献者でもあると思います。 長いプロ生活と様々なジャンルでの経験からか、彼の“引出し”は とても多く驚かされることしばしばです。 残念なことに、アメリカなど海外ではJamesはとても評価が高く有名人なんですが、 日本では知名度がとても低いのです。 このページを読んだ皆さん、ぜひ、James Moodyの音を聞いてみて下さい。 きっと楽しんで聞けるはずです。 こんな楽しいジャズもあるんだ、と思ってもらえるはずです。 そして、機会があれば、ぜひライブ会場に行って下さい、本当に楽しいのです!!
 2002.12.29.にBluenoteTOKYOで“Jazz all-star”BigBand 〜dedicated to DIzzy Gillespie〜のライブで初めてJames Moodyを見ることができました。 そこでも彼のエンターテイナーぶりは素晴らしく、 ますます大ファンになりました。プレイヤーとしてだけでなく、 思っていた以上に「歌が上手」で驚かされました。 はっきり言って、そこらへんにいるJazzVocalistよりも全然良いかもしれません。 純粋に彼の歌は「楽しい!!」理由はそれだけです(笑)。 要するに、渋い低く太い声でバラッドを歌って聴衆を感動させるだけが ジャズじゃないってことです。 2003年12月にも再び同じバンドで来日し、再び聞きに行ってきました。 2回目はMoodyは体調崩していたのか、いまいちノリ切れてない感じがあって 残念でしたが、それでも十分にMoody節が聞けました。 機会があれば皆さんにも1回「生James Moody」を見て聞いてもらいたいと思います。
  James Moodyのオフィシャルサイト

ALBUM
Wail Moody Wail  1955.12.12.Rec.
James Moody(ts,as)/ William Shepherd(tb)/ Dave Burns(tp)/ Pee Wee Moore(b.sax)/ Jimmy Boyd(p)/ John Lathan(b)/ Clarence Johnson(ds)
1.The golden touch/ 2.The nearness of you/ 3.Donkey serenade/ 4.Moody's blues again/ 5.Wail Moody, wail/ 6.The strut/ 7.A sinner kissed an angel

Mood for love  1956.Rec., 1957.1.13発売
Return from overbrook  1958.Rec.
James Moody  1959.Rec.
James Moody(fl,as,ts)/ Johny Coles(tp)/ Tom McIntosh(tb)/ Musa Kaleem(baritoneSax)/ Gene Kee(p)/ John Latham(b)/ Clarence Johnston(ds)
1.Darben the Redd Foxx/ 2.Little girl blue/ 3.Out of nowhere/ 4.Daahoud/ 5.Yesterdays/ 6.Cookie/ 7.With Malice toward none/ 8.R.B.Q. Moodyがプレイヤーとして一番アブラが乗っていた時の音源かも、と思っている音源です。 Moodyの書いた有名なGmブルーズ「Darben--」を含め、良い曲が揃っています。 ホーンセクションのメンバー自体はさほど有名プレイヤーは起用されていないのですが、 アンサンブルのハーモニーはとても豪華である点は特筆すべきと思います。
Dizzy Gillespie and his quintet  1965.11.24.Rec.
Dizzy Gillespie(pt)/ James Moody(fl,ts)/ Christopher White(b)/ Kenny Barron(p)/ Rudy Collins(ds)
1.One note samba/ 2.Con alma/ 3.Umh, umh/ 4.Tin Tin Deo/ 5.Oh Joe/ 6.Chega de saudade

Milt Jackson and Thi hip string quartet  1968.5.9/6.3.Rec
Hubert Laws(fl) / James Moody(fl,ts) / Milt Jackson(vib) / Ron Carter,Bob Cranshaw(b) / Ceder Walton(p) / Mickey Roker(ds) etc...
1.You got to pay when the deal goes down/ 2.The morning after/ 3.For all we know/ 4.A walkin' thing/ 5.In walked bud/ 6.A little too much/ 7.Bags and strings/ 8.New rhumba
Milt Jacksonのアルバムです。なんと、James MoodyとHubert Lawsを 同時に聞けてしまう大変美味しいアルバムです。とは言っても、 Miltのvibが中心な作品なのでフルートはそんなに出番が多いわけでは ないのですが・・・。ストリングスがとてもアレンジで入っていて全体を 通して軽快でダンサブルな感じに仕上っていて気持ち良いです。
The blues and other colors  1968.8.14, 1969.1.3.&2.11.Rec.
Sax & Flute man  1973.発売
Moody plays Mancini  1992.発売