Hubert Laws(1939) Flute,alto flute,bass flute,piccolo
 ジャズフルート界ではとてつもなく偉大な存在の一人。 実際に、他のフルーティストとは全てにおいて明かに違います。 しっかりとしたクラシックの教育を受けているためか、 フルートに対するアプローチの仕方がとても的確です。 聞き始めたばかりの頃は、世間が評価する程、すごいジャズマンだとは 思わなかったのですが、聞いていくうちにその高い評価が理解できるように なってきました。今ではお気に入りのうちの一人です。 Hubert Lawsが評価されるポイントは“フルートという楽器 をクラシック枠を超えさせた” という点において貢献度は大きいと思います。
 曲は彼の意図的なアプローチだと思いますが、クラシック音楽が 基礎にある感じがします。ある意味、スタンダードなタイプです。 フルーティストのBuddy Colletteと組んだユニット“The West Coast”は 世間的には評価が高いですが、僕的にはイケてません (と言いつつ、2枚とも買ってしまった…笑)。 個人名義のアルバムの方が良い作品が多いと思います。 ポピュラー的に聞くのであれば、↓の中では『Chicago Theme』 がオススメで、ジャズとしてフルートを聞くのであれば『In The Beginning』 でしょう。 個人的には『Wild Flower』が一番だと思いますが入手困難かもしれません (廃盤にはなっていないのですが何故かお店に置いてないことが多いです)。

ALBUM
Milt Jackson and Thi hip string quartet  1968.5.9/6.3.Rec
Hubert Laws(fl) / James Moody(fl,ts) / Milt Jackson(vib) / Ron Carter,Bob Cranshaw(b) / Ceder Walton(p) / Mickey Roker(ds) etc...
1.You got to pay when the deal goes down/ 2.The morning after/ 3.For all we know/ 4.A walkin' thing/ 5.In walked bud/ 6.A little too much/ 7.Bags and strings/ 8.New rhumba
Milt Jacksonのアルバムです。なんと、James MoodyとHubert Lawsを 同時に聞けてしまう大変美味しいアルバムです。とは言っても、 Miltのvibが中心な作品なのでフルートはそんなに出番が多いわけでは ないのですが・・・。ストリングスがとてもアレンジで入っていて全体を 通して軽快でダンサブルな感じに仕上っていて気持ち良いです。
Afro classic  1970.11.Rec.
Hubert Laws(fl) / Dave Friedman(vib) / Ron Carter(b) / Fred Waits(ds) / Bob James(p)  etc...
1.Fire and rain/ 2.Allegro from keyboard concerto No3 in D/ 3.Theme from love story/ 4.Passacaglia in C minor/ 5.Flute sonata in F
大々的にクラシックを取り入れたところはHubertらしく、また、 そのアレンジも素晴らしい。 Hubertはクラシック教育もしっかり受けており、こう言う作品では、 演奏レベルも十分に高く安心して聞ける。 パーカッションを導入したところから“Afro classic”としたらしい。 華やかさは無い作品だけれど、聞きやすい作品だと思います。
The rite of spring  1971.6.Rec.
Hubert Laws(fl) / Ron Carter(b) / Jack Dejohnette(ds) / Dave Friedman(vib) / Bob James(p)  etc...
1.Pavane/ 2.The rite of spring/ 3.Syrinx/ 4.Brandenburg concerto No.3, 1st.movement/ 4.Brandenburg concerto No.3, 2st.movement/
Hubertのパヴァーヌは有名中の有名ですね。 後にも何人かのフルーティストがパヴァーヌをカバーしていますが、 やっぱりHubertのアレンジが一番でしょうか。 音も物悲しい雰囲気が出ていてじっくり耳を傾けてしまいます。 コチラも全編通して華やかさは全くないですが、クラシックからジャズへ 転向し立ての方には導入モノとしては良いと思います。 恐らく、ジャズではないです…。
Wild Flower  1972.1.27.Rec
Hubert Laws(fl)
Gary Burton(vib)
Ron Carter,Richard Davis(b)
Chick Corea(p)
Bernard Purdie(ds) etc...
Goodbye  1973.1.Rec
Hubert Laws(fl) / Milt Jackson(vib) / Cedar Walton,Herbie Hancock(p) / Ron Carter(b) / Billy Cobham(ds)  etc...
1.Detour ahead/ 2.Goodbye/ 3.Old devil moon/ 4.SKJ/ 5.Opus de funk
Milt Jacksonの代表作としても有名なアルバムです。Hubertのフルートも かなりイイ感じに吹いていて買って損はしないアルバムだと思います。 中でもHorace Silverの有名曲、5曲目のOpus de funkでは素晴らしい アドリブを聞くことができます。
The Chicago Theme  1974.2-4.Rec
Hubert Laws(fl)
Bob James(key)
George Benson(g)
Ron Carter,Stanley Clarke(b)
Steve Gadd(ds)
David Sanborn(as)  etc...
In the beginning  1974.2.6-8+11.Rec Hubert Laws(fl) / Bob James(key) / Ron Carter(b) / Steve Gadd(ds) etc...
a.In the beginning/ 2.Restoration/ 3.Gymnopedie #1/ 4.Come ye disconsolate/ 5.Airegin/ 6.Moment's notice/ 7.Reconciliation/ 8.Mean lene
このアルバムでは、AireginやMoment's noticeなどの好演で良く知られて います。 Hubertのことを知りたい人は買って損はしません!!
Pavane  1996.9.23-24.Rec Hubert Laws(fl)
Buddy Collette(ts,fl)
Llew Matthews(key)
Kevin Eubanks(g)
Stanley Gilbert(b)
Harvey Mason(ds)

Ave Maria  2001.5.16.発売
Hubert Laws(fl)
Ernie Watts(ts,fl)
Roger Kellaway(key)
Anthony Wilson(g)
Stanley Gilbert(b)
Harvey Mason(ds)
M2  2001.1.18-19.Rec.