深津純子 Flute
 好感度高いです! ジャンルとしては、ラテン・ボッサが多いのですが、なかなか魅力的だと思います。 タイプとしては、日本人では城戸夕果さんに近いのかもしれませんが、城戸さんよりも音色は荒い感じも ありますが、明るい音色です。 アドリブパートになると、所々でちょっとだけピッチが高めなのが気になると言えば気になりますが、 Jacky McLeanみたいに、どんな曲でもズレているのとは違い、 普段は正確ですし、爽快なプレイでのことですので、あまり嫌なイメージはありません。
 Harry Allenのジャズボッサのアルバムにも参加しています。ちなみに、僕はHarry Allenの音源で 深津さんのことを知りました。 こちらはやはりメインはHarry Allenなので、深津さんはチョイ役に近いのですが、 なかなか雰囲気の良いプレイが聞けます。
 ボッサを専門(!?)とするフルーティストは大勢いますけれど、以前からずっと感じていたのですが、 日本人のボッサの吹き方ってすごく特徴的ですよね。 どのように特徴的なのかはそれぞれのリスナー側が感じれば良いことですが、あえて言うなら、 特にリズムの捉え方の違いに起因しているんじゃないかと。 まぁ、なんでこんな話題をふったかというと、大勢いる日本人ボッサ吹きの中でも、 僕は深津さんが吹くボッサの雰囲気やフレージングがなかなか好きです。 というのも、ボッサやっていても、たまに雰囲気が土臭いと感じるフレージングやリズム取りが チラホラあって、4ビート感を感じるところが気に入ってます。
 2005年4月20日、やっと出ました、深津さんの新譜、しかも4ビートもの(全曲じゃないですが…)! Harry Allenのアルバムで初めて深津さんのフルートを聞いた時からずっと思っていたことなのですが、 ボッサよりも4ビート・バップの方が似合ってるんじゃないか、と。 そのうち4ビートの音源を発表すると思いながらも2〜3年が経過しましたが、やっと出ました! この「Swing time」を聞いてみて、やっぱり僕の予想は的中だと思います(偉そう!?)。 同じことを考えているリスナーもいるんじゃないかと思ってますが、 勝手にまとめますと、、、「深津さんのフルートは4ビートです」(笑)。 日本のジャズフルート界には、4ビート・バップ吹きが極端に少ないです。 僕は50〜60年代のバップ・ハードバップをフルートでやる、というのが自分のコンセプトなんですが、 なかなか同じことを考えているフルート吹きが少ないくて悲しい今日この頃です(笑)。 そんなわけで、今後、4ビートを追求してもらいたいことと、 さらにはバッパーとしての深津さんに期待したいところです!
深津純子のオフィシャルサイト

ALBUM
I can see you forever/ Harry Allen  2002.2.10-12.Rec. 1.Wave/ 2.So many stars/ 3.The telephone song/ 4.O grande amor/ 5.I can see you forever/ 6.Manha do carnaval/ 7.Ela e carioca/ 8.A time for love/ 9.Be careful, it's my heart/ 10.A felicidade/ 11.And I love her/ 12.The summer knows

Asa branca  '02.6.6-10.Rec. 1.Flor de lis/ 2.Carta de amor/ 3.something/ 4.Dancing fish/ 5.Pro zeca/ 6.Caracao sem saida/ 7.Flauta, sanfona e viola/ 8.From the sea/ 9.Dindi/ 10.Loving gaze/ 11.Asa branca/ 12.The nearness of you

If ever you were mine/ Harry Allen  2003.1.24-25.Rec. 1.Summer samba/ 2.I like you just the way you are/ 3.La bell dame sams regrets/ 4.I will wait for you/ 5.If ever you were mine/ 6.Bonita/ 7.Angel eyes/ 8.I've got your number/ 9.Dancing in the dark/ 10.I got lost in his arms/ 11.Tonight I shall sleep with a smile on my face/ 12.Only trust your heart/ 13.Flando de amor

Catch a rainbow  2003.6.16-17.Rec. 1.To catch a rainbow/ 2.Maria cervantes/ 3.Arena caliente/ 4.Dark skin/ 5.Cookin'/ 6.Over the rainbow/ 7.Beautiful love/ 8.Mambo influenciado/ 9.The rain will be over/ 10.Tamarindo
良いです。楽しいです。いろんな感情に満ち溢れたアルバムです。 Harry Allenのアルバムとは違って、深津さんの楽しそうな表情が あちこちで見られます。
Swing Time  2004.12.3-5.Rec. 1.Going home/ 2.Ballad for you/ 3.Swing time/ 4.My Cherie amour/ 5.Conversation/ 6.Gab & Mob/ 7.Air show/ 8.Solor/ 9.Dancing in the moonlight/ 10.Caravan
CDショップでこのアルバムを見つけた時、「やった!」と、ついつい叫びそうになりました(笑)。 上にも書きましたが、僕は深津さんの4ビートジャズやバップが音源として出てくるのを心待ちにして いたので、お店でこのCDを見つけた時には即買いでした! 内容は、うむうむ、予想通りでした。個人的には深津さんはボッサなどのラテン系よりも コッチ寄り(4ビート)の人だと思っていたんですが、やっぱりこっちの人だと思います。 最初の4ビートアルバムなので、物足りなさを感じるのは事実ですが、 今後はもっともっと4ビート・バップになって欲しいな。