2000年5月の日記
5/30 (tue)
- ○あぁ、今まで8年ネットワーカーやって来て、こんなに対処に悩んだのは初めてかもしれない。フレーミングに巻き込まれた経験は無いわけじゃないけど、フレーミングが起こる以前の段階で悩むことになるとは思わなかったですよ。というわけで昨日の記述のフォローを。相変わらずほとんどの人置いてけぼりです。
いや、下の方で散々カモフラージュを交えつつ、さらっと「そろそろファンとしての姿勢を考え直す頃合いかも…」と言ってみたりしたんですが、まさかこんなに早くそのきっかけが来ようとは。29日の記述自体は、にんざぶろーさんのところの掲示板のキレた書き込みを読んでいるうちに某頁の管理人氏の発言態度が腹に据えかねるものがあるのが思い出されて来て発作的に書いたものなんですが、その背景にあるのはもちろん最近のタイトーとそのサウンド部門「ZUNTATA」への不満です。今、具体的にどう不満かを語るのは避けますが、私の現在のZUNTATAへの印象は、言ってみれば高校時代からのファンにとっての現在の清原和博へのそれに似ているのかもしれません。嗚呼。そうね、高校時代がサイトロン時代、西武ライオンズ時代がZUNTATA Recordsレーベル設立直後ですかね、期間の長さが合わないけどさ。巨人移籍は…レイクライシスの前後くらいですか? はぁ。で、今年始めの自主トレの肉体改造トレーニングがアレなんですよ、ホラ、P(中略)野球選手と格闘家の筋肉は違うんだからムチャしたら潰れかねんですよ、果たして怪我してるしさ。
………………さて、清原復活の目はあるのか? そういえば何かの雑誌で「その可能性があるとすれば、それをなすのは野村克也によってだろう」ということを説得力ありげに語ってましたっけ。ということは清原は巨人よりも阪神に行くべきだったのか? それとも今からでも遅くはないから阪神に行くべきなのか? その答えは神のみぞ知る……って、なんの話でしたっけ? しばらく忘れたままでいよう……。
- ○…とまぁあれこれ考えが千々に乱れて、山場の近くまで読み進んでいた「ハンニバル」も今日はなかなか読み進めませんでした。そういえば、この小説の映画化の話ですが、レクター博士役がアンソニー・ホプキンスは当然。監督がリドリー・スコットでジョディ・フォスターは出演辞退というのは別に問題ないでしょう(^_^;。問題なのはレクター博士の敵役で異相の怪人にして変態(笑)のメイスン・ヴァージャー役を誰がするのか、というより誰が引き受けるのかと小説を読みながら心配になってたんですが、なんとあのゲーリー・オールドマンなんですね。スゲェ、もうこれしかないというベスト・オブ・ベストのキャスティングですよ。聞いた話だとオールドマンは「これからは家族で見に行けるファミリー映画しか出演しない」と寝ぼけたことを抜かしてたんですが、渋々引き受けたようです。いやぁ、オールドマンさん、お願いだからいつまでも元気にキレ役をやっててほしいんですが。とりあえず顔の肉がほとんどない上にろくに体も動けない大変な役だけど頑張ってねぇ。
5/29 (mon)
- ○スパルタンな独り言
- そーだよなぁ、確かに「今のセガは、今のタイトーよりはマシな仕事してる」よなぁ(それが旧来の一部セガファンの行状の免罪符になるとは思えんが)。さらに言っちゃえば今のコナミも今のタイトーよりはマシな仕事してるよね。「ときメモ屋」なんて言ってる場合じゃないっすよ。それを言ったら今のタイトーは「電Go屋」か? みたいな。
- ○うわー、以前の私はあんまり陰口叩かない人だと自分では思ってたんだけどなぁ、書かずにおれなかったよ。ごめんねー、卑怯者で。ついでに、今日の話題に付いて来れてない人にも申し訳ないと思ってます(^_^;。
5/27 (sat)
- ○結局、ピクシーがいない・雨・金欠の三重苦(^_^;にはばまれて、この日の瑞穂の試合には行きませんでした。ふとネットで途中経過を見てみると後半35分の段階で0−1でグランパスが負けている状況。守備の固いサンフレッチェが相手だから辛いなぁと思ってその後しばらく敢えて結果を確認しようとせずにいたら、試合に行っていたみなつきさんからグランパスが勝ったことを電話で知らされる。なんだ、やれば出来るじゃん。これで2ndステージまでにはチームを立て直して…って期待すると裏切られるんだよなぁ、このチーム。ふう。
で、J1・1stステージの優勝は結局Fマリノスですか。マリノスが優勝するのはつまんないし、セレッソが優勝するとなんか先越されたみたいでくやしいしで、はっきり言ってどっちでも良かったんですが、セレッソの選手や監督の悲痛な表情は印象的でした。そうだなぁ、普段客の入らない関西のチームが、優勝の掛かった試合ではあれだけ客が呼べるようになるんだから、Jリーグのためにはセレッソが優勝した方が面白かったかも。
- ○おぉ、ISDNのIP接続定額制サービスが名古屋などでも始まるんですか。この際導入を考えてみようかなぁ。あんまり親許の回線をバリバリ使うのもアレだし。
5/26 (fri)
- ○うーむ、「グランディアII」が8月3日発売ですかぁ。なんでよりによって「FF IX」と「ドラクエVII」の間に入るかなぁ。いや、あえて間に入ってこそのドリキャス魂ですか? ちなみに私は8月11日発売の「マリオストーリー」をプレイしている可能性高し。やっぱりFF9とDQ7の間じゃん。よくぞこの夏は各ハードの主力級RPGが集まったものだよなぁ。
- ○「ガメラ3」の金子修介監督が、公式サイトで今だから話せる裏話を語ってるんですが、これがホントに「今だから」としても“ここまで言っていいの?”という内容。大映の社長にキャスティングを押し付けられた、なんて言っちゃって、金子監督、もう大映と切れちゃったんですか? いずれにしても、これで金子監督の手による「ガメラ4」はまず有り得ない、と再確認出来ましたね。あと、「ガメラ3」の公開に先立って世に出たメイキングビデオ「GAMERA1999」について、金子監督が怒っている、とは聞いていたんですが、怒っているどころの話じゃないですね。そっかー、あのメイキングは庵野秀明が監督というのも話題になってたけど、実際にはプロデューサーの意向が強く出た一種のドキュメント風ドラマだったんですね、私は見てないけど。こういうのでヤラセは全くいかん、というつもりはないけど、それが人を傷つけるものではいけませんやね。
5/25 (thu)
- ○「コスモウォリアー零」のサントラCDを買うために大須のアニメ・ゲームのCD/LD/DVD専門店「アビィ・ロード」に足を伸ばす。が、今までこの店はZUNTATAのCDは大抵入荷していたのに今回に限って見つからず。店員に聞いてみたらどうも発注漏れを起こしていたらしい。貴様らそれでもプロかぁ。さあ、どうする。こんなCD、普通の店に行っても置いてあるとは限らないぞ。試しに栄のHMVに入ってみたが当然のように置いて無い(あたりまえだ)。因果なもののファンになっちまったなぁと思いつつ(そろそろファンとしての姿勢を考え直す頃合いかも…)、ちょっといったところにゲーマーズ名古屋店があるのを思い出す。ここなら置いてある可能性が高そうだけど、ゲーマーズですかぁ。私ゃ見境なしにキャラグッズを買いあさる“飼い馴らされた”オタクになったつもりはないぞ〜(←何か偏見があるらしい)。…え?、やってもいないゲームのサントラCDを買うような奴に言われたくないって? ……ごもっとも。そんなわけで初めて店内に入ってみたんだけど、意外にこざっぱりしていてあまり“覚悟”を決めなくても店に入りやすくてほっとする。…って、どんな場所だと思ってたんですか、アナタ(笑)(…(ボソ)肌色の殿堂。)。そんなわけでやっとのことで目当てのCDを確保。その感想についてはまた後程(書くかどうかは定かではない)。
5/24 (wed)
- ○今週の週刊少年サンデーのサッカーマンガ「ファンタジスタ」に出てきた言葉「パスは言葉を伝えうる」「情報のつまったパス」に、主人公といっしょになって目からうろこが落ちまくりでした。今まで「パスを出す前」にパスの出し手と受け手の意志の疎通があることは意識していたんですが、パスそのものがメッセージであるとは考えたこともなかったなぁ。いや、あくまでもマンガだから本当に一流のプレイヤーたちがそう考えているのかどうかわかりませんが、少なくとも説得力はありましたね。私は学校の体育の時間くらいでしか実際にサッカーをプレイしていないので、こういうプレイヤーが試合中に何を考え、何をたくらんでいるのか、を伝えてくれるのは非常に有り難いです。以前、婦人公論誌上の糸井重里氏による連載企画で(実際に私が見たのはそれを「ほぼ日刊イトイ新聞」で再録したもの)、スポーツジャーナリストの増島みどり氏が「今の日本のスポーツ報道は選手たちの“たくらみ”を伝えることをせず、安易な“ドラマ”に流れてしまう」というようなことを言っていたと思うんですが、ましてやマンガに於いてをや。多くの人に分かりやすく受けを取るために“ドラマ”を追い求めるのは当然とは思いますが、スポーツ選手も一流ともなると自分の今持っているリソース(資源。この場合は自分の持つ技能や残された体力、など)を評価しそれを最大限に活用どうするかを冷静に考えているんだと思うんですよね、それこそ「カイジ」のような“たくらみ”と“駆け引き”が人知れず渦巻いているんじゃないかと。そこまで踏み込んでいるスポーツマンガは少ないですが(「はじめの一歩」は結構それにちかいかなぁ、非現実的な描写もあるけど)、今週の「ファンタジスタ」はマジで感心してしまいました。ふむふむ。
5/23 (tue)
- ○「コスモウォリアー零」のサントラCDのフライングゲット失敗(ちなみにゲーム本体の方はわりとどうでもよかったりする(^_^;)。ちっ、ネタが一つ減っちまったい。しょうがない、明日もう一度出直すか…。で、その足でふとPCショップに寄ってしまい、本体もないのにHDDとかを買いそうになるが危うく思いとどまる。初期不良の際の交換に応じてくれる期間はたいてい1週間くらいだから、一部のパーツだけ先走って買ってもしょうがないんだってば俺。まだフルセット分のローンを組む踏ん切りつけてないんだから俺。落ち着け俺。
- ○あぁ、ちょっと浜松(静岡大学情報学部)行きたかったかも。私が“カリスマゲームライター”たちが跋扈していた時代の“ヒッポン”(「ファミコン必勝本」/「Hippon SUPER」誌)に特別の思い入れがあるというのは先日書きましたが、そういえばこの話題を人と共有した記憶はあんまりないから(やっぱりどちらかと言えばマイナーな雑誌だったからね…ヒッポン)、「話したい」と思っている人間の一人ではあったのかもしれなかったなぁ(反実仮想形)。そういえば、そのヒッポンについて書いた時に「ゲームをライターが自分の責任で推す、ということを日常的にやっていたゲーム雑誌はヒッポンが初めて」って言いましたけど、それ以前にもベーマガ(「マイコンBASICマガジン」)のゲーム記事はライターが前面に出る形だったような気がしますね…って、一部ライター陣がヒッポンとダブってるよな(山下章、手塚一郎、ベニー松山といった、スタジオ・ベントスタッフ組ですな)。でもベーマガのゲーム記事はゲリラ的というかどこか同人誌的であったのに対して、ヒッポン、特に「Hippon SUPER」時代のそれは明確な編集方針を感じさせ、その記事が職業ゲームライターとしてのプライドが窺えるものだったからこそ、一種のカリスマ的な支持を受けるに至ったんでしょうね。
昔の方が良かった、というつもりはないけれど、ゲーム業界が大きくなってゲームのファン層もさまざまに分裂している今となってはあのヒッポンのような雑誌はもう現れないだろうという意味で、あれは黄金の日々だったなぁ、と思う次第です。
- ○あぁ、バンチ・星野の超投手戦は熱かったなぁ…
- 「今日は負けちゃったけどさ、なんで中日こんな急に強くなったんだろ?」
- 「そりゃ審判ドツいたからに決まってるやろ。もうヘタな判定できへんで」
- 「まさか、あははははは(引きつり笑い)」
5/22 (mon)
- ○再開の福本伸行「賭博黙示録 カイジ」ですが…これって「無頼伝 涯」と何が違うって言うんですか。この人“人間性発露の舞台としての勝負”よりも“読者嫌がらせの説教”の方に興味が移っちゃったんですかねぇ…。
- ○あ、やっぱり大岩と望月選ばれてる。好きだなぁ、トルシエ。いや、この二人が悪い、ってんじゃなくて(^_^;
5/21 (sun)
- ○なんつーか、PCショップと「ゼルダ」の間を往復するだけで終わってしまった週末でした。絵の一つも描こうかと思ってたのに、軽い気持ちで「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」を始めたらやめられないやめられない。自分の目と耳で得た情報を吟味して手がかりを求めて行くアドベンチャーゲームの醍醐味に久々にはまってしまいました。というか、行き詰まって悩みながらさまよい歩いてヘロヘロになる頃にアイディアがひらめいて状況が打開、というのを果てしなく繰り返す、という状態でやめるタイミングが掴めなくなってるんですね。勘弁してくれ〜(^_^;。そんな調子で、今は純粋に「時のオカリナ」の続編として楽しんでいて、巷のゲーム評論の「ムジュラの仮面」論で語られるこのゲーム独自の構造をまだ実感するには至っていませんが、今はそれで十分楽しいのでオッケー。あわてる必要はありませんやね。
- ○そのゼルダの合間に大須に行ってPCショップ巡り。土・日と続けて行くかオレ。でもって、PCパーツの値段とスペックを確認して歩いて、おおむね新マシンの諸元は固まりましたね。あとはいつ踏ん切りをつけて買うかだよなぁ。ローンで買うにしたって、とりあえず月末の給料を確認しないと動けそうにもない意気地なしの私…
- ○そうそう、ひと月前に修理に出したCassiopeia A-60がようやく帰ってきました。お帰り、私のカシオペア。マグネシウムボディのニクいヤツ。げんきがよくて きれいずき ときもけせない そのひかり。…って喜びの余りわけわかんないですが((C)T.M.Disch/Translated by H.Asakura)。結局壊れた理由は不明で、基盤交換ということになってました。当然データは消えてたんですが、ほぼ最新に近い状態でバックアップが取ってあったのでおおむね問題なし。これでやっとモバイラーとして復活出来そうです。相変わらず必然性があってモバイラーするわけではありませんが。
5/19 (fri)
- ○さて、今日は大してネタもないのでぼちぼちと行きます。
ここ最近、少年による凶悪事件が続いたので、オヤジ向け週刊誌なんかではその“原因”探し記事が溢れてますが、犯人がプレイしていたゲームを取り上げてみたりで、私にしたら「それで何かわかった気になれるのならのんきなものだよな」といったところで、相変わらずだなと思うのですが、そんな中でちょっと目を引いたのが週刊朝日の田原総一郎のコラム。最近の事件の記事を読みながらなぜか“大学闘争”を思い出したと言って、青春時代の「破壊衝動」を吸収する社会のしくみがかつては存在したが、今の社会はあまりに平和すぎ、豊かすぎ、完成しすぎて“破壊衝動”つまり自己主張が完璧に抑え込まれているのではないか。と、そんなことを言ってました。結論自体は別に突飛でもないんですが、ノスタルジーや説教とは違う文脈で「昔にひきかえ、今時の若い者は」と述べているのはちょっと新鮮でした。最近の若者をことさら不気味がることなく今も昔も人そのものはさして変わらないのだ、という視点は、さすがに一線の論客だな、というところでしょうか。すぐさま即効性のある解決策を欲しがる向きにはかえってストレスのたまる現状分析にしか見えないでしょうけど。
- ○同じ号の週刊朝日の高橋源一郎のコラムにのせられたためか、次読む本を買おうとして、ソウヤーの「フレームシフト」辺りにしようかと考えていたのに、書店でふらふらとトマス・ハリスの「ハンニバル」を手にとって、買ってしまう。高橋源一郎によると、これが読むと「『ハンニバル』、読んだ? 面白かったよ、『羊たちの沈黙』ほどじゃないけど」と人に言いたくなるのが次々に感染して行く小説らしくて、どうも私も感染してしまったらしい。最近あんまりSFネタがないからSFに戻りたかったんだけどなぁ。しょうがないからまたちょっとレクター博士に付き合ってみるか…。
- ○久々に落ち着いてゼルダをやる。なんかばたばたして全然進めてないんですよね。苦労に苦労を重ねて、やっとの思いでゴロンレースをクリア。たぶんクリアに必須ではないんだろうけどムズいよ〜。もう勘弁して。
5/17 (wed)
- ○「なぜこの人がこんなチームにいるんだろう」、Jリーグの中の弱小チームに過ぎなかった名古屋グランパスエイトが“スペクタクル”とまで言われるほどのサッカーを見せはじめた時、当時から「将来のフランス代表監督」と言われたベンゲル監督と、“妖精”ストイコビッチがこのチームに同時にいることの不思議さを何度も噛み締めたものでした。後になってストイコビッチが名古屋に来ることになった“縁”、彼の身に起きたこと、彼の故郷の国で起きたことを耳にしてからは、またそんな彼がJリーグでは「ピッチの暴れ者」として扱われているのを見る度、まだ彼は苦しまなければいけないのかと胸を痛めたりもしました。いささか偏っていて感情的な見方なのは自覚していますが、96年のJリーグのMVPに彼が選ばれた時にJリーグの審判たちが反対意見を言ったことには腹に据えかねるものがありましたし、去年の2ndステージのFマリノス戦でピクシーが退場した時に「ピクシー大好き」コールを送ったマリノスサポーターたちを私はまだ許せていません(苦笑)。もちろん、「まだ彼は苦しまねばならないのか」の最大の出来事は、去年のユーゴ空爆でしょう。ストイコビッチの97年頃まで苦境の半生記である前著「誇り −ドラガン・ストイコビッチの軌跡−」に続く木村元彦「ユーゴスラビアサッカー戦記 悪者見参」(集英社)は、ストイコビッチだけではなく旧ユーゴスラビア全体に視点を広げた、フランスW杯からユーゴ空爆にかけての紀行文でした。私はこの本については冷静にいつものようなちょっと皮肉屋めいたレビュー(もどき)文を書くことが出来ません。ユーゴを“悪者”にしたメディアの不公正さを説くこの本もまた「視点」の一つにすぎない、と思う醒めた自分もいるにはいますが、それでもユーゴ空爆の時に「ミロシェビッチが大統領を止めれば解決するのでは」といいかげんなことを書いたことを恥じ入らせるものではありました。そして、ユーゴのサッカー選手に思い入れのある人はこれを読んで私と一緒に涙してほしいし、そうで無い人もこれを読んでなぜ私たちが涙するのかを知ってて欲しい、と思います。
- ○こんな本を読み終わった後だっただけに、この日の名古屋グランパス対柏レイソル戦の顛末は堪えました。後半、グランパスのFW・原竜太がボールを持ってもいない状態でバックチャージを受けた時、グランパスファンは当然柏の選手へカードが出るのを期待し、黄色に続いて赤のカードが見えた時にはグランパス側ゴール裏は一瞬沸いたのですが、それはストイコビッチに出されたその日2枚目のイエローだったのでした。あの誰がどう見ても故意の悪質な反則がお咎め無しでそれに抗議したピクシーは退場ですか…。「欧州ではカードなどもらったことのない男が、日本では暴れん坊と決めつけられている。私には終始、公正に裁かれないユーゴスラビアとストイコビッチの姿がまさにシンクロして見えた」。「悪者見参」の一節を思い出さずにはいられない光景でした。ピッチを去って行く彼を、私は責めることも出来ず、「ユーロ2000は頑張ってくれよ」と叫ぶのが精一杯でした。
えーと試合ですか? “西野レイソルにまんまとしてやられた”、それだけです。あ、でも、「西野さんのチームは確かにタフだけど、日本代表があのサッカーをするところはあんまり見たくないな」とは思いました。まる。
5/15 (mon)
- ○週刊少年ジャンプの新連載、いとうみきお「ノルマンディーひみつ倶楽部」は、青春時代の一部を漫研で過ごした者としてはなかなか心乱されるマンガだ(笑)。なんの気なしに読み始めたら、いきなり漫研ネタになって「うぁあ、オレをそんな目で見るなぁ〜」とのたうちまわりそうになってしまった。だからといって今さら自分をカタギと言うつもりはありませんが(笑)。私の場合は高校よりも自主・独立の気風の強い大学での漫研の経験しかないんで、周りからサベツ的な目で見られたという経験はあんまりないんですけどね。でも後輩で新入部員で入ってきてからしばらく「オタクの仲間だと思われてしまう」とびくびくしながら部室に通ってたヤツがいた(っつーか、現在形でいるんだけどさ)なぁ。漫研を何だと思ってるんだ。入る前からコミケとか行ってたクセに、なんてヤツだ(笑)。それはともかく、ジャンプでこういうマンガが載るとは全く思ってもいませんでした。以前からジャンプのオタク化は指摘してきたけど、ここまで割り切るとはなぁ。今後は「友情・努力・勝利」の勝負マンガにも発展可能にも見えるけど、個人的には「究極超人あ〜る」や「最狂超プロレスファン烈伝」のような、「文科系サークルユートピア漫画」の跡を継いで欲しいなぁ。よく考えれば「セクシーコンマンドー外伝・すごいよ! マサルさん」もこの系列に入れられそうだから、「ノルマンディーひみつ倶楽部」も唐突にジャンプに現れた系譜、というわけではないのかな?
5/14 (sun)
- ○パソコン雑誌を読みながら、新しく買うマシンはどんな構成にしようかと思案してみる。この前までCPUはAthlonに心惹かれていたんだけど、私がパソコン使うなかで一番CPUパワーを使うことは何か、を冷静に考えてみると、やっぱり2Dの画像処理系統なんですよね。そうなると、マルチメディア系拡張命令セットが対応しているソフトが多いらしいPentiumIIIの方が多少値段が高くても私の場合結果としてコストパフォーマンスがいいのかなぁ、と頭を悩ませています。ビデオボードはやっぱり2Dグラフィックで定評のあるMatroxのG400ですかねぇ。RAMは最低256MBは譲れんよな…などとあれこれ考えるのは楽しいんですが、今のところ先立つモノがないので「考えてるだけ」の状態。でもなぁ…パソコンをローンで買うのはバカだ、というのは重々分かってはいるんですが、そろそろ今の環境に我慢がならなくなってきたので、来月あたり、やっちまうかもしれません…。
- ○さて今日は「悪者見参」を読み切るか、「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」を一気に進めるか、とか考えていたけど、兄貴一家がうちにやってきて、3歳の甥っ子の相手をさせられて半日つぶれてしまう。ふひぃ。いやぁ、私を気に入ってくれてるみたいなのはうれしいけど、あの年代の子のパワーとまともに相手をしていると疲れますねぇ。あれと毎日付き合うんだから、親っていうのは大変なんだなぁ。
- ○お約束、といいますか、ウチのページの累計10000Hitの記念カウントは、私が踏んでしまいました(笑)。うぅ、まだ余裕があると思ってたのに計算違いだったなぁ。ともかく、身内以外にはろくに宣伝してないんでちょっと時間はかかった感はありますが、皆様のおかげでうちのページが10000Hitを越えるに至りました。どうもありがとうございます。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたしますです。さて、10000Hit記念企画ですが、どーしましょ(^_^;。記念カウントは自分で踏んじゃったしなぁ。とりあえずなんか考えてみます(←今からかい)。
5/13 (sat)
- ○週末は溜まったビデオをチェック…って溜まって無い。ふと気がつくと今シーズンのTVアニメで私がまともに見ているのが「コレクター・ユイ」だけになっている(笑)。なんというか、今までこの日記で書きちらかしてきた私のシュミとあってないようなあってるような…というかオレはちょっとサイバーな設定が入ってりゃなんでもいいのか?(笑) 「カワイイ娘がでてりゃなんでもいい」というのと大差無いぞ、そりゃ(^^;。まぁ、それはともかく、今シーズンの新作TVアニメに比べれば「ユイ」が結構面白いのは確かなんですが。私もすべてチェックしたわけじゃないけど、「全滅」という声が聞こえるほどこの春の新作は収穫が無いですねぇ。まずその筆頭は「怪盗きらめきマン」でしょう。タイムボカンシリーズ17年ぶりの復活、という触れ込みで、「20年前と同じことを今やる意義が分からない」という意見も見受けられますが、コレ、明らかに前よりもヒドイですぜ。何が面白いのかさっぱり分からないギャグらしきもの、メリハリもくそも無い脚本や演出。これだったら「イッパツマン」とかを再放送してた方がずっといいですよ。「これみたら『モンコレナイト』がまともに見えた」って意地の悪いことを言う人もいるし。あとちょっと見て笑ったのが「最遊記」。いやー、時代は進んでいるんですねぇ、とにかく少ない動画枚数を、デジタルエフェクトを掛けてごまかせるようになったんですから(笑)。いや、ごまかせて無いんだけどね、とりあえず動いているような気にはなれます、えぇ。………デジタル使うんならもっと前向きなことに使おうよ。
5/12 (fri)
- ○サッカーの日本代表監督でトルシエの去就についての決定が来月に先送りになったそうですが、それについての朝日新聞の記事「お粗末な結論先送りといわざるを得ない」「無責任体制、相変わらず」。……ほぉ、どの口が言いますか、どの口が(いや、たぶんキーボードで書いてるんだろうけど……つまんないこと言ってゴメン)。確証が無いまま1面トップで「トルシエ解任」と報じ次期監督と目されると言ってベンゲルの写真をでかでかと載せたのは無責任じゃないっていうんですかね。それともその飛ばし記事がハズレた責任はサッカー協会にあるってんですか。いや、たぶんどこか本気でそう思っているところがある感じですやね。情報をメディアにリークして世論をコントロールしようとする(← 一応断って置くけどこれは憶測ね)協会も協会だけど、それに乗るメディアも程度は変わらないよね。たまたま私が目にした朝日新聞をとりあげたけど、大抵の新聞系のスポーツメディアは大同小異な気がするぞ。ったく。
- ○タイトーの音楽サイト(というよりはやはりZUNTATAの公式サイト、と言った方が分かりやすいよな)「Z-FIELD」内でのCDとホームページの連動企画「GALLERY」が終了。CDの曲のイメージでリスナーの作品を募りそれをホームページ上で公開するというもので私もCGを描いて投稿したんですが、できればもう1作くらい送ってみたかったですね。なにぶんお題が、ここ数年とみに作品が精神世界方面に傾いてるOGR氏の曲ですから、送られてくる作品がいきおい作者の情念が先走って技術やオリジナリティが追い付かず見るからにイタいものになりがちなんじゃないか(もちろん、私の作品も含めて)、という懸念はあったんですが(^_^;、客観的に見るとどうだったんでしょうかねぇ。中には思わず盗んだバイクで走り出し深夜の校舎のガラス窓を割りに行きたくなるような微笑ましくもほろ苦い作品もあったかもしれないですね、もちろん、私の作品も含めて(←セルフ突っ込み:「キミ、『もちろん、私の作品を含めて』を付ければ何を言っても許されるつもりなの?」「………」)。
……気を取り直して(^_^;、同じ題材に対して自分以外の人がどう感じているのか、を「作品」という形で見るのは楽しかったんで、またこういう企画をやって欲しいですね。というか、もう少し長く「GALLERY」をやって欲しかったんだけどなぁ。下で取り上げてたバージェス動物も、じつはコレのネタ探しの末にたどり着いたものだったんですが、終了までの残り時間にバージェス動物を複数描き起こして仕上げるのはとてもじゃないが無理だったんで断念したのでした。とりあえずせっかくだから「GALLERY」のページをローカルに保存してたりします。
- ○あぁ、今日はなんかいつも以上に辛口かも。妄言多謝。
5/11 (thu)
- ○塩沢兼人氏、死去、ですか。塩沢兼人といえばマ・クベとか南斗水鳥拳のレイとかいろいろ思い浮かびますが、私的ベスト・オブ・塩沢兼人といえば「未来警察ウラシマン」のルードビッヒでしょうか。ニヒル・クール・ナルシスト、と塩沢キャラの一方の極致ですね。その一方で気弱な青年やオカマキャラも難無くこなしてしまう人でしたが、やはりあの粘着質なクールキャラの時の声こそは余人を以って代え難いものでした。46歳だと聞きましたが声優としてならまだまだ二枚目キャラを続けて行ける年齢だったのに。惜しい人を無くしました。ご冥福をお祈り申し上げます。
- ○地下鉄の中で「悪者見参」を読んでいたらマジに泣きそうになって非常に困ったりする。こりゃ通勤途中で読む本じゃないな…。
5/9 (tue)
- ○スティーヴン・ジェイ・グールド「ワンダフル・ライフ −バージェス頁岩と生物進化の物語−」(ハヤカワ文庫NF)読了。最近、カナダのバージェス頁岩(けつがん)から発見されたバージェス動物群に興味を持っていたところへ(一番有名なのは「Gダライアス」に登場したり「エヴァンゲリオン」の第8使徒サンダルフォン(マグマに出現したヤツ)のモデルになったりしたアノマロカリスだろうか。おまけ:バージェス動物群小リンク集>1・2・3・4)、書店でこの本を見付けたのでつい買ってしまったのだった。この本の解説を読んで始めて知ったけど、この本こそバージェス動物群を一般に広く知らしめ、「現生の動物と進化的につながりを持たない、奇妙なモンスターたち」というイメージを定着させた張本人だったんですね。私が買ったのはつい最近に文庫化されたものなので、巻末の解説には原著が書かれてから最近までのバージェス動物研究の動向や著者と進化観を異にする科学者によるこの本への反論などが簡単に紹介してあって、今となってはこの本の内容全てが額面通りにはいかなくなっているようです。それでもこの本が描く、研究者が思いも掛けず奇妙な動物たちを“再発見”していく様はわくわくしますね。それにしても解説によると最新の研究ではアノマロカリスは足があって海底を歩いていたかも知れないって言うんですが…やだいやだい、そんなのアノマロカリスじゃないやい(^_^;(←それじゃあ研究者の立場が無いって)。アノマロカリスはやっぱりうねうね泳いでいて欲しいなぁ…。
5/8 (mon)
- ○「週刊少年ジャンプ」で鳥山明が新連載ですか…この人はもうこの手の“「ドラゴンボール」の序盤”的な話の変奏曲以外に描く気はないのかな? これだけ絵のうまい人が女性(より一般的に言えば“セクシャリティ”)を描くことに興味がある様子を(少なくともここ最近は)見せない、というのも珍しいですし。もう見るからに「悠々自適」という雰囲気で、少々のツッコミは寄せ付けない風格を感じますね。
あと、「ストーンオーシャン」が熱い。「ジョジョ」でこれだけアツいのはひょっとすると第2部以来なのかも。
5/7 (sun)
- ○連休最終日は家でおとなしく「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」。まだ風邪が治りきってないないしね。体調もあってどっちかというとインドア主体の連休になったけどなんとなくそれなりに楽しかったのでまぁいいや、というところ。「ムジュラ」についてはまだ語るべき段階にあらず、ただ黙々とぷれいするのみ。しかし最近は5〜6時間もプレイすると疲れてその日はそれ以上ゲームをする気が起きなくなるようになっちゃったなぁ。…って充分長時間ですか?
5/6 (sat)
- ○昨日の「eXistenZ」の話から余談が更に続きます。昨日書こうと思ったんだけどなんだか長くなったから今日に回しました。まず、最近のアメリカ映画の仮想現実モノでは「トゥルーマン・ショー」を挙げ忘れてました。やっぱり私は未見なんですが、悪い評判は聞かないですね。今度見てみようかしらん。うーむ、この話題、“最近アメリカ映画で多い”という口実で取り上げてますけど、なんだかんだ言って私がこの手の話が好きなんですな。P.K.ディックの小説も代表作と言われてるもの5・6冊くらいは読んでるし。今まで見た中で下で書いた「めまい感覚」を強く感じた映画と言えば、「未来世紀ブラジル」と「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督作品ですね。なにせ「多くの観客に受け入れられるためにストーリーを分かりやすくする」という考え方の対極に位置するようなお方だけに、映像とともに「ストーリーの語り方」そのものがアーティスティックなんですな。スタンダードナンバーの歌に乗せて締めるオチはどちらも強烈でした。日本の映画で印象に残っているのは劇場用アニメ作品「PERFECT BLUE」ですね。サイコサスペンスのお手本のような作品で、ストーリー案が先にあってそれを映像化するための手法としてアニメを選んだ、というだけあって江口寿史キャラと幻惑的な映像が印象的なんですが、惜しむらくは画質が劇場のスクリーンにはちょっと耐えらるものじゃなかったな、というところですね。ビデオなら大丈夫とは思いますが(余談の余談:この作品で主役の声を当てている岩男潤子は元アイドルグループ・セイントフォーのメンバーだったんですが、岩男潤子以外の元メンバーは現在までに全員ヌードになってしまっているそうな。そんな中、岩男潤子が自ら志願してオーディションを受けたと言うこの作品の主役というのが、アイドルグループを脱退して女優に転身、ヘアヌードを発表したりもする少女、というもの。なにか胸に期するモノがあったんでしょうか(^_^;。さて、閑話休題)。うーむ、こうしてみると出てくるのは仮想現実モノじゃないものの名前ばかりですな。“仮想現実”が一般的になったからって“現実崩壊”の感覚が一般的になった、というわけでもないのかな? この辺からなんとか「ゲームばかりやっていると現実と非現実の区別が付かなくなる」という感じの短絡的類型的コメントへの反論が出来ないかなぁ…ちょっと苦しいか。
さて、「eXistenZ」に話を戻しますと(といってもやっぱり余談ですが)、主演の一人としてジュード・ロウが出てますね。この人は「ガタカ」のジェローム役が印象に残っているんですが、ナイーブな感じの目に特徴のある役者さんで、今後さらに活躍する予感がしますね。この映画の前に「リプリー」という映画の予告編が流れたんですが、どうやらこの映画にもジュード・ロウが出てるみたいです。予告編などから判断すると…あなた「ガタカ」に引き続いてまた主人公によって成りすまされる役ですかい。好きだなぁ(いや、違うと思うけど(^^;)。
- ○あれからいろんな情報を聞いてる内に、あのバスジャック事件では警察は最善を尽くしたんだな、と思うようになりました。同形のバスを使ってシミュレーションを繰り返して万全を期してたそうだし、射殺したら射殺したでまたブチブチ文句言われるに決まってるしね。
- ○エントランスページで、累計10000ヒットに向けたお知らせを載せてますが、具体的になにかやるのか、というのはまだ全く考えていません(^_^;。その時になってからですね。ひょっとすると何もしないかもしれないんですが、それでもこんなお知らせを載せるのは、現在のカウンターでの中途半端な数字が記念カウントになるので気付いてもらえない可能性があるからです。誰も何も言ってくれないと寂しいですし(^_^;…
5/5 (fri)
- ○近ごろやけに多いアメリカ映画の現実崩壊モノですが、今度こそ傑作かと期待して(「マトリックス」は好きだけど、現実崩壊モノとしてはイマイチなんですよね…)、「eXistenZ」を見に行く。…うーむ、最初に出てくる感想は「困ったなぁ」。野安ゆきおさんがこの映画についてなんだか歯切れの悪い書き方をしてた理由が分かったような気がしないでも無いかも。えーと、うん、そうだ、まずホメておこう。私、クローネンバーグ監督の映画を見るのは初めてだったんですが、噂にたがわず、グロい。人間が背中に「バイオポート」を開けて、仮想現実を体験するためのゲームポッドを接続する、という設定なんですが、このゲームポッドってのが肉色でグニグニしててぷるぷる動くんですよ。実はゲームポッドは突然変異した両生類の卵細胞を操作して作っているので、ゲームポッド工場の内側はゲロゲロな異形の生き物の死体がゴロゴロしてる状況。人間の背中に開けるバイオポートもなんか肛門みたいな形してるし人間の骨盤から作ったみたいな形した人間の歯が銃弾の生体銃とか全編こんな調子で、もう壮観。なるほど、コレがクローネンバーグ節なんですかねぇ。いや、ストーリー追っかけるよりもコレ見てるだけで楽しかった(笑)です。…さて、そろそろツッコミの方に移りましょうか。まず、(ちょっと文脈は違いますが)野安さんも指摘しているとおり、「ゲーム」の認識が古いんですよね。仮想現実のためのギミックとしてゲームを使っているだけで、今「ゲーム」がどういうものになっているのか、ということに考えを巡らせた気配は無いようですし。例えばゲームの参加者には必ず勝者が必要だと思ってるみたいだしマルチユーザーシステムにストーリー性を入れる場合どうすればエンターテイニングになるのか、という問題に配慮しているようには思えないし、早い話がゲームとしてはクソゲーだよなぁ、という感じです。まぁこの辺はあくまでギミックに過ぎないとして大目に見ましょう。じゃあ本題の、現実崩壊テーマの作品としてどうかというと…ちょっといい出来とは言い難いですねぇ。現実崩壊テーマの王様、といえばSF作家フィリップ・K・ディックの名前が挙がりますが、クローネンバーグはディックの短編を原作にした「トータルリコール」を自分の手で撮りたがっていたと聞いてますし(結局はバーホーベンが監督でディック世界とは180度違う力技アクション映画になったんだけど)、ディック作品には並々ならぬ思い入れがあるようでちょっと期待していたんですけどねぇ(余談:「eXistenZ」中で、紙袋に書かれた、たぶんファストフード店の名前が「パーキーパット」だったのには笑いました(SF好き限定ネタ))。この手の現実崩壊テーマ作品って、観客を何が真実か分からないめまい感覚に引き込むか、さもなければ登場人物が「私は誰?」ととことん悩みぬく、というのが醍醐味だと私は思うんですが、「eXistenZ」はどちらにしろ中途半端でしたね。観客も主人公もどちらが現実世界でどちらが仮想現実かはっきり区別ついてるしアイデンティティの所在に悩む様子も無いですし(広げた風呂敷を最後にひっくり返す、というようにはなってますけどね)。一応、ディック風に味方と思っていた人間は実は敵だった、とか、対立するセクト間の陰謀劇なんかの要素も入ってますけど、この辺はあまりに大雑把なので説得力ないし。
という感じで、異様なノリは楽しかったから捨てるにはもったいないけど出来がいいとは言えないよなぁ、ということで「困ったなぁ」という感想になったわけです。結局最近のハリウッド映画で、仮想現実モノとして一番出来がいいのは「ダークシティ」あたりになるのかなぁ。これも自分でネタバレさせてる冒頭のモノローグさえ無ければ、という文句が付くんですけど。あ、そういえば「13F」って仮想現実ネタ映画も今年公開されてたみたいだけどこれはあいにくと未見。どうだったんだろ。
- ○ここ7試合を6勝1敗で切り抜けてもドラゴンズは最下位を脱出出来ませんか(^_^; まぁトップに手のとどく位置に付けてるから文句はありませんけど。セ・リーグはトップから最下位まで2.5ゲーム差ですね、激しいなぁ。
5/4 (thu)
- ○やっぱりさぁ、人質に手を出した時点で、これ以上被害を広げないために早急にバスに突入すべきだったんじゃないかな。その際には相手が少年だろうとなんだろうと死ぬようなことがあってもしょうがないでしょう。どっちかっていうとリベラル派で最近の小林よしのりがキライな私ですらこんな感想もつくらいなんだから、よっぽど警察がヌルいんですって。まぁ突入の失敗を極力避け完璧を期するために夜明けを待った、というのもわかるんですけどね。対象がバスという狭い環境で犯人は人質も周りの状況も見通しやすい、という特殊条件だったし。けどねぇ。
- ○ここ数日なんだかんだでほとんどプレイしていなかった「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」をやっと腰を据えてプレイする。まぁ風邪で外出する気も起きなかった、というのが実際のところですけど。…うーむ、“デクナッツ城の中庭の地下にいる豆売り”ってどこにいるの〜? 散々探しまわったけど見つからず、やむを得ずNiftyのfcgame1・ムジュラの仮面特設会議室を覗くものの、ヒントになりそうな発言は見つからず。うーむ、こんなとこで詰まってるのってわたしだけですか〜? ……1時間後、自力で解決。めちゃめちゃ単純な見落としでした(涙) 先が思いやられるなぁ。早く巷で見られるような「ムジュラ」絶賛論を実感出来る境地にたどり着きたいものですが。
- ○わはははは、今さら「惑星直列」だって、懐かしい言葉聞いたなぁ。いや、日本人だってこの間までノストラダムスがどうとか言ってたんだから、アメリカ人も日本人も程度はたいして変わらないんですねぇ、うん、ええ話や(どこが)。
- ○あ、「BRAIN WORKER」や「Red & Yellow」といったコーナーの過去の日記への記述の項目の追加は、エントランスページやこの日記では告知しないことにしましたんでよろしく。トップページの「Last Updated」では追加した日を表示しますんで。
5/3 (wed)
- ○この前日からいきなり風邪の症状が出る。朝起きた時は持病の慢性鼻炎の調子がちょっと悪いな、くらいに思ってたんだけど、午後過ぎには上司に途中で帰っていいよと言われるくらいぐずぐずになって、なんとか定時まで勤めてからへろへろになって帰ったのだった。で、この当日、当然のように症状は全然良くなってなくて、多少熱っぽさをかかえつつ、グランパス対ヴィッセル戦を見に瑞穂陸上競技場に向かう。いや、BSで中継もあるし無理せず家で見てもよかったんだけど、せっかくチケットもらったんだし(いや、後で請求が来るかもしらんけど(^_^;)、ってわけで(貧乏症)。普段より遅めの試合開始45分前くらいに着いてみたら、さすがゴールデンウィーク、グランパス側ゴール裏自由席はすでに満員、やむを得ず観客席の最後尾電光掲示板前でみるハメになる。これがいけなかった。前日に低気圧が通り過ぎた余波で冷たい強風が吹いてて、周りに遮るもののない競技場最上段は吹きっさらしで寒いのなんの、風邪引きにはこたえました。おかげで試合の内容なんて全然覚えてません。せいぜい福田が見事にポスト当ててみせた、とかホミルドがまたポカやってたり…あれ、覚えてない、というより覚えていたくもない、っていうんじゃないのか、これ。攻めても攻めても決められないわ強風でピクシーのプレースキックの精度もいまいちだわで見所も無くてがっかり。帰ったら当然のように風邪が悪化するわでさんざんでした、はい。