CHORO CLUB -Profile-


笹子重治(アコースティック・ギター)秋岡欧(バンドリン)沢田穣治(コントラバス)の3人によって89年に結成された弦楽ユニット。ブラジルの伝統的な都市型インストゥルメンタル・ミュージック「ショーロ」にインスパイアされながらも、全く独自のサウンドを創造する。90年以降ファン・ハウス等から6枚のアルバムを発表した後、2000年にソニー・ミュージックに移籍。ジョイス、マルコス・スザーノ、ジャキス・モレレンバウン、アート・リンゼイ等をゲストに迎えブラジルで録音された7枚目のアルバム「ブラジリアーナ」を発表、更に昨年は、9月にジャキス・モレレンバウンをプロデューサーに迎えた8枚目のアルバム「マリチマ」を、10月には世界の著名リミクサー10人による「ブラジリアーナ」のリミックス・アルバムを発表した。また今年5月には、女優平良トミさんの沖縄言葉による語りとのコラボレーション・アルバムをリリースする。このアルバムには、登川誠仁、古謝美佐子、大島保克、鳩間可奈子という沖縄民謡界の新旧の代表者達もゲスト参加している。

その活動のフィールドは、通常のコンサートホール(91、92年:サントリーホールの主催事業として、初めてクラシック以外のジャンルで出演等)やライブハウス(新宿ピットイン、南青山マンダラ、クラブクアトロ等を始めとする全国のライブハウス)はもちろんのこと、美術館(横浜美術館等)やギャラリー、神社仏閣(95年:平安神宮、紅しだれコンサート出演等)、ジャズフェス、ストリートに至るまで幅広い。最近はDJを加えてのクラブ・イベントもしばしばこなしている。昨年12月には、マルコス・スザーノをゲストに迎え、草月ホール(東京)、フェニックスホール (大阪)で連続コンサートを行った。
 海外でも、92年リオデジャネイロのイパネマ海岸で3000人を超える観衆を集めたコンサートを行った他、95年には国際交流基金の主催事業として中南米6ヶ国をツアー、昨年3月にはブラジル北東部のフォルタレーザでコンサートを行った。

放送メディアにおいては、95年のNHK大河ドラマ「花の乱」のエンディングテーマを担当して以降、朝の連続ドラマの劇中音楽やNHKスペシャルのメインテーマの演奏等を担当してきた。また昨年は、木村拓哉主演の年末スペシャルドラマ「忠臣蔵1/47」の音楽制作を担当(サントラ・アルバムも発売)し、今年に入っても山田太一ドラマの挿入歌、4月から始るNHK新番組「味わいパスポート」の音楽の担当等、すっかりテレビづいている。またラジオでは、J-WAVEの人気番組「サウヂ・サウダージ」のテーマを長く担当している。


 笹子 重治(ささご しげはる) 1958年、神戸市生まれ

1958年、神戸市生まれ。ショーロクラブのリーダー。
日本では珍しいブラジリアン・スタイルのギタリストとして、パウリーニョ・ダ・ヴィオーラやナラ・レオン等多くの来日ブラジル人アーティストとセッションを重ねた 後、86〜87年にかけてブラジルで活動。帰国後ショーロクラブを結成。 また、シンガー・ソングライターEPOの、デュオを中心とした全面的なサポートを行う他、比屋定篤子、鈴木亜紀等のJーPOP系アーティストのプロデュースやサポート、その他CDプロデュース、レコーディング、アレンジ等多方面で活躍中。

 2000年には、ショーロクラブの活動と平行して、秋岡欧とのデュオによるブラジル音楽のアルバム「DUO」を、オーマガトキより発表。また、大貫妙子、奥田民生、矢野顕子、鈴木慶一、宮沢和史によるコンサートツアー「Beautiful Songs」をサポート。
 2001年からは八重山民謡の若手ナンバーワン、大島保克とのコラボレーションを回始。演奏・アレンジで全面的に参加した彼の作品「島時間」は、大きな注目を集めている。
 2002年は、リオ帰りのフルート奏者・熊本尚美とのデュオ活動を始める等、ちょっとブラジルに先祖帰りのキザシもありつつ、渡辺貞夫、南佳孝等のベテランアーティストから、アン・サリー、畠山美由紀等の若手アーティストまでのレコーディングに参加する等、極めて「好き勝手」状態の活動を継続中。

 秋岡 欧(あきおか おう) 1958年、東京都目黒区生まれ

バンドリン(ブラジリアン・マンドリン)をはじめ、ギター、カヴァキーニョ(小型4弦ギター)、ヴィオラ・カイピーラ(10弦ギター)などのマルチ弦楽器奏者。大学在学中にブラジルに留学。その頃より本格的にショーロをはじめとするブラジル音楽に取り組み始める。ギリェルミ・ヂ・ブリート、ミウーシャ、ゼリア・ドゥンカンといったブラジル人ミュージシャンの他、国内外の多様なジャンルのアーティストとの共演活動を展開。レコーディング参加作品も、中国映画 「青い凧」(93年東京国際映画祭グランプリ作品)、相米慎二監督作品「風花」等のサウンド・トラックからロック、ポップス、ワールド・ミュージックにいたるまで、多岐にわたる。2000年には、ショーロクラブの活動に平行して笹子重治との弦楽器デュオのアルバム「DUO」を、オーマガトキより発表。
 沢田 穰治(さわだ じょうじ) 1954年、兵庫県尼崎市生まれ
コントラバス奏者/作曲家/編曲家/ピアノ、ギター、パーカション他
CHORO CLUBを結成するにいたり、生活と音楽活動の基盤を東京に移す。コントラバス奏者としてのみならず、「ドリカム」「小沢昭一(2001年度日本レコード大賞アルバム企画賞受賞)」「Yae」「バッファロードーター」等のアルバム編曲、フランスで発売され大ヒットしている自身の3rdアルバムでノイズ音響系作品「Enfant Terrible」、時代に先駆けたテルミン、オンドマルトノ、水琴窟等の為の音楽作品、2002年「Just Composed 2002in Yokohama」委嘱現代音楽作品、日本科学未来館「オーロラ」映像音楽、NHK-BShi新番組「美しき日本百の風景・竹富島編」音楽、2003年公開予定映画「真昼の星空」(中川陽介監督)音楽などなどジャンルにとらわれない音楽を生み出し続ける。又2002年1/17ポニーキャニオンリーフエイジより驚愕のソロアルバム第4弾「Operario(オペラリオ)」リリース。