火山をもとめて600km?!

生駒高原〜えびの高原〜霧島〜鹿児島〜桜島

(2002/08)

2002/09/02記

今年の夏の旅行記です。


1 南九州は火山でいっぱい

今回の旅で、なぜ南九州にしたか・・・。それは、同行者の「桜島が見たい」という一言でした。

筆者は、鹿児島を3度ばかり訪れています。しかし真夏に訪れるのは初めてです。春先でも汗ばむほど温暖の地。そうなれば、やはりあの名物を食べるしかないでしょう。え?何だって?それはあとのお楽しみ。

今回は、高速道路を利用しないルートで行くことになりました。なぜなら、

1)西都〜清武〜えびの区間を除き、宮崎県内のほとんどは高速道路がない(苦笑)

2)霧島より鹿児島に入る場合、あるいは鹿児島よりフェリー利用で桜島に渡るので、高速道路を利用する必要性がほとんどない。

・・・というわけです。今回の旅は、まさに「地道」な行程です。

なお、今回の行程のマップ(久々の手描き(^^;)を、ここに示しました。(クリックで大きな画像が出ます)→

2 涼しい?高原で

日向より広域農道に入り、西都を経由・・・つまり宮崎県内を斜めに横切るかたちで2時間半ほどドライブし、小林市内に着きました。そこから9kmほど南西に、第一の目的地・生駒高原はあります。

生駒高原は、初夏はアイスランドポピー、秋はコスモスが咲き誇ります。(その期間は有料です) 今の時期は、アメリカフヨウが咲いていました。残念ながら、雨にうたれたせいで、アメリカフヨウはくたびれていました。それでも、華やかな大輪の花は、暑い季節にいっそう映えます。(写真なし)

車をさらに進めて、えびの高原に向かいます。あいにくの曇り空、時折小雨も降る中、かなり急なワインディングのある道を走り抜けて行きます。

ふと視界が開けた・・・と思ったら、不動池前に到着しました。車を降りてみて・・・涼しい、というよりも寒かったです。これが宮崎県南西端の高原だろうか(しかもちょっと行ったら鹿児島県だぞ)。さすが標高約1000mです。

不動池の写真を撮ろうにも、なかなかフレームに入らない。仕方ないので少し高いところに登り写真を写しました。(写真2)雨のあとのせいか、ちょっと足がすべりそうになりました(^^;。

ここには「賽の河原」なる場所があるのです。周りは緑でいっぱいなのに、そこだけガレているらしいです。同行者はぜひそこに行きたいとのこと。しかし、ふもとからも、不動池を撮影した地点からもそれらしい場所はみあたりません。

ふもとに引き返してみると、なんとさっき登った道が硫黄山(賽の河原)への登山道でした。とすると、上の方に見える石碑のところを登るのか・・・(写真なし)。実のところ日頃運動不足の筆者はへとへと。おまけにショルダーバッグ担いでいたので肩が痛い。正直言うとふもとに戻りたかったのです。しかし、同行者が「ひとりででも石碑のところまでは行く」と言ったので、ひとりで行かせるのは悪いと、一緒に登りました。

ふくらはぎやふとももの後ろの筋肉がつりそうでした。息が切れます(高地のせいではない。運動不足です)。石碑のところにたどり着いてもまだ見えない。もしかしてもっと遠いのかな・・・・とあきらめようとする同行者を、今度は私が説得します。そこからちょっと歩くと・・・。

たどり着きました。賽の河原です。(写真3-5)周りは緑でいっぱいなのに(バックも緑の山々)、なぜかここだけガレ場。実は火山の地熱の作用によるものです。斜面をよくみると、あの「湯の花」でおなじみの硫黄がほんの少し出てきているらしいのがわかります。(写真4)やっぱりあきらめなくてよかったね、とお互いに言いました。

不動池のそばにあったお店で焼き芋を買って食べました。涼しい、というよりも寒いので。

3 ♪山は霧島〜

えびの高原をあとにし、次は霧島へと向かいました。またまたカーブの多い道の連続。森が深く、えびの以上に見通しの悪い道です。途中温泉スタンドがあったらしく、車が数台止まっていました。

霧島でまず立ち寄ったのは、高千穂河原。1215年(だったかな?)に火災で焼失し遷宮するまで、霧島神宮が鎮座していたところです。高千穂峰(天の逆鉾がある)をうしろにいただく本殿跡は、雰囲気があります。(写真6,7)

高千穂河原から車で15分ほどのところに、今の霧島神宮はあります。大きなお社です。境内に「龍馬とおりょう」が看板で立っていたのはほほえましかったです。(写真8,9)

今日の宿泊は霧島温泉。今も豊富な湧出量をほこる温泉の写真を1枚載せておきます(写真10)。丸尾滝を写真に撮ることができなかった(がけ崩れによる道路工事のため)のが、とても残念!!!

(1)えびの高原・韓国岳(からくにだけ)登山口を望む (2)不動池の写真。火山によりできた池のため水が透明
(3)賽の河原(硫黄山)。不動池脇の登山口より50mほど登ったところにある。 (4)同じく。火山独特の硫黄のせいで斜面が黄色い。
(5)賽の河原より韓国岳を望む。 (6)高千穂河原の入口です。
(7)500mほど歩いたところにある、本殿の跡。向こうに見える山は高千穂峰(たかちほのみね)。 (8)こちらが現在の霧島神宮。

(9)境内にあった、坂本龍馬とおりょうの看板(^^;。

慶応2年、寺田屋事件で負傷した龍馬が湯治をかねて霧島など薩摩国内に滞在した。日本初の新婚旅行という。

(10)霧島温泉。さすが、湯気がたちこめている。(2日目の朝に撮影)

2日目、いよいよ鹿児島、そして桜島です。

(続く)


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