韓国・ソウルの旅 with my family

(2000.3.24-27)

最終更新:2000.4.1

 


 はじめての家族(両親、妹、わたしの4名)での海外旅行。ぎりぎりまで日程が決まらない中で実現した。この旅行に際しては、実家とわたしの家との間で何度となくFAXのやりとりをした。両親は海外がまったくはじめて。このためツアーにした。それでもフリーを少しでも多く設けたい、という妹やわたしの希望を入れて、中2日はまったくのフリーとした(当初の予定)。わたし自身ツアーに入るのははじめてといってよいので、戸惑いもある。また、ヘビースモーカーの父にとって、飛行機の中など禁煙場所が多いのは苦痛だろう。ひとりひとりが自己主張が少し(いや、とても)強く、国内でもけっこうドタバタの旅行をするわが家族。海外旅行では…はたしてどうなることやら。

1日目(2000年3月24日)

その1 昼ご飯の失敗

 午前、わたしはただ一人、飛行機に乗り、実家の家族との待ち合わせ場所・広島空港に飛ぶ(さびしー(;_;))。到着してまもなく家族とおちあう。4人で空港内のレストランに入り、雑炊定食を食べる。12時すぎ、ツアーの集合場所に向かう。担当の方によると、この日の出発はわたしたちだけとのこと。13時ごろに搭乗手続き&出国審査をすませる。13時40分発のアシアナ航空OZ161便で発つ。機内でサンドウィッチとそうめんの軽食が出た。わかっていたら空港で食べなかったのに…(泣)。おまけにオレンジジュースを左手に持っていたところ後ろから通路を歩いてきたスチュワーデスと腕がぶつかり、あわれジュースが服にこぼれてしまった。うっ、最初から波乱の予感が…(--;)。おまけに右隣に座っていた若い青年に「よかったらこれ使ってください」とナプキンを差し出されたのにプライドから?「ありがとう、お気持ちだけいただくわ」(口調が気取ってるー!)と断ってしまい、ラブ・ロマンスのチャンス?は逃すし(笑)。なお、ここ2、3日ほど冬型の気圧配置であったため、離陸時と着陸時にすこし揺れる。定刻より少し遅れて金浦空港に到着。

その2 予定変更

 入国審査をすませてまもなく、現地のガイドさんと出会う。ツアーを出迎えるガイドさんの数の多さにびっくり!!ほんとうに日本人観光客が多いこと!!! 迎えの車に乗り、ソウル市街へ。景福宮(キョンボックン)などを車窓から観光し、韓進免税店で買い物をした。免税店ではバッグを買う。その後、南大門市場(ナンデムンシジャン)の散策。ここで岩海苔人蔘茶を買う。街中に、キリスト教の教会を示す十字架がたくさんある(しかも夜はネオンで十字架が浮かびあがる)のが印象的であった。

 当初、2日目と3日目をフリーにしていたが、何かオプショナルツアーをつけることに。ウォーカーヒル・ショーの見物はあらかじめ決めていたので3日目に。板門店(パンムンジョム)の見学を申し込むことができると聞いて、2日目に入れてもらう。この見学ツアーは昼食付きで所要7時間ほど。パスポート必携。板門店では服装にも制限があり、GパンやTシャツ、サンダルは不可。わたしはカジュアルな格好で来たが、ショーを見に行くつもりでスカートを持ってきていたのでほっとした。わたしと妹は、韓国式垢すりもしたい、と予定を組んでもらう。

 夕食はカルビ冷麺。分量を考えずに追加注文でタン塩を頼んでしまい、おなかがはちきれそうになるほど食べてしまった。うう、苦しい。それにしてもカニキムチがとてもうまかった。

 宿泊は、ホテル・ロッテ。 高級ホテルは若輩者←うそーっ((((^^;)のわたしには分不相応な感じもしたが、両親がいることを考えると、市街地のまんなかにあるこのホテルがいちばんではないかということで選んだ。洗面用具はちゃんと持ってきていたが、パジャマを忘れてしまったのがちょっと失敗だった…。チェックインののち、ロビーの免税店を覗いてみたほかは、部屋でくつろいでいた。免税店で、青磁の香合をひとつ買った。

2日目(2000年3月25日)

その1 板門店

 7時に起床。ホテル内のレストランでバイキングの朝食を摂る。9時に地下の銀行が開くのを待って円→ウォンの両替をする。9時半にガイドさんと待ち合わせ。タクシーで新羅(シルラ)免税店(新羅ホテルに隣接)まで連れて行ってもらう。板門店へのツアーはここから出発する。10時15分までここで買い物。わたしはぐいのみを二つ買う。

 10時30分にツアーの手続き。ガイドさんが代行してくれた。今日はここでガイドさんとお別れ。11時、中央高速観光のバスに乗りこみ、出発。ツアーのメンバーは、国連のゲストとして板門店に入る。板門店にある会議場のまんなかにあるテーブルのマイクの線が、軍事境界線を示す。わたしたちは、会議場の中でのみほんの一瞬だけ軍事境界線(国境)を越えることができた。国際関係の緊張を痛いほど感じた。その後、板門店を出て、一路ソウルへ。ほんとうに貴重な体験をした。

その3 明洞散策

 夕方6時ごろ、ホテルに到着。一休みしたのち、明洞(ミョンドン)へくりだす。蔘鶏湯(サムゲタン)を、「百済蔘鶏湯」という店で食べる。サムゲタンと烏骨鶏湯(烏骨鶏のサムゲタン。文字通り骨まで黒い!!)それぞれ一人前、モツ焼き二人前、ウーロン茶をとったが、4人でもおなかがいっぱいになるほどだった。しめて44000ウォン。夜の明洞を歩き、夜店でお菓子などを買い歩く。ホテルに戻る途中、セブン・イレブンに立ち寄る。ここでアイスクリームやカップ麺などを買ったが、買い物袋を20ウォンで売っていた。環境保護への意識の高さを感じた。

3日目(2000年3月26日)

その1 仁寺洞(インサドン)へ

 7時起床予定が、少し寝坊した。やはり前日の緊張による疲れか。朝食はホテル内のレストランでバイキング。今日は15時まではフリー。仁寺洞(インサドン)や鍾路(チョンノ)あたりを散歩することにした。目的は、もちろんわたしの大好きなや・き・も・の。

 9時30分ごろ、ホテルを出発する。看板がハングル文字で、ガイドブックの地図のカタカナ標記がまったく役に立たず困ったが、地名だけは道路標識のアルファベット標記でなんとかわかった。しかもホテルから仁寺洞までは非常にわかりやすい道順。タプゴル公園(3.1独立運動発祥の地)を目印に、北へ向かう。

 10時すぎに仁寺洞に着いたとき、店は半分ぐらいしか開いていなかったが、北の端まで歩くうちに、店もぼつぼつ開き、露店も出てきた。11時ごろには通りは人であふれかえっていた。にぎやかな街。いくつかの店をのぞいてみる。今回の旅の目的のひとつは、とくに茶碗をみることだ。日本向けに作られている茶碗は、日本で買うよりもはるかに安いとはいえ、わたしの予算をはるかにオーバーしている。いくつかの店をめぐったのち、「東洋茶藝」という店で、50000ウォンの茶碗をみつける。また、青白い色をしたぽってりした質感の煎茶器セット(55000ウォン)もそこにあった。「両方買うから5000ウォンまけて」と、ぴったり100000ウォンにおさめ、購入。ほんとうはもっとまけてもらおうかとも思ったのだが…。目標を達成したのち、露店でたいやきを買う。日本のたいやきと味は似ているが見かけがちょっと違う。どちらかというと「金魚」に近いと思うのはわたしだけだろーか? ちなみに1個300ウォン。日本円で27円(100円=9ウォンとして)、ううむ、安い!

 昼食をどこで食べるか考えつつ鍾路方面に向かっていると、父がトイレに行きたいと言い出したため、目の前にあったマクドナルドに入る。飲み物など、味は日本とそう変わらない(ただし、ポテトにケチャップをつけて食べるのは、日本とは違うようだが)。とても驚いたのは、コップなどのゴミの分別が徹底していることだ。プラスチック、紙をきちんと分ける。客も分別をきちんと守っている。セブンイレブンのときにも感じたが、ゴミに対する意識が非常に高い。なお、ソウルでは、食堂ではたいていステンレス製のはしを使う。これもゴミ減らしのためという。

 結局昼食は、ロッテ百貨店内にあるうどん屋ですませた。地下で、おみやげの餅菓子カニキムチを購入。

その2 スロットマシンの明暗…勝負強さの差か? 運の差か?

 15時にホテルのロビーでガイドさんと待ち合わせ。車でシェラトン・ウォーカーヒル・ホテルに向かう。ここでカジノをちょっとして、ウォーカーヒル・ショーを見物するのだ。1時間以内で到着するはずが、予想以上の渋滞に巻き込まれ、16時20分過ぎに着く。カジノの時間は30分ほど。勝手がわからないのでスロットマシンで遊ぶにとどめる。わたしは14000ウォン使い、ちょっとは勝ったが結局全部使い切った。隣の台で遊んでいた妹は、3000ウォンつぎ込んだと言っていたが手元に25000ウォンぐらい(500ウォン硬貨50枚以上)残っていた。妹曰く「もっと時間があればよかったのにぃ」。「ふん、どーせあんたとは運の強さが違うよっ(~_~メ)」とすねる大人げないわたし。その後17時15分頃まで免税店を見て回る。17時20分より、「ウォーカーヒル・ショー」。時間ぎりぎりにホールに入る。前半は韓国の伝統舞踊と音楽、後半はロシア人の劇団によるショー(アメリカンなショーだったが…)。白ワインをグラス1杯飲んだだけなのに、風邪と疲れからか、酔いがまわる。

 ショーは19時に終わる。ガイドさんに連れられて行った店で、鍋料理を味わう。海鮮チゲのほかに、チヂミ(お好み焼き)生ダコの刺身(吸盤が皿にくっついて離れないのでまいった!!)を食べる。「日式専門」と銘打っているだけあり、メニューに刺身料理が多かった。店の箸袋を持って帰ってきているが、ハングルで書かれているため店の名前がわからない。残念。

その3 韓国式エステ初体験!!

 その後、妹と二人で垢すりなど韓国式のエステに行く。梨泰院(イテウォン)にあるHOTEL CROWNに行く。店の人はほとんど日本語を話すことができる。来ていた客の大半は日本人であった。日本人向けの高級エステサロンといった趣?。基本セット(ハンジュンマク、垢すり、オイルマッサージ、きゅうりパック。ツアーでの申し込みのため12000ウォンを10000ウォンに値引き)に加えて、オプションメニューとして今話題を呼んでいる「ヨモギ蒸し」をためしてみることにした。

1)ハンジュンマク(汗蒸幕)  服をぬいで、体を石鹸でかるく洗ったのち、ハンジュンマク(汗蒸幕)に。石づくりのおおきなかまどの中に、麻布をかぶって入る。その格好からして、まるでどこかの秘密結社の集会に参加しているような感じだった。わたしたちが入ったとき、すでに先客が3名いた。麻布を頭からかぶった5人が輪になって座りこむ様子は、思い出しても笑いがこみあげてくる。

 5分程度かまの中に入ったのち、お風呂に入る。ふつうの湯→緑茶の湯→人蔘の湯→風呂と入る。とくに水風呂はつらかった。腰までつかるのがやっと。

 水風呂を出た後、黄土でつくったサウナ室の中に入る。中には筵が敷かれていて、木の枕がある。5分程度横になる。やったー、これで終わりだ、とサウナを出たら、従業員さんに「もう一回繰り返してね」と言われ、もう一度。

2)垢すり  そうこうしているうちに、わたしたちの番が。台の上に仰向けに寝て、垢すりをしてもらう。自分がしてもらうぶんにはとても気持ちがいい。しかし、人がされているのを横目でみると、なんとも奇妙な感じが。まるで「まな板の上の」あるいは「」なのだ!!…^^;>゛ ということは、わたしもそうなのかぁ…^^;。垢すりがおわると、シャワーを浴びて人蔘風呂に入るように言われる。

3)オイルマッサージwithきゅうりパック  つづいてオイルマッサージ。台に仰向けに寝るように言われる。いきなりオイルを体にかけられ、ひぇーっ!…と思ったら顔にオイルをかけられる。さいしょは顔からマッサージするのだ。コンタクトレンズを入れたままのわたしは、目にオイルが入らないように!と必死に目をつむっていた。顔のマッサージのあと、すりつぶしたきゅうりを顔中にぬられる。その上からストッキングのような布をかぶせられる。これがきゅうりパックかぁ。これも自分の顔はみられないのでわからないのだが、横にいる人の顔をみるとなんだか笑いがこみあげてしまった(すみません!)。ということはわたしもこんな顔なんかなぁ…^^;。オイルマッサージはかなり手荒く、手の指はパキン!と鳴らされるわ、うつぶせにされたとき背中をぐいぐい押されるわ…。でもとても気持ちよかった〜。とくにうつぶせになったときに熱い蒸しタオルを肩にのせてもらったとき、思わず「ん〜気持ちいい!!」と言ってしまう。これは案外クセになるかもしれない?!オイルマッサージが終わると、シャワーを浴びて塩サウナに入る。これで基本メニューは終わり。いよいよあの「ヨモギ蒸し」が…。

4)ヨモギ蒸し(オプション:20000ウォン)  ヨモギ蒸しの部屋?に入ると、椅子らしきものが置いてある。一辺が50cmぐらいの立方体?(手前側の側面の板がない)、中が空洞で、座面の真中に長径20cmぐらい(もうちょっと大きいか?)の楕円形の穴があいている。床にカセットコンロが5つほど並べられており、黒い球形の鍋らしきものがそばに置かれている。ということは…。ヨモギ蒸しは冷え性、婦人病、生理不順などに効果があるという。とーぜん、この椅子に座って、下からヨモギなどを配合した薬を蒸した鍋(?)の湯気を当てるのだ。

 長いスカートのような布を身につけて、椅子に座る。おばさんが鍋?(蓋付き)を椅子の中に入れてくれる。蓋も閉まっているし、べつに煮えたぎっているようにはみえなかったのに、こりゃ結構熱いゾ! 「熱い!」と言ったらおばさんが「熱ければこうしたらいいよ」とスカートをあおいでくれる。湯気が弱まるころをみはからい、おばさんが鍋?の蓋をちょっとずつずらす。そのたびにこっちは「あちぃー!」と言う。おばさんは「ちょっと熱いのは大丈夫」と言うのだが…。やけどしたら大変!あやうく蒸し・・・になるところ(笑)。おばさんが蓋をぜんぶはずしたときは、一瞬死ぬかと思うほど熱く、とびのきそうになった。とはいえ、あおぎあおぎしつつヨモギ蒸しをしているうちに、体もあたたまり、いい汗が出てきた。勝手な推測だが、ヨモギの薬効もさることながら、下半身を温めることにより健康にいい影響を与えるのではないだろうか。と思ったら、この店のパンフレットにも同じことが書いてあった。

 40分ほどで、ヨモギ蒸しは終了。おばさんがなかなか戻ってこないので、「もしかして朝までこのままだったりして?!」と妹と話していた。すべて終了して、店を出たのが23時前。肌の黒ずみがとれた感じで、気持ちよくなった。ゆでたまごの薄皮をはいだ感じかな?(どーゆー喩えだ^^;) 帰りはガイドさんにホテルまで送ってもらう。夜中、ふたたびセブンイレブンに行き、お菓子などを購入。せっかくエステに行ったのに。

4日目(2000年3月27日)

その1 さらばソウル

 今日は帰国の日。朝8時出発なので、6時30分に起きる。ほんとうは6時に起きようとしたが、前の晩に、帰り支度をしているなどで寝るのが遅くなったため、寝坊したのだ。ホテルのレストランで朝食バイキング。

 8時にガイドさんと待ち合わせ。それまでに、部屋の飲み物のお金を清算。ホテルを出発し、空港近くの観光土産店に行く。キムチコチュジャンとうもろこし茶を買う。記念品としてインスタントラーメンをもらう。金浦空港でチェックインの後、ガイドさんと別れる。ありがとうございました!!! 先に免税店で購入した物を受け取り、さらに空港内の免税店で香水を買う。わたしのやきものといい免税品(わたしの物は少ないが…)といい、ますます荷物が増えたぞ。

その2 空港の税関にて

 11時発のアシアナ航空広島行きOZ162便に乗る。行きと同じく、機内でサンドウィッチなどの軽食が出る。12時30分ごろ、広島空港に到着。空港の税関では、わたしと妹があまりに大量の荷物を持っていたため、職員に「ほんとうにそれだけ(8万円)しか買っていないですか?」「ソウルのほかに行った場所は?」「スーツケースの中には高価なものは入っていませんか?」などと質問された挙句わたしのスーツケースを開けるはめに…二重、三重にロックしている割に、中には着替え岩海苔カップ麺しか入っていなかったのだが…^^;>゛。わたしたちのうしろからついてきた両親を同じグループだと思っていなかった、つまり家族旅行ではなく、偽ブランドなどを大量に買いあさって帰ってきた若い娘(うそーっ(((^^;)2人組と勘違いしてしまったようだ。やれやれ。最後までドタバタだったぁ…。

 

旅を終えて

 こうして、韓国・ソウルの旅は終わった。ちょっとドタバタもあったけど、とても楽しかった。ほんとうにあっという間だった。ソウルも韓国内のほかの都市も、まだまだ見ていないところがたくさんあるし、また行きたいな。それまでには、せめてハングルはわかるようになりたい…道で迷わない程度に看板が読めるように!

追記:なお、わたしは、あれから、ハングルをマスターすべく、ひまさえあればソウルで買ってきたお菓子の包装紙や袋の文字の解読にトライしています。でもまるで読めません。ううむ、奥が深い。


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