高千穂峡でパワーをもらって(宮崎県高千穂町)

(2000.7.25 改訂版)

 この場所には、頻繁に行きます。いっときは毎週のように行っていました。そんな高千穂峡へのドライブ、機会があればいちど行ってみてはいかがですか?

 *2000.7.23現在の情報を、デジカメ映像と合わせて、どうぞご覧下さいませ。

 

高千穂峡への道 −川と橋と

 「疲れたなー」「なんか気がめいるなー」と思ったとき、それが高千穂峡へのドライブのはじまりです。国道218号線に入ってひたすら西に進路をとります。昔は、五ヶ瀬川沿いの狭い道を通っていたようですが、いまは山沿いにバイパスがあり、走りやすくなっています。

 延岡市内は川沿いを走っていきます。五ヶ瀬川は、広島市街地を流れる川(ただし、上流はとてもきれいですよ。念のため・・・)に比べるときれいな川です。

 五ヶ瀬川は鮎で有名で、秋には落ち鮎をとるための「鮎やな」が作られます。去年は鮎やなの鮎を食べられなかったのが大きな後悔のひとつ。次のシーズンではぜったいに鮎を賞味するぞ!

 車を走らせていくと、隣の北方町に入ります。町役場の近くを通りすぎたあたりから登坂車線もあるきつい上り坂。前に乗っていたキャロルだとすこし息切れしそうになりました。坂を上りきると、山(というより台地)の尾根をつたって道路が続きます。時折通りかかる橋の上から、急な渓谷(しかも川まで100メートルはあるのではないか?)を見下ろすことができます。何本も山の上にかかる橋。北方町内にある橋のうち、真っ赤なアーチが目をひく「干支大橋」はとりわけ大きいです。こんな橋です。↓

干支大橋(北方町)

 なお北方町は日本で唯一の「干支のまち」。地名に干支が使われています。「信じられん!!!」という方は、ぽすたるガイドなどをみてお確かめ下さい。

 切り立った谷を左手に見つつ道は続きます。

 谷の上の台地、そして車から見えませんが谷底の川沿いには集落が。車は隣の日之影町に入ります。ここでは、橋げたの高さで有名な青雲橋がいちばん大きな橋です。高千穂鉄道に乗ると、この橋がみえるあたりで徐行運転するそうですが、車だとスーっと通りすぎてしまうのであっけないです。「青雲橋」の標識がなかったら見逃しているよな…。いちど高千穂鉄道に乗ろうかな。しかし! なんと、車に乗っていても下から青雲橋を眺めることができるのですよ! え? どこで? それは続きを読んでのお楽しみ。

 そして車は高千穂町へ。ここで左折して高千穂町の街なかを通りぬけます。本来の国道218号線です。街なか、そして高千穂神社前を通り過ぎて、右カーブの手前で熊本に行きたい衝動をちょっとこらえて「高千穂峡」と書いてある大きな標識を見逃さずに左折すると、高千穂峡に到着します。

高千穂峡で

 高千穂峡に入る道沿いに、滝らしきものがあります。それを見るだけで心が洗われた気分になります。駐車場で車を停めてから(管理料300円500円必要・・・いつの間にか値上がりしていた(;_;))、高千穂峡を散策します。近くには土産物屋がいくつか建ち並んでいますが、概して静かなところです。

 渓谷沿いにある遊歩道を歩いてみます。最初に、「真名井の滝」がみえるあたりに行ってみます。ボートをこぐ人々を眼下にみつつ、真名井の滝を手前に、岩の壁が両岸にそびえたっている渓谷美をみることができます。よく絵葉書などでみる場面です。いちど新緑のシーズンに行きましたが、とてもよかったですよ。今度は紅葉のシーズンに行こう。滝にはパワーがある、という話を聞いたことがありますが、わたしは、真名井の滝をみてパワーをもらっているんでしょうね。

 右の画像を見ただけでも十分涼しいとは思いますが、もっと涼しさを!!! という方は、涼を呼ぶ、真名井の滝の大きな画像をどうぞ。 → 

 さらに歩いて行くと、「力石」と呼ばれる大きな石があります。ちょっと押したら落ちそうなところにすわっている石で、よく転げ落ちないなーという感じです(実家の近くにある「ゆるぎ岩」みたいな。あ、わからない話をしてすみません!)。遊歩道はまだまだ続きますが、あまり人がいないときに行くこともあり、わたしはいつもここで引き返してしまいます。何人かで行くときには先まで行ってみようと思うのですが・・・。

  つづいて、駐車場まで引き返し、その奥にある道を下って「ボート乗り場」へ。スポーツに全く自信がないわたしは、まだボートに乗ったことがありません。いちど「高千穂峡ではぜひボートに乗りたい」という広島からの友人と二人で来たのですが、台風直後で水かさが増していたのでわたしが「絶対に乗らん!!!」と強硬に言い張ってやめさせました。今年は、とにかくボートに乗ってみようとは思います。ただし、絶対に一人では乗りたくない!なぜならわたしは泳ぎが苦手だから・・・。

 ふたたび駐車場の近くまで戻り、土産物屋や食堂がならぶ一帯を歩いてみます。土産物屋は、自然を生かした食品があるので、ときどき何かを買います。あるところで、干し山ぶどうを売っていたので買いました。夏には流しそうめんが味わえます。真中にそうめん流し機(?)がついている専用の丸テーブルのある店もあり、ユニークです。これもまだ食べていないんだよね・・・。だって高千穂峡では元気をもらうためにやまめや高千穂牛ばかり食べているから・・・。

 店が建ち並ぶ広場のかたすみにはプールのような池のようなものがあります。これがなんと「養殖池」。中を覗いて見ると、鯉ややまめ(?)に混じって、こんな魚が。↓

うわー、これは鮫かぁ?! じつはチョウザメ。

え、これってサメ?! うぎゃー! と慌てるのはまだ早い。これはチョウザメ。その卵は、あの世界三大珍味のひとつ、キャビア。といっても、この種類は食肉用。このチョウザメがなぜここにいるかというと、養殖試験をしているかららしいです。池の隅のほうにある看板をみると、こんなふうに書いてありました。

チョウザメの養殖試験を示す看板。

でもこの看板は小さくてあまり目立たず、気をつけて探さないと見つからないかもしれません。しかも、チョウザメは2尾しかいないようだったし、もしかしたら現在はあまり力を入れていないのかも。 (もし違っていたらごめんなさい、高千穂町の関係者の皆様!!)

寄り道スポット

 実際に寄り道したところを紹介しまーす。とはいっても、いちどに全部まわるにはかなりのエネルギーが必要ですので、あしからず。

その1 日之影温泉駅 7/24更新

日之影温泉駅の正面。駅なのに「温泉」マークがある。 五ケ瀬沿いに走る高千穂鉄道の駅。駅舎内に温泉があります。鉄道の駅ですが、駐車場があるので車で行くことも可能です(休日には駐車場がいっぱいになるそうです。第二駐車場もあるほど。)。道の駅青雲橋の近くにある交差点から218号線バイパスを降りて、日之影町役場方面へ下り坂を進みます。バイパスの交差点から約10分で着きます。ちょっとした寄り道にいいですね。

  入湯料は大人400円、子どもは半額。営業時間は10時〜21時。20時30分まで入館が可能。

 泉質その他については、館内の看板に「低張性弱アルカリ性単純泉(温度約38℃)」と書いてありました。美肌、疲労回復、運動麻痺、打ち身、・・・などに効能があるそうです。温泉につかると、肌がすべすべした感じがします。これで美人になるかなぁ〜?! ベシッ /(^^;)

 鉄道で来られた方も、乗り遅れの心配はご無用。温泉につかっていても、列車が来るおおよそ15分ほど前には、館内にアナウンスが流れます。さらに、なんと!!大浴場からバルコニーに出て、ホームに列車が来るのをみることもできるのです!! (ただし、あまり身を乗り出すと横の方から見えてしまうかも^^;)温泉につかったあとは、大広間でくつろぐこともできるようですし、改札口近辺の土産物コーナーをみて回ることもできます。

その2 道の駅青雲橋

 青雲橋の西詰、つまり高千穂寄りにあります。地元日之影町の産品がたくさん置いてあります。ゆず、かぼすの果実やその加工品など、さまざま。日之影焼というやきもの産品も売っています。なんと神楽殿もあるのです。
 なお、車でも鉄道でも、下から青雲橋を見上げることができるスポットがあり、その眺めは迫力がありますよ。(でも、もしかしたら鉄道から見た方がいいかもしれない。)

 車窓からみた、迫力の青雲橋の画像はこちら。 → 

その3 高千穂神社の神楽

 境内の神楽殿で、毎日20時からおこなわれています。高千穂町の冬の風物詩・夜神楽三十番のうちよく知られる天岩戸開きの神話を含む4番を演じています。ほかの観客の邪魔をしない範囲で写真撮影もできます。時間に余裕があるときは行ってみてはいかがでしょう? 始まるまでは、近くの土産物屋を散策したり、食事をしたり。
 いちど、昨夏の終わりに広島から友人が来たときに連れて行ったのですが、ちかくの旅館から来たらしい観光客であっという間に席が埋まってしまったのには驚きました! なんでもピーク時には1日2回上演されるとか。すごい。


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