リベンジなるか? 続々・奥出雲の旅
(2002/08)
2002/10/01記
奥出雲は、これまで3回訪れました。そのうち2000年11月(水とそばを求めて)、2001年3月(残雪乞いて)は、レポートで紹介しました。
たしかにその2回ともそれなりの充実感はあったのですが、どうもなにか物足りなさを感じていました。それは・・・なんといっても「延命の水」を汲むことができなかったという大きな悔いのためでした。
しかし、今年の夏、ついにリベンジの機会は訪れたのでした。友人に、「今年は久々に奥出雲に行きたい」と言い、じゃあ「水汲み」「そば」(1回目参照)「お菓子」(2回目参照)の3点セットの旅で・・・ということとなりました。
今回のルートは、次の通りです。
実家 →R375→ 三次 →R183→ 庄原 → 西城 →R314→ 奥出雲おろちループ → 出雲坂根駅 → 亀嵩駅 → R314 → 木次 → R54 → 掛合 → 布野 → 三次 → 実家
実家の家族にはあらかじめ「明日水汲みに行くから」とタンクを使うことをほのめかしておきました。そしてデジカメ&一眼レフ磨きにいそしむ作者。準備は万端であるかに思われました。
ところが・・・・・いざ、と車を出したところが、なんとタンクを家に忘れてきてしまったのです。それに気づいたのは実家からはるか広島県央にさしかかってからです。いまから戻ると2時間以上のロスになる。仕方がない、出雲坂根駅の売店にタンクが売っているはずだからそれを買うか。と思ったわけです。その計算がとても甘かったことは、のちに痛いほど思い知らされることになりますが・・・(^^;。
かつて毎週のように通い慣れた国道375号線は、しばらく来ないうちにずいぶん変わっていました。福富のやや荒れた道はもはやなく、ダム建設のためにバイパスができたため、まるで違う場所になったかのような錯覚を覚えました。
例のごとく「道の駅みわ375」での休憩もそこそこに、ひたすら北を目指す作者一行。なにしろ昼ご飯は亀嵩のそばと決めているわけですから、できるだけ早く奥出雲に入ってしまおうというわけです。
途中、国道183号線沿いに、「ひばの里」(?正確には覚えていない・・・)というドライブインで休憩しました。ここは立派な公衆トイレがありました。そこに立てられていた看板を見ると、これは個人が私財を投じて作ったものだということでした。とてもありがたいことです。このドライブインで売られていたかしわもちを、空腹しのぎに買って食べました。それはほっぺが落ちるほどおいしかったです。
*広島県北東部に位置する比婆(ひば)地方は、かつて「ヒバゴン」なる生き物があらわれたと全国的に有名になりました。
国道314号線に入りひたすら県境まで北上、ややなだらかな高原は「三井野原」といい、冬はスキー場としても有名です。JRの駅から数分でたどりつけるスキー場は、中国5県ではたしかここの他にはなかったかと記憶しています。
奥出雲おろちループに来ました。「道の駅 奥出雲おろちループ」に到着するやいなや、駐車場のかたすみに人だかりを発見。なんだろ〜とのんびりと近づきつつ人々が見つめる向こうの山を見て「!」と作者一行はあわててカメラを取りに車に戻りました。なんとか間に合い、撮影したのが右の写真。(クリックすると大きな画像が出ます) 右から左方向・・・ということは、木次方面に向かっているのでしょう。
この道の駅で、私は「出雲路ビール」なる地ビール*を買い求めました。ぜいたくにも、実家まで宅配で送ってもらいました。
*ヴァイツェンを飲みましたが、他の地ビールに比べさっぱりしたのどごしでした。
奥出雲おろちループを下って、いよいよ出雲坂根駅に到着です。駅のそばに、右下のような標識が立っています。標高565mに位置する駅です。(クリックで大きな画像)
国道から見て右側にある駅舎の正面は、こんな感じです(下写真)。画像右下になぜか友人のカメラが置いてありますが。(^^;

さあ、駅の売店でミニタンクを買うか・・・と思って入ってみると、
な、なんと、開いてない!
タンクを持参していた準備のよい友人も、まさか売店が閉まっているとは思っていなかったらしく「あ〜あ」と言ってくれました。やさしいネ。
しかし困りました。たしか「道の駅」にはそれらしきものが1個ぐらいあったはずだが、今更引き返したくないし・・・・・・。作者は、駅舎入口左手の屋台のおじさんに「このお店では空き瓶を売っていますか?」と聞きました。

おじさん曰く、「売っていないよ」。しかし、「今朝汲んだ水だから」と水がいっぱいにつまったペットボトルを2本くれました(左写真。右は持参の500mlペットボトル)。身に余る親切に感涙の作者。
しかし考えてみたらそのときお礼にとやきとりを買えばよかった。「そば」のことしか頭になかったんで・・・ごめんなさいおじさん。今更ながら懺悔しております。
では、出雲坂根駅でのショットを、数枚お楽しみ下さい。
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駅構内の看板。 |
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改札口の中で。下に「延命の水 ホーム出て左」と書かれている。 |
あいかわらず笑顔をふりまく(ホンマか?)おやこ狸。2001年11月に訪れたときよりも木の葉が茂り、バックの看板と狸の顔が見えにくくなっていた。 |
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「冬に温かく 夏に冷たい 延命之水」(字余り)。実際手ですくってみましたが、とても冷たかったですよ!!!(>▽<) |
前回に比べ、今回の方が水量が多いと思う。 |
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水を汲む場所から線路側に降り立ち、駅舎をパチリ。改札口からかなり左に入ったところに水汲み場があるのです。 |
残念ながら、私自身は水汲みができませんでした(自業自得(^^;)。でも、久々にこの駅に来て、懐かしい級友に再会した気分でした。
出雲坂根駅をあとにし、つぎはいよいよ亀嵩駅です。(下の写真クリックで大きな画像が出ます)
例によって「営業中」の看板が立てられていました。そう、ここは、駅舎自体が→
←なのです。
本日は、ここで、そばを食べます。比婆でかしわ餅を食べたといってもすでに午後2時をまわっています。ああ〜おなかがすいた!!!!!
注文してほどなく、いよいよやってきました。これが「割子そば定食」です。

そばは出雲ならではの割子2段、写真には入っていないけどそばつゆで食べます。その他、魚の切り身、冷や奴、切り干し大根?の煮付け、そしてごはん。
久々に食べた出雲そばはとてもおいしかったです。
なお、駅の乗車券販売所は、下の写真のようにレトロなつくりでした。(クリックで大きな画像が出ます)
今や自動販売機がほとんどですから、こういった窓口はローカルの駅では珍しいかもしれない・・・<未調査ですが
「水」「そば」「お菓子」3点セットの旅で、「そば」は文句なしの達成、「水」は曲がりなりにも水を持ち帰れたということで及第点。いよいよ最後の「お菓子」です。以前「雪中梅」を求めた「だるま堂」さんで、確か夏期限定のお菓子が出ていたはず。ということで、作者一行はさらに車を木次まですすめました。
以前がけ崩れになっていた道は当然復旧されていて、スムーズな道をひたすら走りました。そしていよいよ古い町並みが残る木次に入りました。
ところが!!!なんとこの日は閉店でした。盆明けだったので、当然起こりうることでしたが・・・。それにしても、わざわざ広島とは逆方向の木次まで走ったのにぃ。
・・・結局、第三の目標は達成できないままに終わりました。
来た道を戻るのはなんだかつまらないと、今度は国道54号線を走りました。

以前訪れた「道の駅 掛合(かけや)」で土産物を探すことにしました。「道の駅 掛合」は、島根県で最初に指定されたのだそうです。左の写真には、「掛合駅鈴」という看板が掛かっています。
掛合の地酒とならんで、「奥出雲ワイン」が売られていました。今回はそのうち「春待ちワイン」という新酒の白ワインを求めました。あわせて、「イズモ・ラ・ルージュ」なるチーズを買いました*。
*後日、実家で賞味したところワイン&チーズのどちらもおいしかったです。
右写真:道の駅の売店方面を望む。
日も暮れたころにようやく広島県に戻った作者一行。「道の駅 ゆめランド布野」で閉店間際に夕食をとりました。
目標が完全に達成できなかったのは残念だけど、おいしいものを食べ、ドライブをエンジョイしたので満足な1日でした。(完)