岡城経由高森温泉行き!?(大分県竹田市、熊本県高森町)

(1999年10月某日)

 

 ひさびさの自宅での土曜日。「(忙しさのピークも過ぎて)少し楽になったし、なんかどこか行きたいなー」と思ったとき、いつもドライブが始まる。このドライブもそんな感じだった。しかも思い立ったが吉日といわんばかりに、「行こう!」と決めてから1時間もたたない12:00には、わたしは車のハンドルを握っていた。

 例によって最終目的地は考えていない。まずは進路を北にとる。北にひたすら走れば大分にたどりつく。北川町から国道326号線に入る。道が改良されて広くなったため、いまは10号線よりもこちらを利用する車が多い。大分でウィンドーショッピングでもしようかな?しかし、三重町(大分県)の三叉路にさしかかるころまでには、わたしの気持ちは変わっていた。「よし、どうせなら竹田に行こう!」竹田には、「荒城の月」で有名な岡城跡がある。竹細工の花入れを買いたいし、これは行くしかない! そう決めたら実行は早い。T字路を左折、502号線に入る。

 西にしばらく行くと、原尻の滝(大分県緒方町)がある。行楽の秋、土曜日ということもあり、人がかなりいた。車を停める場所を探す。滝のすぐ近くにある駐車場に停めた。ほんとうは100メートル先の「道の駅原尻の滝」に停めたかったのだが。原尻の滝は「日本のナイアガラ」といわれているようである。火山性の岩盤が削られて蹄のようなかたちをした滝。少し水量が少なかったようだ…。それならはやく岡城へ、とそそくさと滝を後にする。(しかしその後別の機会に来たとき、橋をつり橋から眺めたり滝の下に降りてみたらけっこうよかった!!! パノラマサイズで写真を撮ってみたところ、まるで映画の1シーンをみるようだった)

 原尻の滝を後にし、さらに西に車を走らせると、竹田市に入る。少し狭い道路を通りぬけて、左折、というより半分Uターンのようなかたちで城跡方面への道に入る(大分方面からだとちょっときつい!熊本方面から入ると楽なのだが)。少し登ると、城跡入り口と駐車場にたどり着く。高く聳え立つ石垣、あれが岡城跡。観覧券売り場で券を購入、巻物のかたちをしたパンフレットをもらって城跡へ向かう。

 岡城跡のふもとまでの道、みやげ物屋さんが漬物の試食品をみなに振舞っていた。ふもとから城門(復元)が見える。その門をくぐるまでの石段の急なこと! 日ごろの運動不足がここでたたり、息を切らしてしまう。年配の方もいたが、「こりゃ急だ」などと言いながら登って行く。城門をくぐってからも道は続く。うわ、いつまで続くのだろう、と思いつつ登る。途中、お菓子を売っているテントをみかけた。甘酒の誘惑に負けそうになるが、わたしは車で来ているので飲まんぞ。てっぺんは広々としている。片隅に滝廉太郎の銅像がある。座っている像で、意外に小さい。これが等身大の滝廉太郎だとすれば、かなり小柄な人だったのだろうか。夭折の作曲家に思いをはせる。滝廉太郎の像の前で写真を撮る人が何組かいた。だれかが「写真を撮ってください」と言うので、カメラのシャッターを押してあげる。なお城の石垣はほんとうに高く聳え立っているので、下が見えないほど。というよりもわたしが高所恐怖症なので石垣から下を覗くことができないでいたのだが。

 もときた道を戻る。お菓子を買おうと思ったが、下でも買えるさ、とそこで買うのをやめる。実はちょっと後悔している。ふもとではさっきのみやげ物屋さんがしいたけ茶をふるまってくれる。実のところもう1杯飲みたかったが、そこで遠慮してしまうのが世渡り下手。竹籠を買おうと思っていたのだが、いったいどんな竹籠がほしかったのか店に入ったとたんわからなくなってしまい、買うのをやめてしまう。駐車場に戻り、そこで遅い昼食をとる。時刻は午後3時をまわっている。さあ今から高森へ向かうぞ!

 国道57号線に入る。少し道に迷いかけたが、地元の中学生に道を尋ねる。一路熊本方面へ。途中、「道の駅波野」(熊本県波野村)でホトトギスの苗を購入。大事に育てよう(実は年末年始帰省している間に枯らしてしまった・・・(;_;)こんなんじゃガーデニングが趣味とは言えんなぁ)。夕方近くなり、熊本県境付近では気温が3℃にまで下がっていた。どうりで寒いと思った・・・。外輪山の峠、滝室坂を下ると阿蘇のカルデラに入る。しばらく行って左折し、今度は高森方面へ南下。根子岳の東側を回り込むようなかたちで進む。今は秋、草原はすっかり枯れている。新緑のシーズンにはきっと緑が目にさわやかなのだろうな。木々が増えてきた。と思ったら高森温泉館。

 高森温泉館は、施設が新しく、中がとてもきれい。外もだいぶ寒くなっていたこともあり、いっそうからだが温まる感じ。気がついたら1時間ほど入っていた・・・。

 日もくれそうな頃、温泉館を出発。今度は高千穂方面へ抜けるルートをたどる。そのほうが近いからだ。高千穂で218号線に入り、そのまま家に向かう。途中夕食を摂って、帰宅したのが夜8時過ぎ。昼から出発した割には短時間でいいドライブをしたと思う。新緑のシーズンにまた同じルートをたどってみよう。緑深まり、景色も大きく変化しているだろうから・・・。

注:このドライブ日記は回想によるものなので、細かいデータは後日追加します。不便をおかけすることをお詫び申し上げます。


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