2000年6月4日(日)

ミナミヌマエビの産卵

前回、日本のヌマエビ類には通し回遊性と非通し回遊性とがあってミナミヌマエビは非通し回遊性、つまり陸封型であると書きました。
陸封型なんていうと難しく感じますが、要するに淡水での繁殖が可能であるということです。
うちのミナミヌマエビも2月の終わりころから卵を持ち始めました。(写真1)
産卵期は6月ぐらいまでということですので、もうそろそろ終わる時期ですが、いまだに生まれたばかりの稚エビの姿を見たことがありません。
原因はわかっているのです。
メダカと混泳させているのが悪いのです。
また上部フィルターの吸水口の目が荒いのも悪い原因の一つです。
というわけで、繁殖用の水槽を新たに設置することにしました。

しかしもう新たな水槽を買う予算も置く場所もありません。
そこで考えました。
抱卵したエビだけしか入れないので水槽自体はそれほど大きくなくてもよいはず。
ならば、と思いついたのがペットボトルです。(写真2)
水とエビと少量の水草を入れてエアレーションしただけのごく簡単なシステムです。
また、これとは別に今までの水槽に産卵ネットを設置しました。(写真3)
さて稚エビの姿は見られるでしょうか。

ところでミナミヌマエビの場合、環境によって体色の変化を見せますが、特に卵を抱いたメスがよく変化するようです。
透明、、青、というパターンが見られます。
こちらの写真をごらんになっていただくと色彩の違いがよくわかると思います。
ここの茶色の個体の背中の部分をよく見ると、卵のうが若干膨らんでいるようで、これから産卵しようとする個体だと思われます。
このほか白、赤という色にもなりますが、白は死にかけ、赤は死んじゃった時の色です。
僕の経験上、白くなったエビは2日以内に死んでしまいます。
そんなときは早めに取りだしてドンコのえさにしましょう。そのほうが互いに浮かばれるってものです。



写真1、抱卵中のミナミヌマエビ

写真2、ペットボトル


写真3、設置した産卵ネット


ミナミヌマエビ茶


ミナミヌマエビ緑


ミナミヌマエビの色彩変化