モニターのこちら側 Genesis 3:Ex.5_1

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RRR...RRR...

アスカがベッドから這い出し、机の上の電話の受話器を取る。
「はい。」

ガタン。

アスカが、受話器を置く。
「ふー。」
アスカがため息をつく。
鳥の鳴き声がした。

アスカがベッドの脇に腰を下ろして、ミサトの寝顔を見ている。
「ミサト。」
アスカがミサトの肩を揺する。
「ん...もうちょっと...」
「ミサト。」
「...」
ミサトが目を開ける。
「アスカ...」
「朝よ。」
「うん...」
ミサトが俯いて顔を隠す。
「私、シャワー浴びるから。」
立ちあがりながら、アスカが言う。
「うん。」
ミサトが、少し顔を上げて言った。

「ふーん、ふふ、ふー。」
鼻歌を歌いながら、シャワーを浴びるアスカ。

ガチャ。

突然、シャワールームのドアが開き、ミサトが入ってきた。
「どうしたの?」
アスカが言う。
「なんとなく。」
ほんの少し視線を落としてミサトが言う。
「そう。私、もうすぐ出るから。」
「ね、アスカ...」
ミサトがバスタブに入り、後ろからアスカに抱き付く。
「ミサト...」
ミサトが、アスカの胸を柔らかく揉んでいく。
ミサトの舌がアスカの首筋を這う。
「ん...ミサト、駄目...」
ミサトの左手がアスカの左胸を揉み上げながら、右手がお腹から脇腹へと降りていく。
「あ、ね、ああっ、ミ、ミサト、お願い、や、いやああああ。」

ガタッ。

アスカが持っていたシャワーヘッドを落とした。
「ん、んんん、あ、ああああ、ミサ、ひあああああ!」
ミサトが、指先で、アスカのクリトリスを震わせた。
「だ、だめぇ、いや、いやああああ、んん、んんあああ。」
ミサトが、左手でアスカの右胸を愛撫しながら、右手でクリトリスの包皮を上下する。
「あ、あ、あ、ね、ミサトぉ、もう駄目、やめ、いやあああ。」
「アスカのここは嫌がってないみたいよ。」
ミサトが、指を、アスカの中に入れて中とクリトリスをこね始める。
「ひ、あ、ああああああああ、あああああ!」

プシャアッ。

アスカの体から力が抜け、動かなくなった。
ミサトがアスカを、静かにバスタブに横たえる。

ミサトがアスカの髪を撫ぜていた。
「ミサト。」
アスカが俯いたまま呟く。
「何?」
ミサトが呟く。
「どうして?」
アスカが呟く。
沈黙が流れた。

「一人になるのは嫌。」
唐突にミサトが呟く。
沈黙が流れた。

「シンジと私のこと知ってるんだ。」
アスカが呟いた。
「ええ。」
ミサトが呟く。
「そうよね。でなきゃ...」
「中に指入れたりしない?」
アスカが顔を上げる。
「ええ。」
アスカがミサトを見ながら言った。
「怒った?」
ミサトが、心配そうな顔をする。
「ううん。」
アスカが首を振って、視線を落とす。
沈黙が流れた。

「ね...」
ミサトが呟く。
アスカがミサトを見る。
「とりあえず、シャワー浴びよう?」
アスカが言う。
「...うん。」
ミサトが呟いた。
 

レストラン

ミサトが、ロールパンを割いて、バターを塗っている。
アスカが、スクランブルエッグを口に運んだ。
「食べたら、すぐ出発って感じね。」
ミサトが言う。
「...そうね。」
アスカが答えた。
窓の外には、草原、そのはるか向こうには山並みが広がっていた。
「ゴルフ場?」
アスカが聞く。
「そうね。昔は、山がスキー場だったけど。」
「そう。」
「...」
「のどかで、いいところね。」
「そうね。」
アスカが、ロールパンを割き始めた。
ミサトがロールパンをちぎって口に運んだ。
 

フロント

「あの、チェックアウト、お昼にしたいんですけど。」
「ええ。結構です。失礼ですが、何号室でしょうか?」
「53号室です。」
「かしこまりました。」
フロント係が、キーボードを叩いている。
ミサトがアスカに微笑む。
「行こうか。」
アスカが苦笑する。
「了解。」
ミサトとアスカが歩き出した。
 

53号室

「うん。そう、昼にこっちを出るから。」
『分かりました。夕飯は、どうします?』
「とりあえず、作らないでいいわ。」
『分かりました。ゆっくりしてきてください。』
「うん。ごめんね。」
『いいえ。』
ミサトが受話器をアスカに渡す。
「シンジ?」
『アスカ?』
「そういうわけだから。」
『うん。ミサトさん...』
「あのね。」
『何?』
「私...ミサトと寝ちゃった。」
『...そう...』
「分かってる?」
『うん...多分...』
「そう。」
『なんとなく、そんな感じがした。』
「そう。」
『...3人で、いられるといいね。』
「...了解...切るわ。」
『うん。』
アスカが受話器を押した。
「何て?」
ミサトが言う。
アスカが窓の方を見る。
「『3人で、いられるといいね。』だって。」
「そう。」
ミサトも窓の方を見た。
沈黙が流れた。
 

脱衣所

「ミサト、髪乾かすの手伝ってくれる?」
髪をブロウしながらアスカが言う。
同じく髪をブロウしていたミサトが言う。
「いいわよ。」
椅子から立ちあがり、アスカの後ろに立つミサト。
アスカの髪を軽く持ち上げながら、ドライヤーをあてていく。

「こんな感じ?」
ミサトが言う。
「うん。ありがと。」
アスカが鏡の中のミサトに向かってウインクする。
「じゃ、ちょっと待っててね。」
ミサトが椅子に腰を下ろし、また髪をブロウし始める。
「あ、まだ、終わってなかったんだ。」
「ええ。」
「ごめーん。湯冷めしなかった?」
アスカが立ちあがり、ミサトの後ろに立つ。
アスカがミサトの髪を軽く持ち上げながら、ドライヤーをあて始めた。

「こんな感じかな?」
アスカが言う。
「ありがと。アスカ。」
「どういたしまして。」
 

駐車場

バタン。

アスカがドアを閉め、シートベルトを締めながら言う。
「お昼も食べたし、あとは帰るだけ?」
ミサトが前を見ながら言う。
「夕飯、どこかで食べなくちゃ。」
「どうせ、シンジのことだから、今電話すれば、ちゃんと作ってくれるわよ。」
「そうかな。」
「そうよ。」
「...そうね。」
ミサトが微笑む。
ルノーが坂を降り始めた。
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モニターのこちら側 Genesis 3:Ex.5_1 完 

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