「う゛ぁれんたいん」
                                 出典:「えせ物語」 著:ずんぎょう納言  

ときのころは、きさらぎの中旬。日沈む所のならわしにて、女が男に菓子など贈る日あり。

やよいの中旬には、おかへしとして、男が女に金品など贈る、白き日と呼ばれる日あり。

菓子などもらいひし男、その10倍をかけたる金品を送るならわしにて、いと懐いたし。
女、わずかなり菓子を贈るを、ひと月のちにかへりたる宝の数々いとうれし。 
今年、その日休みにて菓子贈れる女少なからむこと、わろき心地こそしなむ。 

<現代語訳>                                
時期は2月の中旬あたり。西洋の習慣で女性が男性にチョコレートなどのお菓子を贈る日がある。
3月の中旬あたりには、そのお返しとして、男性が女性に贈り物をする、ホワイトデーと呼ばれる日がある。
2月にチョコレートをもらった男は、なんでも10倍返しとか言って、
もらった額の10倍もの贈りものをあげなければならないらしく、
お金がない人なんかは、とってもと〜〜っても大変な日なのである。

女性のほうは、小さなチョコレートを一個あげただけで、
ひと月後には、指輪とかネックレスになって返ってくるわけなんですよ。
利息なんか、ちっともつかない最近の銀行にお金をあずけるよりも、
ずっと賢い投資になるから、そりゃもうホクホクさ。
でも、今年はその日がお休みだったので、義理チョコも配れずに、
ちっちっ って感じなんですよ。


<9/10ライヤーさまより>

二月度 月間「文楽大笑」ノミネート発表 (1652/1664)

「ウーーン、 良 い。傑 作 で す。
余計な解説や修飾語は、要らない。ただ、ただ、良い作品です。」

ブンガクタイショウ
我が国、ライヤー笑(小)国の「文楽大笑」選考委員を代表し、
ずんぎょう納言 様へ、月間「文楽大笑」を差し上げたい。

ダンソンジョ ヒ  「男損女避」の記念日(ホワイトデー)が怖い 9/10ライヤー

<ふとがみ氏より>
:「う゛ぁれんたいん」・現代・誤訳 (1654/1664)
うーんこっちはむずかしい。ときさんちのコロってば、ラギに夢中じゃん。
・・・続かん。
                    

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