鳥取地震
鳥取地震とは
1943年(昭和18年)9月10日の鳥取地震は、鳥取平野付近を震源域として発生した陸域の浅い地震で、鳥取市で震度6、
岡山市で震度5が観測された。被害は軟弱な地盤が広がる鳥取平野に集中し、特に鳥取市での被害は被害全体の約8割を占めた。
全体として、死者1,083名,家屋全壊7,485などの被害{が生じた。また、道路、堤防など、土木構造物への被害もあった。
M4以上の余震は1944年の4月までに100個以上あり、最大の余震は本震の翌日の9月11日(M6.2)であった。
また、余震域では1983年にM6.2の地震があった。
この地震では鹿野断層および吉岡断層で地表にずれが生じた。このうち、鹿野断層では長さ約8kmにわたって地表にずれが生じ、
その南西端では断層の北側が南側に対して75cm沈下し、東方へ最大150cm動いた。吉岡断層は、鹿野断層の北にほぼ並行する
ようにして、この地震によって生じた長さ4.5kmの断層であり、断層の北側が南側に対して最大50cm沈下し、東方へ
最大90cm動いた{。鹿野断層のトレンチ調査によると、鳥取地震以前にも、4000年〜8000年前にも地震が発生したことが明らかに
鳥取地震の約半年前の3月4日と5日に、この震源域付近でM6.2の地震が2回発生した。また、過去にさかのぼると、
この付近では江戸時代にも2つの被害地震(1710年M6.5、1711年M6 1/4)が約6ヶ月の間隔をおいて発生している。