特集八王子まつり
八王子まつりのメインを飾るのは十数台の山車である。
250年からの歴史と伝統を引き継いでいる山車は、
八王子の宮大工と彫刻師の手になるもので、建築技術の
粋と彫刻美を創り出している。
八王子まつりでは、各町内からそれぞれの山車が繰り出され
囃子としもに「いーちにーのやぁーい」という昔からの
掛け声が町中に響き渡り、華麗な山車祭り絵巻を繰り広げる。
夜の山車は、昼の祭の山車とは打って変わって、小さい電球が
何十と灯り、重なり合って、非日常の夢の世界を味をあせて
くれる。
その中で繰り広げられる山車の曳き合わせ、囃子の競演は、
見る人々を山車まつりの万華鏡のなかに閉じ込めてしまう。
八王子の山車の歴史
八王子中心市街地の祭礼はかつて、八幡・八雲神社の祭礼を「下(しも)の祭
り」、多賀神社の祭礼を「上(かみ)の祭り」と称していた。共に300年の歴史
を持つ八王子の代表的な祭で、夏の七月と八月に行なわれてきた。
昭和20年の八王子大空襲により八台の山車を焼失、昭和41年に、伝統の「下の
祭り」「上の祭り」の山車巡行が八王子まつりのメインと位置付けられて統合
された。
趣向を凝らした山車の数々

