関東大震災を振返る
    関東大震災を振返る

                 

                      

           

 東京は古くから大地震に襲われている。地震学者は、しばしば東京が大地震

 襲われる周期は、50年といい若しくは100年を周期として襲われるのは必至

 だと警告している。安政2年(1855)10月2日の夜、江戸を襲った大地震から

 40年目に、市川・葛飾地震が、それから28年たって、安政地震から数えて

    68年目に関東大地震が起きている。関東大震災から今年は80年を経過している。

 私たち関東大震災を経験している者として、この機会に過去の震災をもう

  一度振り返り、大地震がどんなものだったのか、これにたいする対策として

何が必要なのかを、今後の指針として記述しておきたいと思う。

              

                                           

                   安政から関東大震災までに起きた地震の記録

地震発生日 地震名 被害
安政2年(1855)10月2日22時ころ

 

安政地震

江戸

倒壊家屋14,346

死者15,000

明治24年(1892)10月 美濃尾張地震

美濃・尾張

倒壊家屋142,000半壊

83,000死者7,273負傷

17,175

明治27年(1895)6月 市川・葛飾 家屋倒壊90死者24
明治29年(1897) 三陸地震

三陸

流失家屋9,879死者26,360
大正3年(1914)1月 鹿児島地震

鹿児島

大正3年(1914)3月

 

秋田仙北地方 家屋倒壊640死者418
大正12年(1923)9月1日 関東大震災

東京・横浜

焼失家屋447,128死者99,331負傷103,773行方不明43,476

              参考資料  吉村 昭著 「関東大震災」 (株)文芸春秋

                   中島陽一郎著 「関東大震災」 雄山閣出版

                   山岸 秀著 「関東大震災と朝鮮人虐殺」(株) 早稲田出版社          

T 私の経験した関東大震災

U. 震災時の浅草

V. 本所陸軍被服廠跡

W. その他の地域被災状況

X. 地震・災害時の用意