| 主な出来事 |
桜島大噴火
家や畑を奪われた島民は移住を余儀なくされ、島全体で6245人にのぼる。
宮崎県や種子島、朝鮮半島にまで移り住んだ人まであった。

「少年倶楽部」創刊
大日本雄弁会講談社が、尋常小学校上級から中学1〜3年を対象に11月発刊した。
160ページで定価15銭。「面白くてためになり精神教育に役立つ」をモットーに、
吉川英治らの小説、伊藤幾久造や樺島勝一らの挿絵で読者を興奮させた。
昭和に入り100万部の圧倒的人気であった。

赤レンガの東京駅開業
東京の表玄関を飾るヨーロッパ風赤レンガ3階建て駅舎は
辰野博士の設計で、この年12月に完成した。
昭和20年の空襲で焼失したが、改修現在に至っている。
| その他 |
11月7日:中国山東省のドイツの拠点であるチンタオ(青島)を奪取した。さらに11月末までにドイツ領南洋諸島を占領した。
8月26日:パナマ運河が開通。8月3日に完成し15日に開通式。全長93kmで大平洋と大西洋を連絡させた。
ポケット用 紙サック入りキャラメル[森永製菓](3月発売)<これまで店頭でバラのキャラメルを手づかみで袋に入れていた不衛生さを解決した>
中央停車場と呼ばれてきた新駅は、東京駅と命名さた。八重洲口方面には乗降口がなかった。
12月20日:【新橋駅改名】 東京−横浜間電車の運転が開始され、東海道本線の起点が新橋駅から東京駅に移った。これにともない新橋駅は旅客扱いを中止し汐留貨物駅と改称された。しかし、日本の鉄道発祥1872年のゆかりにのある駅名が
失われることを惜しんだ鉄道院(現=国土交通省)は、烏森駅を新橋駅と改名して駅名を残した。
芸術座、帝国劇場でトルストイ作・島村抱月脚色の「復活」を上演。カチューシャに扮した松井須磨子が歌った「カチューシャの唄」がヒットした。4月1日:宝塚少女歌劇第1回公演。宝塚温泉に余興として創設された少女喜劇であった。
10月日:早稲田・慶応・明治の3大学により野球リーグが組織される。後に3校が加わり、東京6大学リーグに。
| 歌 |
カチューシャの唄(松井須磨子)[作詞:島村抱月/相馬御風、作曲:中山晋平]
<「復活」の劇中歌から日本全国に流行した。中山晋平は東京音楽学校を卒業してまだ無名だった>
♪ カチューシャかわいや わかれのつらさ せめて淡雪とけぬ間と
朧月夜[作詞:高野辰之]
♪ 菜の花畠に 入日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし 春風そよふく 空を見れば 夕月かかりて におい淡し
故郷[作詞:高野辰之] ♪ 兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷
マックロ節 ♪ 箱根山 昔ゃ背で越す駕籠で越す 今じゃ夢の間 汽車で越す 煙でトンネルは マックロケノケ
現代節 ♪ 金持はえらいもの芸者をつれて 自動車とばせる慈善会
アラ ほんとに 現代的だわネ
| 時のことば |
「カチューシャ」 トルストイ作 「復活」のヒロイン。島村抱月脚色でこの年初公演。ヒロイン役松井須磨子が歌った
劇中歌 「カチューシャの唄」が大ヒット、映画にもなった。