
大正14年1925
| 主な出来事 |
3月29日:【普通選挙法成立】 衆議院議員選挙法の改正が成立し、選挙資格のうち、納税額の制約が取り払われ、
25歳以上の男子すべてに選挙権が与えられることになった。有権者は人口の約20%にあたる1250万人と一挙に4倍近くまで跳ね上がった。
被選挙権は30歳以上、生活困窮者・無住居貧困者は選挙資格なしといラ欠格条項が付帯。 5月5日公布。
4月22日:【治安維持法公布】 普通選挙法の成立と抱き合わせに成立。結社および運動を禁止し、違反者には懲役10年以下の刑を定めた。5月12日施行。この法律は後に処罰範囲の拡大、刑罰に死刑を加えるなどの改悪を重ね、民衆運動ばかりか議会政治をも
危機に追い込んでいく。第2次世界大戦後、占領軍の命令により廃止。
1月20日:日ソ基本条約に調印し、ソ連と国交を回復。2月25日、批准。6月2日:中国の5・30事件弾圧のため日伊米陸戦隊上陸。
ラジオ放送始まる 3月22日午前9時30分 「JOAK」のコールサインが東京、芝浦の仮放送局
からラジオ放送がスタートした。人々はラジオ受信機の大きなラッパを囲んだり、鉱石ラジオの
レシーバーを耳にあてながら聞いた。本放送は愛宕山から7月12に開始された。
新聞にラジオ欄
JOAKの番組が初めて掲載されたのは読売新聞だった。
第1号は2ページ 目立つように薄紅の用紙に、番組、
歌、ドラマの筋書きなどを紹介した。正力松太郎社長の
発案で、「ラジオは発展する。放送内容、解説を報道すれば
聴取者に喜ばれる」との発想。見事あたり、このことが
今日の隆盛の基礎となった。
| その他 |
1.12 南京の排日運動激化、邦人保護へ海軍陸戦隊上陸。
3.21 高崎の馬場源八郎、初めてグライダー作成。飛行。
3.22 東京放送局のラジオ放送始まる。
3.29 普通選挙法案が成立。
4.13 中学生にも軍事教練。
4.22 治安維持法公布。
5.30 上海で学生・労働者が排日運動、警官隊と衝突。
8月 独ライツ社 35mm判カメラ 「ライカ」 発売。
9.20 東京六大学リーグ開幕。
11.1 神田〜上野間の高架線開通、山手線が環状運転へ。
11.28 日本相撲協会設立。
| 歌 |
恋慕小唄 ♪ 親が許さぬ 恋じゃとて
あきらめられよか ねえお前
のんきな父さん ♪ のんきな父さん お馬のけいこ
馬が走り出して とまらない
| 時のことば |
軍教 全国の中学校以上の学校で男子生徒、学生に対する軍事教練の実施決まる。
陸軍の現役将校2000人が配属された。予備兵力養成とともに、軍縮による
失業将校の救済策。