大正時代あの頃この年
大正元年(明治45年)1912
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明治天皇崩御 明治天皇は7月30日、59歳で崩御。
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- 皇太子が皇位を継いだ。午後5時半、山県有朋枢府議長が「大正」を上奏、
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- 天皇は直ちに改元詔書を発した。
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- 9月13日、青山葬場殿で大葬が行われ、その日に学習院院長の
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- 乃木希典大将と夫人静子が赤坂の自邸で自殺した。
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14日、京都・伏見の桃山陵に埋葬された。大喪では京都の八瀬童子が衣冠単姿で柩を乗せた葱華輦を運んだ。
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- 日本最初の南極探検隊
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- 1910年に出発した白瀬矗(なお)陸軍中尉(50)を隊長とする日本最初の南極探検隊が1月16日に南極に到着。
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28日、南緯80度5分、西経156度37分の地点(後に大陸ではなくロス棚氷上だったことが判明)に到達した。
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- 一帯を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名して国旗をたてて日本領地を宣言した。
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- しかし食糧・燃料不足から南極点到達は断念して根拠地に引き返した。
- 清朝滅亡
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- 1911年に辛亥革命が始まっていたが、
1月1日、孫文が臨時大総統に就任、南京に中華民国臨時政府が樹立され、
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- 2月12日には宣統帝が退位して清朝は滅亡した。
13日、孫文は大統領辞任を表明し、代わって袁世凱(えんせいがい)が
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- 臨時大総統に就任した。これは孫・袁の交渉で、清朝廃止と共和制の樹立の引き換えに袁を臨時大総統とするという密約が
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- 交わされていたためだった。
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- 英米独仏四カ国は蓑世凱に借款を与えることで中国での支配権を強化しようとし、日本とロシアもこれに追随して
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- 六国惜款団が成立した。
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- 大阪で大火
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- 1月16日、大阪・難波新地で大火が発生。5000戸が焼失した。
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- タイタニック号沈没
- 4月15日、イギリスの蒸気客船タイタニック号が北大西洋航路を処女航海中、氷山に衝突し沈没した。死者1513人。
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大阪「新世界」お目見え
7月3日、大阪天王寺に新しい歓楽街が誕生。パリのエッフェル塔と凱旋門を模した
通天閣は高さ64mで、日本最初のエレベーターを備え、有料で展望台まで運んだ。
ニューヨークのコニーアイランド遊園を真似たルナーパークとしもに、新世界の目玉だった。

大正の抒情、竹久夢二
18歳で岡山県から上京。苦学しながら雑誌などに投稿を続け 「夢二式」 を確立。その美人画と
詩は明治から大正にかけ人気を呼んだ。写真は翌2年に発表した「宵待草」、これは歌にもなった。
商業美術を目指すも関東大震災で挫折。やがて肺を病み、昭和9年死去。
神谷バー誕生 東京・浅草のみかはや銘酒店が店内を西洋風のバーに改造。日本で初めてのバー神谷バーが誕生した。
- 茶摘[文部省唱歌] ♪ 夏も近づく 八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
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- 汽車[作詞:大和田愛羅、文部省唱歌]
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♪ 今は山中今は浜 今は鉄橋渡るぞと 思う間も無くトンネルの 闇を通って広野原
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- 村祭[作詞:葛原幽、文部省唱歌] ♪ 村の鎮守の神様の 今日はめでたい 御祭日
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- 都ぞ弥生[作詞:横山芳介] ♪ 都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂う宴遊(うたげ)の筵(むしろ)
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- 広瀬中佐[文部省唱歌] ♪ 轟く砲音(つつおと) 飛び来る弾丸
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- 春の小川[作詞:高野辰之] ♪ 春の小川は さらさら流る 岸のすみれや れんげの花に
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- 村の鍛冶屋[文部省唱歌] ♪ 暫時(しばし)もやまずに 鎚うつ響き 飛び散る火の玉 はしる湯玉
1.28
南極探検の白瀬中尉「大和雪原」日章旗を立てる。
4.14 英豪華客船タイタニック号遭難 1513人死亡。
5.11 急勾配の碓氷峠に日本最初の電気機関車が登場。
6.1 東京-横浜に飛行郵便。
6.8 富山でコメ騒動、主婦が決起、騒ぎは全国に。
6.15 新橋〜下関に展望車つき特急の運転開始。
7.1 東京が交通規則改正で、歩行者の左側通行実施。
7.3 大阪に 「新世界」 誕生。
7.30 明治天皇崩御。
9.13 明治天皇大葬、乃木希典将軍夫妻殉死。
12.1 警視庁が警察犬2頭採用。
フランス映画 「怪盗ジゴマ」が輸入されて大当たり。和製ジゴマも作られたりしたが、手口を真似た犯罪が
続出で上映禁止となる。