クララ・シューマン
まず出生デ−タですけれども、クララとブラ−ムスは、アメリカ占星学教科書第2巻にデ−タがありますが、クララの夫のロベルト・シュ−マンのデ−タはなかなか見つかりませんでした。しかし、いろいろ探した末、Bon Voyage (Marc Penfield)の巻末に見つけました。出生地のZwickauの緯度・経度は地図から計算して出しました。(多少の誤差はあると思います)
●Clara Schumann 1819年9月13日 23時30分 LMT
Leipzig, German
9月14日 7時40分40秒 JST
51N19 12E20

●Johannes Brahms 1833年5月 7日 3時30分 LMT
Hamburg, German
5月 7日 11時50分
4秒 JST 53N33 9E59

●Robert Schumann 1810年6月 8日 21時30分 LMT Zwickau,
German
6月 9日 5時40分 JST
50N39 12E30

このデ−タをもとに予習をすすめていきたいと思います。まず、クララのネイタルを見てみたい。
ASCは蟹。月も蟹で上昇しており、また火星も蟹である。蟹がクララの性格に重要な影響を与えているようである。月の上昇から彼女が母と強いつながりを持っていることがうかがわれ、また、自分が妻として夫ロベルトに、母として6人の子供に深い愛情を注いでいたことがうかがわれる。彼女にとって家族は、一番重要なものであったに違いない。
ASCと金星はセクスタイルで彼女の美貌、音楽の才能をあらわし、太陽と月のセクスタイルは、夫ロベルトとの結婚生活が途中まで順調であったことをあらわしているだろう。また、太陽と天王星のスクエアは、太陽=夫ロベルトが、精神障害で自殺してしまう悲しい最後を示しているのだろう。
ロベルト亡き後のブラ−ムスとの恋愛はプラトニックなものであったといわれているが、乙女座の金星、金星のMCへのオポジションからそのことは、証明されよう。ブラ−ムスは、蟹座のASC、月にあらわされる彼女の母性愛にひかれたのであろう。ブラ−ムスの第5室(恋愛をあらわす)も蟹である。
なお、クララのASCが蟹に対し、ロベルトは山羊と対照的で、相互に補完しあう関係といえよう。クララの火星とロベルトの金星がほぼコンジャンクションである。
ロベルトのネイタルを見ると、音楽での成功は、金星の天王星、MCに対するトライン、精神病と自殺は、冥王星と6室の太陽(8室のル−ラ−)、火星のスクエアが示しているのではないだろうか。
以上、駆け足でクララのネイタル中心に大雑把にまとめてみました。学習会までにもっと掘り下げたいと思っております。