庵野監督見直し 1
庵野監督の出生チャートを改めて見直しつつタメイキをついています。本当に読みがまったく変わってくるのですね.....(^_^;) 今は正直まだガックリとしていまして、気力抜け落ちている状態なので、改めて読み直し、しきり直しをと思っているところなんですけども....まず気がついたことは、
この庵野監督のチャートに、宮崎監督の牡牛座木星土星合がハマルことでむしろこの庵野監督チャートの方にきれいなグランドセクスタイルができるのだったのですね。はぁあぁ。ということで、合成図を出すまでもなく、2重円のまんまでもすぐ、庵野監督にとっての宮崎監督との出会いの大きさがそのまま見えているのですね。
またリリスが蟹座6度とは....これにはとてもびっくりしました。ここのサビアンは、シーガルさんが書かれていた映画版のエヴァの結末の、「大人の登場人物は、皆、次第に死んでいく。最後は、シンジ(エヴァ初号機)が生命の樹となって、全人類の未来を託される。」 この前段階での蟹座5度域:復活の「踏切で列車にぶつかった車」のあとにくる蟹座6-10度の5度域:犠牲「新しい生存のための犠牲と構築」のキーノートは「本能的に自己を新しい生命の形態に捧げる」そのまんまなんでは〜(^_^;)
で、この蟹座前半15度は、「決断−自己犠牲的な意志決定」がテーマなんですよね。あううう。なんだかストレートすぎて深読みするまでもない.....まいりました。自分が構築していた大胆な推理も仮説も、今砕け散ってしまったところで、けっこうがっくりしているのですが....気持を立て直しつつ、ヨタ話ながら自分の恥を提供いたしますと、今回の予習で改めて自分が気がついたことなんですが、自分のチャートでは牡羊座の終わりの22度-28度の辺りで、ドラゴンテイル/リリス/バーテックスの3つで合なのだったいうこと。
でここにキローンがTスクエアでもからんでいたのですが、その自分の出生図のリリスの位置は牡羊座26度。そのサビアン「想像力を通じて、一度失われた機会を再び手に入れる」は態度の修正と内的な再評価がキーのポイントなんですうぅぅぅ。失敗した後の努力に、自分の成長と自覚を得るのだという.....(T_T)トホホ
もうひとつギクッとしたのは、今自分の火星の進行(CPS)の位置が蟹座4度の「踏切で列車にぶつかった車」の位置にきていたということ。(なんだか驚きでした)とどめは今日のトランシット太陽サビアン。山羊座21度は....(;_;)ウウウ お詫びにの気持を込めまして、また気合いを入れ直し、再度庵野監督チャートの読み直しには後日挑戦いたしますので、皆さん方、どうかお許しくださいませ。
さて、気分を変えて、チャートの見直し〜。
この間に「新世紀エヴァンゲリオン」のTV版ビデオにどっぷりつかりまして、26話まで全部拝見させて頂きました〜。濃い!!噂以上の出来だわと思いました。FFORTEの5番会議室でのシーガルさんの書き込みも、これでまたよぉく映像とともに理解できるようになって、すごぉぉぉく嬉しいです。(^_^) 庵野監督のチャートの読解に、このTV版アニメの作品もおおいに参考にして引合いにさせていただきつつ、じっくり進めてまいりたいと思います。
まずは基本中の基本、出生図解読からですね。 栗丸の設定では、ハウスシステムはソーラーサイン、使用天体は基本の10天体にプラス、キローン、リリス、ドラゴンヘッドをオンにします。座相のオーブは6度。

1960年 5月22日 庵野秀明、山口県宇部市に生まれる。出生時間不明のため、一応昼12時としますが、気になるのが月の位置。これはプラスマイナス12時間でもなんとか牡羊座後半の範囲内でおさまります。 で、主要10天体のサインにおける区分を、天体とキーワードとともに一覧にしてみます。
●2区分/関心の向かう方向
男5(火星、月、太陽、水星、天王星、)
...外へ向かう関心、能動性
女5(金星、冥王星、海王星、木星、土星)..内へ向かう関心、受動性
●3区分/その人の行動の特性
活動4(火星、月、木星、土星).........指導力、物事をスタートさせる推進力
不動3(金星、天王星、海王星).........持続、維持する能力、変化に弱い
柔軟3(太陽、水星、冥王星)...........要求に合わせて対応しつつ働く能力、活動&不動を調整するサイン
●4区分/その人の活動の主な方向性
火3(火星、月、天王星).............企画、アイディア、熱意、挑戦、変化
地4(金星、冥王星、木星、土星).....安定性、感覚的な才能、実務、実際性
風2(太陽、水星)...................知識、思想、客観的な情報を扱う能力
水1(海王星).......................情感、情愛、情緒的、思いやり
ざっとみて庵野監督の場合、2区分ではパーソナルな天体が積極的に働き、遠い天体と金星が受動的な働きをそのサインから得ていることがわかります。3区分では火星、土星、木星の社会性を表わす3天体と月が活動宮にあること、またそれを維持する側に天王星、海王星の外惑星2つと金星があたり、その調整を一番遠い冥王星と太陽・水星というスクエア同士の関係が負っていることがわかりますね。4区分でみると、火地風水の天体とその対応するキーワードを見比べるだけでもほほう、なるほどぉ〜という感じですね。(^_^)これだけでけっこう楽しめますね。
●惑星の格式
庵野監督のチャートでの特徴は、以下の天体が本来の宮に在籍することです。
牡羊座/火星 牡牛座/金星 双子座/水星 山羊座/土星
これが、いわゆる「根」になる天体というのでしょうか。4つもというのは珍しいのでは?と思います。
本来の宮にいる天体(ルーラー回帰)は、その天体の最も典型的な性質が発揮されるふさわしい場所ということになり、純粋で強い働きをする反面、天体自身がそれ自ら自閉的で自足的に働いてしまうこともあるのだとか。 うぅ、これこそいわゆる「おタク」的な感覚なのでは〜?(^_^;)
すると庵野監督の場合、水星・金星というパーソナルな2つの天体とのあらわす興味を持つこと&心地良い好きな趣味的なことと、火星・土星という社会性を表わす2つの天体の、やる気のでる熱中したいこと&安定化させねばならない社会でのありかたのどちらもが、自閉症気味な傾向を持ちながらも個の中でフル回転し自足していきがちだ、ということになるのでしょうか。
特に牡羊座〜双子座は、個の育成期間なので、ここでは「自分」の興味やパッションというものがなによりも優先していそうな感じです。でも、場を得ればこの天体の良い意味が、純粋な形でどばどばっと景気良く働くのだ、ということなのでしょうね。
ついでに他の天体の格式もチェックしてみました。
木星は山羊座でフォール.......天体のパワーが弱まる
天王星獅子座でデトリメント...天体の弱点が露わになりやすい
●年齢域を、天体区分にしたがって読んでみますと、
月期/幼小(0−7才ぐらい)....牡羊座の月
関心は外へ向かう、ガキ大将、遊びを発明する名人、短気、せっかち、おこりんぼ?
水星期/小学、中学校(7−14才ぐらい)......双子の水星(本来の宮)
関心は外へ向かう、まわりの状況を読んでそれに合わせる、冷静で客観的、知的好奇心旺盛、優等生、要領が良い、自分が興味を持った事にのみ夢中になる、
金星期/高校、大学、アニメ(15−25才ぐらい)....牡牛座の金星(本来の宮)
関心は内へ向かう、保守、安定、維持、感覚的な才能発揮、「もう勉強はしない」好きなことだけしかしないぞ、しかもじっくり取り組むぞ〜、美的感覚才能の開花、
太陽期/ガイナックス〜エヴァ製作準備期(25−35才ぐらい).....双子座の太陽
関心は外へ向かう、まわりの要求に合わせて対応、対処、調整しながら、個人的な興味や好奇心のある情報を扱いつつ、個人の能力の拡大を試みる(冥王星とキローンとのTスクエアに直面の時期?)
火星/エヴァンゲリオン以降(35−45才ぐらい)....牡羊座の火星(本来の宮)
関心は外へ向かう、物事をスタートさせ、押し進める推進力、指導力おおいに発揮!パイオニア、リーダーシップ、企画力、アイディアでリスクがあっても挑戦だぁぁ。
●チャート全体の印象/12宮と天体
庵野監督のチャート全体をぐるっと見直して気がつくことは、牡羊座から双子座の間で火星までのパーソナルな、または動きの早い天体が固まっていること。この3星座に主要10天体のうちの動きの早い5天体があり、そのうちの3天体がルーラー回帰をしています。
12宮を一人の人間の成長過程のドラマと見ると、「個人の純粋な才能の発達」の段階に、その個人の純粋な才能の発達を欲求する主体となる天体、「火星・水星・金星」が集ってきています。チャートの主役である、太陽&月コンビもです。とても焦点というか、意図するところが明確な印象のチャートですね。
次の段階では、個を離れまたは否定しつつ/身近な小集団との間で同化/情動の育成をテーマとする蟹座の頭には、リリスがきています。つまり、庵野監督は、チャート上で「個人の純粋な才能の発達」というテーマは明確に設定され、また人生の早いうちにそれを自覚可能なのですが、次の蟹座においては「リリス/自我の影」と対面するハメになり、その通過儀礼の後に、自我の表現欲求・表現方法は天王星によって「改革/刷新」という洗礼を受け、そして乙女座という個人の意識の調整段階では、冥王星の徹底的な自我の立替え建て直しをせまられ、ガツンガツンとぶちあたります。
で、見事再生した後、ドラゴンヘッドでアストラル・エレルギー(感情的活力)を補給し、天秤座では社会への窓口・他者の世界へとデビューを果すと、今度は蠍座という他者との「絆」づくりの世界/人間関係の暗部/力関係の場所に、海王星が最後の関門のように立ちはだかっています。
この海王星が、「火星/熱意」と「水星/スキル」の60度とタイトなYODとなっていますから、「個人の能力」の最後の大調整を「霊感」を通してすることとなるのでしょうか。これら外惑星3天体の関門をなんとか乗り越えてから、山羊座という集団社会の達成点に、そのサインの象意そのままにある木星/土星の所へとやっとたどり着く。で、最後の魚座において、キローン(傷の癒し)と巡り合う....というようなまるでファミコンゲームのようなストーリーが読めてきますね。エヴァのストーリーもちょっと思いださせるところがあります。
天体という主体の体験は通常教則本では、動きの早い順にパーソナルな天体→社会性を表わす天体→外惑星と、3段構えの成長過程となっているのですが、庵野監督の場合にはこれが入れ替わりつつもうまい具合に、パーソナルな天体群→外惑星群→社会性を表わす天体群の順となっています。(このうちラスト3天体の海王星、木星、土星は逆行となる。要チェック!)
ここから庵野監督監督は、通常よりも外惑星に大きな影響を受け易いし、その影響によって、個のカラを突破して後に社会性に戻る(?)という「型」を持つ人、と見ることができるのではないでしょうか。
で、栗丸は庵野監督のブレイクを、1993年の山羊座天王星/海王星合の時期から、と考えているのですが、この天海合は、このチャートのどんじりの山羊座17.9度の土星上で、タイトな合として都合3度生じていたことを思うと、これも興味深い点となります。
これはいいかえると、庵野監督のチャートの獅子座N天王星と蠍座N海王星が、トランジットで進んでその33年後に、庵野監督のN土星の真上で会合した、ということになるからです。これを栗丸は庵野監督のチャートの「社会的達成ポイント」のどんじり土星に、1993年の天海合が火をつけた/スイッチオンにした時期、とみました。さらにダメ押しは、時を同じくして進行の月と太陽が、プログレス上での新月となり蟹座Nリリスを通過していっているということです。ドラマティックですね。