春分図へのメモ


 みなさん、こんにちは。なかなかまとめる時間もとれませんので、もうしかたないから、殴り書きをいったんここにはりつけておきます。Yamanakaさんの示していただいた参考書(「1998年を占う」・学研・¥1,300.-)もありますが、このメモは自分で読んだ分が中心です。あまり焦点があたっていませんが、とりあえずの切り口程度に。まずは、春分図へのメモです。

1 東京春分図より分かる特徴

・惑星が全体に東側に偏って分布している
  国内の事件のみに関心が集まるか国外の事件や事象への関心が失せるだろう。

・ASCは魚座、MCは射手座
  国民は魚座的な流されやすい状態、それに対して政府や権力者達は射手座的に拡大膨張を望み、柔軟にことに対処していくか。国民が政治家や官僚や大企業の幹部に騙される図か?

・木星がASC附近にあって、しかも、これはチャートサブルーラー
  非常に享楽的な空気、たとえ世の中が悪い方向へ進もうとも、無理矢理明るくしてしまう。

・太陽は第1室
  第1室は国民であり、太陽は政府関連の表示天体。主権者たる国民、という考え方に焦点が集まりそう。

・MC附近に冥王星(9室側)と月(10室側)がカルミネーション
  ともに射手座で、筋がとおっていて、しっかりした陽性のものを好む傾向。また、月は国民感情を司るので、今年はネアカな雰囲気をもつものや、スポーツなどに例年以上に燃え上がるかもしれない。10室を国会とみなすと、国会に関する世評はかなり気分で揺れ動きやすく、軽々しい判断はさけるべき。

・1室火星が冥王星やMCとトライン
  この主権者の元気さは、かなり徹底的なものであり、よそから見るといきすぎにも見えるかもしれない。9室を司法とみなすと、国民の指示を得て、司法関係が例年より厳しく大形不正に対処するかもしれないが、冥王星自体はASCそのものとはスクェアであり、かなり物議をかもす。司法の判断によって利益を得るものと、そうでないものとで、対立が表面化。

・1室には火星が入っていて、終わりに水星もある
 水星は、第2室の土星と合
  国民はなんだかんだいって活気がある。水星は通商の表示天体でもあり、国民自ら貿易の主役になるのが当然か。これらは、MC周辺(冥王星を除く)とトライン政府もそれをよろこぶ形か。また、12室天秤座にある天王星と金星の合とで小三角形成。その結果で潤うべき経済活動は主として地下財源に潜り込んでしまい、あまり表に出てこない。しかし、かなり潤うとは思われる。

・11室に水瓶座イングレスを果たした海王星がいる
  天王星に続いて、海王星が水瓶座に入り、冥王星は射手座にいるため、トランスサタニアンがすべて男性星座に入った。冥王星のもたらしたモバイルに関する感心、外で化粧をすることにためらいがないことなどが、海王星の水瓶座入りで気分として決定的になる。すっぱりしたことが好まれ、従来のオタッキーよりも、もっと陽性になっていくかもしれない。(これは10数年かけて。)

・1室太陽と60度
  海王星は魚座の本当のルーラーであり、11室は行政の場(すなわち政府)である。これに第1室主権者国民の太陽にからむ。端的に見れば、直感や先見性で政策を打ち出すことだが、逆手に見れば、うまく人を騙し抜けることも意味する。どっちに出るかは、注意が必要。

・2室の環境は土星がカスプに合
  ルーラーの火星は1室にいて、その環境はすでにチェックした。経済活動自体は土星があるので、なんとなく重苦しい印象はまぬかれないが、これは大きな税金収入源である企業などについてで、むしろ主権者国民はわりあい元気に動き回って自分の分はきちんと確保しようとする。海外との借款関係などは8室であり、その環境はルーラーの金星が12室で先ほどチェック済み。借款関係は財政圧迫というよりも、債務不履行の宣言で無に帰してしまうのか?いや、これは読み過ぎだと思う。

・株は5室であり、特に投機筋はここ。
  惑星不在で、ルーラーは蟹座だから月、それは10室でチェック済み株は相変わらず国民の注目の的、ちょっとした値の動きで一喜一憂するかもしれないが、何しろ土星とトラインで、何か抑制がかかったような動き。あまり期待はできない状態といえる。

・総合すると、
  98年の端的な空気として、国民は享楽的で国内のことの関心に始終し、政府は97年冬至図からくる財政問題をなんとかごまかして越冬を考えそう。企業も生産活動自体は堅実にやるだろうが、なかなか派手な展開はできない。株も重い。でも、そんなことで重苦しそうな状態は裏腹に、国民のノーテンキさはいい意味でも悪い意味でも目立ち、そこそこうまくお金を得て、できれば表に出さず、自分だけが潤う方向へゆこうとすることに関心が集まるか。

2 日本国憲法図 (10:30 *)+春分図3重円

 今度は、憲法図で考えたことです。こちらは過去にMさんがマンデン部屋での論考で様々に取り上げておられますが、もう別のハードディスクにあるので、とりあえず自分でざっと読んだ感想みたいなもんです。

 日本国憲法図は、はっきりあたった感じを得にくいといわれるが、進行(たとえば、太陽と月とASCとMCを1日1年法で、木星以遠の惑星をソーラーアークディレクション)でみると、55年から数年間の戦後日本の基板の形成、64年東京オリンピックを中心とする景気上昇、73年のオイルショック以降の景気後退、80年代に入っての円高発展とバブル景気などは、割合明瞭に気分が出ていると思われる。従って、これは当然検討対象に入るだろうから、春分図を憲法図に3重円としてみる。

 木星以遠の惑星をソーラーアークで動かしてみると、春分近辺で目立つのは、sa天王星がn冥王星に合、sa海王星がn金星に合、sa冥王星がnASCにスクェア、sa天王星は、n冥王星(8室カスプ上)の示す内容に急に焦点があたって驚くような形か(たとえば北朝鮮との協議にあたって、など)。

 sa海王星は、n金星ということで、日本官僚が演出してきた経済国家への疑問噴出(ただし、お金はやっぱりほしい)、sa冥王星は、nASCとのスクェアで、国民自身が今までやってきたことを考え直さなければならない気持ちになっている。また、sa太陽(これは木星と合のまま動く)は、現在12室を運行中(1980年あたりに12室へ入った)であり、ASC通過までは間がある。いわば、80年代に入っての繁栄謳歌は、自分の本分を忘れて、自分が見えなくなってのことではなかったのではないか?この通過が起きるときに、初めて新しい日本に生まれかわれるのではないだろうか。

 t冥王星はn火星&金星&水星(皆11室)を通過していったあとであり、11室の表示する議会政治の失墜を、ここ数年で確実にひき起こしていったが、これはn土星(7室の終わり)とタイトなトラインを形成。現在貿易相手である当事国が、これを喜んでいるように思える・・・考え過ぎ?

3 大日本帝国憲法図+春分図3重円

 帝国憲法図は、日本の予測に欠かせないものであり、多くの予測がいまだにあたるといわれている。これは、現行の多くの法律が、帝国憲法と時期を同じくして作られ、憲法自体は変更されても、まだ精神的な資産の多くを帝国図によっているという事情にある。

 そうして、ここ数年の日本がきしみをたてて捩れているような状況は、端的にt冥王星がn冥王星と正確にオポジションを作っており、さらにsa土星が同じ場所に陣取っていたことにも象徴されている。(オウム事件の頃には、sa土星のオポはもう出ていたといえるだろう。)帝国図の影の意志とも言えるような、神道国家的な背景の主であるn冥王星が、ギシギシとオポジションに引っ張られている。

 さらに、進行(1日1年)のMCは、93年ころに12室よりASCを通って、1室へ出てきた。1951年ころより、幅の広い12室を通過していたことは、いったん帝国図の一番大きくめざすものが見えなくなった状態であった。このpMCが、ASCを通過するとは、第2の生まれ変わりをめざす。そのときに、n冥王星が重い星よりアフリクトされていたことはかなり興味深く、新しい日本への生みの苦しみは、想像以上に深いといえる。つまり、もう一度帝国図のMCを思い出そうとすると、戦中や戦前の部分にふれざるを得ないからなのだと思う。

 93年ころ、同じ進行方法のp太陽は、n冥王星に合であった。そして、pASCはn太陽(ネイタルのカルミネーションの1つ)とオポジションである。やはり同じ頃に、帝国図のアキレス腱と呼ばれる4室土星は、逆にsa木星とトラインである。また、sa冥王星は、nASCとやはりトラインである。きつい状態と、新しい世界への展望がごちゃまぜになっていることがよくわかるような配置だ。

 これらを元に今年への動きを考えると、97年春分のころにはまだギリギリ形成されていた、sa土星とt冥王星の、n冥王星へのオポジションは、98年春分にはオーブが広がっている。sa土星に関しては、もうオーブを過ぎている。ただ、pASCとn海王星とのスクェア、p月とn火星とのスクェアが生じており、これにはsa木星とnノードとのスクェアも加わる。n海王星(これはn冥王星とゆるい合)を中心として、火星とノードで形成する小三角(ノードはこういう場合はあまり含めないけど、縁やカルマに関連する部分だから、この際考える)が、緊張することも示す。古の精神の復活、という単純なものにはもうならないだろうが、なんらかのそういう動きに関心が集まることはありえるのか?

 また、97年から通過中のp月は、第2室を99年まで進行中であり、第2室からみでの様々な現象、つまり財政問題はずるずると続く模様。

 

 実は、99年春分頃には、sa冥王星はn火星とオポジションになり、sa木星はnノードとのスクェアのオーブ範囲にありながら、n天王星とのオポジションも経験する。


(*注)日本国憲法の公布

 日本国憲法の公布時間は通説では不詳ですが、便宜的に正午というものが現在多く使われています。 KENNYさんは、自分なりに10:30という結論を得て解読されました。 その後、以下のような記述が見つかりましたので参考までに載せておきます。
 最高裁判所の判例により「公布は、官報をもって行うのが相当である」と判示され、また「公布の時期は、大蔵省印刷局官報課及び東京都官報販売所における官報掲示時刻である毎朝8時30分」とされています。
 よって、日本国憲法においても公布時間を1946年11月3日午前8時30分として差し支えないと考えられます。

1998/03/02 Yamanaka   


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