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だいぶ北の方に戻ってきて、天候も穏やかになってきた。今日は、ハーフムーン島に上陸する。ここはヒゲペンギンのルッカリーがある。丘には、まぁ、いるわいるわ。。。
こちらが岩場の細い道を歩いていると、正面から出くわすこともしばしばで、彼らはすごすごと道を外れて岩場を歩きだす。岩場をヒョイヒョイと跳ねていくが、やはりたまに滑って転んでいる者もいる。
ヒゲペンギンは、もともと気性が荒いペンギンで、喧嘩をしている輩も多い。嘴をつかみあい、フリッパーで叩き合い、あげくの果ては巣を横切り、はるか彼方まで追いかけっこがはじまる。ここのルッカリーでもナンキョクオオトウゾクカモメがしっかり巣を狙っている。突然私から数メートルのところに一羽がやってきた。見ると、卵をくわえており、彼は悠々とそれを食べだした。ペンギンには卵の頃から外敵が常にいる。成鳥になり海に出るとヒョウアザラシを初めとする海の外敵が待っている。よく見れば、海岸には多くのペンギンの白骨死体も転がっている。ここは弱肉強食の自然の世界なのだ。
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