| 今日から明日にかけてはドレーク海峡である。太平洋と大西洋を隔てる海峡であり、「魔のドレーク海峡」と呼ばれ、いつも荒れている海峡である。実際、南極に行った人の多くはこのドレーク海峡の揺れに悩まされたと聞く。とても立っていられない程に揺れることも多いそうだ。
しかし、今日は揺れない。外海であり、そこそこには揺れているがフラフラするほどではない。船も15ノット巡行ですすんでいる。(ちょいと拍子抜けである・・・)
私と同室のT氏は昨年も南極に行ったという強者であるが、昨年もこの時期は揺れなかったようである。12月末〜1月上旬は揺れが少ないのであろうか。
しかし、揺れに弱い人は、是非、前の晩に酔いどめを飲んでおくべきだろう。私も強い方ではないが、安心しきっており、見事に吐き気に悩まされるハメになってしまった。
海峡を進む日は、思いの外忙しい。
グループに分かれての船内見学、1日に数回行われる、南極の地誌に関するレクチャー、図書室での読書、海峡で見える動物の観察等、食事時間の他に、各種イベントがある。
この他に、ゾディアック(上陸探検用、小型エンジン付ゴムボート)乗りかたのレクチャーなども行われる。これに食事時間が加わり、海峡の日はあっという間に過ぎていった。
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