01/07/01

飯詰駅前通信 ここは秋田県仙北郡仙南村飯詰駅前

 

                                     タイトル画JR東日本発行「旅もよう」より

 飯詰駅は奥羽本線の横手駅と大曲駅の間にあります。かつては、米の出荷や近隣の町に通う人々でに

ぎわっていましたが、今では無人駅となりすっかり駅前もさびしくなりました。

 駅舎は、多少改築されたものの、むかしのまんま残っています。ここからバスで六郷町へ通学したり、出

稼ぎや就職で東京方面に夜行列車で旅立ったひとも多いとおもいます。

   昭和47年頃    

  夜行列車といえば、急行津軽が、この駅にも停車しました。最盛期には、デッキまで人があふれ、荷物

の網棚に寝てきた、なんていう人もいましたが、廃止寸前のころには、ガラガラの状態でした。東京へは、

新幹線で行くのがあたりまえになってしまいましたが、うつらうつらしてふと気付くと、夜が明け始め故郷の

景色が近づいてきたときのなんともいえぬ気持ちが懐かしいです。

 

わたしが子供の頃は日通の倉庫の周りでよく遊んだものです。米の出荷で何台もの貨物列車が行き来し

ていましたが、かくれんぼやチャンバラ、戦争ごっこなどの子供たちの格好の遊び場となっていました。

その頃学校から帰ってきた子供たちが真っ先に向かう所、それは「カタノのばっぱ」の駄菓子屋でした。

ばっぱとは婆さんのことなのですが、多分当時は50歳位だったとおもいます。数年前に亡くなったのですが

約40年間ずっと「カタノのばっぱ」で子供たちに親しまれてきました。

10円玉1個もって「カタノのばっぱ」のところへ行き、くじ引きをしたり、ビー玉やパタンコ(メンコのこと)を買ったり、そのあとそこに集まった子供どうしでその日の遊びをどうするか決め、散っていったものです。

今では子供の数も少なくなってしまい、外で跳ね回っている姿も見られなくなってしまいした。

   

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