PCー6601SRとは(最終変更6月18日)

1.六本木パソコンPC−6601SRとは、昔のパソコンです
  もう、何年前でしょう。たしか、僕が小学校4年の時だったと思う。
1985年に買ったような気がする。86年かもしれない。まあ、そんなに変
わるものでもないので、とにかく古いって事です。
発売は、NECです。今のユーザーには知りませんかもしれませんが、
NECは、パソコンを3系統発売しています。(正確には、まだあるか
な?)98シリーズ、88シリーズ(80シリーズ)、66シリーズ(
60シリーズ)の3系統です。
この66シリーズ、最後にして、最高の機種がPC−6601SRです。
60と66シリーズをまとめて、P6と呼ぶ場合があります。P6と言
えば、今では、Pentium Proですが、昔は、P6と言えば、60シリー
ズの事でした。
そうそう、なぜか知らないけど、PC−6601SRは、六本木パソコ
ンと呼ばれてました。ほんとに、なぜか分からないのですけど・・・。


2.PC−6001家庭用向けでした

このP6シリーズは、NECの戦略の中でも、家庭用に位置していました。
そのため、P6シリーズ最初の機種は、パソコンじゃなくて、パピコンっ
て言われてました。なぜ、パピコンなのかしりませんけど、まあ、しゃれた
感じの名前だったと思います。

ちなみに、この頃になるは、パソコンよりマイコンの名称が一般的だった
と思います。

3.高性能パソコンPC−6601SRのスペックは、

  CPUは、Zー80Aで、クロック周波数が4MHzだたと思います。
メモリは、64kバイトだったと思います。これって、今のキャシュよ
り少ないのかな。ちょっと泣きたくなる。もちろん、ハードディスクな
んてないです。フロッピーディスクでした。それも、1DDの。たしか、
320kの容量だったと思います。今では、1DDのフロッピーって、売ってる
のかな?

4.それでも、FM音源を装備してた。

 P6シリーズは、もともと音楽に優れていました。98シリーズがビジ
ネス用でBEPP音しかないのに対して、PC−6001の頃から、PS
Gが、僕の66SRには、FM音源も装備されていました。
よく、BASICで、ピヨピヨと音楽を鳴らしていました。

5.しゃべる!

 簡単にしゃべります。いまみたいに、wav音で鳴らすのではないです。
合成音です。雰因気としては、今の98に付いてくる「テキストリーダ」
みたいなものです。(僕の98Xa7では、なぜか初期状態で、自動的に
テキストリーダが立ち上がるようになっていた。なぜ、こんなものが立ち
あげるようになってるんだろう。)
BASICで、

talk("baka")

とすると、バカとしゃべるのです。BASICのplay文なみの簡単さでし
た。ちっさい頃は、こんな事しかしゃべらせてなかった。(ほんとは、男
の声や女の声なんかを選ばなきゃいけなかったような気もする。)

6.かっこいいブラックボディー

 僕の持っていた66SRは、ブラックボディーでした。これとは、別に
ワインレッドのバージョンもあったようです。
今のパソコンは、ださださの乳白色です。OA機器用なのでしょうけど、
かっこ悪いです。いまだ、オフィスに売るのか、家庭に売るのかが絞れて
ないのじゃないのかと思います。
それに比べると、僕の66SRは、オーディオ機器ともマッチしていまし
た。しかも、緑の電源スイッチがいいアクセントになっていました。

家庭用というコンセプトがはっきりしているので、このような外見になる
のだと思います。

7.スーパーインポーズ機能が標準装備

 このパソコンは、家庭用と徹底していて、パソコンのディスプレイで、
テレビが見れました。なんと経済的!
しかも、テレビとパソコンの融合も進んでいて、テレビが時間になると自
動的につく機能(予約は、パソコンのソフトを使う。)なんかもありまし
た。
そこで、スーパーインポーズ機能とは、パソコンの画面とテレビの画面を
合成する機能でした。具体的に言うと、一番後ろにテレビの画面があって、
その手前にパソコンの画面があるのです。で、重なって見えるのです。
まあ、どっちも見にくくなるので、僕は活用しきれませんでしたけど。

8.ワイヤレスキーボード

 このパソコンは、ワイヤレスでも使えました。まあ、簡単に言えば、テ
レビのリモコンみたいなものです。今のパソコンみたいに、コードをつけ
てなくても使えるのです。なんと、先進的!
特に、ゲームをする時に、ある程度、離れてやるときは、とっても便利で
した。

9.武田鉄也がCMに起用されていた

 武田鉄也さんが、CMに出てました。あれほど、人間味がありそうなの
に、P6以降、武田さんがCMに使われたパソコンはない(はず)。
確か、その時のコピーがカッコヨカッタだんだけど、忘れてしまった。も
し知っている人がいたら、教えてください。

10.ソフトは、ほとんどテープからでした

 昔は、ゲームをするのに、カセットテープからロードしてました。カセ
ットテープってのは、普通の音楽用カセットテープです。
ピー〜ガラガラガラ〜って感じの音(モデムの一番最初の音に似ている)
が延々と10分〜15分ぐらい鳴り続けて、やっとゲームができます。
まあ、この頃は、やるゲームすべてが面白かったので、この15分ぐらい
なんて、全然気になりませんでした。むしろ、この時間がゲームの期待感
を高めていたように思います。

11.スペースハリアーも移植された

 スペースハリアーって知ってますかね。セガのゲームで、人が飛んでい
るのを後ろから見ていて、人を操作して、弾を打って、敵を倒すって感じ
のゲームです。セガの体感ものの代表作です。
このスペースハリアーがP6に移植されています。これだけでも、P6の
高性能さがわかるでしょう。確か、移植したのは、電波新聞社(ベーマガ
を出している会社)だったと思います。
ちなみに、スペースハリアーは、色々な機種に移植されましたけど、ポリ
ゴン風に移植されたのは、P6版だけ。すごいでしょう。もう一回言っと
くけど、あれは、ポリゴン風にわざとしたのです。わざとです!

それから、P6シリーズ最後の市販のゲームって、スペースハリアーじゃ
なかったですかね。すべてに目を通していたわけじゃないので、わかりま
せんけど、これが最後に出たような気がする。知っている人がいたら、教
えてください。

12.僕のお気に入りは、「ブラックオニキス」と「信長の野望」

 「ブラックオニキス」ってのは、「ウィザードリー」に似たダンジョン
型のRPG。「信長の野望」は、全国版でもなんでもない初期の「信長の
野望」。もう、ゲームをする時に、あの頃のようなワクワク感がないのか
と思うと、ちょっと悲しい。

13.簡単なBASIC

 今のパソコンは、色々な事ができるので、自分でプログラムを組むとい
う事が少なくなったけど、昔はパソコンするってのは、そのままプログラ
ムをするって事だったような気もする。(もちろん、ゲームもしたけど。)
何と言っても、途中でゲームもでなくなって、プログラムでも組まなきゃ
使いようがないのだから。買えば、BASICを嫌でも覚えるパソコンっ
てすごいと思いませんか?

14.今は、キーボードが壊れてしまって、使えない

 残念な事に、今現在は、キーボードが壊れてしまって、動かない状態に
ある。本体は、作動しているのだけど、入力がさっぱりだ。修理に出すと
とんでもない修理費を取られそうだし、キーボードだけ中古で買いたいけ
ど、どこにも売ってない。もし、キーボードを売ってくれるという人がい
たら連絡ください。

15.商品って、コンセプトを考えるものなのかな?

 最後になるけど、今のパソコンってコンセプトってあるのだろうか。今
は、ハード的には、ほとんど同じなので、ソフトで差をつけているのだろ
うか。そのソフトもそう変わりがないような気もするけど。まあ、メーカ
も色々と考えているのだろうけど、できれば、PC−6601SRのよう
な独創的なパソコンを販売して欲しいと思う。
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