







| 今回撮影した郵便車は、東京都国立市にある中央郵政研修所敷地内に保存されている鉄道郵便車です。そこに書いてある説明文を紹介します。 |
鉄道郵便車保存の由来・車中で作業する乗務員にとって、郵便車は、まさに郵便局舎に等しく愛すべき職場でありました。 ・鉄道郵便輸送は、明治5年新橋−横浜間に初めて鉄道が開業したことに伴い開始され、当時は荷物室あるいは車掌事務室の一部を区切って「郵便室」年、使用していました。郵便専用車が最初に製造されたのは、明治22年頃といわれています。 ・オユ10型鉄道郵便車は、一般客車の計量構造化に伴って製造(昭和32年以降)された、我が国最初の軽量郵便車で、広く幹線区に使用されてきました。その後、国鉄の輸送近代化計画にそって車体構造の電車化・気動車化が進み、新式性能をもった郵便車が次々に誕生して活躍しました。 ・ここに展示・保存されている、オユ10−2555は、近年では、東京(隅田川駅)を出発し、東北本線・青函航路・函館本線を経由して根室まで行き、この往復を繰り返していました。ごく最近では、東京(隅田川駅)から、東北本線・奥羽本線を経由して秋田までの往復をしていましたが、昭和60年3月に福島・秋田間の鉄道による輸送が廃止され、鉄道から姿を消すこととなったものです。 ・昭和61年10月には、鉄道郵便車が全廃となりましたが、これまで郵便輸送に果たしてきた功績は、まことに大きく、これをたたえ記念するため、ここに永久保存することとしたものであります。 昭和61年11月 |