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今から数年前…というよりかなり前なのですが、私が高校生3年生だったときの話です。
どうも私の勉強嫌いというのはこの時期から来ていたらしく、成績は中の下くらい。それでいて国立大学へ進学するクラスに来ていた私。普通の年なら私の出身校は、
国立文系1 国立大学へ進学するためのクラス 国立文系2 公立短大や公務員志望・就職する人のクラス 私立文系 私立大学へ進学するためのクラス・理系科目がない 理系1 理系の大学へ進学するクラス 理系2 主に医療系(看護学校など)に行きたい人・その他理系
という風5クラスに分かれていました。ここ近年は理系志望者が居なくて理系は1クラスでまとめられていたのですが、この年は看護婦さんになりたい人がたくさん居て、理系は2クラスということに(いつも通りに)なったのです。
しかし、問題は文系。2年になるときに文系を選んでいた私は、もう勉強したくない!就職にしよう!と思っていたので、迷わず文系を選んだのです。正直言って自分では理系かな?という気持ちもあったのですが、物理が全然苦手だったのと、理系の数学はめちゃくちゃ難しそうだったという理由で理系はあきらめました。数学は自分ではちょっと得意としていたので、文系で楽?しようと思っていた気持ちもありました。
3年になって上記の表の通り進学希望を決めないとならないのですが、就職しようと思っていた私は必然的に国立文系2を選択しました。しかし、私の年は国立文系2を選択した人は学年全体で20人くらいしか居なかったのです。1クラス40〜45人ほどで構成されていたので20人だとクラスを構成するには至らないわけです。ということで、国立文系1と2を合体させて進学クラスを2つということになったのです。
公務員になろうとして勉強が始まったのですが、周りの人はほとんど大学進学です。卒業したときには結局就職したのは42人中4人でした(そのうち公務員は3人)。それぞれ地元市役所とか警察とか、私は国家公務員を希望していたのでまた勉強の仕方も違いました。
私の時は土曜日の放課後に公務員試験の模試をやると言うことで何回かそういう模試を受けました。仕組みとかもだんだん分かってきたのですが、適性試験というのが面白いんですよね。小学生でも出来る簡単な問題を黙々と解いていく問題。たしか120問くらいあるのを30分で解くのだったかな?やってみると以外と時間内には出来ないものです。一生懸命練習しました。一方、クラスメイトの方はどうしているかというと、みんな受験対策授業で夏休みもほとんど返上。ちょっとかわいそうでしたね。
夏休みが終わった8月23日、私は試験会場である「岩手大学教育学部」へ足を運んでいました。この試験は(結局これに合格して今働いている)俗に言う「郵政外務」と呼ばれている郵政省外務職員採用試験です。
午前中の試験は一般教養と言うことで時間内に終わったのですが、問題は午後の適性試験。120問あるうち64問しか出来なかった(爆)もうダメだなと思って、そのあとに控えていた小論文は適当に書いて提出しました。
その後の9月13日、今度の受験会場は岩手県立盛岡第三高等学校。こっちは人事院が実施する「国家公務員採用試験3種」。その中の郵政事務Bというのを受験。結構こちらの方は受験者数が多かったのですが、試験の結果は上々。午後の適性試験も全問解くことが出来たし、小論文も気合い入れて書きました。そして受験結果を待つのでした。
もう日にちは忘れましたが、郵政外務の方の結果が来て、見事一次合格していました。おかしいなぁ…適正があまりにも無惨な結果に終わったのにと思いつつ、合格したものはいいや!とおもって喜びました。それから2週間くらい経ったとき、一緒に国家3種を受けた人にもぼつぼつと合格通知が届きはじめました。だけど私には届きませんでした。つまり、後から受けた国家3種の方は不合格だったのです。
問題は郵政外務試験の時に書いた小論文でした。もうダメだと思って適当に書いたので二次面接の時にどう評価されるか心配でした。それに、私に残された道はもう郵政外務しか残っていませんでした。そのあたりも考慮して面接に望んだのです。
二次面接は盛岡貯金事務センターというところでした。何をしているところかというと、岩手県と青森県の郵便貯金を統括しているところです。簡単に言うと帳簿を保管してあるところです。ですから、岩手・青森県内の郵便局で普通貯金通帳を新規で作ったりすると、印鑑が押してある上に「原簿所管庁:盛岡貯金事務センター」等と印字されています。もし郵便貯金通帳を持っているのなら、見てみて下さいね。
話がそれましたが、場所はテレビ局である岩手放送の近くにあるとのことで、いままで岩手放送には何度となくあしを運んだことがありました。高校の時は放送委員会に入っていて、大会があるときは決まってNHK盛岡放送局か岩手放送でした。それはそうと、面接順番がかなり遅かったので、かなり待合室でまたされた記憶があります。そして順番が来ました。
試験官は「緊張せずリラックスしていきましょう」といっていたのですが、自分の一生がこの短い時間で決まるので緊張せずには居られません。決まり文句?である「どうしてこの試験を受けたんですか?」「高校の時頑張っていたことはありますか?」という質問にいろいろ答えていきました。
実は、私は高校時代に生徒会長をしていました。このことを生かさないと!と思い、頑張っていたことを聞かれたときに「自分は生徒会長をしていたのですが…」というと、試験官の目の色が変わるのがわかりました。それに加えて、高校に入ってずっと皆勤だったのでそれもアピールしました。なんか自分のペースにもっていけたかな?とおもって、ちょっと自己満足して面接は終わりました。
たしか寒くなっていたと思いましたが、二次も合格しました。そのときはよくわからなかったのですが、公務員というのは最終的に二次合格すると「採用候補者名簿」に搭載され、一番上の人から順番に採用されていきます。その後、説明会というのが開かれて、給料はどのくらい出るのか、どういう仕事をするのか、ボーナスはどれくらい出るのか等聞きました。でも一番気になる「どこに採用されるのか」ということは、全然聞けませんでした。
その後1月になり、2月になり、3月になり、ついに卒業式になりました。3月8日だったのでC日程を受験する人たちは出られませんが、ほとんどの人が進路も決まり、卒業していきました。そう、クラスの中で進路が決まっていないのは私だけになっていたのです。さすがに卒業式まで決まらないと、困りました。卒業式が終わってから、郵政局の人事部に電話してみたり、配達に来た人に聞いてみたりしてみたのですが、全くわかりません。どうしよう、どうしよう、日にちはどんどん経っていきます…
その後3月25日。このまま採用されなかったらバイトで食いつなぐしかないのかなと思っていましたが(親のすねをかじるという方法もある(^^;)家でごろごろしていたときに電話が来ました。採用先の郵便局からでした。急展開でした。29日に事前準備ということで来てくれとのこと。ここの郵便局で採用してもいいか、あとは入るアパートの紹介等でした。実家からは車で3時間かかるけど、同じ県内だし、地元よりは都会だし(笑)ここで働く事になりました。
引っ越すわけですが、4月1日採用で3日前に引っ越しの準備をしたのですからすごいあわてました。とりあえず炊事道具、布団、衣服などが必要でしたが何とかなるものですね。幸いなことに目の前にはスーパーマーケットとホームセンターがありましたので必要なものは全部ここで買いました。
というわけで私の就職活動と言えるかどうかわかりませんが、社会人への第一歩を無事踏み出したのでした。