YUKIKOイランパニック!】

不思議の国イランは、まさしくパラレル・ワールド。
上野公園のイラン人はちょっと困ったけど、実は心優しい民族なのです。
敬虔なムスリムの住むイランには、 あのアケメネス朝ペルシャの遺跡・ペルセポリスもある!
そう、イランが私を呼んでいる! 

でも、そうそう旅は甘くない!
やっぱりねぇ… やってしまった、 たびパニック


パニック1 暑くって、たまらん!
 イラン旅行で、何が一番大変って、あのかぶりモノ。
 女性なら、イスラム教徒でなかろうが、現地人でなかろうが、そんなの関係なし。性別が♀なら必ず髪の毛を覆うスカーフと、長袖の上着(コート)、足首まで覆うパンツかロングスカートでなくてはいけません。
 さらに、ただ長けりゃいいってものではなく、体の線、特に腰のラインがでちゃいけません。何でも「殿方を惑わすような服装は禁止」ということだそうで? ったく、飛行機の中(北京上空)ですでにスカーフを被るようアナウンスされてから、帰国の途につくまで(またもや北京上空を過ぎるまで)、外していいのは自分の部屋だけ。
 イランはとっても暑い国なので、私が行った10月のペルセポリスでも38℃。そんな中、コートを着てスカーフ巻いて、まるで我慢大会。 終いには、中は裸同然にコートを着込むという、"まるで危ない人"状態。 まあ、服装を考えなくて済むけどね。(記念写真はほとんど代り映えのしない私の服装)
 とうとう添乗員が「死の街・アルゲバム」で日射病でダウン!倒れてしまい、ちょうど居合わせたアメリカ人ドクターに助けられるという一幕も。
 皆さんも気を付けてね。


パニック2 チャドルで大わらわ
 一部のモスクに入るには、観光客でもちゃんとした「チャドル」の着用が求められます。
 これは現地の旅行会社が貸してくれるのですが(グレーのチャドル)、とにかく身に着けるのが大変。 ただの一枚布のようなものを、スカーフ部分とドレス部分に割り当てて、前髪が見えないようにし、手首・足首がすっぽり隠れるようにするのですが、これがうまくいかない。 ヒモ一本も使わず、どうして現地の女性はあんなに美しく着ているのだろうと不思議です。
 とりあえず、布を巻き付けてバスを降りて…3歩行くか行かないうちに、ズルズルと崩れてくるのです。 必死に両手で押さえるのですが、全然ダメ。 見るに見かねたムスリムのおばちゃんが、ササッと着付け直してくれて、 「はい、ここつかんで!」と身ぶりで示してくれました。 それでも、10mも歩くとズルズル、ズルズル。写真どころではありません。
 ふと前を歩く友人を見ると、まさにゲゲゲの鬼太郎に登場の「ネズミ男」そのものでした。


パニック3 世界一のキャビア、世界一のトルコ石
 イランといえばカスピ海でとれる「キャビア」と、「トルコ石」の産出国で有名。
となれば、やっぱり両方手に入れたい。
 トルコ石は、人造に騙されないように、しっかりチェック。プラスチックでない証拠にライターであぶってみたりネ(ちゃんと許可を受けてネ)。 やっとバザールで気に入ったものを見つけて、無事にGET! 価格もしっかりねぎって。
 お次はキャビア、と探してみても見当たらない。聞くと、空港の売店に専用カウンターがあるので、そこで購入できるとのこと。 帰国時にカウンターに行くと、3種類の缶がサンプルで並んでいます。 赤・黄・青の順に値段は高くなっていきます。目指すはやっぱりベルーガの青缶。 世界一と言われるキャビアを食べてみたいとオーダーすると、なっなんと、売り切れ! うっそ?! うぇ〜ん(泣)  ベルーガが…
仕方なく2番目のランクを購入。それでも結構高いんですが… 確か11000円ぐらいだったかなぁ。 とりあえず、日本までのフライト中、イラン航空の冷蔵庫に預かってもらい大事に持ってきました。 味はもう、絶品。まろやかで深みのあるキャビアはやっぱり世界一でした。 それにしても、いつかは食べたいベルーガでありんす。


パニック4 清く正しいイランでのお食事
 イランは敬虔なイスラム教の国。
 アルコールなんて、とんでもありませんわ。
 どんなに暑くてビールをグイ〜と飲みたくても、美味しいピスタチオでワインを飲みたくても、そう、この国にはお酒類が存在しません。
禁酒したかったら、是非ぜひ、イラン周遊の旅へ!(ノンアルコールビールは存在します)
お医者さんに止められている方も、どうぞ、イラン18日間の旅へ!
健康になって帰国できます。
 あっ、そこのあなた! 隠れてて持ち込もうなんて考えないようにね。挙動不審のあなたは、きっとしっかりスーツケースの中身を調べられますから。
 そうそう、女性の写真が載っている雑誌や新聞も持ち込み禁止ですから、念のため。


<イラン周遊12日間・1997年10月9日〜10月20日>


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