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イスラム教・男女観 |
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イスラム社会では、男女の生活の場が分かれていることが多く、男性同士、女性同士で集まります。家の中、モスクの中、交通機関も男女別席になっていることが多いです。
よく、イスラム教徒は4人まで奥さんがもらえるとか、男女隔離とか、女性のヴェール着用などから男尊女卑と誤解されがちですが、女性を低くみなしているのではなく、両者はまったく同列、ときには女性の方が少し上とみなされることも有ります。 女性は女性の世界で、社会的に活動していく道が開かれています。たとえば、女性は女医に診てもらうべきである、といった考え方から女医・女性教師の多数輩出や、最近では女性専用の銀行も出現しているそう。 「ヴェール」は、イスラムの女性を象徴するかに受けとられていますが、コーランの中に具体的な着用の教えはありません。ただ、「女性はつつしみ深くふるまい、夫や子供など身近な者の他には、美しいところをやたらに見せてはいけない」と述べてはいますが。 解釈で、イランのチャドル着用義務などは、生まれているのですが…。 結婚は、男女の合意のもとに行われる契約で、女性の意思も尊重されます。 契約時には、結婚の時に男性から女性に支払わう「結婚契約金(マハル)」の額、および離婚の時に支払うマハルの額が取り決められます。このマハルは、妻個人に支払われるもので、夫婦の財産は別々です。 男性が家族の経済生活の全面的責任をもつことは、イスラム法の義務として規定されています。 4人妻の規定には、「もし、妻を公平に扱いかねる心配があるなら、一人だけを」という条件がついています。 以前、エジプトの女性ガイドさんに聞いた話では、この一夫多妻制度は、もともと未亡人救済のためだったと言います。早くに夫を亡くした女性を経済的に助けるためで、2番目の妻と結婚する時は、必ず一番目の妻の理解が必要です。また、愛情も金銭的にも、常に妻達には平等でなければなりません。 マハルの支払いの件もあり、相当裕福な男性でなければ複数の妻を持つことは無理ですね。(イスラム教の国の中でも、一夫多妻制を禁じているところはあります) 遺産相続については、男性の二分の一ではありますが、認められています。 家族の経済を支えるのは男性と決められているので、結果的には女性の持分が多くなるのが普通で、それで事業を始める女性が多いようです。 夫が一方的に離婚を言いわたすタラークと呼ばれる制度はありますが、妻に与えたマハルを取り返すことはできません。もちろん、女性側からの離婚や再婚も許されています。 |
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