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5.定冠詞類・不定冠詞類、否定文

否定文


ドイツ語の否定文は、否定語を使って作ります。
否定語の基本語はnichtです。

nichtは否定する語の直前に置かれます。ただし、動詞を否定する場合は、文末に置かれます。

ex) Ich liebe diesen Mann nicht. :わたしはこの男性を愛していない。
Ich komme heute nicht. :私は今日は行かない。
Ich fahre nicht nach Bonn. :私はボンへ行かない。
Ich bin nicht Lehrer. :私は教師ではない。
Ich stelle das Buch nicht auf den Tisch. :私はその本を机の上に置かない。

否定語の使い方


ein-や、無冠詞で使われる名詞が主語、目的語である時、nichtではなく、keinを用います。
keinは、nichteinの融合したものです。
ex) Ich esse keinen Fisch. :私は魚は食べない。

・本来ein-をつけるはずの普通名詞が無冠詞であれば、目的語的性格を失ったものとしてnichtを使います。
ex) Ich fahre nicht Auto. :私は車を運転しません。

・それ以外のすべての場合、定冠詞つき名詞や前置詞つき名詞を含む文は、nichtを使います。
ex) Nein,ich suche das Buch nicht. :いいえ、この本を探しているのではありません。

部分否定


sondernとともに用いられると、部分否定を表します。

ex) Ich liebe nicht Hanna, sondern Anna.
:ハンナが好きなのではなくて、アンナが好きなのだ。
Ich kaufe nicht ein Buch, sondern ein Heft.
:本を買うのではなくて、ノートを買うのだ。

否定疑問文とDoch


否定疑問文の場合の答えは、Doch(いいえ)Nein(はい)を用います。

「いいえ」と「はい」の答え方が、日本語や英語と逆になります。返答が肯定の文を作れる場合はDochを用い、否定の文を作れる場合はNeinを用います。

ex) Hast du keinen Hunger? :おなかすいてないの?
―― Doch,ich habe Hunger. :いいえ、すいています。
―― Nein,ich hebe keinen Hunger :はい、すいていません。