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文法集
3.名詞の性と格変化
不定冠詞の用法
ドイツ語にも、英語の「a」と同様に不定冠詞があります。しかし、ドイツ語では不定冠詞も格変化を起こします。
不定冠詞は、初めて話題にするものや特定できないものに付けます。たとえば、次の場合に使います。
・
未知の情報
:日本語の
ある・・・
に対応し、これから話題にするものに付ける。
・
具体例
:あるグループから見本のように1個取り出す。
・
一般化
:ある所属の代表をあらわす。
・
分類性質
:「そのような性質のものである」ということをあらわす。
不定冠詞の格変化
不定冠詞は
ein
が、"ひとつの"という意味を持ち、そのあとに語尾がつきます。この不定冠詞も定冠詞同様に格変化をします。
格
Finger / 男性
Hand / 女性
Ohr / 中性
1格(〜が)
ein
Finger
eine
Hand
ein
Ohr
2格(〜の)
eines
Finger
s
einer
Hand
eines
Ohr
[e]s
3格(〜へ・に)
einem
Finger
einer
Hand
einem
Ohr
4格(〜を)
einen
Finger
eine
Hand
ein
Ohr
格の用法
それぞれの格の使い方は以下のとおりです。
1格
文の主語、述語名詞、呼びかけなどに使います。
ex)
Da kommt ein Bus.
:さぁ、バスが来ましたよ。
2格
2つのものの間の所有関係、所属関係を表します。
主に、規定する名詞の後ろに置かれます。
ex)
die Mutter des Studenten
:その学生の母親
3格
動詞の目的語になります。
ex)
Er wohnt bei einem Freund.
:彼は、友人のところに住んでいます。
4格
他動詞の直接目的語になります。
ex)
Sie schenkt der Mutter ein Buch.
:彼女はお母さんに本を1冊プレゼントします。